【マイタウンさいたま】ログイン 【マイタウンさいたま】店舗登録
今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

全341件中  新しい記事から  211〜 220件
先頭へ / 前へ / 12... / 18 / 19 / 20 / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / ...32 / 次へ / 最終へ  

2005/02/28(月)
第8週(2/20〜2/26)
浦和地区、インフルエンザの流行は峠を越える。しかし、今シーズンA型,B型の混合流行の為この1〜2週、2つともかかってしまった人も出始めているので注意が必要。
中規模流行で3月中旬までの流行予測。

一時減少していたウイルス性胃腸炎、水痘、再び増加傾向。乳幼児の脱水症に要注意!

溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)小流行。

○ 4/1日から結核予防法が改正され、ツ反、BCGが変わります。従来の0〜4才までのツ反、BCGがなくなり、0ヶ月〜6ヶ月に限定し、BCGだけとなります。この対象年令以外総て有料となりますので、ご注意ください。
(文:浦和医師会)

2005/02/21(月)
第7週(2/13〜2/19) の情報
先週後半から猛威を振るっていたインフルエンザ減少傾向となる。

学校の学級閉鎖が急減し、幼稚園、保育園に移行して来ています。今後は3月中旬までの中規模流行と予測されますので、まだまだ注意が必要です。

今年のB型インフルエンザの一部に治療薬(タミフル)の効果が不十分な例が散見されます。しかし、経過が少し長くなるだけで入院を必要とするまでには至りません。

ロタウイルス感染症(乳幼児嘔吐下痢症=白色便性下痢症)が流行し始めました。脱水を起こす場合があるので、頻回な嘔吐、下痢には十分注意する必要があります。ウトウト、グッタリは点滴が必要。

<b>○ 入園、入学前に未接種ワクチンを済ませておいてください。</b>
(文:浦和医師会)

2005/02/14(月)
第6週(2/6〜2/12)
インフルエンザ猛威を振るう。陰を潜めるように例年より少なかったインフル、寒冷と乾燥の条件が整った途端に豹変し一気に増加。A型<B型混在で流行。

今年の特徴は
1)軽症が多い事、
2)ワクチン接種後にかかる場合が多い事(主にB型、A型は有効例が多い)、
3)B型に治療薬、タミフルの効果が不十分な場合が時々見られる事、
4)A型とB型の2つにかかってしまう場合が稀ではあるが見られ事、
5)脳炎、脳症を起こす場合が少ない事
などがあげられます。

流行予測は3月初旬から中旬まで。規模は中規模?

保育園、幼稚園、学校の出席停止期間は解熱後2日が標準。ただし、ウイルスは解熱後4〜5日は体に潜んでいて弱いながら感染力は残っている事も考慮する必要があります。

ノロウイルスによる胃腸炎はインフルエンザに押されたのか?減少傾向。しかし、ロタウイルス(乳児嘔吐下痢症)による胃腸炎は増加傾向。脱水症に要注意!

他の感染症では水痘、溶連菌感染症、伝染性紅斑が小流行しています。
(文:浦和医師会)

2005/02/07(月)
第5週(1/31〜2/6)
例年より遅い流行と思われていたインフルエンザ、2月に入り急増!今年の特徴はA型(主にA香港型)とB型が同時期に一気に流行した事です。しかし、幸いな事に比較的症状が軽いB型が主力。発熱、咽頭痛、全身倦怠感、関節痛症状の時はできるだけ早く医療機関を受診してください。中規模以下で3月中旬までの流行予測。

ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)=話題のノロウイルス、ロタウイルスが主な原因ウイルスです。一時減少したが、2月に入り再度増加。乳幼児では脱水症状となる場合が少なくないので要注意!

その他では、水痘、溶連菌感染症が小流行しています。
(文:浦和医師会)

2005/01/24(月)
第3週(1/16〜1/22)
 インフルエンザ流行の兆し!
 先週から予測より約2ヶ月遅れて、こどもを中心に流行が始まる。
1/18、西地区T小学校2年2クラス、1/19、東地区O小学校2年1クラスで高熱、咳、咽頭痛症状で学級閉鎖。今後の推移に十分注意!

 昨年12月から大流行していたウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)明らかに減少。
 水痘、流行性耳下腺炎の小流行続く。
 マイコプラズマ肺炎、例年より少ないものの散発的に見られます。4日以上続く発熱、咳に要注意!

 普通感冒(軽いかぜ)は例年1月と比べてかなり少ないようです。
(文:浦和医師会)

2005/01/17(月)
第2週(1/10〜1/16)
昨年暮れから、小児の感染症は例年よりかなり少なく推移しています。

現在目立つのは、ウイルス性胃腸炎(話題のノロウイルスが主力のお腹にくるかぜ)、水痘、溶連菌感染症、RSウイルス感染症(乳幼児の気管支炎、肺炎を起こす冬のかぜ)等です。

インフルエンザは依然として散発的に見られる程度で流行には至っていません。1/15日現在、全国的にもウイルス自体に勢いがない為か報告数が例年と比較して極めて少なく、大流行となる可能性は少ないと予測されます。

○ツ反、BCG接種について

本年4/1日から無料の対象となる年令が、6ヶ月未満となります。
未接種のお子さんは3/31日までにツ反、BCGを受けて下さい。

尚、4/1日からは、ツ反は省略されます。
(文:浦和医師会)

2005/01/11(火)
第1週(1/1〜1/10日)
暫く情報をお休みして申し訳ありませんでした。本年1月から再開いたしましたので宜しくお願いいたします。尚、ご希望の感染症情報がありましたら、「マイタウンさいたま」までメールして下さい。

昨年暮れから今年にかけて、浦和市の休日急患診療所を受診した患者さんの数は前年の約1/2と極めて少なかったようです。暖冬と雨や雪などの気候的条件で風邪が少なかったとインフルエンザの流行がなかった為と思われます。この数日マスコミで報道されている高齢者に死亡者の出ているノロウイルス感染症は通常お腹にくる風邪として知られている、ウイルス性胃腸炎の1つで最も多く見られる病気です。今のところウイルス自体突然変異したとの報告はないので、亡くなられた方の抵抗力がかなり低下していたか?対処法に大きなミスがあったか?と推測されます。大部分は吐き気止めの薬と水分の補給で治りますのでご安心ください。

その他現在流行中の感染症は水痘、溶連菌感染症などです。
今年大流行すると予測されている花粉症。すでに12月頃から流行が始まっているようで、成人と一緒に小児でも時々見られるようです。くしゃみ、鼻水、鼻つ”まり症状の時は耳鼻科又は小児科にご相談下さい。
(文:浦和医師会)

2004/12/22(水)
第47週(11/14〜11/20)
ようやく天候が落ち着いて来ました。しかし寒さと空気の乾燥は冬の感染症を起こします。ウイルス性胃腸炎は増加し、一部の保育園、幼稚園で集団発生している所も出始めました。幸いインフルエンザは未だ流行の気配はありません。ワクチン希望の方は早めに済ませておくと良いでしょう。

その他の感染症では、夏の感染症と言われている手足口病が未だに散発的に見られています。溶連菌感染症は徐々に増加しているものの例年より少ないようです。
発熱、発疹、のど痛に注意!水痘が増加傾向。
(文:浦和医師会)

2004/11/18(木)
第46週(11/7〜11/13)
10月中旬から11月初旬にかけて、浦和地区で4人の大人のインフルエンザが発生しましたが、その後1ヶ月経過し未だ小児は0で、流行の兆しはありません。流行には気温の低下と空気の乾燥が条件です。気候の変化に注意し、うがい、手洗いを忘れずに!

ウイルス性胃腸炎(発熱、嘔吐、下痢)が流行の兆し。乳幼児では脱水症状を起こす可能性があります。ウトウト。グッタリは要注意。

その他では、水痘、溶連菌感染症、手足口病、マイコプラズマ肺炎、伝染性紅斑などが小流行しています。

 ○ インフルエンザワクチン希望者はお早めに、かかりつけ医にご予約してください。
(文:浦和医師会)

2004/11/01(月)
第42週(10/25〜10/31日)
 はっきりしない天気が続きうんざりです。真っ青な秋晴れが待ちどうしいですね。

 先週3人の成人インフルエンザが浦和地区の開業医から報告ありましたが、今週は報告0でした。例年、最初の報告から約1ヶ月後に流行が始まります。そこから推測すると今シーズンは11月下旬からか?ワクチン希望の方はお早めに!
 気温の低下と共に水痘、ウイルス性胃腸炎が増加。鼻かぜ等の軽いかぜ(普通感冒)は雨天の為か減少。今秋殆ど見られなかったマイコプラズマ肺炎散発発生。発熱、咳が4日以上続く時は要注意!!
(文:浦和医師会)