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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2003/12/09(火)
第48週(11/30日〜12/6日)の情報
先週インフルエンザ流行の兆しが見えましたが、雨や気温の上昇の為か?その後増加して来ません。SARSに対する懸念のせいか、ワクチン接種希望者が激増し、医療現場からインフルエンザワクチンがなくなりました。これからは、発病初期にできるだけ早く医療機関を受診してください。

感冒性胃腸炎(吐くかぜ)の流行が依然として続いています。12/7日(日)の休日急患診療所の患者さんの約80%がこの疾患だったようです。水痘は毎年冬に流行しますが、今年も例年通り流行しています。その他では、溶連菌感染症(のどの痛み、発熱)小流行、稀にマイコプラズマ肺炎が見られます。

また、乳幼児に見られるRSウイルス感染症(咳、熱、時に呼吸困難)もポツポツ流行し始めました。特に6ヶ月以下の乳児は呼吸困難に充分注意する必要があります。
(文:浦和医師会)

2003/12/02(火)
第47週(11/23日〜29日)の情報
 SARSの発生の心配される中インフルエンザワクチン接種希望者が激増し、現場からワクチンが不足し一部で接種ができない状況になって来ました。製造メーカーでは増産体制を再度組む事は不可能との事で、市場に出回っている残されたワクチンで今冬は対処せざるを得ません。希望者は出来るだけ早く医療機関にお問い合わせください。

 さて、そのインフルエンザは埼玉県内、川口地区からポツポツと患者さんが出始めたとの報告があります。浦和地区からは12/1日(月)現在1人の報告もありませんが、年内流行の可能性も出て来ました。うがい、特に手洗いを励行して下さい。

 ウイルス性胃腸炎が急増しています。嘔吐、発熱(無熱もある)腹痛、時に下痢、乳幼児は脱水症状を起こす事もあるので充分注意してください。その他は溶連菌感染症、水痘、アデノウイルス感染症(目の充血、高熱の4〜5日続く風邪の一種)マイコプラズマ肺炎などが小流行しています。
(文:浦和医師会)

2003/11/25(火)
第46週(11/16日〜11/22日)の情報
 再び気温が低下し、一時流行が止まっていたウイルス性胃腸炎が増加。以前は流行性嘔吐症と言われていて、毎年気温と湿度の低下と共にインフルエンザの前に流行します。感染力が強く、一人が感染するとその周囲に一気に拡がります。乳幼児を除いては重症化する事は殆どありません。

 インフルエンザは未だ流行の気配はありません。溶連菌感染症、水痘、普通感冒、マイコプラズマ肺炎が小流行しています。また、散発的にですが、RSウイルス感染症(赤ちゃんの冬の気管支炎、肺炎を起こす病気)が見られるようになりました。特に6ヶ月未満の発熱、咳には充分注意が必要です。

 ○ 今年はインフルエンザワクチンの希望者が急増しています。できるだけ年内に
   済ませておいてください。
(文:浦和医師会)

2003/11/18(火)
第45週(11/9日〜11/15日)の情報
 このところの気温の上昇に伴い、急増していたウイルス性胃腸炎の流行は一休み。他の感染症、水痘、溶連菌感染症、普通感冒はそのまま流行続く。

 気になるインフルエンザは11/17日(月)現在、全国どこからも流行の兆しありの報告はありません。昨年は浦和地区、11月下旬から流行が始まりましたが、今年は全国的な状況から、年明け流行か?

* いよいよ本格的な冬を迎え、懸念されるのはSARSの流行。ただただ、流行のない事を祈るだけです。海外旅行帰り(特にアジア各地)の発熱には充分注意を!!

 医療機関受診の際は必ず事前に連絡してください。
(文:浦和医師会)

2003/11/10(月)
第44週(11/2日〜11/8日)の情報
 昨年は11月下旬から流行が始まったインフルエンザ、今年はいつからの流行となるのか?11月8日現在全国どこからもウイルスは見つかっていません。統計上、ウイルスが見つかってから約1ヶ月後に流行する事が多いと解っていますので、今年は12月中旬以降、又は年明けの流行となる可能性があります。

 ウイルス性胃腸炎が急増しています。毎年気温の低下と共に流行しますが、今年は例年よりやや早い流行です。吐くのが主な症状で(流行性嘔吐症)び熱、下痢を伴います。乳幼児では、脱水症状に注意が必要です。うとうと、グッタリは緊急を要します。

 その他の感染症では、毎年冬に流行する水痘が明らかに増加傾向、溶連菌感染症は少しずつ増加。普通感冒(軽い風邪)は依然として流行が続いています。

 インフルエンザ、普通感冒の予防として、うがい、手洗いが良く知られていますが、最近は特に手洗いの重要性が指摘されています。屋外からの帰宅時には必ず手洗いを励行してください。!!
(文:浦和医師会)

2003/11/04(火)
第43週(10/26日〜11/1日)の情報
 気温の低下と共に冬型感染症の様相となって来ました。未だ多くは、軽いかぜ(普通感冒)ですが、嘔吐が主な症状のウイルス性胃腸炎が急に増加して来ました。

 この病気は比較的感染力が強く、一人が吐くとその周囲で1〜2日後に集団で発病する事が良く見られます。うがい、手洗いを励行しましょう。うとうとしたり、ぐずったりした時は脱水症の可能性があります。できるだけ早く医療機関を受診して下さい。

 その他の感染症では、溶連菌感染症、水痘が増加傾向。インフルエンザの流行の報告は全国的に未だありません。早めにワクチンをお受けする事をお勧めします。
(文:浦和医師会)

2003/10/27(月)
第42週(10/19日〜10/25日)の情報
 朝晩の気温の低下、空気の乾燥と共にこどもの感染症も少しずつ変わって来ました。

 普通感冒(軽いかぜ)、溶連菌感染症(猩紅熱、扁桃腺炎)、水痘(みずぼうそう)、ウイルス性胃腸炎(流行性嘔吐症=吐くかぜ、白色便性下痢=ロタウイルス)が増加して来ました。水痘以外は予防接種はありませんので、予防はうがい、手荒い、接触をできるだけ避けるしか方法はありません。

 昨年11月中に流行が始まったインフルエンザ。今年はいつ流行して、どの程度の流行規模となるのか未だ予測がつきません。SARS懸念が背景にあるのか?今年はインフルエンザワクチンの希望者が多いようです。お早めにかかりつけ医にご相談ください。
(文:浦和医師会)

2003/10/20(月)
第41週(10/12日〜10/18日)の情報
気候が安定し、朝晩気温が下がる本格的な秋となってきました。

主なこどもの感染症は前週同様に普通感冒(軽いかぜ)です。び熱、咳、鼻水、のど痛、声がれ等、人によって様々です。

他の感染症では水痘、溶連菌感染症が増加。嘔吐、下痢症状のウイルス性胃腸炎は僅かに増加。夏かぜの一つである、ヘルパンギ−ナが未だに散発的に見られます。

インフルエンザの流行の気配は今のところありません。昨年は11月下旬からの早い流行となりましたが、過去10年で年内に流行が始まったのは5回です。今年は?
(文:浦和医師会)

2003/10/14(火)
第40週(10/5日〜10/11日)の情報
この2〜3週間こどもの感染症の多くは、軽いかぜです。
病院を受診しようか様子を見ようか?迷うと思います。ポイントは、元気があるかないか、食欲があるかないかの2つです。熱があっても、この2つが満たされていれば慌てる必要はまずありません。その反面、び熱であってもどちらかが気になれば、受診した方が良いと思います。

他の感染症は前週と同様に溶連菌感染症、ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢)、マイコプラズマ肺炎(咳、熱が4〜5日以上続く)が小流行、感染症ではありませんが喘息も目立ちます。

浦和地区では未だ報告はありませんが、岩槻、川口地区から冬に流行する白っぽい便の下痢となるロタウイルス感染症の報告が早くも出始めました。乳幼児では、脱水症状となる場合があるので充分注意が必要です。
(文:浦和医師会)

2003/10/06(月)
第39週(9/28日〜10/4日)の情報
気温の変化で体調を壊し、風邪をひくお子さんが増えてきました。大部分は、び熱、咳、鼻水、のど痛程度の軽いかぜです。大した事はないと侮っているとこじらせて、気管支炎や肺炎、胃腸炎を合併することがありますが、病気のかかり始めの2〜3日間さえ無理をしなければ、まず大丈夫です。

その他は風邪よりも、のどの痛みと熱の高い溶連菌感染症(時に発疹を伴う)、嘔吐、下痢症状のウイルス性胃腸炎、頻回な下痢、腹痛、時に血便の食中毒(サルモネラ、キャンピロバクタ菌など)、発熱と咳が1週間近く続くマイコプラズマ肺炎などが少しずつ見られます。


 ○ 秋のポリオは10月一杯で終わりです。接種希望者は早めにかかりつけ医にご
   相談ください。

 ○ インフルエンザワクチン希望の方もお早めにお申し込み下さい。今年はSARS流
   行対策の為か例年より早い予約状況です。小児は年内に2回済ませて下さい。
(文:浦和医師会)