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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2008/04/14(月)
2008年 第15週(4/6〜4/12)の情報
 感染症、今週も少ない状況が続いています。大流行していたウイルス性胃腸炎も急減。インフルエンザも全く見られなくなりました。水痘(水ぼうそう)、溶連菌感染症は小流行が続いています。神奈川県、東京都、千葉県等で流行している麻疹、 さいたま市では2月に入り散発的に報告が出始めていますが昨年初夏に幼児、小学生、中学生の未接種者に無料で緊急接種した為か、今のところ散発発生に止まっています。このまま、大流行しないで欲しいものです。

○今年の4月から始まったMR(麻疹・風疹)ワクチンの3期(中学1年生)、4期(高校3年生)の定期接種の対象者の方は出来るだけ早く接種を済ませて下さい。
同意書があれば、保護者同伴でなくても接種できます。
(文:浦和医師会)

2008/04/07(月)
2008年 第14週(3/30〜4/5)の情報
春休みに入り、今週も感染症全般に少ない。
 インフルエンザの流行は終息。ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢)
も徐々に減少。水痘(みずぼうそう)と溶連菌感染症の流行は続
いています。感染症ではありませんが、相変わらずアレルギー疾
患の花粉症や気管支喘息が多く見られます。
麻疹の流行が見られていますが、今年は昨年と比較して報告数が
少ないようです。

 ○ MR(麻疹・風疹)ワクチンについて
   今年の4月1日から、従来の1期、2期の定期接種に追加
   して、3期(中学校1年)、4期(高校3年)の定期接種
   が始まりました。従来、生ワクチンは1回だけで一生免疫
   が付くとされていましたが、10年近く経つと抗体が低下
   して罹患してしまう事があると解って来ました。昨年の大
   学生の罹患がその事を示しています。5年間の経過措置の
   間に該当年令の方は是非ワクチンを受けて下さい。
(文:浦和医師会)

2008/03/31(月)
2008年 第13週(3/23〜3/29)の情報
 春休みに入り、感染症全般に減少傾向。一方花粉症や気管支喘息等のアレルギー疾患は増加。

 インフルエンザの流行はほぼ終息。

 大流行していたウイルス性胃腸炎はようやく減少傾向となりました。しかし、頑固な嘔吐、下痢で脱水症状となる場合があるので要注意!

 溶連菌感染症(のど風邪)の大流行が続いています。発熱、発疹、のど痛、嘔吐症状に注意。風邪は自然治癒しますが、溶連菌感染症は10日間の抗生物質を服用しないと完治しないばかりか、急性腎炎、リュウマチ熱や紫斑病の合併症を起こす事があります。疑わしい場合は必ず診察を受けてください。

 水痘(水ぼうそう)や咽頭結膜熱(プール熱)も散発発生しています。

 麻疹が流行しています。浦和地区、2月初旬から成人を中心に流行。3月29日(土)現在、16人が発病。(小児2人、成人14人)昨年同様ワクチン接種済みの罹患も少なくありません。2回目の麻疹または麻疹・風疹混合ワクチンの接種を受けてください。
(文:浦和医師会)

2008/03/24(月)
2008年 第12週(3/16〜3/22)の情報
 気温の変化の激しい季節、体調を壊すお子さんが増えています。

 普通感冒(軽いかぜ)、インフルエンザ、ウイルス性胃腸炎、溶連菌感染症(のど風邪)、水痘、咽頭結膜熱(プール熱)等の感染症の他に花粉症や気管支喘息も多く見られます。うがい、手洗い、バランスの良い食事、十分な睡眠など、日常生活に注意して病気の予防をしましょう。

 今年も麻疹が流行し始めました。発熱、咳、目の充血、発疹症の時は早めに受診してください。さいたま市では昨年、ワクチン未接種・未罹患者の乳幼児から中学校3年生までの接種希望者を対象に無料でワクチン接種を行ったため、他地域ほどの流行はないと思われますが、7月下旬までの流行期は注意が必要です。
(文:浦和医師会)

2008/03/17(月)
2008年 第11週(3/9〜3/15)の情報
 ノロウイルスとロタウイルスの2つのウイルスが関与していると思われる「ウイルス性胃腸炎」の大流行が続いています。頻回な嘔吐、下痢では脱水症状となる事があるので十分注意が必要です。

 例年より早く11月下旬から流行していた「インフルエンザ」終息に向かうものの、3月一杯は要注意!

 溶連菌感染症(のど風邪)の大流行が続いています。発熱、のど痛、発疹症状の時はできるだけ早期に医療機関を受診してください。しっかりと治療しないと急性腎炎を起こす事があります。

 その他感染症ではありませんが、花粉症が急増しています。(くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目がかゆい)。小学生の約10%に見られるとの報告もあります。疑わしい場合は早めに、かかりつけ医にご相談ください。


○ 入園、入学、新学期前に未接種のワクチンの接種を済ませておきましょう。
(文:浦和医師会)

2008/03/10(月)
2008年 第10週(3/2〜3/8)の情報
 インフルエンザは、一部の地域に散発的に見られるもののほぼ流行終息。例年より早い11月下旬から約3ヶ月半の主に小児を中心とした小規模流行でした。幸い重症例、死亡例もなく、タミフルによる異常行動、異常言動の報告もありませんでした。

 相変わらずウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱症状)の流行が止まりません。3月初旬としては昨年(流行年)のさらに2.5倍の報告数です。昨年11月から流行している「ノロウイルス」に加えて「ロタウイルス」が重なったためと思われます。乳幼児では脱水症状となるケースが時々見られます。ウトウト、グッタリは要注意! 至急、医療機関を受診してください。

 溶連菌感染症(のど風邪=のど痛、発熱、発疹、時に嘔吐)が大流行しています。前述の症状時は至急に診察を受け、しっかり「風邪」と区別をして治療してください。未治療で急性腎炎になるケースが報告されています。

 昨年に引き続き「麻疹」、「百日咳」が流行し始めています。小児から成人まで十分に注意が必要です。疑わしい場合はできるだけ早く診察を受けてください。自分自身だけではなく、他人に迷惑をかけます。

 感染症ではありませんが、花粉症が多く見られます。近年、低年齢化し、一部の報告では小学生の約10%が罹患していると言われています。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目がかゆい、に要注意!

○ 入園、入学、新学期前に未接種のワクチンを済ませてください。
(文:浦和医師会)

2008/03/03(月)
2008年 第9週(2/17〜2/23)の情報
 インフルエンザはさらに減少し、このまま終息する気配。

 ウイルス性胃腸炎の流行が依然として続いています。嘔吐が主な症状のノロウイルスと下痢、嘔吐症状のロタウイルスの2つのウイルスが混在しているようです。乳幼児で白色便となるロタウイルスは頻回な嘔吐、下痢で脱水を起こすことがあるので、十分注意が必要です。

 麻疹、今年も2月から浦和地区でも流行し始めました。2月4日から3月1日までに小児2人、高校1年生2人、成人6人の計10人が罹患。その内の16才1人と28才1人の2人は小児期にワクチンを受けていました。今年もワクチンを受けているのにもかかわらず、抗体が低下したためにかかってしまう例が問題となりそうです。発熱、咳、目の充血、発疹に要注意!

 今年の4月から抗体の低下し始めていると思われる中学生、高校生を対象にMRワクチン(麻疹・風疹混合)の3期(中学1年に該当する年齢)、4期(高校3年に該当する年齢)の無料接種が5年の経過措置で行われます。是非、この機会にワクチン接種で抗体を上げ、確実に麻疹・風疹にかからないようにしましょう。(4〜6月にできるだけ接種を)保護者の署名があれば、本人だけでも受けられます。(かかりつけ医で)

 3期、4期対象者以外の方は有料となりますが、接種希望者は医師と相談の上、流行期(3月〜7月頃)前に受けてください。

 この時期としては溶連菌感染症(のど風邪)が多く、一部の保育園、幼稚園、小学校で集団発生しています。症状は普通感冒(軽いかぜ)に似ていますが、のどの痛みが強く、時に発疹や嘔吐を伴う等の特徴があります。風邪と治療方針が異なるので、疑わしい場合は早めに受診してください。約10日間の抗生物質投与が必要です。

○ 入園、入学、新学期前に未接種のワクチンを済ませてください。
(文:浦和医師会)

2008/02/26(火)
2008年 第8週(2/17〜2/23)の情報
 インフルエンザさらに減少し、このまま終息する気配。今シーズンはAソ連型主流による小規模流行。幸い重症患者さんの報告もありませんでした。

 ウイルス性胃腸炎の流行が依然として続いています。嘔吐が主な症状のノロウイルスと下痢、嘔吐症状のロタウイルスの2つのウイルスが混在しているようです。乳幼児で白色便となるロタウイルスは頻回な嘔吐、下痢で脱水を起こす事があるので、十分注意が必要です。

 昨年全国的に大流行した麻疹、今年も2月に入ってから浦和地区でも流行し始めました。2月4日(月)から2月22日(金)までに小児(1才2人)、高校1年生(16才2人)、成人(24才、28才、33才2人、40才)計9人の報告がありました。その内の16才1人と28才1人の計2人は小児期にワクチンを受けていました。今年も既接種者の罹患が問題となりそうです。発熱、咳、結膜充血、発疹に要注意!

 今年の4月からMRワクチン(麻疹・風疹混合)の3期(中学1年に該当する年齢)、4期(高校3年に該当する年齢)の無料での接種が5年の経過措置で行われます。低下している抗体を上げ、確実に麻疹・風疹にかからないようにしましょう。保護者の署名があれば、本人だけでも受けられます。(かかりつけ医で)

 3期、4期対象者以外の方は有料となりますが、接種希望者は医師と相談の上、流行期(3月〜7月頃)前に受けてください。

 この時期としては溶連菌感染症(のど風邪)が多く、一部の保育園、幼稚園、小学校で集団発生しています。症状は普通感冒(軽いかぜ)に似ていますが、のどの痛みが強く、時に発疹や嘔吐を伴う等の特徴があります。風邪と治療方針が異なるので、疑わしい場合は早めに医療機関を受診し、診断してもらってください。約10日間の抗生物質投与が必要です。

○ 入園、入学、新学期前に未接種のワクチンを済ませてください。
(文:浦和医師会)

2008/02/18(月)
2008年 第7週(2/10〜2/16)の情報
 インフルエンザの流行、峠を越えたのか?
 11月下旬から始まった今シーズンの流行、年末年始にかけて一時減少。その後再び増加していましたが、流行に勢いのないまま1月下旬を境に減少に転じました。このまま終息に向かうのか? は未だ不明。

 ウイルス性胃腸炎の流行が続いています。乾燥と寒冷が、その原因か?ノロウイルスに加えて、乳幼児に脱水を起こしやすいロタウイルスも増加の気配。ウトウト、グッタリに要注意!!

 その他の感染症では、例年同様、冬に多い水痘(みずぼうそう)が流行しています。また、溶連菌感染症もこの時期としてはかなり多い報告が続いています。

 神奈川、東京で昨年に引き続き流行している麻疹は今のところ、さいたま市では散発的発生に止まっています。しかし、今後流行する可能性もあり、十分注意が必要です。

 感染症ではありませんが、花粉症患者さんがポツポツと見られるようになりました。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目がかゆい等の症状の時は早めに、かかりつけ医に相談してください。
(文:浦和医師会)

2008/02/12(火)
2008年 第6週(2/3〜2/9)の情報
 例年より早く、昨年11月下旬から流行が始まったインフルエンザ。年明けに一時減少し、1月中旬から再び増加しているものの流行に勢いはありません。

 今シーズンの流行の特徴は、Aソ連型の単独流行で、小児に多く、症状が軽く普通感冒との区別がつかない例が多く見られます。そのため、インフルエンザキットで確認している場合が少なくありません。このまま小規模流行で終わるのかは、これから流行する可能性のあるA香港型とB型の流行の程度によります。

 ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)の流行が止まらない。一昨年冬にマスコミを賑わせた「ノロウイルス感染症」、今シーズン、12月は下回ったが、年明けは今シーズンの方が多い。感染力が非常に強く、幼稚園、保育園、学校、職場、家庭での集団発生が多く見られます。うがい、手洗い、マスクの着用、嘔吐物の早期処理で予防してください。吐物の処理には塩素系の消毒剤が有効です。

 溶連菌感染症(のど風邪)の流行が続いています。発熱、のど痛、発疹、嘔吐症状に要注意!その他、伝染性紅斑(りんご病)、水痘(みずぼうそう)、ロタウイルス感染症(乳幼児嘔吐下痢症)、咽頭結膜熱(プール熱)等が小流行しています。神奈川、東京などで流行が始まった麻疹(はしか)は、今のところ、さいたま市ではワクチン接種済みの高校生1人のみの報告です。
(文:浦和医師会)