浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。 この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。 |
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2004/08/16(月) |
第32週(8/8日〜8/14日)の情報 |
夏休みも後半に入り、旅行や帰省などで疲れ気味のお子さんが時々見られます。
バランスの良い食事と睡眠が大事です。 感染症では、高熱が主な症状の夏かぜと流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が小流行。 他の感染症は極めて少ない状況が続いています。 |
(文:浦和医師会) |
2004/08/09(月) |
第31週(8/1日〜8/7日)の情報 |
お子さん達も海や山やキャンプ、色々な合宿、旅行など大いに夏休みを楽しんでいる事と思います。
頭の体操も大事ですが、この休みは体を使って多くの体験をする絶好の機会です。お父さん、お母さんも是非協力してあげてください。 その際は健康管理が大事。十分な睡眠とバランスの良い栄養、規則正しい生活に心掛けましょう。 感染症も夏休みに入っていて、高熱(38〜40℃)が2〜4日続く「夏かぜ」がわずかに見られる程度。流行していた、ヘルパンギ−ナ、手足口病、お腹に来るかぜ(ウイルス性胃腸炎)は殆ど見られなくなりました。 代わりに、とびひ、あせも、虫さされなどの皮膚疾患、お腹をこわす子、熱中症、結膜炎などが増加しています。 |
(文:浦和医師会) |
2004/08/02(月) |
第30週(7/25日〜7/31日)の情報 |
夏休み中で感染症は激減しています。感染の機会がなくなった為でしょう。
代わりに、熱中症、皮膚病、胃腸炎等が多くなっています。 感染症では、相変わらず高熱(38〜40℃)が2〜4日続く夏かぜが主力で、次いでヘルパンギ−ナ(口内炎を伴う夏かぜ)、手足口病、流行性耳下腺炎、伝染性紅斑、ウイルス性胃腸炎などが、わずかに見られます。 この暑さで体力が落ちている子供も多く、病気が長引く場合も少なくありません。 安静、水分補給、バランスの良い食事、確実なくすりの服用、十分な睡眠などで病気を早く、確実に治してください。 |
(文:浦和医師会) |
2004/07/26(月) |
第29週(7/18〜7/25日)の情報 |
猛暑が続いていますが、お子さんの体調はいかがですか? 学校、幼稚園も夏休みに入り、海や山や里帰り、旅行、キャンプ、合宿など数多くの予定があるかと思いますが、スケジュールはあくまでもお子さんに合わせて下さい。疲れたお子さんを連れ回すのはかわいそうです。
○ 熱中症になる人が連日報道をにぎわせています。十分な水分、塩分の補給、帽子の着用、風通しの悪く暑い所に長時間いない、十分な食事と睡眠で体力を維持しておく事などが大事です。 ○ 旅行の際には、風邪薬や、胃腸薬、解熱剤等の常備薬を用意しておくと良いでしょう。 ○ 今週のこども感染症では、高熱(38〜40℃)が2〜4日続く「夏かぜ」が小学校低学年以下のお子さんを中心に流行が続いています。熱のわりに元気なので、昼間つい動き回ってしまい、夕方から夜にかけて高熱になるケースが多いようです。 こじらせる事はまずありませんが、安静第一です。ただ、頑固な頭痛と頻回な嘔吐症状の時は要注意!(無菌性髄膜炎) その他ではヘルパンギ−ナ(口内炎を伴う夏かぜ)、手足口病などが目立ちます。 |
(文:浦和医師会) |
2004/07/12(月) |
第27週(7/4日〜7/10日)の情報 |
暑い毎日が続いています。子供の為に、冷房をどうしようか迷っている方が多いかと思います。一般的には外気温との差を5℃以内に抑えるのが良いとされています。また、夜間の冷房のつけっ放しは体に良くありません。ドライにしておくのが良いでしょう。
さて、感染症では相変わらず高熱(38〜40℃)が2〜4日続く「夏かぜ」が多く見られます。「冬のかぜ」は、7日以内に体からウイルスがいなくなりますが夏かぜは2〜4週近くウイルスが体内に留まっていて、ダラダラと微熱が続く事があるので注意が必要です。 溶連菌感染症、ウイルス性胃腸炎、水痘は明らかに減少。伝染性紅斑(りんご病)とアデノウイルス感染症(プール熱はこの病気の一部)は流行が続いています。 ヘルパンギ−ナ(口内炎を伴う夏かぜの代表的な病気)は増加中。手足口病は今年の夏はあまり多くありません。 学校も夏休みまで後、約2週間。体に気をつけて暑さを乗り切って頑張ってください。 |
(文:浦和医師会) |
2004/07/05(月) |
第26週(6/27日〜7/3日)の情報 |
真夏日が続く毎日となり気温に体が適応できず、疲労が取れなかったり、食欲がなかったり、寝不足だったりで体調をこわすお子さんが増えて来ました。
バランスの良い食事と十分な睡眠が大事です。 感染症では、高熱(38〜40℃)が2〜4日続く「夏かぜ」がさらに増加。これから夏休みに入るまでは流行が続くと思われます。 ウイルス性胃腸炎は急速に減少。プール熱を代表とするアデノウイルス感染症とヘルパンギ−ナ(口内炎を伴う代表的な夏かぜ)も流行。今年は手足口病は今のところ少ない。 伝染性紅斑(りんご病)今年は春先から流行が続いています。小児は症状が軽いが、大人は発熱、関節痛、発疹など比較的症状が重く、特に妊娠中にこの病気にかかると胎児に大きな影響が及び、死産になる事もあるので十分注意が必要です。 |
(文:浦和医師会) |
2004/06/29(火) |
第25週(6/20日〜6/26日)の情報 |
夏型感染症の状況続く。
高熱(38〜40℃)が2〜4日続く夏かぜが主力。熱のわりに元気で、午前中に一度熱が下がってしまうので、ついそのまま遊ばせてしまうと夕方から夜にかけて再び高熱となってしまいます。 頑固な頭痛と頻回な嘔吐(無菌性髄膜炎)さえなければ3〜4日で合併症もなく解熱して治ります。幸い今のところ髄膜炎は少ない。 夏かぜの代表的な病気のヘルパンギ−ナは急増中。症状は発熱、のどの痛みです。大部分3〜4日でこじらせる事なく治ります。 手足口病は未だ流行の気配はありません。 マスコミをにぎわせているプール熱(結膜咽頭熱)、症状は発熱(4〜5日)、目の充血、のどの痛みです。 確かに昨年から夏、冬限らず流行していますが爆発的に増加しているわけではありません。1つの病院で週に2〜3人診察する程度です。 流行していた溶れん菌感染症、ウイルス性胃腸炎は減少傾向です。 |
(文:浦和医師会) |
2004/06/23(水) |
第24週(6/13日〜6/19日)の情報 |
今週も高熱が2〜4日続く「夏かぜ」が感染症の主力。このかぜ、その他の症状がなく(咳、鼻汁)突然の発熱のため心配しますが、まずこじらせる事はありません。
頑固な頭痛と頻回な嘔吐の時は要注意です(無菌性髄膜炎)、しかしこの髄膜炎は重症化する事はすくない。浦和地区、市内の病院から3才女児の今夏はじめての報告あり、今後は要注意! その他の感染症では夏型感染症のヘルパンギ−ナ(口内炎を伴うかぜ)、小流行。手足口病がいままでの発生状況からみて大流行にはなりそうもありません。 感冒性胃腸炎(お腹に来るかぜ)は減少。不明の発疹症やや増加。一部、エンテロウイルスが原因か? 溶れ菌感染症、伝染性紅斑は減少傾向。流行性耳下腺炎は増加中。夏の気温に体を合わせられず、平均体温が上昇していまうお子さんが目立ちます。何日か続けて体温を計り、今の平均体温が何度かを知っておく必要があります。 |
(文:浦和医師会) |
2004/06/14(月) |
第23週(6/6日〜6/12日)の情報 |
高熱(2〜4日)が続く夏かぜ増加。浦和地区の一部の幼稚園、保育園で集団発生しています。突然の発熱でいきなり39℃を越える事も少なくなく、皆さん心配しますがこじらせる事は殆どなく、自然に解熱し合併症なく治ります。
唯一心配な点は無菌性髄膜炎です。頑固な頭痛と頻回な嘔吐症状には注意が必要です。しかし、この髄膜炎は軽症が殆どで4、5日〜7日で完治します。 その他の感染症では、ヘルパンギ−ナ(口内炎を伴う夏かぜ)も昨年よりやや早く流行し始めました。 症状は発熱、のど痛で、3〜4日で治ります。流行の気配と報道されていた風疹は浦和西地区のT中学校で集団発生していますが、流行に勢いがなくどうやら小流行で終わりそうです。 伝染性紅斑(りんご病)は3年ぶりの流行です。これから7月下旬までは流行が続きます。こどもは軽症ですが、成人が罹ると発熱、関節痛、全身倦怠感、発疹が強く膠原病(特にリュウマチ)と間違われる事があります。 妊婦さんは十分注意しなければなりません。この病気に罹ると胎児の成長に大きな障害が起きる危険性があります。 溶連菌感染症も流行続く。感冒性胃腸炎(お腹に来るかぜ)は気温の上昇と共に減少して来ました。 |
(文:浦和医師会) |
2004/06/08(火) |
第22週(5/30日〜6/5日)の情報 |
どうやら夏型感染症になって来ました。
感冒性胃腸炎が減少し高熱(2〜4日)が続く夏かぜが感染症の主流となっています。 また、ヘルパンギ−ナ(口内炎を伴う夏かぜ)、アデノウイルス感染症(咽頭結膜熱=プール熱を含む)、伝染性紅斑(りんご病)等、夏に多く見られる病気も増えて来ました。夏かぜは咳や鼻水症状がなく突如高熱症状で始まるので、「かぜ」かどうか迷う場合が少なくありません。早めに診察を受けてください。 ○ 春のポリオ、そろそろ終わりになります。未接種の方は早めに済ませてください。 ○ 感染症ではありませんが、梅雨の時期は喘息発作を起こすお子さんが増えます。 主治医に良く相談して予防をしておいて下さい。 |
(文:浦和医師会) |