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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2009/02/23(月)
2009年 第8週(2/15〜2/21) の情報
インフルエンザさらに減少。A型(A香港型、Aソ連型)が減少、B型は小流行続く。今シーズンA型に2回又はA型とB型に各1回罹患したとの報告がポツポツ出始めました。未だ未だB型を中心に3月中旬頃まで流行が続くものと予測されます。うがい、手洗い、マスクの着用で予防して下さい。感染症ではありませんが、花粉症急増。風邪との鑑別が難しい場合があります。疑いがある時は、かかりつけ医を受診して下さい。

その他の感染症では、溶連菌感染症(のど風邪)やウイルス性胃腸炎(お腹に来る風邪)が流行。今冬少なかったロタウイルス感染症(乳幼児嘔吐下痢症、ウイルス性胃腸炎の1つ)が流行し始めました。症状は水溶性の白ぽい下痢、嘔吐です。乳児では症状が激しく、脱水症となる事があります。ウトウト、グッタリは要注意です。水痘も小流行中。
(文:浦和医師会)

2009/02/16(月)
2009年 第7週(2/8〜2/14) の情報
大流行していたインフルエンザ2月に入り、急減。大流行の要因となっていたA型(A香港型とAソ連型)が急速に減少し、代わってB型が斬増しています。
しかし、今年のB型には、流行を拡大させるだけの勢いはなく、このまま減少し3月初旬頃には終息するものと予測されます。

その他の感染症では溶連菌感染症(のど風邪)とウイルス性胃腸炎(吐く風邪)が流行しています。いずれも飛沫又は経口感染です。うがい、手洗い、マスクの着用で予防しましょう。

今年報告数の少なかったロタウイルス感染症は徐々に増加。この感染症では乳幼児に脱水症となる事が少なくありません。ウトウト、グッタリほ要注意!症状は嘔吐、白色便、時に発熱です。
(文:浦和医師会)

2009/02/09(月)
2009年 第6週(2/1〜2/7) の情報
大流行しているインフルエンザ、やや減少しているものの依然として報告数多いまま推移しています。
今シーズン、Aソ連型、A香港型、B型の3種類のインフルエンザが混在して流行していますが、その内A型が減少傾向、B型が増加傾向となっています。
今年のインフルエンザは比較的症状が軽く浦和地区、重症患者さんの報告はありません。しかし、Aソ連型に治療薬タミフル耐性(効かない)が90%以上を占めてい
るので注意が必要です。

ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)が再び増加して来ました。
乳幼児では脱水症状となる事が少なくありません。頻回な嘔吐、下痢に要注意!

その他の感染症では毎年冬に多い水痘が小流行。例年この時期に多い白色便となるロタウイルス感染症、今年は少ないようです。
(文:浦和医師会)

2009/02/02(月)
2009年 第5週(1/25〜2/24) の情報
インフルエンザ大流行。12月初旬から流行し始め、1月第2週目から急増、1月下旬には昨年ピーク時を既に上回り、さらに増加し続けています。今年の流行の特徴はAソ連型>A香港型>B型の3つのウイルスによる混合流行で、流行期間が長くなる事が予測されます(3月一杯か?)

インフルエンザとしては軽症が多いものの、A型の中のAソ連型に治療薬タミフルの効かない場合が多く、注意が必要です。

その他の感染症ではウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)と溶連菌感染症が小流行。

今週の感染症はインフルエンザ一色。
うがい、手洗い、マスクの着用、人ごみを避ける、ストレスを溜めない、バランスの良い食事等で予防しましょう。
(文:浦和医師会)

2009/01/26(月)
2009年 第4週(1/18〜1/24) の情報
年明け一時減少したインフルエンザ、新学期3週目に入り、乳幼児から成人まで幅広い年齢層にわたり急増して来ました。今シーズンは今のところA型中心の流行ですが、その中の2種類(A香港型とAソ連型)が、ほぼ同率で流行しています。今年流行しているAソ連型の大部分が治療薬タミフル無効な為、治療が複雑化しています。かかりつけ医に是非、ご相談下さい。

その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、溶連菌感染症(のどかぜ)、水痘(水ぼうそう)が流行中。

多くの感染症の予防は、うがい、手洗い、マスクの着用です。毎日励行して下さい。
(文:浦和医師会)

2009/01/19(月)
2009年 第3週(1/12〜1/17) の情報
年明け、一時感染症全般に減少しましたが、新学期が始まり再び普通感冒(軽いかぜ)を含め、増加傾向です。インフルエンザはA型中心に幼児と成人に増加。ウイルス性胃腸炎も再び増加傾向となっています。毎年冬に多い水痘は流行が続いていますが、報告数の多かった溶連菌感染症とRSウイルス感染症は減少傾向。夏型感染症の手足口病は未だに散発発生が続いています。

今シーズンのインフルエンザ、現在までの流行の特徴は
1)A香港型、Aソ連型とB型による混合流行
2)乳幼児と成人に多い
3)軽症が多い
4)一部にタミフルが利かないケースがある(Aソ連型)
  通常は発病48時間以内に服用すると、2日以内に約80%が解熱するが、
  効果不十分で解熱までに3〜5日かかる場合がある。

今後の流行予測
 抗体の保有状況から、流行の中心となる年令は乳幼児と30才以上の成人。
 小、中、高校の罹患は比較的少ないのではないか。
(文:浦和医師会)

2009/01/13(火)
2009年 第1-2週(1/1〜1/11) の情報
新年あけましておめでとうございます。

今年も、正確、迅速な情報にトピックスを交えて,お伝えしようと思っています。ご期待ください。

新型インフルエンザの出現が大変気になりますが、世界的に未だ人→人感染の報告は血族関係の極めて濃い家族内に限った数例のみです。人→人感染の世界的発生状況の報道に十分注意しましょう。

年末、年始の浦和休日急患診療所の受診者数は一日平均約270人、昨年の5%増。ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)とインフルエンザが多く、溶連菌感染症、水痘、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎、肺炎を起こすかぜ)が散発発生しています。

インフルエンザの現在までの特徴はA型(Aソ連型とA香港型の混合)が主流で、軽症が多く、流行に勢いがない事です。今シーズンはA型2種類、B型とも抗体を持っている人が多く、大流行にはならないと予測されます。しかし、新学期が始まり、これから2月にかけて急増する可能性はあります。うがい、手洗い、マスクの着用、人ごみを避ける、ストレスをためない等で予防しましょう。

ウイルス性胃腸炎は昨年11月からの流行が、そのまま年を越えて続いています。乳幼児は脱水症状となる事があります。ウトウト、グッタリは危険信号です。タイミングを逸せず受診しましょう。
(文:浦和医師会)

2008/12/22(月)
2008年 第51(12/14〜12/20) の情報
インフルエンザが徐々し、医療体制が希薄になる年末から年始にかけて本格的流行となる可能性が出て来ました。十分な注意が必要です。うがい、手洗い、マスクの着用、人ごみを避ける、常備薬の用意等で対応しましょう。又、無理な移動は避けましょう。

ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)が大流行しています。感染力が大変強く1人が、かかるとその周囲に一気に広がります。この病気も予防は、うがい、手洗い、マスクの着用です。乳幼児では脱水症状となる場合が少なくありません。ウトウト、グッタリは要注意です。

その他の感染症では、水痘と溶連菌感染症(のど風邪)が流行しています。乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすRSウイルス感染症は流行の峠を越えましたが、未だ注意が必要です。発熱、ゼロゼロ咳の時は早めの受診をお勧めします。
(文:浦和医師会)

2008/12/15(月)
2008年 第50(12/7〜12/13) の情報
ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)大流行中。保育園、幼稚園、学校で集団発生しています。感染力が大変強く、1人がかかるとその周囲に一気に広がります。うがい、手洗い。マスクの着用で予防しましょう。

インフルエンザ、昨年より約1週遅れで流行期に入りました。それでも例年よりは早い流行です。これから年末に向け、本格的な流行になると思われ、十分注意が必要です。インフルエンザワクチンをご希望の方は至急受けて下さい。

相変わらす、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こす冬のかぜ)の流行が続いています。特徴的な症状は、発熱、ゼロゼロ咳、時に呼吸困難です。稀に生命にかかわる場合もあり、十分注意が必要です。

その他の感染症では、水痘、溶連菌感染症等が流行しています。小流行していた、流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎、手足口病は減少して来ました。
(文:浦和医師会)

2008/12/08(月)
2008年 第49週(11/30〜12/6) の情報
ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)さらに増加。保育園、幼稚園で集団発生。一部の小学校で学級閉鎖となる所も出て来ました。感染力が大変強く、1人が、かかるとその周囲に一気に広がります。うがい、手洗い、マスクの着用で予防しましょう。

インフルエンザは徐々に増加し、年内流行の可能性が出て来ました。
予防接種を希望の方はできるだけ早く受けて下さい。明らかな予防法はワクチンしかありません。

RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こす冬の感染症)の大流行が続いています。特徴的な症状は発熱、ゼロゼロ咳。6ヶ月未満の乳児では呼吸困難になる事があるので十分注意が必要です。

その他の感染症では水痘、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎、手足口病等が小流行しています。
(文:浦和医師会)