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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2003/09/30(火)
第38週(9/21日〜9/28日)の情報
長かった残暑もようやく峠を越え本格的な秋になって来ました。運動会が終わった所、これからの所と様々と思いますが、気候の変化と体の疲れに充分注意してください。

感染症全体的には未だ、それほど多くありませんが、その中で普通感冒(び熱、咳、鼻水などの軽いかぜ)と感染症ではありませんが気管支喘息が多くなって来ました。夏型のかぜ(手足口病、ヘルパンギ−ナ、プール熱)は、ほぼなくなりました。

これからは、溶連菌感染症、ウイルス性胃腸炎、マイコプラズマ肺炎、水痘などが流行して来ますが、いずれの病気も今のところ少ないです。

昨年11月中に流行が始まったインフルエンザ、今年はいつ流行が始まるのか?一応年内流行があり得るとの前堤でワクチン希望者は受けておいた方が良いでしょう。有効期間は7ヶ月近くあると言われています。こどもは2回、大人は1回接種です。
(文:浦和医師会)

2003/09/22(月)
第37週(9/14日〜9/20日)の情報
 ようやく秋の気配となったら台風接近。体調を崩すお子さんが増えてきました。

 季節の変わり目で、普通感冒(軽いかぜ)が多くなってきました。び熱、咳、鼻水程度の症状です。その他はウイルス性胃腸炎(お腹にくるかぜ)、溶連菌感染症・気管支喘息が増加中。風邪と溶連菌の違いは、溶連菌の場合はのどの赤さと痛みがより強い事です。

 手足口病、ヘルパンギ−ナは散発的発生となりましたが、高熱が2〜4日続く夏かぜは未だ時々見られます。また、サルモネラ菌、キャンピロ菌による食中毒も見られます。焼き鳥、たまご等の食べ物や、ペットの糞からも感染します。手洗いを充分にしてください。

 ○ インフルエンザのワクチン希望者の出足が今年は早いようです。SARS(サ−ズ)
   発生の可能性を考えてでしょうか?早めに医療機関にご相談ください。
(文:浦和医師会)

2003/09/17(水)
第36週(9/7日〜9/13日)の情報
 残暑の厳しい毎日が続いていますが、少しずつ感染症は秋型の様相となり始めました。相変わらず高熱だけの夏かぜ、手足口病、ヘルパンギ−ナは小流行が続いているものの、季節の変わり目に見られる普通感冒、溶連菌感染症、ウイルス性胃腸炎(お腹に来るかぜ)などが増加してきました。運動会の練習疲れが重なり病気をこじらせる事もあります。具合が悪いと思ったら、早めにゆっくりと体を休めてさい。

 ○ 秋のポリオが今週から浦和地区で始まります。かかりつけ医に、ご相談下さい。
(文:浦和医師会)

2003/09/08(月)
第35週(8/31日〜9/6日)の情報
 そろそろ園、学校での生活に慣れましたか?
 新学期が始まったかと思うと運動会の練習。疲れが貯まらないように注意してください。

 感染症は相変わらず極めて少なく、こどもにとって安全な日が続いています。
 高熱だけの症状の夏かぜと嘔吐、下痢症状のウイルス性胃腸炎、溶連菌感染症、などが少し見られる程度です。季節の変わり目に常に見られる、普通感冒も僅かに増えて来ました。

 ○ 今年はインフルエンザワクチンの希望者がSARSとの関係で増えそうです。
   また、接種時期も早まりそうなので、かかりつけ医にご相談ください。

 ○ ポリオの予約もお早めに!
(文:浦和医師会)

2003/09/02(火)
第34週(8/24日〜8/30日)の情報
 新学期が始まりましたが、お子さん達、朝早く起きられますか。
 学校生活に慣れるまで、7〜10日近くかかるかと思います。その間は我慢、我慢。

 さて、感染症について現在流行しているのは、先週同様、高熱を主な症状とする夏かぜです。唯一の合併症である髄膜炎は、幸い今年は極めて少ないまま終わりそうです。その他は季節の変わり目に見られる普通感冒(軽いかぜ)が少しで、流行していた手足口病、ヘルパンギ−ナは殆ど見られなくなりました。

 例年7月下旬から9月下旬までは最も感染症の少なく、こども達にとって安全な時期と言えるでしょう。

 <b><font color="#FF0000">○ 秋のポリオが始まります。接種期間は9月中旬から10月下旬まで。
   各医療機関にお問い合わせください。</font></b>
(文:浦和医師会)

2003/08/25(月)
第33週(8/17〜8/23日)の情報
 8月下旬になって、ようやく夏らしい夏になって来ましたが、感染症は先週とほとんど変わりありません。

 高熱の2〜4日続く夏かぜが主で、他の感染症はわずかずつ見られる程度です。手足口病、ヘルパンギ−ナ、プール熱、ウイルス性胃腸炎、普通感冒、とびひ、など。

 感染症ではありませんが、気候が不順だった為か喘息が例年より多いようです。

 そろそろ、新学期を迎えますが、規則正しい日常生活に戻し、体の調子を整えましよう。
(文:浦和医師会)

2003/08/11(月)
第31週(8/3日〜8/9日)の情報
 夏休みに入り、感染症全般にかなり少なくなりました。感染を受ける機会が少なくなった為です。

 3年ぶりに大流行した手足口病も殆ど見られなくなりました。口内炎を伴う夏かぜの一つ、ヘルパンギ−ナもわずかに乳幼児に見られる程度です。

 高熱が2〜4日続く夏かぜは、少なくなったものの流行が続き、一部に頭痛を伴う場合があります。頑固な頭痛と頻回な嘔吐は髄膜炎を併発している可能性があるので、かかりつけ医または病院をできるだけ早く受診してください。

 疲労や寝冷え、冷たい物の飲み過ぎで、お腹をこわすお子さんが増えています。また、生もの、鶏肉、卵などによる食中毒も時々見られます。新鮮な食材を選び、手洗いを励行してください。
(文:浦和医師会)

2003/08/04(月)
第30週(7/27〜8/2日)の情報
長かった梅雨もようやく明け、真夏の日ざしになって来ました。夏は夏らしい方が良いですね。でも、心配ごとも増えます。

熱射病は日ざしが強くなくても、湿気が多いと発汗出きずに起きる事があります。体育館でのスポーツ合宿には、特に注意が必要です。休憩する時は、風通しの良い屋外で!又、寝冷えでお腹を壊すお子さんも増えます。腹巻き等で予防して下さい。

感染症は夏休みに入って、大分変わって来ました。幼稚園、小学校で大流行した手足口病は峠を越え急速に減りましたが、より低年齢に流行するヘルパンギ−ナは未だ、保育園を中心に流行が続いています。高熱の続く夏かぜは徐々に減少、咽頭結膜熱(プール熱)は報告数少ないものの流行は続いています。感冒性胃腸炎(お腹に来るかぜ)は殆ど見られなくなりました。
(文:浦和医師会)

2003/07/28(月)
第29週(7/20日〜7/26日)の情報
 長かった梅雨もそろそろ終わりか?この異常気象はこどもの感染症にどう影響したのでしょうか。夏かぜについては例年と比較し、発生状況に大きな変化はありませんが、軽いかぜ(普通感冒)は多いようです。この気温、湿度に体がついていけないのかも知れません。夏かぜとは、手足口病、ヘルパンギ−ナ、高熱症状だけのかぜ、咽頭結膜熱(プール熱)などを指しますが、注意しなければならないのは髄膜炎です。激しい頭痛、頻回な嘔吐の時は要注意。

 また、この季節食中毒にも充分注意が必要です。サルモネラ、カンピロバクタ、腸炎、ビブリオ菌、0−157を含めた病原性大腸菌などが代表的な原因菌です。手洗いが最も大事な予防法。鳥肉、卵(特に生)、生ものからの感染が多いです。

<b><font color="#FF0000">○ 寝冷えや冷たい飲み物のとり過ぎでお腹をこわさないようにしてください。</font></b>
(文:浦和医師会)

2003/07/22(火)
第28週(7/13〜7/19日)の情報
 梅雨も未だ開けず、うっとうしい毎日が続いています。九州では集中豪雨が大きな被害をもたらしました。夏空が待ちどうしい毎日です。

 感染症は夏型のままですが、気管支喘息が増加してきました。気温、湿度の変化が影響しているようです。

 7/20、21日の浦和休日急患診療所では、高熱だけの症状の夏かぜが最も多く見られ、次いでヘルパンギ−ナ、手足口病の順でした。手足口病は3年ぶりの大流行となりましたが、今週に入ってやや減少して来ました。ごく一部ですが、ウイルスが頭の方に廻って髄膜炎、脳炎を起こす事があります。頭痛、けいれん、頻回な嘔吐、意識障害に注意してください。

○夏休みに入り、家族旅行する機会があるかと思いますが、お子さんのペースに合わせてください。また、常備薬も持参すると良いでしょう。
(文:浦和医師会)