浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。 この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。 |
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2009/05/07(木) |
2009年 第17週(4/26〜5/2) の情報 |
新型インフルエンザに戦々恐々の毎日です。連休が終わり、海外からの帰国者の発病のない事を祈るばかりです。ただ、どうやら、今のところ報道によると弱毒性との事なので、その点は少し安心です。海外からの帰国後0〜10日以内に発熱、咳、全身倦怠感等の風邪症状が出現した場合は、まず「さいたま市保健所」840−2220に連絡をして指示を受けて下さい。
浦和地区、未だにB型やA型(主にAソ連型、新型と鑑別が必要)インフルエンザも散発的に見られているので、外来での診察をより複雑にしています。 その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(発熱、嘔吐、下痢)、溶連菌感染症(のど風邪)、水痘(水ぼうそう)が小流行しています。高熱が主な症状の風邪、咽頭結膜熱(プール熱)等の夏型感染症もポツポツ出始めました。気温の変化の激しい時期です。体調を崩さないようにする為、日々の健康管理に十分注意して下さい。 |
(文:浦和医師会) |
2009/04/27(月) |
2009年 第16週(4/19〜4/25) の情報 |
インフルエンザ未だに流行が終息に至らない内にメキシコ、米国、英、仏、ニュージーランドで豚インフルエンザが流行し始めました。
深刻な事態と思われます。 海外(特に概当地域)から帰国後の発熱時にはまず、さいたま市保健所,TEL840−2220に連絡をして、指示を受けて下さい。 又、受診時には受付で、感染の可能性がある旨を必ず、お申し出下さい。A型(AH1N1の変異型)なので、外来で迅速診断出来ます。 抗ウイルス剤のタミフル、リレンザは有効と言われています。 その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)、溶連菌感染症(のど風邪)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)が小流行中です。又、ロタウイルス感染症(乳幼児嘔吐下痢症、白色便性下痢症)、咽頭結膜熱(プール熱)、高熱が2〜3日続く夏型かぜも散発的に見られるようになりました。 気温の変化の激しい時期です。健康管理に十分注意して下さい。 ◎学校から「アレルギー疾患管理願い」又は「管理指導表」が配布されています。記載する際は、かかりつけ医に、ご相談下さい。 |
(文:浦和医師会) |
2009/04/20(月) |
2009年 第15週(4/12〜4/18) の情報 |
インフルエンザの流行そろそろ終息か?と思われましたが、市内の大学や一部の保育園では、未だに集団発生している所があるようです。
まだまだ油断は出来ません。高熱、全身倦怠感に要注意!! その他の感染症では、感冒性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)、溶連菌感染症(のど風邪)が小流行中。水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、白色便性下痢症(乳幼児嘔吐下痢症)等が散発発生。夏型感染症の1つと言われている、咽頭結膜熱(プール熱)の報告も出始めました。様々な感染症が混在していますが、全般的には感染症は少ない状況が続いています。 ◎春のポリオが5月から始まります。 かかりつけ医にお問い合わせ下さい。 ◎新しい日本脳炎ワクチンによる接種が近々始まります。接種時期、接種方法、接種対象年令等解り次第、ご報告致します。 |
(文:浦和医師会) |
2009/04/13(月) |
2009年 第14週(4/5〜4/11) の情報 |
インフルエンザの流行終息に伴い、感染症全般に急減。普通感冒(軽いかぜ)、ウイルス胃腸炎(嘔吐、下痢)、溶連菌感染症(のど風邪)、水痘、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)等が散発的に見られる程度です。例年、冬型感染症から、春、夏型感染症へ移行するこの時期は一時的に感染症は減少し、新学期の疲れが出始める4月下旬頃から、再び増加して来ます。十分な睡眠とバランスの良い食事で対応しましょう。
◎「アレルギー疾患管理指導願い」又は「アレルギー疾患管理指導表」が、学校で配布されました。 該当するお子さんをお持ちの保護者の方、記載する際には、遠慮なく、かかりつけ医にご相談下さい。 ◎Hibワクチン接種が昨年12月から始まりましたが、供給体制が悪く、希望通りに接種出来ない状況が続いています。安定供給はいつになるのか?未だ不明です。 |
(文:浦和医師会) |
2009/04/06(月) |
2009年 第13週(3/29〜4/4) の情報 |
約4ヶ月間のわたって流行していたインフルエンザ、ようやく終息に向かう。同時に、感染症全般に減少傾向となっています。
春休みで、人と人が触れ合う機会が少なくなった為と考えられます。 その中で、普通感冒(軽いかぜ)、ウイルス性胃腸炎、水痘、溶連菌感染症(のど風邪)等が小流行しています。乳幼児に気管支炎や肺炎を起こす可能性があるRSウイルス感染症やマイコプラズマ肺炎も散発的に見られています。一昨年、昨年と流行した麻疹は今年、浦和地区報告0です。 ◎新学期、入園、入学前に未接種のワクチンを済ませましょう。 ◎学校で「アレルギー疾患管理指導願い」が配布されました。 記入の際には、かかりつけ医にご相談下さい。 ◎日本脳炎ワクチン 近々、(本年5〜7月)再開される予定です。 詳細が解りましたら、内容をお知らせ致します。 |
(文:浦和医師会) |
2009/03/30(月) |
2009年 第13週(3/22〜3/28) の情報 |
約3ヶ月半にわたって流行していたインフルエンザ、春休みに入りようやく流行終息に向かう。
今シーズンの流行の特徴は 1)流行の期間が長く、大規模流行となった事 2)A型とA型、又はA型とB型の2度罹患した人が多かった事 3)軽症が多く、中には普通感冒(軽いかぜ)と区別のつかない例も多く見られた事 4)Aソ連型に治療薬タミフルの効かない例が見られた事 等々 その他の感染症では、 お腹に来る風邪(ノロウイルスやロタウイルス等による)ウイルス性胃腸炎や、溶連菌感染症(のど風邪)、水痘(水ぼうそう)が小流行しています。 ロタウイルス感染症は嘔吐、下痢症状が強く、時に乳幼児に脱水症状を起こす事があります。ウトウト、グッタリは危険信号です。出来るだけ早く診察を受けましょう。 ◎学校で配布された「アレルギー疾患管理指導願い」「アレルギー疾患管理指導票」について記載する際は、かかりつけ医に、ご相談下さい。 「指導願い」は無料。「指導票」は有料。 |
(文:浦和医師会) |
2009/03/23(月) |
2009年 第12週(3/15〜3/21) の情報 |
インフルエンザ、3月下旬になっても流行続く。12月初旬から、既に3ヶ月半を経過、長い流行となった。A型(A香港型、Aソ連型)の流行が先行し、遅れてB型が流行した為だ。今シーズンのインフルエンザはA型、B型とも軽症で、中には平熱の場合も見られました。学級閉鎖の状況から、未だ未だ流行は続くと思われます。十分注意して下さい。
その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(吐く風邪)、溶連菌感染症(のど風邪)、水痘(水ぼうそう)等が流行しています。又、夏型感染症と言われている、手足口病や伝染性紅斑(りんご病)も散発的に見られます。感染症ではありませんが、小児の花粉症も多く見られます。様々な感染症が混在する季節です。十分な睡眠、バランスの良い食事、うがい、手洗い等、総ての感染症に共通する予防法で対応しましょう。 ◎入園、入学、新学期前に未接種のワクチンを済ませましょう。 |
(文:浦和医師会) |
2009/03/16(月) |
2009年 第11週(3/8〜3/14) の情報 |
1月下旬にピークが過ぎたか?と思われたインフルエンザ、2月下旬から再び増加。A型は減少しましたが、B型インフルエンザが小児を中心に大流行している結果です。軽症が多く、中には36度台のインフルエンザもあるので、疑わしい場合は、かかりつけ医の診察を受けてしっかりと診断、治療してもらって下さい。
ウイルス性胃腸炎、水痘、溶連菌感染症の流行も続いています。又夏かぜの代表的疾患である、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)もポツポツ見られるようになりました。様々な感染症が同居している季節と言えるでしょう。十分注意して下さい。 ◎ワクチン接種について 入園、入学、新学期前に未接種のワクチンを済ませましょう。 |
(文:浦和医師会) |
2009/03/09(月) |
2009年 第10週(3/1〜3/7) の情報 |
未だ未だインフルエンザの流行が続いています。2月中旬に流行の中心だったA型が急速に減少する一方で、少なかったB型が急増し、総数で増加しています。今シーズンは昨年12月初旬の流行から既に14週間(3月半)を経過しており、流行の期間が長く、しかも規模も中程度以上となりそうです。3月一杯は注意が必要です。
その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎の増加、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすかぜ)が再び増加傾向となる等冬に逆戻りの様相です。又、溶連菌感染症(のどかぜ)、水痘等も流行しています。 感染症ではありませんが、花粉症も増加しています。季節の変わり目で、他のアレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎の増悪)も増加傾向となっています。 感染症、アレルギー疾患に注意しましょう。 ◎入園、入学、新学期前に未接種のワクチンを受けておきましょう。 |
(文:浦和医師会) |
2009/03/02(月) |
2009年 第9週(2/22〜2/28) の情報 |
インフルエンザ斬減しながらも、未だ流行続く。A型が減少しB型が増加。ここに来て、A型、B型両方に罹患した患者さんが少しずつ見られるようになりました。未だ未だ3月一杯は注意が必要です。うがい、手洗い、マスクの着用で予防しましょう。
その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、溶連菌感染症、水痘の小流行が続いています。 今年は幸い麻疹の流行はありませんが、2期、3期、4期のMRワクチン未接種の方は入学前、新学期前に必ず受けて下さい。 ワクチン接種済みにもかかわらず、百日咳にかかってしまった小学校6年生の男子の報告がありました。2週間以上続く頑固な咳に要注意! |
(文:浦和医師会) |