【マイタウンさいたま】ログイン 【マイタウンさいたま】店舗登録
今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

全341件中  新しい記事から  1〜 10件
先頭へ / 前へ / 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / ...11 / 次へ / 最終へ  

2009/07/13(月)
2009年 第27週(7/5〜7/11) の情報
A型インフルエンザが散発発生しています。その中で季節性のA型は減少し、新型が増加して来ています。与野地区の与野本町小学校では集団発生により7/7(火)から7/13(月)まで学校閉鎖となっています。毒性は季節性とほぼ同じと言われていますが、抗体を持っている人は殆どいないため急速に広がる可能性もあります。インフルエンザの疑いのある人は、出来るだけ早めに医療機関を受診して下さい。その際は受診前に必ず連絡して下さい。

その他の感染症では、高熱が2〜3日続くかぜ、溶連菌感染症(のど風邪)、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、水痘が流行しています。

夏型感染症の代表的疾患である、手足口病、へルパンギーナ(口内炎を伴うかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)は例年と比べ少ない状況が続いています。

気温の上昇に伴い、熱中症が増加しています。炎天下では、帽子の着用と水分補給を常に心がけましょう。
(文:浦和医師会)

2009/07/06(月)
2009年 第26週(6/28〜7/4) の情報
浦和地区でも新型インフルエンザが出始めました。既に報道された6/22発病の市内病院の研修医の他7/3(金)までに13才、5才、6才、26才の計4人の罹患が確認されています。いずれも早期診断、早期治療により、今のところ重症化も、2次感染の報告もありません。しかし、このような状況から、いつでも、どこでも、発病する可能性があると考えた方が良いと思われます。うがい、手洗い、マスクの着用、十分な睡眠、バランスの良い食事、ストレスをためない等日頃の予防が大事です。

インフルエンザの疑いのある場合は、必ず、診療前に医療機関に連絡してから受診しましょう。

その他の感染症ではウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、溶連菌感染症(のど風邪)高熱が2〜3日続くかぜ、高熱、咳が5〜7日続くかぜ等が流行中。夏型感染症の代表的疾患である手足口病、へルパンギーナ(口内炎を伴うかぜ)咽頭結膜熱(プール熱)は今年少ないようです。

○新しい日脳ワクチン接種が始まりました。
しかし、供給体制が不十分な上に、積極的勧奨ではなく、流行地域へ旅行するか居住する等、極めて限定された小児に接種しているのが現状です。接種希望者は各地区の保健センターに、お問い合わせ下さい。
(文:浦和医師会)

2009/06/29(月)
2009年 第25週(6/21〜6/27) の情報
浦和地区、研修医の新型インフルエンザの罹患後その周囲に2次感染の報告はありませんが、新たに、6/26(金)発病の都内K中学校に通う男子生徒の新型インフルエンザの報告がありました。
同中学校では本人を含め4人発病し、6/26〜7/1まで臨時休校となっています。さいたま市では都内に通学する児童生徒が多く、十分注意が必要です。特に中学生、高校生。
発熱センターが7/1(水)からなくなり、かわって各地区の保健センターが、相談に応ずる事になりました。インフルエンザの疑いがある時は、受診前に各地区の保健センター又は、かかりつけ医に連絡し、指示を受けてから受診して下さい。

今夏は例年に比較して、夏型感染症が少ないようです。手足口病、プール熱、へルパンギーナ(口内炎を伴うかぜ)等は例年の1/3以下。その中で、高熱が2〜3日続くかぜだけは小流行しています。熱が39度を越える事が珍しくなく、心配される方が多いようでが、3〜4日で解熱し、合併症もなく完治します。

その他の感染症では、水痘(水ぼうそう)、溶連菌感染症(のどかぜ)、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)等が小流行しています。
又、今週の報告はありませんでしたが、今年は小児から成人まで、幅広い年齢層に百日咳の報告があり、頑固な咳には要注意!!
(文:浦和医師会)

2009/06/22(月)
2009年 第24週(6/14〜6/20) の情報
さいたま市内でも、新型インフルエンザの報告が出始めました。暫く緊張状態が続くと思われますが、行政、保健所、医師会が連携して、拡大を最小限に留める必要があります。幸い、浦和地区では、その体制が整っています。
発熱、咳等のインフルエンザ症状の時は、早めに受診し、早期診断、早期治療で周囲に迷惑をかけないようにしましょう。

夏型感染症の内、高熱が2〜3日続くかぜは徐々に増加していますが、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)、へルパンギーナ(口内炎を伴うかぜ)は例年より少ない。気温の上昇に伴い増加か?

その他の感染症では、水痘(水ぼうそう)と溶連菌感染症は流行中。ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)は減少傾向。

食中毒の報告が出始めました。多くはキャンピロバクタ菌によるもので、生卵、鶏肉からの感染が多いようです。症状(発熱、下痢)は比較的軽く、5日間の抗生物質投与で完治します。

◎新しい日本脳炎ワクチンの接種が始まりましたが、国の方針が積極的勧奨ではない上に、供給体制が不十分な為、極めて限定された接種となっています。各医療機関に、お問い合わせ下さい。
(文:浦和医師会)

2009/06/15(月)
2009年 第23週(6/7〜6/13) の情報
季節性インフルエンザの流行、ほぼ終息。今後は流行が予測される、新型インフルエンザの発生を出来るだけ早く把握し、拡がらないように監視体制を強める必要があります。南半球の豪州、チリ等からの帰国後の発熱に要注意!

水痘、溶連菌感染症(のどかぜ)、発熱が2〜3日続くかぜが流行中。感冒性胃腸炎(吐くかぜ)は減少。伝染性紅斑、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)、へルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)等の夏型感染症は例年と比較して、少ないようです。

◎春のポリオが6月一杯で終了します。未接種の場合は早めに、済ませて下さい。

◎副作用が少ないと言われている、新しい日本脳炎ワクチンの接種が始まりました。しかし、国の方針が積極的勧奨ではない上に、供給体制が不十分な為、医療機関でも対応に苦慮しているのが現状です。接種希望の方は、まず、かかりつけ医とご相談下さい。
(文:浦和医師会)

2009/06/09(火)
2009年 第22週(5/31〜6/6) の情報
ダラダラと続いていた季節性インフルエンザ、未だ散発的に見られてはいますが、ようやくほぼ流行終息。昨年12月初旬から約6ヶ月間の長い流行でした。
一方新型インフルエンザ(A型)は6/5日(土、午前)の時点で、国内で410例(国内発生402、検疫所8)、その内埼玉県では4例、さいたま市では幸い1例も発生していません。
浦和地区では、A型インフルエンザの全数把握(浦和地区の全医療機関から診断後直ちに報告される)の体制が出来ています。A型と診断され、新型が疑われる場合は、保健所に検査依頼し、確定診断されます。

その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)と高熱が2〜3日続くかぜが流行中。水痘、溶連菌感染症(のどかぜ)も報告数多いまま推移しています。
夏型感染症の伝染性紅斑、手足口病、へルパンギーナ(口内炎を伴うかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)例年よりやや少ないものの散発的に見られるようになりました。又、感染症ではありませんが気候が不順な為か?気管支喘息も多くなりました。

様々な感染症が混在する時期です。健康管理に十分注意して下さい。
(文:浦和医師会)

2009/06/01(月)
2009年 第21週(5/24〜5/30) の情報
さいたま市内、5/31(日)現在、新型インフルエンザの発生の報告はありません。

高温多湿の気候が発生にブレーキをかけたか?しかし、未だ未だ油断は出来ません。流行地域へ滞在、旅行した人に限らず、インフルエンザ症状の時はまず、保健所に連絡して、指示を仰いで下さい。人間とウイルスとの戦いは今後も永遠に続きます。日頃から体力をつけておく事が大事です。

季節性インフルエンザのA型、散発発生続く。A型と診断された場合は新型との鑑別が必要となります。その際は、かかりつけ医にご相談下さい。

その他の感染症では、高熱が2〜3日続くかぜ、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、溶連菌感染症(のどかぜ)、水痘(みずぼうそう)が小流行中。
百日咳の流行が続いています。流行した昨年をさらに上回る勢いです。特に成人の罹患が目立ちます。2週間以上続く咳に要注意!!

◎日本脳炎ワクチンが6月初旬から、再開される予定です。詳細は近々厚労省から発表されますが、ワクチンの供給体制が不十分の為、予約制での接種となりそうです。
(文:浦和医師会)

2009/05/25(月)
2009年 第20週(5/17〜5/23) の情報
新型インフルエンザの市内発生のない事を願うばかりです。個人個人の注意の積み重ねが大事です。うがい、手洗い、マスクの着用、できる限り人ごみを避ける、十分な睡眠、バランスの良い食事、ストレスをためない等で、今後の流行に備えましょう。

感染力は季節性インフルエンザより、やや強いようですが、幸い症状は、ほぼ同程度のようです。注意は必要ですが、鳥インフルエンザH5N1(強毒性)程、恐れる必要はないようです。インフルエンザ様症状の場合は取りあえず,さいたま市保健所(840−2220)に連絡して指示を受けて下さい。

季節性インフルエンザのA型も未だ散発発生しており、診断をより複雑にしています。

その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、溶連菌感染症(のどかぜ)、高熱が2〜3日続く風邪、水痘(みずぼうそう)が流行中。夏型感染症のへルパンギーナ(口内炎を伴うかぜ)、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)も徐々に増加。百日咳は昨年に続き、今年も流行。成人から小児への感染が目立ちます。成人で2週間以上続く咳には十分注意して下さい。

◎春のポリオが行われています。
お早めに、かかりつけ医に、ご予約下さい。
(文:浦和医師会)

2009/05/18(月)
2009年 第19週(5/10〜5/16) の情報
新型インフルエンザ急展開。国外発生から国内発生へ。その国内発生も急増中。関東地区への波及も必至。市内の皆さんも、いつ発生してもおかしくないと考え、

 1.うがい
 2.手洗い
 3.マスクの着用
 4.十分な睡眠
 5.ストレスをためない
 6.人ごみを避ける。

 等で予防して下さい。

新型インフルエンザの疑いのある時は、まず、保健所840−2220に連絡をして、指示を受けて下さい。

保健所は
◎1.新型インフル発生国への渡航もしくは渡航者との接触の有無
 2.神戸、大阪への旅行もしくは同地域居住者との接触の有無
 1.或は2.の どちらかを満たし、
◎38度C以上の発熱又は急性呼吸器症状(鼻水もしくは鼻づまり、のどの痛み、咳、発熱又は、ほてりや寒気の内2つ以上の症状)があった場合に、発熱外来の受診を勧めています。

現在流行中の新型インフルエンザは弱毒性で抗ウイルス剤(タミフル、リレンザ)が効きます。慌てずに、保健所の指示を受けて下さい。

5月16日現在、季節型インフルエンザもA型、B型とも散発的に見られており、A型の場合、新型との鑑別が必要となります。かかりつけ医にご相談下さい。

その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、溶連菌感染症(のど風邪)、水痘が小流行。マイコプラズマ肺炎、咽頭結膜熱(プール熱)、高熱が2〜3日続く風邪等が散発発生しています。
(文:浦和医師会)

2009/05/11(月)
2009年 第18週(5/3〜5/9) の情報
新型インフルエンザの動向が大変気になります。今のところ、海外からの帰国者の4名の発生に止まっていますが、2次、3次の発生が心配されます。又、発生地域から他の国を経由し、日本に帰国した人からの感染も考えなければなりません。
疑わしい場合はまず「さいたま市保健所」840−2220に連絡して、指示を受けて下さい。通常のインフルエンザの流行も終息していないため、外来の診察をより複雑にしています。

その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)、溶連菌感染症(のど風邪)、白色便性下痢症(水のようにゆるい白い下痢便)、等が小流行しています。

◎春のポリオが始まります。お早めに、かかりつけ医にご相談下さい。
(文:浦和医師会)