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燃える闘魂! サッカー命!
PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。
私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。

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第220回 日本サッカーあるべき姿
こんにちは。PIDEです。
いよいよJリーグが再開されました。新しい4年に向けたスタート。がんばって欲しいものです。

さて、前回、こんな言葉で締めました。
「僕らにできる事は何なのか、あらためて考えてみたいと思います」
その後、いろいろ考えてみました。

まず、「日本サッカーがどうなって欲しいのか?」

W杯優勝?強豪国の仲間入り?う〜ん、どうなんだろ?日本にサッカーを文化として根付かせる・・・それは、そうかな?じゃあ、サッカーを文化と呼べるにはどうなればいいのか?強くなることか?違う。W杯で優勝経験のある国はごくごくわずか。それ以外の国にサッカーは根付いていないのか?そんな事はない。

僕らが世界の舞台で誇れる日本代表であってほしい。

これはある。これが俺たちだ。これが日本のサッカーなんだ!そう世界に対してアピールできる代表であってほしい。

じゃあ、「これ」ってどんなサッカーだ?ブラジルのような自由奔放なサッカーか?アルゼンチンのようなショートパスを細かくつなぐスタイルか?韓国のように強いメンタルと体力を前面に押し出すスタイルか?イタリアのように1−0でも勝ちきれるサッカーか?オランダのように美しく勝つサッカーか?

・・・これがわからない。日本らしさ、日本が世界に誇れる文化。まずはサッカーに限らず、僕ら自身が日本について深く知り、理解をし、その上で他国と比べ誇れるものを見つけること。

世界に評価されている日本の文化って何だ?

マンガ?アニメ?自動車?精密機器?スポーツで言えば、マラソン?柔道?水泳?フィギュア?いずれを取っても、その芸の細かさ。繊細さ。美しさか?個人的には答えがある。

組織的で、よく走り、高い技術も備えて、針の穴を通すような精緻な機能美を表現する。潔さを旨とする。散り際の美学。

自由やフィジカルに将来を求めるのは違うと思う。日本人の特性、文化にそぐわないものをサッカー界だけに求めるのは無理がある。この土壌を否定する事なく、よいものを拾っていく事が何より大事なのではないか?と思うのです。

あまり、答えになっていないかもしれませんが、今日の所はこんな感じです。


**7月21日(金)掲載**
(PIDE)

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W杯終幕
こんにちは。PIDEです。
W杯はイタリアの優勝で終幕。
見事!?予想通りの展開となりました!!!パチパチ。
こうも予想通りに進んでしまうと自分でもビックリです(^^;

とはいえ、今回のW杯の感想もまとめてみたいと思います。

総じて感じたのは、非常にディフェンシブな大会のイメージで終わってしまったなという所です。端的に言えば、「見ていてあまりおもしろくなかった(特に決勝トーナメント)」

前回の日韓W杯の時と比べ、開幕が少し遅かった事で、各国とも守備の組織向上に時間をかける時間が増えたからなのか、守備戦術が非常に高度化されてきたからなのか、原因はよくわかりませんが、開幕戦、ドイツがコスタリカ相手に4−2と華々しい試合で始まったにも関わらず、その後、打ち合いになる試合はごくわずか。一方的な試合は一部ありながらも、総じて1−0、2−1といったロースコア(PK含む)で終わってしまった。

また、ベスト16に残ったチームの内、欧州/南米以外の国はガーナ、オーストラリア、メキシコのわずか3カ国。初出場国ではガーナ、ウクライナの2カ国と、非常に順当な結果に終わった(波乱が少なかった)。この点も大会全体の盛り上がり、という点では少し寂しかった点でしょう。

その他には、次世代を担う若手の台頭があまり進まなかった事。
ポドルスキ(ドイツ)やC.ロナウド(ポルトガル)、ロッベン(オランダ)などレギュラーとして活躍した選手もいましたが、ルーニーやメッシ、テベス、ロビーニョといったスター候補がもうひとつ輝かなかった。

むしろ輝いたのはMVPを獲得したジダンを始め、チュラム、ビエラ、カンナバーロなどベテランの選手たち。多くの選手が今大会を最後に代表(もしくは現役)引退を表明するなど、花道となる大会になりました。英雄たちの引退に若者台頭の萌芽があまり感じられなかった事が残念です。

次回は2010年南アフリカ。日本を始めとしたアジア代表4ヶ国は全て予選敗退。オーストラリアを加えた新アジア枠がいったいいくつになるのか? 02年は予選免除。06年は結果的に緩いレギュレーションに助けられ、楽々の予選突破。98年の時の厳しい予選も94年の時のドーハの悲劇も予選で苦しみつづけた時代を知る選手がいなくなり、かつハードルが上がる次回の予選。本大会出場すら懸念され始めた状況の中、新しい日本代表がどんなカラーを放つのか。

今回の大会、日本と世界の差は前回と比べ、一層開いたように見えました。それは個人レベル/チームレベル/協会レベル、様々なレベルでの話を進めていかなければならないでしょう。しっかりと世界との差を意識し、日々のJリーグをどれだけ高い次元でプレー/運営する事ができるのか。次の4年間、過去約10年間、急速に成長を遂げてきた(と思われている)日本サッカー界の自力が問われます。

僕らにできる事は何なのか、あらためて考えてみたいと思います。


**7月14日(金)掲載**
(PIDE)

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第218回 ヒデ引退
こんにちは。PIDEです。
いよいよW杯も3決/決勝を残すのみとなりました。決勝戦に残ったのは「イタリア」と「フランス」。 ・・・いや、来ちゃいましたよイタリアが。前回書いた予想が当たっちゃうかもしれません(^^;

そして、早々に敗退した日本には次々と大ニュースが飛び込んできました。

その中でも特に中田英寿(以下、ヒデで)の現役引退発言は大きな驚きとして伝えられました。まだ29歳のヒデがまさか現役引退を発表するとは(代表からの引退は想像できましたが・・・)、今でも信じられないというのが正直な所です。

実は僕は彼と同学年。もちろん直接的な面識は全くないけれど、同世代の代表として、いつも応援し、その活躍に元気付けられていました。「何で同じ年数生きてきてこんなに違うんだろう??」なんて思いながらも(^^;、日本サッカーを取り巻く環境が大きく変わった、いや彼が変えた、同じ時代を過ごすことができた事はとてもありがたい事でした。

今回のW杯でのヒデの言動。クロアチア戦/ブラジル戦終了後にピッチに倒れこんだ姿。今までいつもクールに見えたヒデが見せた熱い思いは、こうした背景があったからなのか・・・皆がそういう風に思った。「やめ方」も「彼らしい」というコメントが多々。。。

でも、それでも僕は納得がいかない。この「やめ方」には。

マスコミ経由で伝わるヒデと、HPの日記で見られるヒデは別人。どう考えてもHPの方がより素に近いと思う。ある時からマスコミと距離を取る様になり、その後、直接彼の考えを見ることができるメディアとしてあのHPは貴重だった。そこからはサッカーに対しての真摯な思いが溢れ、孤高な空気を放ちながらも野茂やイチローのように求道者として、これからもトップを走り続けてくれるものだとばかり思っていたのに・・・。

元々サッカー以外の世界にも関心が高かったヒデ。某お菓子会社の社外取締役も勤めたりと、従来のサッカー選手像とはかけ離れた印象は確かにあり、すごく「らしいやめ方」ではあると思うけど、彼の経験を広く日本サッカー界に伝えるにはちょっと違うんじゃないかと。「そんな事は俺の知った事じゃない」と言うかもしれない。「何でも俺に押し付けんな」と。でも、彼が今後日本サッカーと距離を置くと、彼の経験が残らなくなる。それは日本サッカーにとって大きな損失だと思うし、もしヒデがこれまでの周囲からのサポートに感謝の気持ちがあるのならば、これまで築いてきた経験を還元する責務もあるんじゃないか。

プロ選手はいつか引退するもの。僕らが想像もできない厳しい中をずっと生きてきて、そのモチベーションを保つ事も難しくなったんだろうと思う。でも、それでも僕らができない事をしてくれるヒデだから、何よりも僕らが歯がゆく思った日本サッカーの、その先の、あるべき姿で戦い続けた数少ない選手の一人だから、変わりがきかない唯一無二の人だから。

だから、こんなやめ方をして欲しくなかった。


**7月7日(金)掲載**
(PIDE)

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W杯優勝予想
こんにちは。PIDEです。
日本代表が早々に敗退し、W杯も「応援モード」から「観戦モード」に切り替わりました(^^;

この1週間はベスト16の試合が行われ、今日からはいよいよベスト8です。
ベスト8に残った国は、

「ドイツ」「アルゼンチン」「イタリア」「ウクライナ」
「イングランド」「ポルトガル」「ブラジル」「フランス」

前回の日韓大会と比べると、非常に順当な勝ち上がりです。
ちなみに前回は、

「ドイツ」「韓国」「トルコ」「セネガル」
「ブラジル」「イングランド」「スペイン」「アメリカ」

この結果を欧州/南米2極体制からの変化、と見る向きも当時ありましたが、今回の勝ち上がりを見る限りではまだまだそうとも言い切れないようです。「韓国」「アメリカ」はグループリーグ敗退。「トルコ」「セネガル」にとってはW杯出場も適わなかった訳ですから。

はたしてこの中から優勝の栄冠を勝ち取るのはどこの国か・・・
せっかくなので予想して遊んでみましょう!

今回の僕の優勝予想は・・・

「イタリア」

にさせていただきます!

以下、何ゆえかという事をつらつらと。

その1.過去のW杯優勝国は「優勝経験国」もしくは「開催国」である。
    →今回もこの傾向が続くのであれば、まず「ポルトガル」と
     「ウクライナ」が消えます。

その2.ホームタウンデシジョン。地元有利。過去、一度の例外を除いて
    欧州開催では欧州の国が。南米開催では南米の国が優勝している。
    →これで「アルゼンチン」と「ブラジル」が消えます。
     ・・・とは言え、一度の例外が「ブラジル」なのですが(^^;

その3.トーナメントでは守備力の高いチームが上位に進出する。
    試合内容に娯楽性が富む/富まないは別の話。
    →今大会、および過去の歴史において最も守備が計算できるのは
     「イタリア」

その4.開催国「ドイツ」、優勝候補No.1「ブラジル」が勝っては
    大会に何の波乱もなく面白みに欠ける。

といった所でしょうか。。。まぁこう理屈を並べてみた所で当たるかどうかは全くわかりませんが(^^;

日本はすっかり「祭りの後」状態で後任監督の人選に盛り上がってますが、W杯はまだまだこれから。このベスト8が一番楽しい時期。
睡眠不足も後わずか。楽しみましょう!


**6月30日(金)掲載**
(PIDE)

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第216回 日本惨敗!
こんにちは。PIDEです。
今朝、日本の世界への挑戦が終了しました。王者ブラジル相手に1−4の完敗。グループリーグ1分2敗の勝点1。同時刻開催のクロアチアvsオーストラリアが2−2のドロー。クロアチアが2分1敗の勝点2。オーストラリアが1勝1分1敗の勝点4。ブラジルは余裕の3勝、勝点9。

結果、1位ブラジル/2位オーストラリアが決勝トーナメント進出。3位がクロアチア。日本は最下位となった。
以上、ただただ結果の羅列。どんな思いを持とうとこれが現実。

日本サッカー界、黄金世代と呼ばれた選手たちをしてこの結果。この事実を私たちはどのように捉えればよいのか。

勝負のあやはほんのわずかな所から生じる。
オーストラリア戦。
同点直前の相手のシュートを防ぎ、スローインに逃れた時の心の隙。同点直後、選手の気持ちが「勝つ」に統一されていたか?

クロアチア戦。
絶好のチャンスを決められない、前線でキープする事ができないFWの個人スキル。

ブラジル戦。
先制しながら前半終了ラストプレーで同点にされるDFの脆さ。

総じて、これだけイージーミスの多いチームが勝てるほど、世界は甘くない。どの試合も次のプレーをイメージしたファーストタッチ(トラップ)の精度の違いに愕然としました。日本人はスキルが高いとよく言われますが、ハイプレッシャーの中でのスキルは情けないくらいに低い。単にフィジカルが弱いから、といった問題ではないと思います。スキルが低い。一方、パスミスはスキルだけの問題ではない。コミュニケーション、意思統一の不徹底によって起こる。これはチームの問題も大きい。

W杯という舞台で最高のパフォーマンスを発揮させるべく、個人個人は監督であれ選手であれ、協会の人たちであれ、サポーターであれ頑張ってはいたと思う。誰もが勝つために努力をしていたはず。それでも足りない点が多すぎた。個々の努力のベクトルが揃っていなかったのではないか。個々の力をまとめ大きな力を引き出す事ができていなかったのではないか。

これからおそらく日本国中で大きな落胆と共に、戦犯探し、徹底的な批判/中傷報道が多くなされるでしょう。きちんとレビューをし、結果に対しての責任の所在を明確にする事は必要。ただし、結果論で物を言っていても何も前進はありません。次の4年後、南アフリカ大会に出場するために、そしてその先にあるグループリーグ突破、上位進出、優勝に向けて、前を向いた活動をしていかなければなりません。


**6月23日(金)掲載**
(PIDE)

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第215回 勝利をこの手に
こんにちは。PIDEです。
W杯が開幕してから1週間。毎日寝不足の日々が続きます。2002年の時と比べて波乱の少ない序盤戦となっています。開催国と開幕戦、両方の重圧を背負う事になったドイツでしたが、結果は4−2の快勝。次のポーランド戦も試合終了直前に得点し勝利。この時点で勝点6を奪い、決勝トーナメント進出という最低限の目標はほぼクリア。この他にもイングランド、アルゼンチン、オランダ、スペイン、ブラジル、チェコ、イタリア、ポルトガルは順当勝ち。トリニダードトバゴに引き分けたスウェーデン、スイスに引き分けたフランスが多少の(でも大した事はない)波乱だったでしょうか・・・。今大会は欧州での開催、各国リーグ戦終了後の調整期間が2002年の時と比べ多少長かった事なども順当な結果の後押しとなっているのでしょうか。

そして12日の月曜日、我らが日本がオーストラリアとの初戦を戦いました。結果は言うまでもなく、1−3の惨敗。後半あとわずかまで1−0で進みながらも最後の最後で大逆転負け。非常に悔しい結果となりました。

言いたい事はたくさんあります。・・・が、今は封印。そう、W杯はまだ始まったばかり。ブラジルvsクロアチアの試合は1−0でブラジルの勝利。立場的にはクロアチアと同じ状況。次の試合に勝てば、まだまだ決勝トーナメント進出に向けて視界が開ける状況です。ただ1試合負けただけ。

ジーコジャパンの最大の特徴。最後まであきらめない勝負強さ。アジアカップのヨルダン戦しかり。バーレーン戦しかり。W杯予選の時の北朝鮮戦しかり。最後の最後まであきらめない姿勢が土壇場での同点、勝ち越し点につながってきました。 「ほら見たことか」といったしたり顔の悲観論を並べ立てる前に最後まで目の前の試合の勝利を、決勝トーナメント進出を信じて精一杯のサポートを続けていくことが僕らにできる唯一の事です。結果を振り返るのは全てが終わった時からでよい!と思います。

明日土曜日、僕もドイツへ向かいます。1998年の雪辱を果たしてきます。日本の勝利の瞬間を、僕らが誇りに思える代表の姿をこの目に。


**6月16日(金)掲載**
(PIDE)

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第214回 W杯開幕!
こんにちは。PIDEです。
いよいよ!今晩からW杯が開幕します。開幕戦は地元ドイツ対コスタリカ。前回02年の開幕戦は前回優勝国のフランスが初出場のセネガル相手にまさかの敗戦。結果、フランスは大会中1点も挙げる事ができずにW杯から姿を消しました。

開催国が上位に残る事はその大会の盛り上がり、という意味でも非常に重要な要素の一つ。今大会のドイツは前評判は決して高くはありませんが、それでも開催国+W杯優勝3回の伝統国だけに本番ではキッチリと結果を出してくると思います。

翻って我らがニッポン。開催国の使命として課された決勝トーナメント進出。初戦のベルギー戦は引き分けながら残り2試合に勝利し、見事突破。大いに大会を盛り上げました。

今大会は12日にオーストラリアと対戦。18日にクロアチア、22日にブラジルとタフなゲームに臨みます。

今回は下馬評的にはオーストラリア<クロアチア<ブラジルの順で強い/弱いが語られることが多いですね。過去の実績などから見てもおおよそ間違ってはいないでしょう。となると、日本が決勝トーナメントに進むためには初戦のオーストラリア戦で是が非でも勝利、勝点3が欲しい。ここで勝点3を取れないようだと(例え引き分けで勝点1を取ったとしても)かなり厳しい状況に追い込まれるだろうと思われます。この条件は対戦相手のオーストラリアにとっても全く同じ事。どの国も日本相手には勝点3を目的にくるはずです。逆に言えばその程度の認識しかまだ持たれていないという事。ブラジルと引き分けなら御の字。でも日本との引き分けは負けに等しい。おそらくそんな程度でしょう。

いろいろなマスコミ報道では楽観論、悲観論入り乱れていますが、実力差を考えてみれば、勝っても負けてもおかしくない。決勝トーナメント進出は現実的な目標だと思いますが、3連敗をしてもおかしくない。この差、ホントにわずかな差だと思うのですが、その差が結果として大きな差を生み出してしまう・・・決めるべき所でシュートを外した。してはいけない所でミスをし、失点につながった。おそらく90分間で1回あるかないかのわずかなミス。これによって勝負は決まってしまう。

日本が勝つためには、やはり先制点を奪う事。定石でしかありませんが、これが何より大切です。1点先に取れば、日本から勝点3を奪いたいオーストラリアも攻めざるを得なくなります。そうして前がかりになった相手に対してはカウンターで追加点を挙げる事はより容易になってきます。ドイツ戦なんかはまさにそうした展開でした。

逆に1点奪われてしまうと、フィジカルの強いオーストラリアが引いてくる。となると今度はマルタ戦のように、攻めども攻めども跳ね返されてしまう。逆にカウンターで追加点を取られればThe End。

相手は知将ヒディンク。こちらは自由奔放ジーコ。一見相手に分がありそうに見えますが、意外と型にはまっていないジーコのサッカーは分析がしにくいかも。俊輔のフリーキックと言う飛び道具も持ってますし。

事前予想はどうせ当たりません。であれば!我々にできる事は日本代表を信じて応援を送るのみ。来週も高いテンションで書けるよう(^^; 祈ってます。


**6月23日(金)掲載**
(PIDE)

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第213回 日本vsドイツ
こんにちは。PIDEです。
ここ数日すっかり日本はW杯モードになってきました。連日ニュースで「今日の代表の様子」なんて報道がされ、随分と盛り上がってきましたね!

そして、今週の火曜日深夜(水曜早朝)、ドイツとの親善試合が行われました。結果はご存知の通り、2−2で引き分け。開催国ドイツを慌てさせた。本気にさせた、といった肯定的な見方と、2−0にしながらセットプレー2発で追いつかれた守備の脆さ。勝負弱さを露呈したという否定的な見方と。いろいろあるようです。

個人的には勝てる試合だったと思います。勝たなければいけなかった試合だとも思います。しかし、それでも見ていて興奮し、楽しい試合だった。日本人として誇れる内容であったと思います。

相手は開催国ドイツ。格下と見られる日本にホームで0−2のビハインド。これらはかの国にとって屈辱と感じるものだったでしょう。ただでさえ、ここまでのチーム作りが批判されている現在のチーム。ここで日本にホームでキッチリと勝つ事が国内の批判を交わす絶好の機会であったはず。それがこの体たらく。本大会での自国チームの活躍を不安に感じさせるには十分な内容だったと思います。

また、日本にとってもみてもドイツを引き分けという結果は勝てる試合を落とした、という意味以上に、十分なものであっただろうと思うのです。相手は開催国。しかもW杯に3度も優勝している強豪中の強豪。本大会でこの結果であれば及第点でしょう。

それにしても、このチームはアウェーでよい結果を出します。国内最後のスコットランド戦、非常に内容に乏しい結果で終わりながらもこれだけ内容の濃い試合を行えるとは・・・スコットランド戦後に加わったスタメンのメンバーは、高原、柳沢、中村、中田の4人。この4人のクオリティでこれだけ変わるのか???ジーコの作ろうとしているチーム作り。選手の自主性を尊重し、これといった戦術を固めず、選手の自発性に任せる方針に、これまでトルシエに染まっていた日本人(=個人のスキル/フィジカルでは歯が立たないから組織で戦うようにする)にはなかなか理解しにくいものだったでしょう。僕も基本的に否定的でした。

ただ、海外の選手たちが醸し出す1対1で負けない、という気概。オーラ。そういったものを見ていると、日本人が1対1で勝てない、というのは自分たちの殻に閉じこもった壁?だとも思えてきます。自分たちで作った殻をジーコは違うと言う、もっと自信を持てと言う。海外組と呼ばれる選手たちにとって、特に高原にとってドイツ代表とはいえ、日常の中でいつも戦っている相手。戦っているスタジアム。外国人に物怖じしないメンタル。それはそういった環境が日常であるという事実によって作られている部分も多いと思うのです。

今回のW杯。このドイツ戦で引き分けたからといって本大会でどれだけの実績を残せるか、何の保障もありません。ただ、ドイツに対してあれだけの試合をできた、という自信はオーストラリアやクロアチア、ブラジルとやるにしても大きな自信になるだろうと思います。

来週末にはいよいよW杯開幕!毎日寝不足の日々が続きます(^^;


**6月2日(金)掲載**
(PIDE)

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第212回 W杯参戦
こんにちは。PIDEです。
今週は新聞一面はW杯一色になりました。週末のJビレッジも村民を上回る観客が集まったみたいで大盛り上がり。いよいよ本番が近づいてきている。そんな空気が随分と高まってきてますね。

さて、そんなドイツW杯。いろいろと悩んだ結果行く事に決めちゃいました。スケジュールは6月17日〜21日までの3泊5日。夏休みでもないのに会社を休むにはこれが限界。本当ならせっかくのヨーロッパ。一週間や二週間、ぐる〜っと廻って来たい気分ですが、サラリーマン、そんな事はできません(^^; 何とか3日間の有休を取って日本の第2戦、クロアチア戦に乗り込みます。

クロアチアといえば思い出すのは8年前。日本初めてのW杯でもクロアチアと対戦。この時は0-1の敗戦。当時は惜敗と思っていましたが、8年経って思い返してみれば惨敗。この時、98年6月20日ナントに僕はいました。初めてのW杯。あの時は例年にない暑さの中、一生懸命に声を出して応援しましたが・・・敗戦。02年の時はスタジアムで日本戦を見ることができなかったので、あの時以来のW杯での日本戦。相手はまたしてもクロアチア。借りを返す時です!

98年当時、日本には海外でプレーしている選手はまだいませんでした。あれから8年、海外に活躍の場を求め今回選ばれた選手は、高原、柳沢、大黒、中田(英)、中村、小野、稲本、中田(浩)、川口と23人中9人になります。誰もがよい結果を収めた訳ではありません。しかし、言葉も通じない、EU圏の選手でもない、非常に厳しい環境の中で戦った「経験」は確実に蓄積されています。

かつてトルシエは海外への移籍を奨励し、ジーコは海外組を優先的に起用した(とよく報道されていた)事は、日本人のナイーブさを克服する手段の一つとして海外で戦う事自体がレベルアップの鍵である事を感じていたからこそのコメントだったのではと思えます。挑戦しなければ、成功するか失敗するかもわからないし、何を持って成功、失敗と判断するのか、そんな事は考え方ひとつでいくらでも変わるものだから。

僕もあれから8年。当時は何もわからない大学生でしたが、多少は大人に?なりました。 当時とは違う楽しみ方をドイツではしてきたいなと思います。


**5月26日(金)掲載**
(PIDE)

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第211回 W杯代表決定!
こんにちは。PIDEです。
先週末、雨中のスコットランド戦をホームゴール裏で応援。試合内容にはかなり不満/不安の残る内容でしたが、ここまで来たら信じて声援を送るのみ!でしょうか??

そして月曜日、W杯の23人が発表されました。コンディションが戻りきらない久保が外れ、ここ数試合コンスタントにアピールを続けていた巻が入り、ちょっとした「サプライズ」と騒がれました。それでも大きな波乱はなく、順当に選ばれた、という印象が強いメンバーです。

我らがレッズからは小野、三都主、坪井の3名が選ばれました。三都主は不動の左サイド。小野と坪井はここに来てコンディションがよくなり、非常によいパフォーマンスを見せてくれるようになりました。大会が始まるまではケガなど何かしら不測の事態が起こりえます。3人がドイツのピッチに立ち、日本の勝利に貢献してくれることを期待しましょう。

残念だったのはアテネ五輪世代の選手が結局駒野しか選ばれなかった事。小野、高原、稲本、小笠原、中田浩、遠藤などなどキラ星の如く輝く黄金世代の後、「谷間の世代」と呼ばれたこの世代。確かにアテネ前後まではそうだったかもしれない。しかし、その後平山(→オランダ)、大久保(→スペイン)、松井(→フランス)のように海外に戦いの場を求める選手も現れ、Jリーグでも今野、阿部、茂庭、闘莉王、そして残念ながらケガで長期離脱となってしまった田中達。彼らも選ばれてもおかしくない選手たちだったと思います。しかし、選ばれた選手以上に光輝いていたかどうかとなると順当だったかなと。そんな彼らですら選ばれないほど、層が厚くなった日本。そしてそれでも世界のトップとはまだまだ大きな差がある現状。「次のW杯への経験のために」98年の小野、市川は確かにそうだったかもしれません。しかし中田は当時まだ21歳でありながら実力でスタメンを勝ち取っていました。若手はやはり「経験のために呼んでもらう」のではなく、「実力で」「名前のある選手から」「ポジションを奪う」事があって初めてその地位を掴めるものである事を再度認識しなければなりません。中田や中村を実力で上回らない限り、日本代表がもっと世界に近づく事はできません。

いつかはイチローや松井のように本当のトップのトップで戦える個人がサッカー界にも現れてくれることを願いつつも、まずは目先のドイツW杯を楽しみたいと思います。


**5月19日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

全320件中  新しい記事から  101〜 110件
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