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燃える闘魂! サッカー命!
PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。
私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。

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アジアカップ/グループリーグ終了
こんにちは、PIDEです。
中国で行なわれているアジアカップ、一次リーグが終了しました。
イラン戦を0−0のドローで終え、勝ち点7。順当に1位でグループリーグを突破し、次の準々決勝はヨルダン。
対戦国の名前だけを見れば(実力のほどはよくわかりませんが)、決勝進出はノルマとみなす必要があるでしょう。

ここまで何かと批評されてきたジーコジャパン。2002年W杯の後に立ち上がり、ほぼ2年。この2年間の成果を見る上でも重要な位置付けの大会です。これまでは批判的に見ていたジーコジャパンですが、今年に入ってからの戦いぶりを見て、またここまでのアジアカップの戦い方を見て、少し見方が変わってきました。

見ていて「楽しい」と思うか?と問われたら「No」と答えます。
が、「強い」と思うか?と問われたら「Yes」と答えられるのではないか?
そう思うようになってきました。この辺りはそれぞれ判断の分かれる所だと思います。僕にとってその「強さ」の質がかつてドイツやイタリアが見せていた「負けない強さ」に写るのです。

先日のユーロで見たポルトガル/チェコ/オランダといった「魅せる強さ」ではなく「負けない強さ」。今回のイラン戦で見せた終了前数分の引分けでよいとする戦い方。この3試合で攻められ、点を取られながらも最後に勝ちきる、勝ち点を挙げて1位で突破する、結果を出せる強さ。
あまりすっきりとした勝ち方をしていないので印象は悪いですが、ジーコジャパンの対戦成績を見ると結構良い成績を残しています。
今年に入ってからはほとんど負けていません。

代表の試合にとっては「結果を出す事」が最重要であり、それが「強い」のであれば今の日本代表は「強い」と評価できるのではないでしょうか?
特にアジアカップの戦い方は風格を感じます。「圧倒的に攻めきって勝つ」のではなく、相手に「いい試合はできたけどやっぱり勝てなかった」と思わせる風格です。先日のオマーンの戦いぶりなどは、98年当時アルゼンチンやクロアチアと戦っていた日本代表と姿がダブります。

僕が好きなサッカーは?と聞かれれば、オランダやポルトガルのような見ていてワクワクする攻撃的なサッカーと答えます。人によって好みはそれぞれでしょうが、私の周りにも見ていて楽しいサッカーを好きと答える人は多いようです。
ただ、そのサッカーが日本代表に向いているのか?と考えたとき、日本代表に求めるには「見ていて楽しい攻撃的なサッカー」なのか「とにかく勝つ、強いサッカー」なのか、はたして目指すべきサッカーはどちらなのか、少し考えさせられるジーコジャパンのサッカーです。

好きじゃないんですけどね・・・そういうサッカー(^^;


**7月30日(金)掲載**
(PIDE)

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代表もろもろ
こんにちは。PIDEです。
先週から続いていた猛暑も一段落。とは言え、暑い日が続いています。
先週末は那須高原にサッカー合宿で遊びに行ってきました。
さすがに高原は涼しく、仲間と和気藹々、楽しんできました。

さて、アジアカップが始まりました。日本も暑いと思ったら会場の中国、重慶はもっと暑い。昼間は45度?試合開始(現地時間18時)でも30度を超えている中、W杯予選の相手オマーンとまたしても1−0。
中村の個人技一発で何とか勝利を手にしました。中国/サウジ/韓国と優勝候補の国々がいずれも初戦を引き分けで終えている事を考えると何より勝てた事は大きな事。という意見もあれば、10月のW杯予選も含め考えると、更にオマーンに自信を与えてしまったと考える人もいるようです。
レギュラーメンバーが大幅にいない中、このメンバーで戦い、勝てている事にW杯予選の頃とは違い、僕は一定の評価はできると思うのですがみなさんいかがでしょうか?

一方の五輪代表は、残念ながら鈴木(啓)、山瀬が外れてしまいました。
レッズからは田中(達)、闘莉王の2人。外れた2人の分も是非とも頑張って欲しいと思います。オーバーエージは高原が最終的に外れ、小野、曽ヶ端の2人となりました。
先日の韓国戦では決定的なチャンスをほとんど作れなかった日本。無失点で抑えた事で守備面では一定の評価は受けながらも、どうやって点を取るのか?といった点に不安が残りました。
小野の合流は8月に入ってからが有力。ぶっつけ本番で臨むのは中々大変な事のように思います。

いよいよ夏本番。気温同様に暑い(熱い)戦いを見せてくれる事を楽しみにこの暑い夏を乗り切っていきたいなと思います。
今年も弾丸ツアーが組まれるそうですね。そうした方々の熱意には頭が下がります。一度は体験してみたい気もしますが・・・


**7月23日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

アジアカップに五輪に・・・代表は大忙しです
こんにちは、PIDEです。
連日の猛暑に早夏バテ気味です。先週末駒場のサブグラウンドでゲームをしましたが、人工芝のグラウンドの上は更に暑く、これから外でサッカーをする人は大変だなと実感しました。
今年の夏はいつまで続くのでしょう・・・

さてさて、Jリーグが中断期間に入り、日本国内代表モード一色です。
フル代表はアジアカップ前の調整試合としてキリンカップを2試合。五輪代表も先日チュニジアとの親善試合を行ない、いよいよ五輪本戦に出場する選手たちが発表されます。
これまで数多くの選手が代表に選ばれましたが、残るのはわずか18名。アジア予選で主将を務めていた鈴木(啓)もWユース組今野の台頭で当落線上にいると言われています。
先日のチュニジア戦では選手が意識する余り、逆にギクシャクしてしまっているように見える面もありました。この選手こんなプレースタイルだったかな?と思えるような一面を見せた選手もいました。最後の最後まで当確選手を作らず、競争を前面に押し出した山本監督の手法は、過去のトルシエの手法とかぶる面も、やはり多くあるように見えます。

一方、フル代表も先日の欧州遠征以降、何か吹っ切れたようなプレーを見せるようになりました。
フォーメーションを4−4−2から3−5−2という慣れたシステムに変えた影響もあるのでしょうか?チームとしての戦い方が安定してきて、これまで控えに回っていた選手も特徴を出せるようになってきました。先日のキリンカップでは高原、久保、小野、中田、稲本、楢崎などが不在。その後柳沢はアジア杯を辞退。坪井がケガと、当初レギュラーと目された選手たちが次々とリタイアしています。しかし、アジア杯を前に前ほどの不安感がなくなってきているようです。
まあこれだけ選手が外れたらアジア杯で多少結果が伴わなくてもいろいろな理由が付けられるなと、うがった見方もできますが・・・改めて選手層が厚くなった事に驚きます。
現在、スタメンに出ている選手で02年W杯にスタメンで出場していた選手はわずか。目立って素晴らしい選手でなくても高いパフォーマンスを発揮できる、おそらく平均値は以前と比べ著しく向上しているはずです。

いよいよ来週からアジアカップです。しばらくは日本代表のアジアとの久しぶりの真剣勝負を楽しみながら、来るべきアジア最終予選に向けて格好の強化試合となる事を期待します。しかし、今回の開催地は中国の中でも暑い地域のようですね。暑い中プレーする選手は本当に大変だな、と強く実感する今日この頃です。


**7月16日(金)掲載**
(PIDE)

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ユーロ終焉
こんにちは、PIDEです。ユーロが終わり、コパアメリカが始まり、その後はアジア杯、アテネ五輪が控えています。サッカー好きにはたまらない夏になりそうですね(^O^)

さて、ユーロですが、奇しくも開幕戦と同じ組合せとなりました。開幕こそ苦杯を味わったものの、その後は見事に立直り素晴らしいプレーと結果を取り戻したポルトガル。一方開幕戦を飾った勢いで次々と強豪国を倒してきたギリシャ。結果は皆さんもご存知の通りギリシャが初の栄冠を掴み、アテネ五輪に向けて大きな弾み(工事の遅れ?)をもたらしました。

今年の大会を通じての感想は「盛者必衰」と「群雄割拠」でしょうか?98年フランスW杯の頃から始まったフランスの黄金時代、一時代を築いてきた選手たちの代表からの引退。ドイツ、イタリア、スペインといった強豪と呼ばれた国々の一次リーグ敗退と、ギリシャ、デンマーク、スウェーデンといった国々の台頭。欧州経済が統合され、優秀な選手が国籍を越えて各国リーグで活躍する時代となり、トップリーグと呼ばれるプレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、セリエA、ブンデスリーガを抱える国が、優秀な若手が少なく苦しみました。激動の時代に、その変化に対応できる国ははたしてどこか?ヨーロッパの最先端の戦術が注目を浴びる大会にあって、ギリシャが優勝した意味は?06年自国開催のW杯までにドイツ代表は立て直せるのか?壮絶な試合の数々を通じて語りたいテーマは山のようにありますね(^O^)皆さんのお気に入りのチーム、選手はどうだったでしょうか?


**7月9日(金)掲載**
(PIDE)

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今回はサッカー関連本のご紹介
こんにちは。PIDEです。
 Jリーグは1stステージが終了。横浜が史上初の3ステージ連続制覇!という快挙で締めくくりました。浦和も終盤失速しながらも第3位。2ndステージに向けてまずまず、といった所でしょうか?

 さて、今日は1冊サッカー関連本の紹介をしたいと思います。
「監督力」(出版芸術社、著者:西部謙司、1,400円+税)

 世界の名将にスポットを当て、とかく賞賛/批判の的にされやすい監督の仕事について書かれた本です。

 まず、冒頭に「監督とは何か」について、日本と諸外国でのニュアンスの違いや、その「運命」について持論が展開されます。その後、日本人にも馴染みの深いレアル・マドリッド、デルボスケ。マンチェスター・ユナイテッド、ファーガソン。アーセナル、ベンゲルにモナコ・デシャン各監督を例にその手法の特長について触れています。
 他の3者と比べ、今年のチャンピオンズリーグを大いに盛り上げ、まだ98年W杯と00年ユーロ2000でキャプテンとして賜杯を掲げていたモナコのデシャンを取り上げている事は「名選手必ずしも名監督ならず」という神話にも似たスポーツ界の定説を取り上げている点でも興味深い内容です。

 その後は、著者の出会った事のある監督とのエピソードをコーヒーブレイクに、アブラモビッチがオーナーとなり、大物補強で話題を集める中、ラニエリがうまくチームとして機能させたチェルシー。かつて名門三菱、日本代表の監督を勤めた二宮寛。近年優秀な監督を招聘し続けている市原の祖母井GM。
 後半は、監督個人よりもクラブと監督の関係に注視しています。

 最後はやはりジーコ。ここにはこれまでちりばめられてきた様々な監督/クラブ像を踏まえてジーコジャパンおよび代表チームにおけるクラブとしての位置付けにある日本サッカー協会の姿について述べられています。
 「監督の値打ちは結果ですよ」 ん、ジーコは対戦成績では結果を残しているにもかかわらず世間からの評価は必ずしもよろしくない。「名選手、必ずしも名監督ならず」 ん、ジーコは世界が認める名選手だな?この章に著者がこれまで述べてきたまとめが記されています。この本は監督を通して、日本サッカー界のあるべき姿について書かれているように感じました。

チーム采配に一言言いたい方には是非ご一読オススメします。


**7月2日(金)掲載**
(PIDE)

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今年の欧州選手権はとかくドラマな展開が多いようで・・・
こんにちは、PIDEです。
Jリーグは今週末で1stステージ最終節を迎えます。
磐田が鹿島に土壇場で勝ち越しを許し、順位も横浜に首位を明け渡しました。
横浜が優勝をするとなると、3ステージ連覇。初めての快挙になります。
リーグ後半失速していく他チームを尻目にきっちり首位の座につく。
必ずしも絶対的な強さを感じる訳ではないのですが、それでも結果がついてくるチームに改めて「強さ」を感じます。

さて、ここの所、欧州での熱戦で寝不足の方も多いのではないでしょうか?
夜中の1:50、3:35からのTV中継に見た/まだ見てないといった所で自宅、会社で「お願いだから結果言わないで・・・」という会話があちらこちらから聞こえてくるようです(^^;
そんな今、この原稿を書いているのも準々決勝第一試合の真っ最中。
とりあえず結果は伏せておきます。

今年の欧州選手権はとかくドラマが多いようです。
開幕戦でいきなり開催国のポルトガルが負けたり、強豪国の一角が次々と一次リーグでの敗退という結果になったり。そんな結果だけでなく、試合経過もフランスvsイングランド戦を筆頭に後半終了ギリギリにひっくり返る試合も多いようです。まさに最後まで目の離せない、世界トッププレーヤー同士のギリギリの「戦い」その迫力に目を奪われます。

その臨場感をうまく伝えてくれているのが、TV中継のカメラワークであったり、実況解説であったりもするようです。むやみにスターばかりをアップにするわけでなく、ワンプレーワンプレーの観客のリアクションなど。僕も詳しくないので突っ込まれてしまうと困るのですが(^^;見ていて小気味良いのです。
こうした良い意味での演出がされた中継はサッカーの魅力を増幅させてくれます。

これから決勝トーナメントに入り、いよいよ佳境に入っていく欧州選手権。
素晴らしい選手と、素晴らしいゲームと、素晴らしい演出とでもうしばらく寝不足の日々が続きそうです。アジアカップにこの雰囲気を・・・どうかな?


**6月25日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

僕(達)のチームがなくなる????
こんにちは、PIDEです。
今週は梅雨の中休みらしく晴天が続いていますね。
Jリーグは佳境に入り、ヨーロッパでは欧州選手権が開幕し、初戦からホストカントリーのポルトガルがギリシャに負けるという番狂わせがありました。僕個人の開幕前の決勝予想は、「ポルトガルvsオランダ」。予想と言うよりも自分自身一番見てみたいカードにしていたのですが、いきなり躓いてしまいました(^^;

さて、そんな楽しいサッカーの話をいつも書いていますが、近年の日本スポーツ史上で非常に大きな問題が明るみになりました。
プロ野球、パリーグの近鉄とオリックスがチームを合併するというのです。一般に人気のセリーグ、実力のパリーグと言われる事が多い日本の両プロリーグ。
球団経営の厳しいと言われるパリーグは今年からプレーオフ制を導入したり、セパの交流試合を設ける提案を行なったりと何とか観客動員を増やそうと様々なアクションを起こしていた矢先のこの決定に非常に驚きました。

Jリーグでは横浜フリューゲルスの消滅という事例が一度あり、その他にも清水、甲府、水戸、鳥栖など経営難から消滅の危機を迎えつつも、むしろその危機をチャンスととらえ、より一層地元との関係を深め体制を建て直しつつあるチームがいくつもあります。

そんなJリーグと比べ、僕が生まれた頃からずっとセパ6球団ずつ。計12球団で実施されてきたプロ野球でスポンサー企業が変わる事があったとしても、球団そのものがなくなるという事自体が全く想像のつかない事でした。
来年以降、本当になくなってしまうのか?セパ2リーグから1リーグ制への移行はあるのか?1チームなくなる事で所属していた選手たちはどうなるのか?
そして何より長年近鉄バッファローズというチームを愛し、応援してきたファンの人たちは今後どうしたらよいのか?

Jリーグのクラブが何度も経営危機に陥った時に言われた事ですが、スポーツのプロクラブというものは一企業である以上、経営状況を厳しく問われる事は仕方がないとしても、それ以上の問題があるはずです。
プロ野球の事はあまり詳しくありませんが、サッカーより歴史があるプロスポーツの先輩として、ファンの事を第一に考えた決断がなされる事を願ってやみません。


**6月18日(金)掲載**
(PIDE)

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ヨーロッパ選手権
こんばんは、PIDEです。
今週はW杯予選、インド戦がありました。結果はみなさんもご存知の通り7-0の圧勝。両チームの実力差を考えた場合、適当な結果だったのではないでしょうか?今までが大変だったですけれど。

さて、そんな日本代表、そしてJリーグも盛りだくさんですが、今回はいよいよ今週末から始まる「ヨーロッパ選手権」についてです。

 4年に一度、W杯の間の年に開催されるヨーロッパ選手権。4年前はフランスが優勝を達成した大会。今年はポルトガルで開催されます。
 大会の質ではW杯をしのぐとも言われるこの大会は予選を勝ち抜いた16チームを4チームずつ、グループリーグで戦い、その後決勝トーナメントで優勝を決めます。大会は6月12日(土)に開催国ポルトガルとギリシャとの開幕戦で幕を開けます。W杯と違い、日本代表が参加する可能性が全くない大会。
 純粋に質の高いサッカーを観戦する事ができる大会でもあります。W杯と比べ、古くはソ連、チェコスロバキア、近年ではオランダ、デンマークと必ずしも強豪国と呼ばれている国が優勝するとは限らない所も魅力の一つでしょう。

 今回は民放でも一部テレビ中継されます。普段は日本代表以外の海外サッカーはあまり見ない方も是非一度ご鑑賞ください。本場のスーパープレーを見るチャンスです。

 この10年で日本代表も随分とレベルアップしました。アジア予選を突破するのも当たり前と多くの人が考えるようになりました。アウェーでチェコに勝ち、イングランドとも内容のある引き分けを演じられるようになりました。
 でも、でも、でも、まだやはり差がある。この差をどうしたら埋められるのか?欧州の最先端のチームを見る事で見えてくるものがあるかもしれません。
 
 肩肘張らずに純粋に楽しめる最高レベルの祭典「ヨーロッパ選手権」。深夜遅い時間ですが、ビデオを撮るなり、眠い目をこするなり是非ご覧ください。


**6月11日(金)掲載**
(PIDE)

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日本代表の位置づけ
こんにちは、PIDEです。
今週は日本代表がイングランドでアイスランド、イングランドと対戦。また、U−23アテネ五輪代表はトルコ選抜、マリと対戦と、日本代表強化週間でした。ちなみにU−19もフランスの国際大会に参加しています。来週9日にはインドとのW杯アジア一次予選もあり、ここ2週間前後は代表づくしです。

さて、そんな日本代表ですがイングランド遠征ではアイスランドに3−2。イングランドには1−1の引き分けと、前回のポーランド/チェコと対戦した時と同じように結果と内容の伴ったよい遠征になったようです。

特に久保、玉田の両FWのコンビネーションと、何より久保の大爆発。また、中田不在を感じさせない素晴らしい中盤の支配力を見せ付けた小野と、これまでずっとフラストレーションを感じながら見ていた代表戦とは違う、見ていておもしろい試合が展開されていました。欧州の強豪国を相手にしっかりとボールをつなぎ、流れの中から点を取る事ができる。また、先制して逃げ切る。先制されても追いつく。点を取れた事が代表の進歩を感じさせるものでした。

何年も前から強豪国との試合で善戦をするケースはそれほど珍しくなくなっています。98年のW杯の時も本番(真剣勝負)の場でアルゼンチン・クロアチアとの試合はそれぞれ0−1というスコア上は僅差の試合はできていたのです。ただ点が取れない。強豪国に勝つ場合には1−0しかない。相手に先制されたらまず追いつけない。0−1というスコア以上に横たわる実力差を感じていたものです。今なら日本とオマーン、シンガポールといった感じでしょうか?日本は1−0、2−1と僅差での勝利でしたがこの2チームに負けるとはまず考えていない。この結果を持ってシンガポールは強くなった、もう日本と1点差のゲームをできる、と思う人はそれほど多くないでしょう。

今回の遠征で先制されながらも追いつき、逆転し追いつかれ、最後に引き離すという形で勝利を得たアイスランド戦。前半圧倒的に支配され嫌な流れの中で先制点を許しながらも、流れをつかみ追いつき、後半は試合内容でも相手を押し込む場面を多く作ったイングランド戦。どちらも強くなった、と感じさせる試合内容でした。欧州/南米のトップチーム以外には引き分けという結果は、あまり評価されなくなってきている。そうした所に本当に進歩を感じます。

とはいえ、目の前に迫っているアジア予選ではふがいない試合を続けている日本。次回インド戦で今回見せてくれたようなパフォーマンスを見せてくれるのか。ゴール前の守備を固めてくる相手に対し、どのように崩せるのか。そういった点を楽しみに来週を迎えたいと思います。


**6月4日(金)掲載**
(PIDE)

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レフェリング
こんにちは、PIDEです。
先日五輪代表の親善試合がありましたね。アテネまであとわずか。オーバーエージ枠をどうするか?という話題もありますが、代表選手の必死のアピールには目を見張るものがあります。過去も最終選考で様々なドラマが展開されましたが、アテネ本番での好成績目指し、最後まで頑張って欲しいものです。

さて、そんな選手達のアピールの場、Jリーグですが、最近審判の判定を巡るトラブルが多いように思います。乱発される警告に忿懣やるかたない方も多いのではないでしょうか?

私も草サッカーで審判を務める事があります。ですが、あまり進んでやりたいとは思いません。線審であってもDFラインに連動して常にオフサイドに気を配りつつ、スローインの判定をする。後、近くでファウルが起きた時の判定もしなければなりません。オフサイドトラップを狙い、頻繁にラインの上げ下げを行なうチームの線審をしているともう大変。DFラインはオフサイドの主張をしてきます。ちょっとでも動きがずれたり、見落としたりして判断に迷うとつい旗を上げてしまう。または流す。すると「審判見てろよ!」というお叱りを受けるわけです(立場が変われば僕も審判に文句を言いますが…^^;)。 ただそんな試合中の選手にイチイチ対応していてはキリがありませんので、自分のジャッジに自信をもってやる必要があります。審判という仕事は選手以上に大変だとつくづく思います。

審判だって人間ですから、ミスもあるでしょう。そのミスが試合の結果を左右するケースもあるでしょう。目立つミスとは大体そういったミスです。だからといってビデオ判定を導入する、という意見には個人的には反対です。そのレフェリングも含めてゲームであると思うからです。

ただ、試合後問題のあったジャッジに関し、きちんとしたレビューを行ない反省し、次の試合につなげていく、といった行為がどれだけなされているのか?感じないケースが多いように思います。また、審判が選手以上に目立つ、試合も最近多いように思います。

試合中、審判の判定は絶対であるべきですが、だからといってさも権利を乱用しているかのような態度は褒められたものではありません。また、プロという商業的、ショー的要素も求められる場において、選手と共に来場した、またはTV観戦しているファンに対して良質な試合を演出する(決して八百長をするという意味ではありません)意識も持って欲しいと思います。


**5月28日(金)掲載**
(PIDE)

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