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今週のこども感染症情報
浦和医師会では昭和53年(1978年)からこどもの感染症情報を28人の開業医さんから週報でもらい流行状況を調べています。
この情報をもとに 毎週水曜日に前の週の浦和における感染症情報をお知らせします。

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2002/07/02(火)
第26週(6/23〜29日)
雨天の日が続き、気温も上がって来ない為か?例年と比較して、夏に流行する感染症が少ないようです。手足口病(手、足に水泡、口に口内炎)、ヘルパンギ−ナ(のどの奥に数個の口内炎)、高熱だけの症状のかぜなど。その替わりに年間通して見られる普通感冒(微熱、咳、鼻汁症状の軽いかぜ)が多い。喘息も相変わらず多い。

ウイルス性胃腸炎(お腹に来るかぜ)が増加しています。原因ウイルスは代表的なものだけで4種類あります。その4種類の中にさらにいろいろな型があるので何回も罹る事があります。乳幼児では、何度も吐いたり、下痢したりして脱水症を起こすことがあります。ぐったりしたり、ウトウトしたりしたら至急病院を受診してください。動き廻っている間は大丈夫です。

○小児科の準夜診療(PM7:30〜PM10:00)浦和市民保健センタ−の2階で急患のお子さんを対象に週3日(火、水、木)行なっています。
(文:浦和医師会)

2002/06/26(水)
第25週(6/16〜22日)の情報
 寒暖の差の激しい毎日、風邪をひいたりお腹をこわしたり、体調を崩すお子さんが多いようです。喘息も目立ちます。
 
 感染症では、相変わらず高熱の2〜4日続く夏かぜの流行が続いています。
 6/23日(日)の休日急患診療所でも熱発したお子さんが多く見られたと 担当医から報告がありました。

 代表的な夏かぜの内、手足口病は今のところ散発発生程度、ヘルパンギ−ナは流行し始めましたが、例年より流行の立ち上がりも遅いし報告数も少ないです。
 この2つの疾患は学校では出席停止の対象とはなっていません。保育園、幼稚園では取り扱いが各園により多少異なっているようです。園の方針に従ってください。

 その他、一時減少していたウイルス性胃腸炎、気温の低下に伴い再びやや増加。

 溶連菌感染症、水痘は減少傾向です。

○予防接種について
夏の間は、体力が落ちているので健康状態を充分考えて受けてください。
(文:浦和医師会)

2002/06/18(火)
第24週(6/9〜15日)の情報
 関東地方梅雨入りに伴い感染症も少し変わってきました。高熱が主な症状の夏かぜが主力である事は変わりありませんが、患者さんの数はやや減少しました。その代わりに気管支喘息が増加してきました。梅雨時はダニの発生が多く、喘息児をお持ちのご家庭は発作に悩まされる事があるかと思いますが、主治医と良くご相談しこの時期を乗り切ってください。

 その他、夏かぜの代表的疾患である手足口病、ヘルパンギ−ナは例年と比べて今のところ極めて少ないようです。このまま流行しないで済むと良いのですが。

 溶連菌感染症、水痘、伝染性紅斑の小流行は続いています。いずれも重症化するケ−スはまずありません。溶連菌感染症は抗生物質(ペニシリン系)の普及、水痘は抗ウイルス剤(ゾビラックス)の1日4回の経口投与で軽く済むように なりました。

○感染症ではありませんが、冷たいものの飲み過ぎや寝冷えなどで お腹をこわすお子さんが増えていますので注意してください。
(文:浦和医師会)

2002/06/11(火)
第23週(6/2〜6/8日)の情報
 相変わらず暑い日が続き、こどもの感染症も典型的な夏型感染症の様相のままです。

 6/9日(日)浦和休日急患所を受診した小児の多くが高熱(38度〜40度)が主な症状の患者さんでした。この”夏かぜ”の原因はエンテロウイルスです。

 このウイルスの特徴は、のどや胃腸で増殖し呼吸器系には進出せず、気管支炎、肺炎はまず起こしません。心配なのは熱性けいれん(ひきつけ)と稀に起こる頻回な嘔吐と頑固な頭痛症状の無菌性髄膜炎です。疑いのある時は、早めに主治医を受診してください。その他、ヘルパンギ−ナ(口内炎がのどの奥にできるがぜ)、手足口病(口に口内炎、手足に小さい水泡)、咽頭結膜熱(通称プール熱と言い目の充血、高熱が4〜7日と長く続く)などが代表的な夏かぜです。これらの夏かぜは今のところはわずかに見られる程度です。充分な安静と水分補給が大事です。

 その他では 伝染性紅斑(りんご病)、溶連菌感染症、水痘などが小流行しています。ウイルス性胃腸炎は大分減少しました。

○春季のポリオは6月一杯で終了です。ご希望の方はかかりつけ医にお申し込みください。
(文:浦和医師会)

2002/06/04(火)
第21週(5/26〜6/1日)の情報
 ク−ラ−がないといられない夏日となり、不眠と疲れで体調を崩すお子さんが目立つようになりました。微熱の続くケース、食欲不振、下痢、嘔吐など胃腸を壊す等が多いようです。いずれも 外的環境に対する適応がうまくいかない結果と言えるでしょう。

 最近のお子さん どうも 精神的にも体力的にも ひ弱になっているような気がしています。良く遊び、良く食べ、良く寝て 元気に過ごせるように 家庭で工夫してください。

 感染症では相変わらず、高熱(38〜40度)の続く夏かぜとウイルス性胃腸炎が流行しています。ウイルス性胃腸炎では、嘔吐、下痢のひどい時には脱水症状に注意しましょう。脱水症状の目安は、ぐったりして動かなくなる事、目がトロンとし意識がもうろうとする事、舌が乾く事などです。至急にかかりつけ医を受診してください。手足口病、ヘルパンギ−ナ(口内炎を伴う夏かぜ)も増えて来ました。

 幼稚園、保育園、学校では 伝染性紅斑(りんご病)も流行しています。りんご病 こどもは軽症ですが、成人は 微熱、関節痛、手足の浮腫など種々の症状が出ます。
(文:浦和医師会)

2002/05/28(火)
第21週(5/19〜25日)の情報
 うっとうしい雨の日が続いていましたが、ようやく晴れ間が見え気温が上昇して来ました。こどもの感染症も気候の変化に伴い変わって来ています。

 5/26日(日)休日急患診療所の担当医師によるとこども、大人とも高熱が主な症状の夏かぜが受診者の多くを占めていたようです。先週このかぜはこじらせる事はまずないとコメントしましたが、極稀にウイルスが頭の方に廻り髄膜炎を起こす事があります。何度も吐いて、頭痛がひどい時は要注意です。今年は今までに12才男生徒1例だけ報告がありました。この髄膜炎軽症例が多く、入院しても一週間以内で退院でき、後遺症を残す事はまずありません。

 その他ウイルス性胃腸炎(お腹に来る風邪)、溶連菌感染症、水痘、伝染性紅斑(通称りんご病)が現在流行中です。手足口病、ヘルパンギ−ナも流行し始めました。

○ウイルス性胃腸炎について
 お腹に来る風邪の大部分がウイルスによるものです。その種類も10種類以上あるので、何度も罹る事があります。冬に多いですが一年中見られます。
(文:浦和医師会)

2002/05/21(火)
第20週(5/12〜5/18日)の情報
 相変わらず不順な天候が続き、お子さんの健康管理に気をつかう毎日かと思います。

 現在 浦和地区、特定な感染症が大流行している様子はありません。軽いかぜ(普通感冒)と喘息が主です。

 高熱の2〜4日続く夏かぜ(39°以上時に40°Cを越える事もある)がポツポツ見られるようですが、このかぜは「ひきつけ」だけ気をつければ治りかけに咳が残る事がある程度で こじらせる事はありません。熱が下がるまで、じっと我慢です。

 その他では 溶連菌感染症(急性扁桃腺炎)、水痘、ウイルス性胃腸炎(お腹に来る風邪)などが小流行しています。

○溶連菌感染症とは?

 急性扁桃腺炎、猩紅熱(細かい発疹を全身に伴う)など 溶連菌が原因の病気を総称して言う。約10日〜14日間抗生物質を服用しないと合併症(急性腎炎、リュウマチ熱、紫斑病など)を稀に起こす事があるので 注意が必要です。
(文:浦和医師会)

2002/05/16(木)
第19週(5/5〜5/11日)の情報
 連休明け 例年と比べ寒い日が続き、大人も子どもも体調を崩す人が多くなっています。人間は気温と湿度の変化に適応できるのに、10日から2週間はかかると言われています。寒暖の激しい日々に対応するには、バランスの良い食事と充分な睡眠が必要です。

 今週の感染症 殆どが普通感冒(び熱、咳、鼻水)です。無理しない限りこじらせませんが、油断は禁物です。その他 ウイルス性胃腸炎(お腹に来るかぜ)、水痘溶連菌感染症(急性扁桃腺炎)、高熱(39〜40°C)が2〜3日続く夏かぜが目立ちます。

○浦和地区周辺では、はしか(麻疹)の集団発生の報告がありますが(川口、岩槻)、幸い浦和では今のところ流行の気配はありません。1才過ぎて未だワクチンを受けていないお子さんはできれば早めに接種する事をお勧めします。
(文:浦和医師会)

2002/05/08(水)
第18週(4/28〜5/4日)の情報
 この連休中 休日急患診療所で診察を受けた方 5/3〜5/6日の4日間で723人でした。 昨年が連休4日間で757人だったので ほぼ同じ数です。

 内科では 風邪、腹痛、高血圧、心臓疾患、皮膚病などいろいろな病気の患者さんが受診しました。

 小児科では 普通感冒(軽いかぜ)が主で その他 お腹に来るかぜ(ウイルス性胃腸炎)高熱(39°〜40°C)症状だけのかぜ、喘息が多く診察を受けました。大事に至ったとの報告はなかったので ホットしています。

 ○今年4月から 学校伝染病(例、はしか、水痘、風疹など)にかかった時の治ゆ証明書を学校に提出しなくて 良くなりましたが いろいろ問題点もあるようです。学校により 対応が多少異なる場合もあるので ご確認ください。

5月7日(火)
(文:浦和医師会)

2002/04/30(火)
第17週(4/21〜4/27日)
感染症は例年通り この時期全般的に少なめです び熱、咳、鼻水程度の軽い風邪溶連菌感染症(急性扁桃腺炎)、高熱症状だけの夏型のかぜが やや目立つ程度です。

インフルエンザの流行は3月下旬で ほぼ終わりましたが、未だB型インフルエンザが稀に見られますので 突然の高熱でグッタリ感のある時は注意が必要です。昨年は7月初旬まで見られました。

ゴ−ルデンウイ−クに ご家族でお出かけの際は お子さんのペ−スに合わせてあげてください。無理をして 病気をこじらせるケ−スを ときどき見ます。

○ ポリオについて
春は従来通り 生ポリオで 5月、6月に市内の各医療機関で行ないますのでかかりつけ医、近医に問い合わせてください。

○ 小児の平日準夜診療について  市民保健センタ−2階
浦和地区 今年4月から週3日(火、水、木)となりました。 

4月30日(火)
(文:浦和医師会)