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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2008/07/07(月)
2008年 第27週(6/29〜7/5) の情報
真夏日の訪れと共に夏型感染症も明らかに増加して来ました。
高熱(38〜40℃)が2〜3日続く風邪、口内炎と発熱症状のへルパンギーナ、手足口に発疹の出る手足口病、顔、手、足にレース状の発疹の出る伝染性紅斑(りんご病)、高熱が5〜7日と長く続く(時に目が充血)アデノウイルス感染症(プール熱)等が増加し、本格的な夏型感染症の状況となって来ました。夏型感染症の特徴は気管支炎や肺炎を起こす人は殆どいない代わりに、ウイルスが頭部に廻って無菌性髄膜炎を起こす事が稀にある事です。頻回な嘔吐、頭痛に要注意!
ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)は明らかに減少傾向。
成人の麻疹、百日咳の散発的発生が続いています。疑わしい場合は他人に感染させる前に出来るだけ早く医療機関を受診して下さい。
(文:浦和医師会)

2008/06/30(月)
2008年 第26週(6/22〜6/28) の情報
夏型感染症徐々に増加。高熱(38〜40℃)が2〜3日続くかぜ。
発熱、口内炎症状のへルパンギーナ。手、足、口、時に臀部に水泡と発熱症状の手足口病。高熱(38〜40℃)が5〜7日続き、扁桃腺に白い苔がつくアデノウイルス感染症(目が赤くなるプール熱を含む)等様々です。大流行していた溶連菌感染症(のど風邪)はどうやら流行の峠は越えたようです。ウイルス性胃腸炎(吐くかぜ)による学級閉鎖が6/22〜6/24の3日間ありました。(浦和東部地区の某小学校の5クラス)その内2人の生徒と1人の教員から「ノロウイルス」が検出されました。ノロウイルスは極めて感染力が強く、経口感染(手や食物からの感染)の他、吐物からの空気感染もあります。予防はうがい、手洗いの励行。その他の感染症では伝染性紅斑(りんご病)や水痘が小流行しています。

○MRワクチンの定期接種該当年令者で未だ受けていない方は出来るだけ早く済ませて下さい。
(文:浦和医師会)

2008/06/23(月)
2008年 第25週(6/15〜6/21) の情報
高熱(38〜40℃)が2〜3日続く風邪、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)、へルパンギーナ(口内炎を伴うかぜ)等の夏型感染症が徐々に増加しています。夏型感染症は気管支や肺などの下気道にウイルスが波及する事は殆どありませんが、稀に頭の方にウイルスが廻り髄膜炎を起こす事があります。頻回な嘔吐や頑固な頭痛の時は早めに受診して下さい。この髄膜炎は軽症の場合が多く、外来治療又は入院しても一週間以内で後遺症もなく治ります。

溶連菌感染症(のど風邪)とウイルス性胃腸炎(嘔吐、下痢、発熱)の流行が続いています。溶連菌感染症では急性腎炎の合併を、ウイルス性胃腸炎では脱水症に注意しましょう。小流行していた麻疹(はしか)はこの1週間浦和地区報告がありません。又、百日咳も成人1例の報告がありましたが、小児の報告は0です。
相変わらず、毛虫(チャドクガ)による接触性皮膚炎が多く見られます。疑いがある時は早めに医療機関を受診してください。強めのステロイドホルモンを塗布しても治癒するのに約一週間かかります。

○春のポリオ
 6月一杯で終わります。
 未接種者は各医療機関で早めに済ませて下さい。

(文:浦和医師会)

2008/06/16(月)
2008年 第24週(6/8〜6/14) の情報
気温の上昇に伴い、高熱が2〜3日続くかぜ、手足口病、咽頭結膜熱、麻疹や伝染性紅斑などの夏型感染症が徐々に増加。一方で、冬期に多く見られるウイルス性胃腸炎や水痘、春から初夏に多い溶連菌感染症も依然として流行が続いています。感染症ではありませんがチャドクガの毛虫による接触性皮膚炎が大流行しています。茶、サザンカ、椿などのツバキ科に付く、白と黒の長い毛がたくさん生えている毛虫で、毒針毛があり、触れると激しいかゆみに襲われ発疹ができます。
絶対に素手で触れないで下さい。万が一発疹が出来たら、出来るだけ早期に医療機関を受診してください。強力な塗り薬でも治るのに約1週間かかります。

○春のポリオ
 6月一杯で終わりです。

○MRワクチンについて
 1期(1〜2才)の未接種者は初回接種を!
 2期(就学前1年)3期(中学1年)4期(高校3年)に
    該当する人は2回目の接種を受けて下さい。
(文:浦和医師会)

2008/06/09(月)
2008年 第23週(6/1〜6/7) の情報
気温差の激しい毎日。様々な感染症が混在しています。冬期に多いウイルス性胃腸炎の流行が続き、インフルエンザが散発。春に多い溶連菌感染症の大流行が続き、春から初夏に流行する麻疹が散発。
夏に流行するアデノウイルス感染症(プール熱を含む)と高熱が2〜3日続く風邪が明らかに増加、手足口病、へルパンギーナはポツポツと報告が出始めました。アレルギー疾患では花粉症は減少しましたが、季節の変わり目に見られる気管支喘息が徐々に増加。アトピー性皮膚炎の症状の増悪するケースも目立ちます。
かかりつけ医に、ご相談下さい。

○春のポリオ
 6月一杯で終わります。未接種者はお早めに!!

○MR(麻疹・風疹)ワクチン
 1期(1〜2才)の未接種者は初回を!
 2期(就学前1年)3期(中学1年)4期(高校3年)は2回目を!
  6月中に受けて下さい。

○この時期、高熱症状の場合 多くの感染症についての鑑別診断が必要です。できるだけ早く受診する事をお勧めします。
(文:浦和医師会)

2008/06/02(月)
2008年 第22週(5/25〜5/31) の情報
気候が安定しない為でしょうか?感染症の様子がおかしいようです。
この時期、インフルエンザが浦和地区の小学校2校で集団発生したり、冬に多いウイルス性胃腸炎の流行が続いたり等、冬型感染症が未だに見られます。一方、高熱が2〜3日続くかぜ、手足口病、アデノウイルス感染症(プール熱を含む)、伝染性紅斑やへルパンギーナ等の夏型感染症も増加傾向となっています。又年3回流行の山がある溶連菌感染症(のど風邪)も大流行中。麻疹(はしか)も高校生や成人を中心に散発的に見られます。例年この時期は数多くの感染症が混在します。感染症の疑いのある時は早めの受診をお勧めします。

○春のポリオ実施中
 かかりつけ医にご相談下さい。
○流行前にMR(麻疹・風疹)ワクチン接種を!!
○当院では臨床心理士による心理外来を月3回(木曜午後)行って
 います。お気軽にご相談下さい。(保険診療)
(文:浦和医師会)

2008/05/26(月)
2008年 第21週(5/18〜5/24) の情報
5月中旬になり、様々な感染症が混在しています。高熱が主症状の夏かぜ、ウイルス性胃腸炎及び溶連菌感染症の3疾患が多く見られます。その他伝染性紅斑、アデノウイルス感染症(プール熱を含む)、へルパンギーナ、手足口病等の夏型感染症も増加傾向。麻疹、百日咳が成人を中心に小流行。
 インフルエンザも未だに散発的流行が続いています。市内2ヶ所の小学校で集団発生しており、今後の発生状況に充分が必要ウイルス性胃腸炎5月に入り、減少傾向だったが今週再び増加。一部の小学校で集団発生しています。大変感染力が強く、教室内で吐くとその周囲一気に拡大します。出席停止疾患となっているので要注意!

○流行期前にMRワクチン接種を!!
 1期(1才児)、2期(入学前1年間)、3期(中学校1年)4期(高校3年)
 1期、2期の接種対象児:未接種・未罹患者は早急に接種して下さい。
 3期、4期の接種対象児童・生徒:罹患者以外はMRワクチン接種で再度抗体価を上げて下さい。

○春のポリオ実施中
 早めにかかりつけ医にご相談下さい。
(文:浦和医師会)

2008/05/19(月)
2008年 第20週(5/11〜5/17)の情報
今年2月から流行し始めた麻疹は徐々に増加、5月連休明けに急増しています。
旧浦和市西地区の某高校で4月中旬から5月16日までに38人罹患し、未だ
に増加し続けています。大流行した昨年同時期と比較すると約1/2ですが、
今後、抗体が減少している高校生、大学生、成人への罹患拡大が懸念されます。
 中学1年の第3期、高校3年の第4期の定期接種の対象者は出来るだけ早く
MRワクチンを受けて下さい。又、1期、2期の未接種者(無料)もその他の
年令の接種希望者(有料)も出来るだけ早く接種して下さい。麻疹の予防はワ
クチンしかありません。治療も対症療法しかありません。

高熱(38〜40℃)が主症状の風邪、伝染性紅斑、アデノウイルス感染症
(プール熱=咽頭結膜熱を含む)、手足口病、へルパンギーナ等の夏型感染症
が徐々に増加して来ました。夏型感染症の特徴は肺炎や気管支炎を起こす事は
少ない代わりに、ウイルスが頭の方に廻り髄膜炎(頭痛、嘔吐)を起こす事が
稀にあります。疑わし良い場合は出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。
 前兆は頑固な頭痛です。
その他の感染症では相変わらず、溶連菌感染症(のど風邪)とウイルス性胃腸
炎(嘔吐、下痢、発熱)が例年より多い状況が続いています。
 又、インフルエンザも未だに散発的に見られます。発熱、全身倦怠感、咳
症状には要注意!!
 5、6月は毎年、様々な感染症が混在する時期です。規則正しい生活でこの
時期を乗り越えましょう。

(文:浦和医師会)

2008/05/12(月)
2008年 第19週(5/4 〜 5/10)の情報
連休疲れか?気候の変わり目の為か?風邪をひくお子さんが多くなっています。高熱が2〜3日続く夏型の風邪、微熱、咳、鼻水症状の軽い風邪など様々な風邪があります。
水痘とウイルス性胃腸炎の流行が未だ続いています。水痘は例年並みですが、ウイルス性胃腸炎は例年の約2倍の流行となっています。溶連菌感染症(のど風邪)の流行も流行中。夏型感染症の伝染性紅斑(りんご病)、アデノウイルス感染症(プール熱を含む)も小流行しています。5、6月は多くの感染症が混在する時期です。
うがい、手洗い、十分な睡眠、バランスの良い食事で予防しましょう。

○春のポリオが行われています。
各医療機関にご相談ください。

○3期(中学1年)、4期(高校3年)のMR(麻疹・風疹)ワクチンの定期接種が、今年の4月1日から始まっています。対象者は出来るだけ早めに受けて下さい。
(文:浦和医師会)

2008/04/21(月)
2008年 第16週(4/13〜4/19)の情報
 不順な天候が続いていますが、感染症は全般的に少ない状況が続いています。その中で、やや目立つのがウイルス性胃腸炎(下痢、嘔吐、発熱)と溶連菌感染症(のど風邪)です。インフルエンザ、流行終息かと思われましたが、浦和地区の北西部の某小学校で未だ散発的に見られています。麻疹(はしか)は高校生、成人を中心に小流行しています。今年の麻疹18例の内、小児は僅かに3例。この数年、麻疹は成人に多い感染症となっています。
 感染症ではありませんが、季節の変わり目の影響か?気管支喘息や花粉症等のアレルギー疾患が多く見られます。

○MRワクチンの3期(中学1年)、4期(高校3年)の定期接種が今年4月1日から始まりました。
対象者は流行期(初夏)前に受けて下さい。

(文:浦和医師会)