PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。 私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。 |
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まさに「筋書きのない」ドラマでした・・・ | ||
こんにちは。PIDEです。
J1リーグは(この後も触れますが)横浜の劇的な優勝で幕を閉じました。 選手のストーブリーグも活発化し(これも次回以降触れます)、今年も残り後わずかとなりました。 SARSの影響で延期されていた東アジア選手権が現在行なわれ、天皇杯、高校サッカーも含めて今年の12月はサッカー関連イベントがまだまだ続きます。年明けも2月にはもうW杯予選が始まりますので今年のオフシーズンは非常に短いものとなりそうです。 観ている側にとっては良い話ですが、プレーしている選手たちにとっては大変なのでしょうね(^^; さて、そんなこんなでJ2に引続き、先週末J1も閉幕しました。 終わってみれば横浜Fマリノスの1st/2nd完全制覇。 しかも考えられないどんでん返しの展開/結末にテレビで同時観戦していた僕は非常に興奮していました(^^)滅多に(下手したら二度と)観られない本当に「ドラマでは臭過ぎて台本にできない」展開の終結。 最終節を残して磐田が首位。続いて鹿島、横浜、市原。混戦続いたJ1も最後はこの4チームに絞られていました。昨年までの流れならば、この時点で首位にたった磐田が、最終節を「きっちりと」終わらせて優勝。 「あ〜、何だかんだ言ってもやっぱり最後は磐田なのね・・・」 と思って終わるのかな、前半早い時間帯で先制し、しかもマリノスに退場者が出て数的優位になった時点で、早々と結論付けていました。 一方、埼玉スタジアムはアウェーの鹿島が2−0とリードを奪います。 が、磐田が勝っている状況では鹿島がリードをしていても何の影響もない。 その後横浜が同点に追いつきますが、得失点差で下回っている鹿島に今の状態では優勝の目はない。徐々に浦和に流れが傾きながらもエメルソンがPKを外し、こちらも荒れることなく、鹿島が勝ってしまう空気を漂わしていました。 ところが後半ロスタイムに事態は急転。一人少ないながらもカウンターで何度かチャンスを作っていたマリノスがGKからのロングキックを(結果的に)繋いで磐田のゴール前に「ふんわり」上がったボールをDFが見誤り、久保に競り負け、まさかまさかの逆転ゴール。昨年までの磐田では考えられない集中力の切れた、プレーヤーとしては「やり切れない」ゴールを奪われます。 この時点で優勝は2−1でリードしていた鹿島に移ります。 しかし、浦和が最後の最後で意地を見せ、エメルソンのダイビングヘッドで同点! 後半終了間際にこれだけのどんでん返しが展開されるとはっ! こうした試合に立ち会えた人は非常に幸せだな〜と感じました。 最後に追いついた浦和も、昨年とは違った姿を見せてくれました。 0−2になり、エメルソンがPKを外しながらも最後追いついてみせた。 ナビスコカップチャンプの意地がそうさせたのか、その反発力は見事でした。 結果、リーグ/ナビスコが磐田/鹿島以外のチームの手に渡りました。 今年の元旦に京都が天皇杯を手にした時、磐田/鹿島時代が終わりを告げてきたという印象を受け、始まった今年。最後に天皇杯がありますが、確実に流れが変わってきた1年でした。Jも10年が過ぎ、自国開催のW杯も終了した。かつて世界中からスーパースターを集めたリーグも、近年は日本のトップレベルの選手を海外に移籍させる形になってきました。 財政難が毎年取り沙汰される中、単年度黒字計上できるチームが増え、J2は昨年に比べ観客動員を増やしています。2005年にはいよいよJ1/18チームによる1ステージ制という話もあります。ザスパ草津、大塚FC、愛媛FC沖縄かりゆし、ヴォルカ鹿児島などなどJリーグを目指すチームが全国各地に出てきました。93年開幕当時、わずか10チームだったプロチームが現在は28チーム。10年一昔とはよく言いますが、そんな時代を経て新しい時代を迎えつつあると実感した今シーズンでした。 **12月5日(金)掲載**
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新潟の可能性 | ||
こんにちは。PIDEです。
今週で11月も終わり。後1ヶ月で今年も終わりとなりました。Jリーグも今週で終了。天皇杯で今シーズンを終えます。代表は東アジア選手権を経ていよいよ来年W杯予選を迎えますし、冬の風物詩である高校サッカー選手権も始まります。最後の1ヶ月もサッカー三昧です(^^) さて、J1は残念ながら浦和の優勝はなくなってしまい、今週末の最終節で磐田、鹿島、横浜(得失点差で大きく離れていますが市原にも数字上は優勝の可能性も残っていますが)の、大混戦のリーグ戦も最後の最後は結局優勝経験を持つ「いつもの」チームによる優勝争いとなってしまいました。こうした勝負強さ、リーグ戦は地力が出てくるのかなと思います。特に磐田、鹿島は攻撃陣の主力を海外移籍、ケガによる長期離脱などで大幅な戦力ダウンになったと思っていましたが、それでも優勝争いを行なえる姿は是非見習わなければと感じさせられました。 J2は先週終了。新潟が優勝&昇格を決めました。個人的な思い入れも強いチームでしたので、最終節、満員のビッグスワンで昇格を決めて初の北信越地域のJ1チームとなりました。 僕が初めて新潟に訪れたのはW杯前のコンフェデレーションズカップ。W杯開催に向けて、行政/市民皆が準備に奔走し、またビッグスワンでの初の代表戦という事で、試合よりもバス輸送などが問題視された時でした。W杯を盛り上げようと様々なイベントを企画、スタジアムのボランティアを行なっていた方々と知り合い、その後試合のある/なしに関わらず何度も訪れる事になり、W杯の時は、日本開幕のアイルランドvsカメルーン、決勝トーナメントのイングランドvsデンマークの2戦を現地で観戦しました。 今年の6月には埼玉のメンバーを連れて新潟遠征。アルビレックスの試合をビッグスワンで観戦し、交流フットサルも実施しました。 行くたびにその都度触れる人々の優しさとおいしい料理、そして何よりもサッカー不毛の地と言われていた新潟に、あれだけの人気を根付かせたアルビレックスというチーム。その支える人たちの存在は、日本にサッカーを文化として根付かせる、まさにその具現化された姿だと思うのです。 サッカー専門学校とのタイアップや、バスケットチームの存在。チアリーディングにサテライトチームのシンガポールリーグへの参加。フロントと地域、ゴール裏のサポーターとスタジアムのボランティアの人々。非常にコミュニケーションが活発で、お互いの「顔」が見えているチームは、10年を迎えているJリーグの中でもあまりないのではないでしょうか? 来年、そんな新潟がJ1でどんな試合を見せてくれるのか。非常に楽しみです。 **11月28日(金)掲載**
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「感動」のある試合がもっと観たい! | ||
こんにちは。PIDEです。
J2は広島がいち早くJ1昇格を決めました。残りは新潟か川崎か・・・今週末J1に先んじて1年間の長い戦いが終わります。どちらが昇格するにせよ、「感動する」試合になるであろう事、間違いないですよね。 さて、「感動する」試合ってのは何なのでしょう? 最近CS放送も一般的になり、サッカーを(テレビで)見る/(スタジアムで)観る機会というのは非常に多くなりました。海外サッカーはあまり見る方ではないのですが、ここの所、高校サッカー埼玉県予選準決勝を観たり、先日のJリーグ/日本代表の試合を見たりしていて「レベルが高い=見ていておもしろい」という図式が必ずしも(個人的には)成り立たないな〜と感じていました。 先日の高校サッカー予選、準決勝第一戦。「伊奈学園総合高校(伊奈学)vs西部台高校」の試合。 0−1で負けていた伊奈学が退場者を出しながらも後半終了間際に追いつき延長。最後は9人対11人となりながらも守りきり、PK戦で決勝の切符を掴みました。サッカーの常として、圧倒的な不利な状況下で耐え忍んだチームはPKで勝ちやすい。得てしてその試合活躍をした選手がPKを外す。そんな「はまり」のゲームでしたが、その試合にかける意気込みなのでしょうか?展開のドラマ性も相まって非常に観戦していて楽しいゲームでした。 一方で日本代表vsカメルーン。結果は0−0。シュートの数も少なく、見ていて決しておもしろい試合ではない。公式戦と違い親善試合ですから緊張感が出ないのも仕方がないのかもしれませんが、見ていてすっきりしない。これがW杯の舞台で、後勝ち点1を取れば決勝トーナメント進出、という状況であれば気の入りようも違うのですけれど・・・。 プレーする選手も観る側のサポーターもどこか余裕がある。本当に余裕のない緊張感溢れる試合というものはレベルに限らず感動を与えてくれるものだと思うのです。J1の降格争いやJ2の昇格争いが盛り上がるのもそうした緊張感の現れでしょう。残念ながらJ1の優勝争いにそうした匂いをあまり感じる事ができないのですが。 話が戻りますが、CS放送の普及以来、急速に欧州のレベルの高いサッカーを観る機会が増えました。一方で相対的にレベルの低い?Jリーグ人気が落ちてきている、というような報道を目にすることもあります。しかし、それは決してレベルの高い/低いではなく、もっと観衆を虜にできる別の原因による所が本当は正しいのではないでしょうか?レッズや新潟/仙台といった地域の観客動員が際立っているのは、決してレベルの高いゲームをしているから、という理由ではないでしょう・・・。 レベルの高低よりも、もっと感動を与えられる試合を多くしてほしい。最近そうした試合をJリーグで見ることが少ないな、と感じてます(この間のナビスコ決勝は久しぶりに素晴らしかったですけど・・・)。 **11月21日(金)掲載**
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今日は高校サッカー埼玉県予選準決勝(^^) | ||
こんにちは。PIDEです。
素晴らしい秋晴れの朝。すっかり冬の気配です。 ナビスコ杯優勝の余韻にひたる事なくレッズのJ1制覇がいよいよ現実味を帯びてきました。残り試合エメルソンの欠場が響きますが、これまでの勢いに乗って、2冠、3冠(天皇杯)と貪欲に狙っていって欲しいですね(^^) さて、前回の内容で「育成」と「強化」の両立についてコメントをいただきました。 レッズの下部組織から何人の選手がトップに残っているのか?というものでしたね。 埼玉県もしくはレッズユース/三菱養和出身選手を調べてみると、 ・山岸 (埼玉:中京大) ・室井 (埼玉:武南) ・永井 (東京:三菱養和) ・三上 (埼玉:武南−駒沢大) ・千島 (埼玉:レッズY) ・内館 (埼玉:浦和北−仙台大) ・堀之内(埼玉:市立浦和−東京学芸大) ・小林 (東京:レッズY) ・中川 (埼玉:レッズY) ・南 (埼玉:西武台) ・加藤 (埼玉:レッズY) 総勢11人ですね。登録が29人ですから4割弱の選手が地元に関連している選手と言えそうです。 この数字を「多い」と取るか「少ない」と取るか。もしくは「レギュラーに近い」という基準が加わるかどうかでいろいろと考えが変わってくるのかなと思います。 僕個人の意見としては、「意外に多いな」というのが率直な感想です。 さすがにサッカーの盛んな土地だけの事はあるなと。 レッズユース出身選手だけに限ってみると4人となります。確かに少ないかもしれません。 ただし、ユース出身だけを取ってみる事は難しい点もあります。それは、高校進学時に選択を迫られる「高校サッカー」か「クラブチーム」かという問題です。 プロを目指す場合、一般的にクラブチームが良いように思われている傾向が強いように思います。しかし、プロになれる選手は毎年ほんのわずか。1年に5人/6人とトップに上がる事は考えにくいですよね。当然多くの選手は大学に進むか、社会人に進むかというごく普通の生活に戻る訳です。そんな時に大学に行きやすいのは高校かクラブかどちらか? また、クラブに進む選手は高校サッカーで有名な強豪高に必ずしも進むとは限りません。 仮に1年で選手としてNGを迫られた時に、その時点でその選手は「やり直し」が利かなくなってしまう怖れもあります。 僕の考えでの「育成」は「プロになった若手選手がトップチームの主力として活躍できるようになる事」と捉えています。「強化」とはズバリ「試合に『継続して』勝てる事」。 埼玉県は元々サッカー所であり、今も数多くのプロ選手を送り出している、そうした意味においての「育成」はこれまでも成果を上げていたと思います。これまで歯がゆかった事はそうした土壌がありながらトップチームが勝てない。個々の選手が育たない。 そうした時期がここ10年余り(大げさですが・・・^^;)続いた。それがこの2年で各年代の代表に数多くの選手を送り込むようになった。今ではJ屈指の代表選手輩出クラブとなった訳ですよね。素晴らしい事だなと思う訳です。そしてこれを継続していって欲しいと願う訳です。磐田や鹿島のように一つの時代が続くと、若手の育成がどうしても難しくなります。実力のあるベテランをどのタイミングで切り替えて行くのか。 磐田/鹿島は今そうした時期に来ているのではないでしょうか? などなど、育成話は好きなので尽きませんが、そんな新しい埼玉のスターを探しに今日は埼玉県民の日。駒場に足を運んでみませんか? 高校サッカー埼玉県予選準決勝 11:35〜 「伊奈学園 vs 西武台 」 13:35〜 「 武南 vs 浦和学院」 **11月14日(金)掲載**
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レッズ初戴冠 | ||||||||||
こんにちは。PIDEです。
先週のコラムで一部間違った認識のコメントをしてしまいました事、申し訳ありませんでした。ご指摘ありがとうございました。以後気をつけますので、引き続きよろしくお願いいたします。 2003年11月3日はレッズサポにとって忘れられない一日となりました。 <b><font color="#FF0000">浦和レッズ ナビスコカップ 制覇</font></b> 93年のJリーグ開幕以来、初の戴冠であり、思わず涙が出てきた方々も多かったのではないでしょうか? 鹿島アントラーズ相手に4-0の完勝。何よりもその「勝ち方」に今のレッズの勢いと、王者鹿島の凋落が感じられました。1人退場で欠いていたとはいえ、試合後半、レッズのボール回しにただついていくだけの鹿島の姿は、これまであまり見られないものでした。日本のトップ選手が海外に移籍する時代となり、トップチームもレベルを毎年維持していく事が難しくなってきているのでしょう。良い選手をたくさん育てれば、海外へ移籍していってしまう訳ですから・・・。リーグ全体の「育成」「強化」のバランスを考え直す時期に来ているのかもしれません。日本のトップチームであっても欧州への選手供給源とならざるを得ない現状を、嘆くことなく見つめなければいけません。鹿島/磐田の攻撃陣の激変を見ると、そのバランスの難しさを感じます。 それにしても、この2年でレッズは大きく変わりました。若手選手が台頭し、各年代の代表に選手を送り込むようになりました。オフト監督が率いて2年。チームの戦い方にはいろいろな意見があるでしょうが、プロスポーツクラブにとって必要な「育成」と「強化」が見事に両立したと思います。レッズが長期的な視点に立ったクラブ運営ができてきたと感じていました。 しかし、信じられないニュースが飛び込んできました。 このタイミングで発信された、しかも監督自らの口から発せられた「今期限り」のコメントはそれまで様々な想いが複雑に絡み合っていたであろう事を想像させます。目先の結果に一喜一憂することなく、常勝軍団を作り上げる為にはもう1年必要だったのではないか。そう思えてなりません。 とても嬉しい話と、とても悲しい話が同時に耳に届いた1週間でした。 **11月7日(金)掲載**
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カップ戦の頂点へ!!! | ||||||||||
こんにちは。PIDEです。
秋もすっかり深まり紅葉シーズン。どこか遠くに行きたい気持ちになりますが、今週末はそんな事も言っていられません!いよいよ昨年のリベンジを果たす時がやってきました。 <b><font color="#FF0000">11月3日(祝)ナビスコカップ決勝 対鹿島アントラーズ</font></b> 思い起こせば1年前、リーグで快進撃を続けていたレッズが初戴冠を!と意気込みながらも無念の敗戦となり、以降リーグでも下降線を辿ってしまった、あの因縁のカードが同じ場で実現しました。 昨年を振り返ると、やはり常勝チームとして「勝ち方」がわかっている、勢いだけでは難しいというその「経験」の差が結果の明暗を分けたのかと思いますが、あれから1年、今年もここまで2ndステージは好位置につけ、ゲーム内容にも安定感が感じられるようになってきました。 エメルソン選手と田中選手の2トップはJでも屈指の攻撃力を誇り、若い才能があふれる中盤と代表歴を持つDF/GKラインは、チーム全体のバランス感覚を高めています。何より戦術が明確で、わかりやすい。2トップ+1人の3人で攻める事ができる姿は、イタリアを彷彿とさせます。 鹿島も柳沢/鈴木選手が海外移籍で抜け、エウレル/平瀬両選手も出場できません。「浦和の攻撃」対「鹿島の守備」の構図となるだろうという予想がいろいろと出ていますが、前半に1点先制する事ができれば一気に流れを持っていく事ができるのではないかと思います。 「シーズン開幕前に今年のJは磐田/鹿島の2強体制が崩れる年になるのでは?」と書きましたが、その通りの展開となり去年のような強さは鹿島から感じられません。 今年こそ悲願のタイトルを! 前日から徹夜で並ばれる方も多くいらっしゃるでしょう。もう11月朝晩は特に冷え込みますので風邪などひかぬよう・・・(病は気から、と言いますから決戦前夜に風邪などひく人はいないかな?) 3日は勝利の美酒に浦和の町が酔いしれる事を願って・・・。 **10月31日(金)掲載**
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チケットはいずこ? | ||||||||||||||||||
こんにちは。PIDEです。
先週の日曜日朝から中学校のグラウンドでサッカーの練習をしてきました。練習をする事が久しぶりなら、中学校のグラウンドでボールを蹴る事も何年ぶりか・・・。土のグラウンド、汚れた部室(^^;。ちょっと(だいぶ?)昔を思い出しながら、今もボールを蹴れている幸せにひたりました(^^) と幸せな時間で始まりましたが、ちょっと嫌な話を。 まずはこちらをご覧下さい。 S 席(2枚) 13,500円(定価:4,000円/169%) SA 席(1枚) 7,750円(定価:3,500円/221%) ファミリー席(4枚) 25,000円(定価:3,000円/833%) これは11月3日(祝)に行われるナビスコ杯決勝「浦和vs鹿島」のオークションサイトで売買されているチケットの価格(時価)です。まだ落札締切まで時間があるものもありますので、最終落札価格は更に上がると思われます。定価の横に書いたパーセンテージは何%値上がりしているかを示すもの。これを見て皆さんはどう思われるでしょうか? 発売日当日、電話をかけまくった人。ローソンに並んだ人。ぴあに出向いた人。埼玉近辺では難しいと思い、地方の友人にチケット購入を頼んだ人などなど。クラブの試合としてはおそらくレッズ戦以外では考えられないチケット争奪戦が繰り広げられました。人気のあるカードのチケットは入手が困難。こればっかりはどの世界でも起こりうる現象であり、需要と供給からなる経済原理からいけば、しごく当たり前の話なのですが、何が気に入らないってそのチケットがネットを通じて高額で当たり前のように売買されている。営利目的としか思えないような(表向き決してそういった表現はないのでしょうが・・・)現状に怒りを覚えます。 W杯でも高額の売買を問題視しました。日本人が高い金額で購入する為に価格が跳ね上がり、物価水準の低い国のサポーターがとても手が出ない。そんな話もありました。誰の為のチケットなのか。正直者がバカをみるチケット販売はどうにかならないものでしょうか? これも人気チーム故の事、と割り切れれば簡単ですが自分の大好きなチームが、初のタイトルを獲得するかもしれない、その現場に一緒にいてその記念すべき瞬間に立ち会っていたい。そんな純粋な想いを踏みにじられているような気がしてなりません。 ネットの普及に伴い、誰もが情報発信者となりうる環境が作られました。これまで発信者/作り手側は基本的にプロであり、一方的な情報送信でしかなかった事が国民皆発信者のような状況になり、守られるべきルールが守られない状況が氾濫しています。誰もがマーケットの供給者となりうる時代、求められるのはより高い倫理観であるはずです。 これらの行為が自然消滅するか。おそらくありえないでしょう。残念ながら。で、あれば何らかの公的な機関が厳しい視線で管理をするしかありません。健全かつ公平なチケット売買方法の確立を。何とも寂しい話です。 **10月24日(金)掲載**
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アジア予選開始まで後4ヶ月??? | ||
こんにちは。PIDEです。
11月3日に国立競技場で行われるナビスコ杯決勝。チケット販売が先週土曜日に開始されましたが、あっという間の完売。昨年のリベンジという意味合いも強いのでしょう、この人気には圧巻です。 さてさて、月日が経つのはあっという間で来年2月18日にホームで06年ドイツW杯アジア一次予選が開催されます。もう後4ヶ月。これまでは中立国でのセントラル開催方式でしたので、比較的短期間で済んでいました。しかし、今回は04年2月〜11月にかけて一次予選。05年2月〜11月にかけて最終予選と2年間にまたがる長丁場。セントラル方式からホーム/アウェー方式に変更された事で戦い方も、これまでの予選と大きく変化する可能性もあります。 また、02年W杯は開催国だったため予選を免除されていましたので、98年W杯予選以来、実に6年ぶりの予選参加になります。現在の代表で当時を知るメンバーは中田/川口両選手のみ。02年W杯ベスト16進出以来、どことなくただようドイツへ行けるという空気はひょっとすると激変するかもしれません。98年W杯に向けたアジア予選を実感している方々には今の日本代表の状況はどう写るのでしょうか? 先日チュニジア/ルーマニア遠征が行なわれました。結果は1勝1分け。アウェーで負けなかった声を評価する向きもありますが、どちらかというとジーコジャパンへの世論は厳しくなりつつあるように感じます。選手の自主性を重んじる余り、決め事がなく、何ともイメージのつかめない代表になっているのではないか。そうした不安を持つ人も増えてきたのではないでしょうか? ただ、私たちはチームの強化に直接関わることはできません。しかし、スタンドで何かしらの意思表示をする事はできるはず。先日観戦したナイジェリア戦(3−0で日本勝利)の試合もそうでしたが、スタンドにいて緊迫感が感じられない。そうした雰囲気をスタジアム全体が醸し出してしまっている点が不安です。あの97年当時の怖ろしくピリピリとした雰囲気を、スタンドが正に一体となったあのジョホールバルの瞬間を、我々はまた味わうことができるのでしょうか? 選手がヨーロッパに続々と移籍し、黄金の中盤と呼ばれるほど日本選手のスキルは向上しました。Jリーグをステップアップの場とし、ヨーロッパをキャリアの最高点と考える選手が増えてきてもおかしくない時代となりました。街にはフットサルコートが続々と誕生し、気軽にボールを蹴る事のできる環境が増えました。97/98年当時と比べてもサッカーを取り巻く環境は大きく様変わりしています。 ただ、ただ、日本サッカーはどこまで進歩したのか。まだ「善戦」できるレベルでしょう。勝てない、引き分けか1点差負け。相手チームの選手/監督等から社交辞令を言われる程度だと私は思っています。来年行なわれる欧州選手権予選でほぼ敗退が決まり、06年に向けて新しくチーム作りを始めたルーマニアと引き分けにしかできないレベルです。世界最高レベルと言われるチャンピオンズリーグには誰一人として出場できない、そういったクラブに所属する事すら難しいレベルです。 今、日本全国に何となく漂う楽観した雰囲気。きっと近いうちにひどくツライ時代が訪れるような気がします。今の日本サッカーにとってすべき道は何か。もっと誰もが考える必要があるのではないか。ジーコジャパンの試合をつまらないと思い見つつ、そんな気持ちになりました。 **10月17日(金)掲載**
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リベンジ | ||
こんにちは。PIDEです。
すっかり秋めいてきました。先週夕方からフットサルをしていたのですが、18時になるともう辺りは暗くなり、非常に冷え込みました。そろそろプレーをするにも、観戦するにも暖かい格好が必要になりそうです・・・。 さて、そんな(どんな?)水曜日。レッズが2年連続でナビスコカップ決勝進出を決めました。スコアは6−1。初戦を0−1で落としていただだけに2戦目の苦戦を予想されましたが、清水が攻めてきた事で見事にカウンターにはまってくれました。2点目が前半終了間際に決まったこと。トータルで見ればまだ1点差だったにもかかわらず、清水の選手が1人退場した事で後は楽しいお祭りになりました。しかも、決勝の相手は「あの」鹿島。昨年の雪辱を果たし、今年こそ初の、悲願のタイトル獲得を! それにしても2ndステージも2位につけているレッズ。中でも田中選手の充実感。シュートがことごとく枠へ飛びます。決定力不足が叫ばれて久しい日本のFWの中で今の田中選手は際立っています。おもしろいようにカウンターが決まります。日本であれほどの、たった3人で攻める、まるでイタリアのようなサッカーを見るとは思いませんでした。 オフト監督体制になって2年目。ここにきて安定した試合運びができるようになってきた気がします。若手が力をつけ、各年代の代表に名を連ねるようになりました。一時の勝敗/結果に左右されず、一貫した強化を続けているように最近は感じられます。 決勝の相手は鹿島ですが、去年のような力の差はないはず。試合巧者を勢いが打ち勝つ試合になるはず。まだまだ優勝祝いをする訳にはいきませんが、もう一度兜の緒を締め直して、最終決戦に望みましょう! 日本一人気のあるチームが、日本の頂点に立つ。いよいよその時が近づいています!鹿島のDFラインをブッチぎり、スカッとした勝利を。2強時代に終止符を打ち、新時代の幕開けを!!!11月3日は国立で盛り上がりましょう! **10月10日(金)掲載**
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全日本ユース選手権大会やってます | ||
こんにちは。PIDEです。
あっという間に今年も後3ヶ月となりました。J1も折り返し点を過ぎ、大混戦の中レッズも好位置につけています。ナビスコ準決勝も初戦は落としましたが、0−1の最小失点。来週ホームでの逆転も十分狙えます。浦和の街もこれから大きく盛り上がるのでしょうか(^^) さて、今日は若い高校生年代のお話です。 今、全日本ユース選手権が関東圏で開催されています。先週末に開催され、10月5日の準々決勝が駒場。10月13日の決勝は埼スタで行なわれるのでご関心のある方は是非スタジアムへ足を運ばれてみては?と思います。 元々、高校年代は夏のインターハイ、冬の選手権が大きなタイトルでした。しかし、Jリーグ開幕後にユース組織が整備され、高校の部活動だけでなくクラブチームの道が新しくできました。そんなユースチームと高校チームが一つのタイトルを争う大会、それがこの全日本ユースです。 ここ数年ユース年代の大会として重要度が高まり、今年から始まったリーグ戦「プリンスリーグ」での成績上位チームが参加するよう体制が変わった事で、非常に注目を浴び始めています。 この年代の公式戦はほとんどがトーナメント戦。1回戦で負けてしまえば、年に数試合しか、真剣勝負の場が与えられません。優勝候補のチームが調子がうまく乗れず、いきなり負けてしまう事もトーナメントでは起こりえます。もちろんそれがトーナメント形式のおもしろさでもあるのですが、僕自身の学生時代を振り返ってみても、試合の数は本当に少なかったです。それがリーグ戦形式になった事で、弱小チームでも多くの真剣勝負の場が与えられます。逆に自力の差がはっきりしてくるでしょう。 <b>公式戦の数が増える→経験を多く積む 自力のあるチームが残る→勝ち残ったチームのレベルの質が上がる</b> リーグ戦導入のメリットはこれまでのトーナメント形式一本だった時に比べ多くあるはずです。それによってこれまでのトレンドとどんな変化があるのか。将来レッズに来ないかな〜といった選手を探しにいったり(スカウト気分^^;) 近場で開催されている日本最高峰の大会。いかがでしょうか? **10月3日(金)掲載**
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全320件中 新しい記事から 231〜 240件 |
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