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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2006/04/03(月)
第13週(3/26〜4/1)の情報
学校、幼稚園が春休みとなり、感染症全般的にかなり少なくなりました。 わずかに目立つのが、ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)と普通感冒(微熱、咳、鼻水)です。インフルエンザは殆ど見られなくなりました。

その他、溶連菌感染症、水痘、伝染性紅斑(りんご病)、咽頭結膜熱(プール熱)流行性耳下腺炎などが散発発生しています。

感染症ではありませんが、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症等のアレルギー疾患が季節的に多く見られます。かかりつけ医と相談して、この時期を乗り切ってください。

○ 4月1日から予防接種法が改正され、従来の麻疹、風疹単独ワクチンに代わって、
  MRワクチン(麻疹と風疹の混合ワクチン)が定期接種となりました。対象年齢は
  1〜2才と小学校入学前1年の小児ですが、とりあえず本年は1才以上〜2才未満
  に限られ、その他の年齢での接種はすべて有料となります。料金は各医療機関にお
  問い合わせ下さい。
(文:浦和医師会)

2006/03/27(月)
第12週(3/19〜3/25)の情報
気温の上昇とともに春型感染症となってきました。インフルエンザはほぼなくなり、ウイルス性胃腸炎と普通感冒(軽いかぜ)が感染症の主流となっています。その他では、溶連菌感染症、伝染性紅斑、水痘、咽頭結膜熱(プール熱)等が散見されます。

感染症ではありませんが、季節の変わり目で気管支喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などアレルギー疾患が多く見られます。


○ 新学期を前に未接種のワクチンを済ませておいて下さい。

4月1日から予防接種法が改正され、ワクチンによっては従来の接種対象年齢が変わっているので十分注意して下さい。対象年齢からはずれると有料となってしまいます。
(文:浦和医師会)

2006/03/20(月)
第11週(3/12〜3/18)の情報
インフルエンザにかわり外来患者さんの多くがウイルス性胃腸炎と普通感冒(微熱、咳、鼻水症状)で占められるようになりました。

ウイルス性胃腸炎には4つの原因ウイルスがありますが、その中の2大ウイルスがロタウイルスとノロウイルスです。11、12月の流行の主力はノロウイルスですが、年明け1月から徐々にロタウイルスが増加してきます。ノロウイルスは全年齢にわたって流行し、比較的軽症ですが、ロタウイルスは主に乳幼児に多く見られ、嘔吐、下痢、発熱症状が強く、しばしば脱水症状を伴うので十分注意が必要です。頻回の白色、水様便が特徴です。

その他の感染症では発熱、のど痛、時に発疹症状の溶連菌感染症が多く見られます。この病気は普通感冒と異なりペニシリン系の抗生物質を10日近く服用しないと急性腎炎やリュウマチ熱などの合併症を起こす可能性がありますので、しっかりと診断し、早期に治療する必要があります。

水痘、伝染性紅斑なども小流行しています。

季節の変わり目で体調を壊すお子さんが多いようです。寒暖の差の激しい変化には十分な栄養、睡眠、保温で対応しましょう。
(文:浦和医師会)

2006/03/13(月)
第10週(3/5〜3/11)の情報
 小規模だった今シーズンのインフルエンザの流行が終わり感染症は春型となってきました。主な感染症は普通感冒(微熱、咳、鼻水症状)、ウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱) 、溶連菌感染症(発熱、のど痛、時に発疹)です。その他では水痘、伝染性紅斑が散発的に見られます。

 季節の変わり目によく見られるアレルギー疾患が増加しています。(気管支喘息、アトピ−性皮膚炎、花粉症など)主治医と良く相談をして、この時期を乗り切って下さい。


○ 新学期を迎える前に未接種の予防接種は済ませておいて下さい。
(文:浦和医師会)

2006/03/06(月)
第9週(2/26〜3/4)の情報
春の訪れと共に、インフルエンザの流行はほぼ終息したようです。今シーズン、流行は小規模で、症状も軽く重症な脳炎、脳症の報告も浦和地区ではありませんでした。かわって、ウイルス性胃腸炎が増加しています。乳幼児では脱水症状を起こし入院する場合もあり、頻回な嘔吐、下痢症状は要注意です。

その他の感染症では微熱、咳、鼻水症状の普通感冒(軽いかぜ)、発熱、のど痛、発疹症状の溶連菌感染症、顔、手足の発疹症状の伝染性紅斑が小流行しています。

感染症ではありませんが、季節的に気管支喘息と花粉症が増加しています。近年小児の花粉症が増えています。時には1〜2才でも見られます。くしゃみ、鼻水、鼻ずまり、目がかゆい等の症状がありましたら、耳鼻科または小児科受診し、しっかりと診断してしておいた方が良いでしょう。

4月1日から麻疹、風疹の単独ワクチンが定期接種から外されMRワクチン(麻疹と風疹の混合ワクチン)だけが定期接種となります。しかもその対象となる年齢が4月1日で1才以上〜2才未満に限られます。ご注意ください!!

不明な点は、かかりつけ医または区保健センターにお問い合わせください。
(文:浦和医師会)

2006/03/01(水)
第8週(2/19〜2/25)の情報
厳しい寒さもやわらぎ、春が少しずつ近ずいて来ているようですが感染症も冬型から春型へ移って来ました。インフルエンザの流行は峠を越え、終息に向かっています。代わりに、溶連菌感染症、伝染性紅斑、ロタウイルス感染症(乳幼児嘔吐下痢症)が増加しています。春は感染症全体としてはあまり多い季節ではありませんが、いろいろな感染症があるので注意が必要です。

○ 本年4/1からMRワクチン(麻疹、風疹混合ワクチン)が定期接種となります。それに伴い、麻疹、風疹の単独ワクチン接種については1才以上〜2才未満を除き定期接種からはずれ、有料となるので注意して下さい。
(文:浦和医師会)

2006/02/20(月)
第7週(2/12〜2/18)の情報
インフルエンザの流行、峠を越える。12月中旬からA型(A香港型、Aソ連型)を中心に流行が始まったが、軽症が多く、流行に勢いもない。流行開始後8週間目(約2ヶ月)で早くも患者数が減少に転じた。

浦和地区は幸いな事に今の所、重症脳炎や死亡例の報告は1例もない。このまま3月初旬頃に終息へ向かう可能性が高い。ただし、これからB型が流行した場合はもう少し終息が遅れる場合もあるが・・・。

ウイルス性胃腸炎はいまだ流行が続いている。2月に入って、この胃腸炎の1つのロタウイルス感染症が増加傾向。ウイルス性胃腸炎の中で乳幼児では頻回の嘔吐、下痢で脱水症状となる場合がしばしば見られます。ウトウト、グッタリは要注意!!

その他の感染症では、溶連菌感染症が例年と比べ多いまま推移しています。発熱、咽頭痛、イチゴ舌、発疹に注意。
(文:浦和医師会)

2006/02/06(月)
第5週(1/29〜2/4)の情報
今年のインフルエンザは流行に勢いがなく、症状も軽く、脳炎や脳症を起こし重症化するケースは少ないと思われます。12月中旬から流行が始まりましたが、すでに流行の峠を越えたところも出てきたようです。

ウイルス性胃腸炎、いまだ流行が続いています。その代表例がノロウイルスとロタウイルスです。いずれも感染力が強く、容易に保育園、幼稚園、学校、家族内で集団発生します。うがい、手洗い、マスクの着用で予防しましょう。感染力は症状の出始めから2〜3日がもっとも強く、約1週間続きます。乳幼児では脱水症を起こす場合が少なくありません。ウトウト、グッタリに要注意!!

その他の感染症では、溶連菌感染症(発熱、のど痛、いちご舌、発疹)と水痘が小流行しています。
(文:浦和医師会)

2006/01/31(火)
第4週(1/22〜1/28)の情報
インンフルエンザの流行続く。今年のインフルエンザはA香港型とAソ連型の2種類のA型による混合流行で、昨年大流行の原因となったB型は今のところ殆ど見られません。統計上、この2種類の流行では大流行はないとされていますが、これから後4週間、2月下旬までは注意が必要です。

●治療薬タミフルの使用について●
昨年米国FDA(食品医薬品局)から重大な副作用として精神神経症状、死亡例の報告がありましたが、その後そのFDAから「因果関係ありとは断定できない」との追加報告があり、現在は従来通り治療薬として使用されています。

その他の感染症ではウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱症状)が流行中。主な原因ウイルスはノロウイルスとロタウイルスです。ともに感染力は強く、うがい、手洗いは是非励行して下さい!!

水痘は冬に多く見られますが、今年は例年の1/2程度の発生状況です。
(文:浦和医師会)

2006/01/23(月)
第3週(1/15〜1/21)の情報
寒さも一段と厳しくなり、空気の乾燥とともにインフルエンザが本格的な流行期に入りました。市内の小学校ではポツポツと学級閉鎖が出始め、さらに増加する気配です。うがい、手洗い、人ごみを避ける、マスクを着用する、室内を乾燥させない、十分な睡眠と栄養などの予防策を励行して下さい。

今年のインフルエンザは、A香港型とAソ連型の混合流行で比較的軽症が多く、流行の規模も昨年より小さいと予測されています。いずれにしても疑いのある場合はできるだけ早くに医療機関を受診して下さい。2月一杯は注意が必要です。

その他の感染症では、一時減少していたウイルス性胃腸炎が気温の低下とともに再び増加してきました。乳幼児では脱水症を起こす場合がしばしば見られるので十分注意が必要です。ウトウト、グッタリは危険信号です。

冬期に流行する水痘、溶連菌感染症は小流行。夏期に流行する咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(リンゴ病)も散発発生しています。
(文:浦和医師会)