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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2004/05/31(月)
第21週(5/23日〜5/29日の情報)
 気温が上昇し夏の気候となって来ましたが、感染症は未だ春型と夏型の混在状況が続いています。

 相変わらず、高熱(2〜4日間)症状の夏かぜとウイルス性胃腸炎が感染症の主流です。
流行気配と報道されている風疹、依然散発発生のまま。旧浦和市では西地区に多い。 ウイルス性胃腸炎は嘔吐、下痢がひどく、脱水症状を起こす患者さんも少なくありません。うとうと、ぐったりは要注意です。

 伝染性紅斑(りんご病)増加。典型的な夏型感染症のヘルパンギ−ナ、手足口病は未だ見られていません。
(文:浦和医師会)

2004/05/25(火)
第20週(5/16日〜/22日)の情報
 気温差の激しい毎日が続いています。感染症も多種多彩。春型、夏型が混合しています。

 主な感染症はウイルス性胃腸炎と高熱が主症状の夏かぜです。
 高熱症状の夏かぜは、発熱期間2〜5日、熱の他の症状は少なく、咳も鼻水もありません。39℃以上となる事が多く3日以上の発熱で皆さん心配しますが、こじらせる事はまずありません。
 
 その他、増加傾向にある感染症は伝染性紅斑、ヘルパンギ−。横ばいなのは溶れん菌感染症、普通感冒、水痘、風疹。減少傾向なのはウイルス性胃腸炎です。

 ○ 春のポリオは5、6月で終了します。未接種の方はお早めにかかりつけ医にご相談下さい。
(文:浦和医師会)

2004/05/18(火)
第19週(5/9日〜5/15日)の情報
 少しずつ夏型の感染症になってきました。高熱の3〜4日続く夏かぜ、伝染性紅斑などが増加傾向です。流行の気配のあった風疹、浦和西地区の某中学校1年生で5人の集団発生がありましたが、その後は拡がらず、このままだと小さな流行で終わりそうです。

 一方、一時気温の上昇と共に減少していたウイルス性胃腸炎が再び増加。頻回な嘔吐で脱水を起こすお子さんが見られます。うとうと、ぐったりは要注意です。その他は溶れん菌感染症、水痘、流行性耳下腺炎、普通感冒(び熱、咳、鼻水)が小流行しています。
(文:浦和医師会)

2004/05/11(火)
第17、18週(4/25日〜5/8日)の情報
 連休が入りましたので、2週間分の報告と致します。
 毎日の気温の差が激しい為か、体調を崩すお子さんが増えています。普通感冒(軽いかぜ)とウイルス性胃腸炎が主な感染症です。その他、春型感染症と夏型感染症が重なり報告数は少ないものの多くの感染症が混在しています。

 溶れん菌感染症、風疹、水痘、伝染性紅斑、プール熱(咽頭結膜熱)を代表とするアデノウイルス感染症、高熱の3〜4日続く夏かぜ、マコプラズマ肺炎など。

 感染症ではありませんが、気管支喘息も多く見られ、小児科医が病気の診断に最も気を使わなければならない時期とされています。
(文:浦和医師会)

2004/04/26(月)
第16週(4/18日〜4/24日)の情報
新学期が始まり、一時減少していた感染症が再び増加して来ました。疲れも少しずつたまって来たせいもあるのかもしれません。

季節の変わり目はいろいろな病気が少しずつ見られます。普通感冒(軽いかぜ)、高熱の3〜4日続く夏型のかぜ、喘息、アトピー性皮膚炎の他、風疹、溶れん菌感染症、水痘、ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)、マイコプラズマ肺炎、など。

場合によっては、2つの病気に連続してかかってしまう事もあります。健康管理に十分注意しましょう。

○ 流行の兆しありとされている風疹、浦和地区では現在西地区に散発しているだけで大流行の気配はありません。しかしこれから初夏にかけては未だ注意が必要です。

○ 春のポリオは5、6月です。かかりつけ医にご相談ください。
(文:浦和医師会)

2004/04/13(火)
第14週(4/4日〜4/10日)の情報
今週のこども感染症は、未だ春休みの延長で全般に少なくなっていますが、集団生活がなかったからで、毎年同様の傾向です。

疲れが出る4月下旬頃から徐々に増加してきます。少ないながらの特徴は病気の多様化(いろいろな病気が混在している)が見られる事です。普通感冒(軽いかぜ)ウイルス性胃腸炎(ロタウイルス感染症も含む)、溶れん菌感染症、水痘、マイコプラズマ肺炎、伝染性紅斑(りんご病)、流行性耳下腺炎、高熱症状の風邪(夏型のかぜ)など。

風疹が6年ぶりに流行の気配です。浦和の西地区からの報告が多く、これから初夏にかけてさらに増加する可能性があります。疑いのある場合はできるだけ早く医療機関を受診してください。成人の風疹は比較的診断は容易ですが、小児は診断の難しいケースも多くあります。
(文:浦和医師会)

2004/04/07(水)
第13週(3/21日〜4/3日)の情報
 学校も春休みになり感染症全体が少なくなって来ました。しかし、相変わらず色々な病気が見られる春の特徴が続いています。

 最も多いのが、普通感冒(軽いかぜ)、ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)次いで、溶れん菌感染症(急性扁桃腺炎)、水痘、アデノウイルス感染症(プール熱)等です。風疹が6年ぶりに流行の気配です。妊婦さんは充分注意が必要です。

 その他感染症ではありませんが、季節の変わり目で気管支喘息も多く見られます。花粉症は今年は極めて少ないようです。

 ○ 病気の少ない時期には、未接種のワクチンを済ませておくと良いでしょう。

 ○ 今年の春のポリオは5/10〜6/20日まで。かかりつけ医にご相談下さい。
(文:浦和医師会)

2004/03/23(火)
第11週(3/14日〜3/20日)の情報
 暑いと思えば真冬日、寒暖の差が1日違いで10度では体調を整えるのが大変です。

 感染症の大部分はウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)で、乳幼児の脱水症を起こすケースが多く見られます。吐いた場合は1〜2時間は飲んだり食べさせたりしないで、胃を休めると良いでしょう。その後に温かい飲み物(おさ湯、お番茶)から少しずつ与えてください。吐くのさえ、落ち着けば後は徐々に改善します。

 溶れん菌感染症の流行が続いています。のど痛、発疹、発熱症状です。最近は外来で直ぐ診断できるようになり早期診断、早期治療が可能となっています。10〜14日間抗生物質を服用し、最後に腎炎の合併症がないか、検尿します。

 風疹が6年ぶりに流行し始めました。浦和地区の北の某中学校、西の某保育園で集団発生しています。これから夏にかけてさらに増加すると予想されますので 充分注意が必要です。(特に妊娠初期の妊婦さん)

 水痘は冬に多く、夏に少なくなる傾向にあります。3月現在まだ、小流行しています。伝染性紅斑、プール熱も散発的に見られています。
(文:浦和医師会)

2004/03/17(水)
第10週(3/7日〜3/13日)の情報
 インフルエンザの流行終わる。

 今シーズンはワクチンの不足で社会的問題になりましたが幸い流行の規模も小さく、症状も軽くて脳炎、脳症になる小児も少なくて済みました。かえって、お腹に来るかぜ(ウイルス性胃腸炎)が多く見られるようになりました。

 乳幼児では嘔吐、下痢症状がひどく脱水症となる場合が少なくありません。充分注意してください。家での対処法として重要な点は、吐いた場合にすぐに水分を与えると返って逆効果なる事です。1〜2時間ほど間を開けてから温かい飲み物から与えましょう。

 風疹が流行し始めました。浦和地区の西方面では保育園の一部で集団発生しています。6年ぶりの流行となりそうなので、充分注意してください。(特に妊婦さん)

 その他では、溶れん菌感染症、水痘、伝染性紅斑(りんご病)、咽頭結膜熱(プール熱)も流行。多くの感染症が一時期に見られる春型感染症の状況となって来ました。

 また、花粉症の季節となって来ましたが、近年小児でも時々見られます。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目がかゆいなどの症状があったら医者にご相談ください。
(文:浦和医師会)

2004/03/08(月)
第9週(3/1日〜3/6日)の情報
 今週のこども感染症は前週と殆ど変わりありません。

 ウイルス性胃腸炎による脱水に要注意!

<b><font color="#FF0000">○ 入園、入学前に未接種のワクチンを済ませておいて下さい。</font></b>
(文:浦和医師会)