PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。 私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。 |
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第190回 W杯組合せ決定! | ||
こんにちは。PIDEです。
12月に入り冷え込みが厳しくなってきました。東京では先日初雪が降り、いよいよ冬本番です。リーグ戦も終了し、今シーズンも残すは天皇杯のみ。いよいよ年の瀬ですね。 さて、この一週間は書くネタに困らないイベントが山ほどありました。W杯組合せ抽選に、J1/J2の入替戦での甲府の昇格、柏の降格。天皇杯に世界クラブ選手権・・・。どれもいろいろな思いがありますが、今回はいよいよ決まったW杯組合せについて書きたいと思います。 日本の組合せはもうご存知の通り、オーストラリア/クロアチア/ブラジル。 国名だけで考えればブラジルの1位通過は固く、残り3カ国の2位争い。日本にも十分突破の可能性あるが、そのためには初戦のオーストラリア戦の勝利が絶対条件。まぁそんな感じでしょうか。 ただ、98年を振り返るとアルゼンチン/クロアチア/ジャマイカという組で今回とほとんどパワーバランス的には変わらない対戦相手に3敗。こうした結果も十分ありえる。その時に日本全体がどんな反応を示すのか。前回よりも日本代表はレベルアップしている。クロアチアはタレント性で少々落ちる。オーストラリアは久しぶりの出場で初戦固くなる可能性がある。これから半年間はいろいろなプチ評論家がいっぱい現れてくるのでしょうね(^^; それだけ日常の関心テーマとなっている事はすごく嬉しいなと思います。 んで、僕もそんなプチ評論家の一人ですが(^^; 個人的にはオランダと是非一度戦って欲しかった。オランダと戦う日本が見たかった。世界の強豪国でフル代表で当たった事がないのはもうオランダくらいですよ。オランダの高次元の個人技と組織プレーがミックスされた攻撃的なサッカーにワールドユースの前半の時のように圧倒されてしまうのか、それとも後半のように逞しく打ち合うのか。 日本は「勝利こそ全て」よりも「負けてもキレイに」というオランダ的な考えのほうが共感できる部分って多いと思うんです。きっとオランダは今回も優勝する事はないのでしょうが、大会で一番魅力的なサッカーをしたチームになる可能性は十分にあります。日本にはもちろん勝って欲しいと思いますが、それよりも僕はどこよりも美しい、見ていて楽しい、印象に残るサッカーをして欲しいと思ってます。 アルゼンチン/コートジボワール/オランダ/日本 こんな組に入っていたらもう楽しくてしょうがなかったですね、僕は(^^; もしこの組を勝って決勝トーナメントに進出できたらと考えると、それだけでゾクゾクします。W杯の楽しみ方は人それぞれあるかと思いますが、W杯に出場することが目標だった時代からW杯でどのように日本をピーアールするか、存在感を示すのか、という事が目標になる時代になってきているのだと思います。 ここから先はベスト8、ベスト4、準優勝、優勝と右肩上がりに行く訳ではありません。オーストラリアがアジアに加わる次回以降はアジアを突破できない大会もきっと出てくるでしょう。全てのW杯に出場している国は地球上でブラジルしかない訳ですから。だからこそ、今大会の結果だけでなく先に繋がる「これが日本のサッカーだ!」と言えるサッカーを展開して欲しい。そう強く思います。 **12月16日(金)掲載**
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終幕・・・ | ||
こんにちは、PIDEです。
先週末の最終節、最後まで勝利を信じて新潟まで行ってきました。結果は皆さんもご存知の通り、レッズの4−0の圧勝。しかし、C大阪が引き分け、G大阪が勝った事でG大阪が初の栄冠。レッズは残念ながら勝点1差で涙を飲みました。 最終節までもつれにもつれた大混戦。その中でも最終節は最後の最後、ロスタイムまで更にもつれにもつれて結果G大阪の優勝。後ほんのわずかの時間を守りきれなかったC大阪の選手たち。彼らにとってはドーハの悲劇ほどの重みがあった敗戦だったでしょうか?よくもまぁ運命の神様ってのは人をもてあそぶのが大好きのようです・・・。 土曜日の朝、僕らも7時過ぎの新幹線で新潟に出発。既に周りには完全武装の赤/黒軍団がワラワラ。途中越後湯沢の辺りで吹雪いていた雪。この日は一日中雪だと新潟の知人から言われていたので覚悟をしつつ、しかし同行の子供たちは「雪合戦ができる!」という無邪気なワクワクに心和ませながらの新潟到着。雪はなし。子供たち残念。大人はホッ。それでも寒い。通常のアウターに更にベンチコートを羽織り、ネックウォーマーにニット帽と完全武装(スキーに来たんかいな・・・)。 スタジアムはオレンジとレッドの2色が入り乱れ、応援合戦もヒートアップ。恐らくはJ1で唯一レッズがアウェーとなる空間がビッグスワンです。それらの声が醸し出す雰囲気は薄暗い空と合わせどこか異国を感じさせる本当に良い雰囲気を与えてくれていました。寒い中上半身ハダカで戦っていた方々には本当に頭が下がります。 試合展開はまぁ、アルビから見て先制点の取られ方が全てだったかな?と思える内容。こうした点の取られ方、しかも2点目もほぼ同じ形で決められ、後半開始当初は立て直してきたかなと見受けられながらも3点目を緩し、ジ・エンド。こんな試合ばかりなら楽して見られるのに・・・途中から他会場の結果が気になって仕方ありませんでした。 試合後はまぁ、残念でしたが今日の試合を勝てた、という事実が次に繋がるのかなと思い納得。アルビ反町監督の退任セレモニーが行なわれ、いかに愛されていたのかが非常に伝わる暖かい終幕でした。 ここ数年、新潟へは毎年行っていますが、毎回本当に暖かい/幸せな気分で帰ってきます。新潟の人たちの暑さと、変に引きずらない潔さ、と言えばよいのでしょうか。試合後はそれぞれが健闘を讃えられる(街角でもやたらと歩いているとレッズコールをされました)そんな県民性なのでしょうか。よい所だなぁとつくづく感じます。 これで今年は後天皇杯のみ。惜しいところでタイトルを取れていないレッズはここで何とか優勝して楽しい元旦を迎えたいものですね。 **12月9日(金)掲載**
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最終節、奇跡の大逆転が・・・ | ||
こんにちは、PIDEです。
すっごい事になってきました!先週のコラムでラスト2節の盛り上がりを書きましたが、先週末の1試合終了後、首位争いは更に混戦となりました。 浦和レッズ:3位 首位と勝点差2 自力はもちろんないのですが、レッズが勝ち、C/G大阪がそれぞれ「分け」か「負け」ならレッズの最終節での大逆転優勝。ありえない展開がいよいよ最後の最後になって目の前にやってきました。4位の鹿島、5位の千葉までが優勝の可能性を残している中、明日歓喜の瞬間を迎えるのははたして・・・?? 新潟が、浦和の街が赤一色で大騒ぎになる瞬間を迎えられたら最高です! さて、昨日(12月1日)はコミュニティーFM「レッズウェーブ」が開局されました。レッズ情報を中心に据えた番組作りを目指していくようです。オープン開始すぐはいろいろと問題点も出てくるだろうとは思いますが、こうした動きがある事自体、「浦和=レッズ」という認識を広く世間に伝える効果があると思います。 次々とJリーグ参入を目指すクラブが全国で現れる一方、観客動員/クラブ強化が進まず厳しい立場に置かれたかつての名門クラブもあります。今年でJリーグも13年を終えようとしています。 93年開幕当時のクラブを改めて振り返ってみると、 浦和 (J2経験あり) 市原 (ホームタウンを拡張) V川崎 (ホームタウンを変更。来年J2) 横浜F (消滅) 広島 (J2経験あり) 清水 (消滅危機あり) と浦和も含めた6クラブが戦績もしくは経営面で厳しい状況に置かれた時期があった事になります。そうした中、常にレッズを支えてきたサポーターの存在は近年新潟など他のクラブでも集客力を高めた所もありますが、ここだけはどのクラブもレッズに追いつけ、追い越せ、と常に目標であり続けた部分であろうと思うのです。 今回のレッズウェーブが末永くリスナーの興味を捉え続けるFM局となるよう期待したいと思います。 **12月2日(金)掲載**
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大混戦!! | ||
こんにちは、PIDEです。
朝晩めっきり寒くなりました。サッカー観戦にも暖は欠かせません。 ・・・しかし、最終盤を迎え、J1の優勝争いは大混戦となってきました。水曜日の試合を終え、上位5チームが勝点4差でひしめいています。首位のG大阪、3位の鹿島、4位の浦和が負け。2位のC大阪が引分け。勝ったのは5位の千葉のみで再度大接近。 浦和にとっては勝点を詰める事ができず、悲観的な意見も多く聞かれるようですが、まだまだ可能性は大いにあると僕は思っています。 確実に失速したG大阪。ここ5試合で4敗。リーグ最高の77得点を誇った攻撃陣がこの間わずか3得点。そして次節はナビスコで苦杯をなめた千葉。更にアラウージョが出場停止。大黒もケガで出場微妙。最終節も今期好調を維持してJ昇格1年目で6位につけている川崎F。1勝もできない可能性は十分に想定できます。 ここまで連続無敗試合を「14」に延ばした2位のC大阪も横浜FMとFC東京。どちらもここに来てチーム状態は上向き。この2試合を勝ち切る事はやはり難しい。3位の鹿島は清水と柏。どちらも降格争いを繰り広げておりモチベーションは高い。5位の市原は首位のG大阪と直接対決を終えた後は相性の悪い名古屋。 浦和は磐田とホームゲーム。最終節は新潟のアウェー。どちらも首位争いも降格争いからも外れ、今期へのモチベーションという面では高くはない。(ただし新潟はホームで無類の強さを発揮するチーム。相性も良くはないが・・・) まぁ、どこをどう見てみても一筋縄では終わらないように思われます。G大阪が次節の千葉戦で勝利を収めればそのまま・・・という気もしますが、そうすんなり事が運ばない!はず(^^;まだまだあきらめるには早すぎる!!っと気合が入ったりする訳です。これだけスタッツとにらめっこをしたのは久しぶりです(^^) 1シーズン制になり、早々に首位争いをするクラブが限られ、中だるみをしてしまうのでは?なんて懸念がシーズン前にあったりしましたが、何の何の。C大阪や川崎F、大分などがシーズン後半を大いに盛り上げ、最後の最後でディフェンディングチャンピオンの横浜FMが調子を上げてくる、非常にドラマチックな展開。結果的に非常におもしろいシーズンとなりました。 今週末の結果は果たして・・・。 **11月25日(金)掲載**
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W杯出場国決定! | ||
こんにちは、PIDEです。今週に入りめっきり寒くなってきました。
Jリーグも後わずかとなりましたが、先週末のG大阪との決戦に敗れ、優勝の目が少し遠のいてしまいました。とは言え、上位は大混戦。勝ち続けるしかないとは言え、G大阪も一時期の勢いは衰えています。厳しい状況ではありますが、ここ数年優勝争いをシーズン終盤まで行なえるようになったレッズです。しかも今年はエメルソン退団というショックな出来事がありつつも、です。最後まであきらめずに頑張って欲しいものです。 さて、水曜日にアンゴラ戦を行なった日本代表。いろいろと以前と変わらぬ課題が取り上げられているようですが、もうここからはどこまでも信じてW杯本番で素晴らしいサッカーを披露できるよう万全の体制で準備を整え、本番に臨んで欲しいと思います! そして!・・・いよいよ来年6月のドイツの舞台に立つ全32カ国が決定しました!! 欧 州:ドイツ、フランス、イタリア、イングランド、オランダ、スペイン、チェコ、ウクライナ、 スウェーデン、クロアチア、スイス、セルビア・モンテネグロ、ポーランド、ポルトガル 南 米:ブラジル、アルゼンチン、エクアドル、パラグアイ 北 中 米:メキシコ、アメリカ、コスタリカ、トリニダード・トバゴ アフリカ :チュニジア、トーゴ、アンゴラ、コートジボアール、ガーナ ア ジ ア:日本、韓国、イラン、サウジアラビア オセアニア:オーストラリア 個人的には・・・出てきて欲しい(観たい)国が勢ぞろいしてくれました。2002年の時にはオランダ、チェコ、ウクライナなど観ていて楽しい攻撃的なサッカーを展開してくれるそんな期待で今から楽しみです。 以外な点といえば、アフリカ勢でしょう。チュニジア以外は全て初出場。ガーナは以前からユース年代では世界大会によく出場していましたが、いよいよその成果がトップレベルで発揮できるようになってきた、という事でしょうか。ナイジェリアやカメルーン、前回旋風を巻き起こしたセネガルなどが今回出場できない事は少々残念ですが、高い身体能力を持つアフリカ各国が前回のセネガルのように台風の目になる、という事も考えられます。 一方、前回はホスト国として優遇された日本、韓国にとっても今大会が正念場。今回の結果次第では次回大会からのアジア枠が減る可能性もあると言われ、更に今回は南米とのプレーオフを戦ったオーストラリアを中心としたオセアニアがアジア予選に加わります。更に更に、黄金世代と呼ばれる現日本代表の中心選手達も一般論からすれば今回の大会が最も選手としてよい時期に迎える大会。これ以降、若年層の代表ではユース、五輪と世界大会に出場し続けるものの黄金世代の実績を超えられていない。日本代表の試合が行なわれるスタジアムに流れる微妙な空気・・・そうしたものを全て吹き飛ばしてくれるような勝ち負けだけでない気持ちの良い結果を是非勝ち取って欲しいですね。 12月にはグループリーグの組合せが決まります。楽しみに待ちましょう。 **11月18日(金)掲載**
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キングの旅立ち | ||
こんにちは、PIDEです。
先週はナビスコ決勝でJリーグはお休み。今年はジェフ千葉がクラブ創設以来(古河時代は除いて)、初の栄冠を掴みました。ここ数年優れた監督を欧州から招聘し、地道に一貫した強化方針を貫いてきた事が花開きました。特に今年は茶野や村井など代表クラスの選手を放出しながらもリーグでも上位をキープしつつ勝ち取った勝利は非常に大きいものでした。 レッズのような華やかさには欠けるかもしれません。しかし、オシム語録とも呼ばれるオシム監督の含蓄のあるコメント、個人的には「走れ、走れ、走れ」という行(くだり)の言葉はふとひたむきに走っていないように見える選手をスタジアムで観てしまった時に「手抜きプレー」と見えてしまう、選手の真剣さに疑問符がつく、そんな気にさせられるのです。 そんな「ひたむきさ」の塊、「キングカズ」を観に先週三ツ沢に行ってきました。世界クラブ選手権に向けてシドニーFCに移籍するカズ。この移籍に関しては様々な見解を持たれていると思いますが、そうした事もおそらく織り込み済みでそれでも移籍を決断したカズという選手を心から尊敬します。 「あぁ、この人は本当に心の底からサッカーをする事が好きなんだな」 と。普通の人ならばこの移籍にまつわる、おそらくサッカーの、ピッチ上の事ではない様々な事で悩み、動けなくなるのではないでしょうか?そうした全てを飲み込み決断を下せるこの人はスゴイ。結果として出場すれば日本人で初めて世界クラブ選手権に出場した選手になる訳です。実績面で行けば中田など現在欧州で活躍する選手たちの方が上かもしれませんが、カズがあの時イタリアに渡らなければ今のこの状況は起こり得なかった(少なくとももう少し遅かった)と強く思うのです。 日曜日の試合は小雨が降る寒い日でしたが、J1昇格を目指している福岡を相手に低位に沈む横浜FCが3−0と完勝。先制点となるPKプレーの起点となり、そのPKを見事決め、日本ラストの試合で得点という結果を残しました。最後まで丁寧にサポーターに挨拶し、マスコミの取材に応じるカズは正に「キング」の名に相応しい人なのだなと、実は生でプレーを見るのは初めてだった僕は大いに感動していたのでした。。。 **11月11日(金)掲載**
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改善されないレフェリング・・・ | ||
こんにちは。PIDEです。
先週末のレッズは好調の川崎Fに何とか勝利。優勝争いから脱落しないよう一試合一試合戦う日々が続きます。この時期までプラスの緊張感を持って戦う事のできるクラブはごくわずか。こうした戦いで結果を残すことが磐田、鹿島のような勝者のメンタリティを持ったクラブになっていくことなのだと思います。最後まで頑張ってほしいですね。 さて、優勝争い、降格争いともに激しさを増すJリーグですが、このコラムでも何回か取り上げている審判の不可解な判定に対するもやもや感が取れません。先日の川崎F戦でも結果勝ったからまだよかったものの一つのジャッジでどちらに勝利が転がってもおかしくなかった試合です。 審判はプロじゃない(他に職業を持っている人が多い)。人間だからミスもする。それも含めてサッカーである、という事はわかるんですが、野球と比べて一つのジャッジについて検証をする番組が少ないように思うのです。 プロ野球などその日のスポーツニュースなどで際どいタッチプレーなどは何度も何度もリプレイを見せて専門家の人たちが「そのワンプレー」に対して意見を述べている場面を見ることが多くありませんか? 翻ってサッカーのニュースでそういった報道の仕方をしているかというとあまりそういった印象を一視聴者として持っていません。 ワールドカップの舞台ですら誤審(と後から言われるもの)はあります。前回もイタリアやスペインが韓国に敗れたときには相当話題になりましたし、古くは「神の手」と言われたマラドーナのゴールなど起きてしまう事は仕方がありません。「起きる」という事を前提に議論をしなければどうしようもないのです。 どれだけ精度を高めても起こりうる誤審。しかし、その確率を少しでも減らしていくための努力は「どうせなくならないんだからやったって意味ない」ではなく、きちんと取り組んでいかなければならない。そうした事はもちろん行われているとは思うのですが、我々一般人までには伝わらない。というか各クラブにすらその事がきちんと説明されているのか、特定の審判が笛を吹く時にはイエローカードが多いとかネット上などでは名指しされていたりする事もあります。 そういった確率を少しでも減らして行くための仕組み作りといったものが、あるのか、ないのか、あったとしてどの程度効果があがっているのか、そういった事がまるで見えずに繰り返し行なわれる不可解なレフェリングへの不審が高まってしまうようなそんな負の連鎖は是非とも減らしていって欲しいと思うのです。。。 **11月4日(金)掲載**
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混戦Jリーグを盛り上げる脇役たち | ||
こんにちは、PIDEです。
一雨ごとに空気が冷たくなってきました。日が照っている間は気持ちもよいですが、夜になるとすごく冷え込んできましたね。皆さん風邪など引きませんよう・・・(今シーズンは既に2回ほどやってしまいました^^;)。 さて、先週末のJ。レッズは見事ダービーに勝利。前回7月に行なわれた試合では苦い敗戦を喫しましたが、今回はきっちりと勝利を収めてくれました。田中選手のケガも何のその、チーム一丸となってよい結果を出せた事で、最後の追い込みをかけるべく、勢いを作る事ができるのではないでしょうか? そしてこの節、首位のG大阪が好調大分に敗れ、首位争いがまた混沌としてきました。キャプテンの宮本の負傷もあり、最後まで結果がわからない激しい終盤戦となりそうです。現在4位の我らがレッズは勝点差が7ありますが、G大阪との直接対決がまだ残っており、その試合を勝つ事ができれば更に差を縮めることができます。上位2チームも絶対的な 強さはないように見えます。 次は6連勝と好調の川崎F。今年再昇格を果たしたばかりですが、ここまで5位(レッズとはわずか勝点差1!)と昇格一年目としては素晴らしい結果を残しています。ここからは追う側として負けられない戦いが続きますが、素晴らしい結果を残せるよう頑張ってもらいたいものです。 前回のコラムで中位クラブのモチベーションについて心配だ・・・的な事を書きましたが、今週水曜のエルゴラッソ(首都圏で月/水/金の夕刊として販売されているサッカー専門新聞)でそんな心配はいらない!好調クラブの存在について一面に書かれていました・・・(^^; 先に取り上げた川崎F。気がつけば7連勝で3位のC大阪。そしてすっかり時の人、シャムスカ監督就任以来快進撃、前節は見事に首位のG大阪まで下した大分。こうしたクラブがこの中盤から終盤戦にかけて話題を振りまいてくれている事が結果として中位クラブにも関心を惹きつけている要因の一つでしょう。 当初10クラブで始まったJリーグも今やJ1/J2合わせて30になりました。名古屋や横浜は中位、清水と東京Vに至っては降格争いと初年度からJ1に居残り続けているクラブの多くが苦しんでいる今シーズン、つい数年前(川崎に至っては昨シーズンまで)J2で戦っていたクラブが確実に存在感を増してきている事。これらのクラブにはスター選手が多くいる訳ではありません。強化予算も決して潤沢な方ではないでしょう。そんな中で選手だけに限らず、クラブに関わる人全てが限られた資源をどう有効に活用するかを必死に地道に活動してきた事が、今実を結びつつあるのではないかと思います。 レッズにも苦しい時期がありました。しかし、今から思えば(あの当時は辛かったですが・・・)あの経験があったからこそ今の強豪に列記されるレッズがあると思えたりする訳です。 **10月28日(金)掲載**
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J終盤戦〜中位クラブのモチベーション〜 | ||
こんにちは、PIDEです。
先週末の柏戦は素晴らしい勝利と残念なケガがあった試合でしたね。レッズの最後まであきらめない勝利への期待と、田中選手の一日も早い復帰を願うばかりです。 スポーツにケガはつきもの。ピッチに立つ以上、そこで起こった結果についての責任は加害/被害に関わらず負わざるをえないものですね。大ケガからの復帰は私なんかが考える以上に大変な事だとは思いますが、また元気に全力で走り回る姿を見せられるよう頑張って欲しいものです。イタリアのスーパースター、ロベルト・バッジョのように何度も蘇り、ファンに感動を与えてくれる、そんな姿を待っています。 さてさて、そんなJリーグ。終盤戦に入り、首位争いと残留争いが大きく盛り上がりを見せ始める時期になってきました。しかし、その一方で(レッズは直接関係ありませんが)その首位争いにも降格争いにも関わらない中位のチームのモチベーションが少々心配でもあります。欧州各国であればチャンピオンズリーグだけでなく、UEFAカップへの出場権もあり、それぞれリーグ優勝、チャンピオンズリーグ出場、UEFAカップ出場、残留確定と中位であっても比較的シーズン最後までモチベーションが保たれるような仕掛け/目標といったものが存在します。一方、Jリーグでは優勝と残留確定以外にこれといった目標が設定がしにくい。アジアチャンピオンズリーグへの出場権はリーグでは優勝チームに限定されてますし、そもそも高額な放映権料が望めるなどのクラブとしてのメリットが乏しく、むしろ過密日程を組まざるをえなくなり、Jリーグに臨むコンディション調整が非常に難しくなるなどデメリットも見え隠れします。浦和や新潟などシーズンの順位にそれほど影響を受ける事なく観客数が見込め、入場料収入が確保できるクラブはごく少なく、順位によって観客数が増減しやすい(リピーターが少ない)クラブにとって2シーズン制から1シーズン制への移行は(欧州など主要国リーグ運営に倣ったとはいえ)必ずしもメリットをもたらすものではありません。今後何かしらのモチベートする仕組を検討する必要に迫られてくるのでしょう。 前回大勝したレッズは今節、アルディージャとのさいたまダービー。負傷した田中選手の代わりに出場する機会を得た若手FWにとっては(厳しいながらも)レギュラー定着に向けての非常に大きなチャンスです。ここで若手が結果(得点)を残せるようならばチームにとっても目の前の勝利+選手層を厚くできる、という事にもなりえます。 単純な彼我の実力差だけでは予測しえないダービーマッチ。同じさいたま市になったとはいえ、そこは旧浦和と旧大宮の争いでもある訳です。お互いのプライドがぶつかり合う素晴らしいマッチを期待しましょう! **10月21日(金)掲載**
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W杯予選悲喜こもごも・・・ | ||
こんにちは、PIDEです。
日本代表がラトビア/ウクライナと欧州遠征を行なった先週末から水曜日にかけて世界中からW杯出場を決めるニュースが続々と入ってきました。欧州は毎回ドラマが産まれる(それだけ実力が拮抗している?)ので取り立ててその結果に驚くものではありませんが、アフリカがチュニジアを除いた4カ国が今回初出場。ナイジェリアやカメルーン、セネガル、南アフリカといった著名な国が出場を逃しました。欧州で成功している個々人の能力は高いながらも国/協会としてなかなか強いバックアップが難しいとされる背景もあるのかもしれません。 また前代未聞の再試合が行なわれたウズベキスタンとバーレーンの試合は2試合とも引き分け。アウェーで得点を挙げたバーレーンがプレーオフ進出を決め、再試合を要求したウズベキスタンにとっては何ともやるせない結果となりました。 カメルーンではPKを外した選手およびその家族に関して激しいバッシング?では終わりませんね、暴動が行なわれているといいます。サッカーを愛する者として心ない人々によるこうした行動は許せません。サッカーは代理戦争だと言われる事もあります。かつてはその結果を巡って本当に戦争に発展した(根本原因は必ずしもそれだけではなかったと思いますが・・・)事もあります。純粋にサッカーを好きで熱くなる人もいれば、何となくお祭り騒ぎに便乗したい人もいるでしょう。 サッカーが多くの人間に熱狂を与えている事は素晴らしい事ですが、サッカーが逆に利用されてしまうような事は非常に悲しい事です。 W杯本選ももちろん楽しみですが、今回8年ぶりに日本が出場した予選を観戦してみて予選突破の難しさとそれを体感する楽しみを改めて実感しています。今の日本にとってW杯本選は「負けて当たり前。格上相手にどこまで戦えるか」というスタンス。逆にアジア予選は「勝って当たり前。格下相手にどこまで差をつけるか」というスタンス。格上相手には当たって砕けろ。相手の良さを消し、自分たちの良さをどこまで見せ付けられるかがポイント。はまれば非常に観ていて楽しいゲームになりやすい。 一方で格下相手だとゴール前に引かれて密集している状態でどうやって点を奪うか。徹底的に良さを消される立場。全ての試合に美しく勝つ事を求める日本人気質といいますか、トヨタ的に言えば「カイゼン」の精神。常に満足することなく細かい点までとにかく課題を見つけては潰していく・・・。「何だ今日のパフォーマンスは?最低!」と言いつつも何だかんだで楽しんでいる。ちょっと斜に構えた楽しみ方かも知れませんね。 そんな目線でいつも試合を観ていると、初めてスタジアムで観戦するような人と一緒に試合を観るとちょっと不安になります。「僕と一緒にサッカー観てても文句ばっかり言ってて楽しくないんじゃないか?」って(^^; **10月14日(金)掲載**
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