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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2007/04/02(月)
2007年 第13週(3/25〜3/31)の情報
1月中旬から約2ヶ月半にわたって流行してきたインフルエンザ、春休みに入り、人と人との交流が少なくなり急速に減少してきました。今シーズンの流行は中規模以下で、比較的症状が軽く脳症などの重症例の報告はありませんでした。いまだ4月中旬までは流行が続くと予測されます。治療薬タミフル服用の際は、主治医と良く相談してください。

ウイルス性胃腸炎の流行が続いています。昨年11月から今年にかけての中心ウイルスはノロウイルスでしたが、3月中旬頃からロタウイルス感染症が増加してきました。乳幼児ではノロウイルスよりも症状が重く、頻回な嘔吐、下痢で脱水症状となる事があるので十分注意が必要です。

その他の感染症では咽頭結膜熱(プール熱)、水痘、溶連菌感染症が小流行しています。一時減少していたマイコプラズマ肺炎は再び増加気配です。季節の変わり目で普通感冒(軽いかぜ)にかかるお子さんも目立ちます。日々の体調管理に注意してください。
(文:浦和医師会)

2007/03/26(月)
2007年 第12週(3/25〜3/31)の情報
今シーズン小流行かと思われていたインフルエンザ。3月になりB型を中心に急増し、3月としては過去30年で最も多い患者数となる勢いです。このまま、4月中旬頃までは流行が続くものと予測されますので、十分注意が必要です。うがい、手洗い、マスクの着用で予防しましょう。

その他の感染症では、ウイルス性胃腸炎と水痘が流行中。伝染性紅斑(りんご病)、咽頭結膜熱(プール熱)、溶連菌感染症が散発発生。流行終息か?と思われていた、マイコプラズマ肺炎再び増加の気配。発熱、咳が4日以上続く場合は要注意です。乳幼児に多く見られるロタウイルス感染症(白色便性下痢症)も増加中です。ウトウトしたり、グッタリした場合はできるだけ早く受診してください。

○ 入園、入学前に未接種のワクチンは必ず済ませておいてください。

○ インフルエンザ治療薬タミフルの服用が大きな問題となっています。
  かかりつけ医と良く相談して納得のいく治療を受けてください。
(文:浦和医師会)

2007/03/19(月)
2007年 第11週(3/14〜3/17)の情報
相変わらず、冬の代表的病気のインフルエンザと春先の病気の花粉症が混在した状況が続いています。今年の天候異変がそのまま、こどもの病気に反映しているようです。

昨シーズンより約1ヶ月遅く1月中旬から流行したインフルエンザ、流行後11週目に入ってもさらに増加を続けています。流行当初勢いが極めて弱く、今シーズン小規模流行に終わるかと予測されていました。しかし、寒さのぶり返しの影響か?3月中旬になっても増加し、このまま4月にまで流行が続く可能性が高く、中規模流行になりそうな状況となってきました。しばらく、うがい、手洗い、マスクの着用で予防しましょう。

その他の感染症では、水痘とウイルス性胃腸炎の流行が続いています。

溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)も小流行しています。また、一部の保育園で夏かぜの代表的な病気、手足口病が流行し始めています。これも異常気候の影響か?

昨年6月から大流行していた、マイコプラズマ肺炎は、ほぼ見られなくなりました。

いずれにしても、いろいろな感染症が混在している時期です。早めに医療機関を受診し、しっかりと診断、治療をしてもらってください。

○ MRワクチン(麻疹、風疹混合)の2期(小学校就学前1年の5〜7才児が対象)の接種率が悪い
  ようです。未接種の方は3月中に済ませてください。

○ インフルエンザ治療薬、タミフルの服用によると思われる、異常行動、異常言動が問題となって
  います。服用時にはかかりつけ医にご相談ください。
(文:浦和医師会)

2007/03/12(月)
2007年 第10週(3/4〜3/10)の情報
異常気象のためか?3月中旬にインフルエンザと花粉症が混在しています。インフルエンザは1月中旬から昨年より約1ヶ月遅く流行し、小規模流行ながら、7週目に入っていまだに増加し続けています。今シーズンはA香港型、Aソ連型、B型の3つが流行していますが、A香港型とAソ連型は勢いは弱く、今後の流行はB型の勢い如何にかかっています。流行の終息は4月にずれ込む可能性が高いと予測されます。うがい、手洗い、マスクの着用、十分な睡眠で予防しましょう。治療薬タミフルの服用に関しては、かかりつけ医に良く相談してください。

その他の感染症では、相変わらずウイルス性胃腸炎が多く見られます。昨年暮れからノロウイルスが主な原因ウイルスでしたが、2月下旬に入ってロタウイルスが増加しています。乳幼児では頻回な嘔吐、下痢で脱水症状となる事が少なくなく、ウトウト、グッタリは要注意です。

水痘、溶連菌感染症(発熱、のど痛、嘔吐、いちご舌、時に発疹)も流行しています。昨年6月頃から大流行していたマイコプラズマ肺炎、ようやく少なくなりました。

○ 新学期前に未接種のワクチンを済ませておきましょう。
(文:浦和医師会)

2007/03/05(月)
2007年 第9週(2/25〜3/3)の情報
気候異変のためか?花粉症とインフルエンザが同時に流行しています。昨年暮れに大流行したノロウイルスによると思われるウイルス性胃腸炎は一時減少しましたが、再び増加傾向です。

もう一つのウイルス性胃腸炎であるロタウイルス感染症(別名白色便性下痢症)も増加傾向です。乳幼児は頻回な嘔吐、下痢で脱水症状を起こす可能性があります。ウトウトしたり、グッタリしたら至急受診してください。

大流行していたマイコプラズマ肺炎かなり少なくなりましたが、いまだ散発的に見られます。発熱、咳が4日以上続く時は要注意です。その他の感染症では、溶連菌感染症や水痘が小流行しています。

○ 入園、入学前に未接種のワクチンは済ませておいてください。
(文:浦和医師会)

2007/02/26(月)
2007年 第8週(2/25〜3/3)の情報
暖かかったり、寒かったり天候が不順な毎日が続いていますが、例年より風邪をひくお子さんは少ないようです。インフルエンザは流行が始まってから4週目に入りますが、少しずつ増加を続けています。今シーズンは流行の規模も小さく、重症例もありません。インフルエンザ治療薬タミフルの副作用と言われている異常言動、異常行動については浦和区では1例報告がありましたが大事に至らず後遺症なく完全治癒しています。

その他の感染症ではウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)が一時期より少なくなりましたが未だ流行が続いています。水痘や溶連菌感染症も流行中。大流行していたマイコプラズマ肺炎、咽頭結膜熱は減少傾向。

感染症ではありませんが、花粉症が増加しています。

○ 4月の入園、入学前に未接種のワクチンを済ませて下さい。
(文:浦和医師会)

2007/02/19(月)
2007年 第7週(2/11〜2/17)の情報
流行期に入ったインフルエンザ、暖冬のためか?幸い、全く流行に勢いがありません。全国的にも、浦和地区も学級閉鎖数は今のところ、昨年の約1/10程度に留まっています。また、重症例の報告もありません。

昨年大流行したノロウイルスによると思われるウイルス性胃腸炎、徐々に減少しているもののいまだ流行しています。乳幼児は脱水に注意してください。

その他の感染症では水痘、溶連菌感染症、伝染性紅斑、咽頭結膜熱などが小流行しています。

感染症ではありませんが、花粉症が見られるようになりました。近年、幼児期での発病も珍しくなくなりました。「くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目がかゆい」などの症状が見られたら、早めに耳鼻科か小児科を受診してください。


○入園、入学前に未接種のワクチンを済ませて下さい!!
(文:浦和医師会)

2007/02/13(火)
2007年 第6週(2/4〜2/10)の情報
暖冬のためか?流行が遅れていたインフルエンザ、本格的な流行期に入る。
B型も散発的に見られますが、症状のやや重いA型を中心に流行しています。これから約2ヶ月近くは流行が続くと予測されるので、うがい、手洗い、マスクの着用、十分な睡眠、バランスの良い食事、ストレスをためない等で予防しましょう。

ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱症状)一時減少していましたが、再び増加傾向です。乳幼児では時に脱水症状を起こす事があります。ウトウト、グッタリの時はできるだけ早く医療機関を受診してください。

その他の感染症では、溶連菌感染症(発熱、のど痛、嘔吐、イチゴ舌、時に発疹症状)、咽頭結膜熱=プール熱(4日以上続く発熱、時に結膜炎)、マイコプラズマ肺炎(4日以上続く発熱、徐々に強くなる咳)、伝染性紅斑(顔、手足、時にレース状の発疹)等が小流行しています。

また、感染症ではありませんが、花粉症が出始めました。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目が痒い等の症状がありましたら、耳鼻科または小児科を受診してください。

○ 入園、入学前に未接種のワクチンを!!
(文:浦和医師会)

2007/02/05(月)
2007年 第5週(1/28〜2/3)の情報
暖冬のためか?感染症に異変が起きています。普通感冒(軽いかぜ)は例年と比較して極めて少なく、インフルエンザも流行期に入ったものの今のところ全く流行に勢いがありません。夏に流行する咽頭結膜熱(プール熱)、3月頃に増加する溶連菌感染症が多く見られます。一時減少していたウイルス性胃腸炎は再び増加傾向となっています。

私達医師も従来の各感染症の季節的発生の特徴にとらわれず病気を診ないといけないと思っています。保護者の皆さんも、既成概念にとらわれる事なく、感染症の疑いがありましたら早めに医療機関を受診して下さい。

●○インフルエンザに関する情報○●
1.流行期間
  → 1月下旬〜4月中旬
2.流行の規模
  → 中規模以下で、小規模の可能性大
3.重症例は多くなるか?
  → ウイルス変異少なく、軽症例多い
4.ワクチンの有効性
  → 流行株とワクチン株は一致しているので有効性はあると考えられる。
5.特効薬タミフルの使用に関して
  → 各学会の発表では従来通りの服用で良いとされています。


●○MRワクチン(麻疹、風疹混合ワクチン)について○●
1期(1〜2才)、2期(5〜7才の入学前1年間)となっています。対象年齢をはずれると有料に
なってしまうので十分注意して下さい。
(文:浦和医師会)

2007/01/29(月)
2007年 第4週(1/21〜1/27)の情報
暖冬のためか?流行の遅れていたインフルエンザが流行の兆し!浦和地区では1月17日に今シーズン始めて大谷口小学校で学級閉鎖があり、徐々に拡大していましたが、1月28日(日)の浦和休日急患診療所では昼、夜合わせて21人のインフルエンザの患者さんが受診しており、今週から急増する可能性がでてきました。うがい、手洗い、マスクの着用、人ごみを避ける等で予防して下さい。しかし、今年は小児、成人ともインフルエンザに対する抗体を持っている人が多く、大流行になる可能性は少ないと予測されています。
インフルエンザの特効薬のタミフルの使用に関しては、各学会の報告では精神障害との因果関係はなく、従来通りの使用で良いとされています。

その他の感染症では、水痘、溶連菌感染症(のど風邪)マイコプラズマ肺炎、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)等が小流行しています。

気候が温暖なためか?幸いなことに普通感冒(軽い風邪)にかかる人はかなり少ないようです。

○● 4月の入園、入学前に未接種のワクチンは済ませておきましょう ●○
(文:浦和医師会)