【マイタウンさいたま】ログイン 【マイタウンさいたま】店舗登録
燃える闘魂! サッカー命!
PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。
私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。

全320件中  新しい記事から  241〜 250件
先頭へ / 前へ / 15... / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / 次へ / 最終へ  

Jリーグ大混戦
こんにちは。PIDEです。
季節はずれの猛暑とは打って変わり、急激に冷え込んできました。突然の気温の変化に体調を崩されている人も多いのではないでしょうか?気をつけましょう・・・。

さて、Jリーグ2ndステージも第7節を終了しました。
毎年優勝争いよりも降格争いに目が向きがちですが(それも変な話ですよね^^;)今年は混沌としています。第7節終了時点で上位8チームが勝ち点差3の中にひしめく大混戦。1節終わればあっという間に上に行ったり下に行ったりと、サポーターとしては毎節の喜怒哀楽が大きいシーズンとなりました。

これだけ混戦の理由はいろいろとあるでしょう。
1.常勝チームの主力攻撃陣が海外移籍などでチームを離れた事で得点力が低下。
  結果勝ち切れない試合(引き分け)が増えた。
2.引き分け制が導入された事で下位チームが「引き分けによる勝ち点1」を
  狙うようになった。
こんな所が考えられるでしょうか?

1stステージの名古屋もそうでしたが、2ndステージも鹿島が無敗ながら順位を下げました。上位を狙うチームにとって引き分けはよい結果をもたらさないようです。「負けないサッカー」よりも「勝つサッカー」の方がよいという事でしょう。

一方降格争いを見ると、逆に引き分けの価値が上がりそうです。現在も下位4チームが勝ち点3差内にいます。もちろん「勝つ」事が一番良いのですが、それ以上に「負けない」事が最後の勝ち点1につながるのでは、そんな予感がします。

Jリーグができて10年。今年は引き分け制の導入でこれまでと違う展開を見せています。日本代表クラスの選手はどんどんと海外にプレーの場を求めるようになりました。これは、逆に言えば日本トップクラスの選手達はJリーグでプレーをしない、という事になります。そんなJリーグは今後どうあるべきか。高いレベルのリーグは今テレビでいつでも見られます。そんな中Jはどうあるべきか。

危機感はありますが、希望もあります。世界の強豪国の中で近年世界大会で目立った成績を残している国、フランス・ブラジル・アルゼンチン・オランダ・チェコ・ポルトガル・トルコ・セネガル・・・自国でプレーしている代表選手は実は少ないんです。


**9月26日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

強くなりたい!楽しみたい!
こんにちは。PIDEです。
真夏日がまだ続いています。先週末の三連休は会社のソフトボール大会に浦和の市民リーグフットサルチームのオープン大会出場と3日間屋外にいました。顔は日焼けでヒリヒリしています。どうも季節を間違えてる(^^;

さて、今日は草の根サッカーの話題を。
以前にこちらのコラムでも紹介した事があると思いますが、W杯で知り合った人たちを中心に立ち上げたフットサルチームがあります。初心者の方(女性含む)も多く、「大人からでも始められるフットサル」をコンセプトに2週間に1回活動を続け、気が付いたら1年が経ちました。

2週間に1回とはいえ、「継続は力なり」の言葉の通り、始めはボールを蹴ることすらおぼつかなかった人たちが「止めて蹴る」という基本的な技術を覚え、大会に参加できる程になりました(中々勝てませんが^^;)

元々、「サッカーをより身近に感じられる環境」を多くの人に提供したいとの思いで始めた事ですので、うまくなる/強くなるといった部活動の延長線のような競技指向ではなく、「誰もが気軽に楽しめる」事を大目標としてきました。

しかし、最近自分の中でうまく消化しきれない部分も出てきています。というのも、参加者のレベルが上がり、フットサルコートの大会にも参加するようになったのですが、やっぱり負けるとくやしい。それが励みになり、よりうまくなりたいと思う人。一方で気のあう仲間と一緒にサッカーをしている時間を共有している事に満足をする人。やはり個人個人差がでてきます。初心者を対象としていますが、それでもここ1年毎回参加している人と生まれて初めてボールを蹴る人とでは、レベル差がでてきます。定期的な開催日が試合を後日控えていると、その試合の為の調整という意味合いが強くなり、試合に参加しないと、いづらい空気になってはいないか。当初目的としてきた所から少しずつ競技指向のチームへと変わってきてはいないか。などなど。これも1年間続けてきたからこその悩みなのでしょうが、やらないとわからなかった難しさを今感じています。

私が所属しているJSAの理念には「サッカーを文化に」という思いが強く込められています。私が考える定義では、「日本代表の強化」や「Jリーグの観客動員増」などは直接的に日本に文化として根付いたとは考えていません。どんなレベルであれ、サッカーが身の回りの生活に当たり前に存在すること。競技レベルの高さとその国の文化として捉えられているかについては必ずしもイコールでないはずです。

もっと身近に誰もがサッカーを楽しめる場を。コートなどインフラ整備は、自分たちではどうしようもない部分ですが、「どう楽しむか」というソフト面についていろいろと考えている毎日です。


**9月19日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

決定力不足
こんにちは。PIDEです。
9月に入ったと思ったらまるで真夏の様。先月の涼しさはどこへやら。何だか1ヶ月夏が遅れてきたみたいですね。

Jリーグもそろそろ昼間の試合が増えてきます。この湿度/暑さには波乱が起こるかも・・・。

さて、セネガル戦。残念ながら0−1。
内容は良かった。見ていて「楽しい」サッカーでした。前回のナイジェリア戦と比べて格段の差でした。対戦相手の準備具合にも大きく左右される事が改めて浮き彫りとなりました。

0−1。また0−1。「決定力不足」という単語が相も変わらず新聞紙上を賑わせます。一体ど〜したら直るの?元々代表同士の試合は勝つ事よりも負けない事が第一となり、どうしても守りから入りがちです。

これまでに0−1という試合は何度もあります。アルゼンチンにもフランスにも0−1はあります。でも、結局「善戦」で終わり、勝負で言えば「負け」てしまう。こればかりは経験を積むしか(個人も、チームも)ないと思います。

が、ちょっと思ったのは今回先発だった大久保。彼のプレーが悪かったとは思いませんでした。ただレベルが違う?僕などが言うのも何ですが、あのレベルでは何もさせてもらえない。シュートは0本。DFの裏に抜け出ても簡単に体を入れられてしまう。

個人批判をするつもりは全然ないんです。問題は、「Jリーグで12点(日本人1位、総合でも2位)にいる選手が国際試合になるとシュートを1本も打てないってのは何でだ?」という点になるのです。これではJリーグではストライカーは育たないという事になってしまいます。いわんやJリーグですら点を取れない選手がどうして国際試合で点を取ることができるでしょう!?偶然、決められる事はあるでしょう。ただ多くの試合にコンスタントに決められる、そうした能力がJリーグで育つのか。結局選手を育てるには海外に出るしかないのか、と悲観してしまう訳です。

今年のJリーグ。引き分け制の効果もあってか、過去のシーズンと比べ総得点は増加しています。得点が増えている=日本人ストライカーのレベルが上がっている、にはなっていないんですよね。

日本サッカー強化の根本であるJリーグが興行面も含め代表人気に押されている現状は長期的に見て決してプラスに働かないと思います。日本がこれほど急速に強化が進んだのは、Jリーグというプロリーグができたからだと確信しています。そのJリーグにサポーターも含めどれだけの人が関心を持ち続けているか。長く強い代表を見続けたい僕としても、Jリーグがまた盛り上がりを見せてほしいと思います。


**9月12日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

藤田の海外挑戦
こんにちは。PIDEです。
Jリーグ2ndステージも先週4節を迎え、レッズも好調です。オフト監督の下、この2年で我慢しながら継続してきた事が、少しずつ形になってきているのではないか?と思えます。この好調さを是非持続していって欲しいです。

さて、この夏も日本人選手の海外移籍がありました。柳沢がサンプドリア(イタリア)、そして藤田がユトレヒト(オランダ)。中田、中村、小野、稲本、戸田、川口、広山、鈴木、高原と合わせ11人が欧州各国のトップリーグでプレーする時代になりました。ポジションを無視すれば欧州組だけで1チーム作れるんですよね。98年のフランスW杯以降、わずか5年でこれほどの変化があるとは想像もつきませんでした。

そんな中、特に僕が注目したい選手が藤田です。常勝ジュビロ磐田の中心であり、数々のタイトルを獲得し続けながら不思議に日本代表とは縁の薄かった彼が、30歳を超えて海外に挑戦している。

これまで移籍した選手のほとんどが代表での活躍を認められてのものだったと思います。逆に言えば、海外への移籍を実現する為には代表に選出され、スカウトの目に止まる活躍を見せることが近道であると思います。また、これまでは20代前半で海外に渡り、腕を磨くというパターンでした。(カズや森山など30歳前後になってから海外へ行ったケースもありますが)

まとめると、「20代前半で日本代表に選ばれ活躍すること」が海外移籍への道だとすると、「30代で日本代表での実績に乏しい」藤田の移籍は稀なケースですね。まだリーグが始まって数試合ですが、ポジションを確立しつつあるようです。彼の成功はある意味、新しい欧州移籍の流れを作る可能性があるのではないでしょうか?海外移籍の条件としてJリーグでの実績が新たに加わるということです。

日本代表は時の監督の好みに選手選考が大きく左右されます。良い悪いは別にして、トルシエ時代あれほど重用された明神、戸田の両選手が構想の対象外になっている点などはその典型例でしょう。つまりどれほど優れたスキルを持っていても、必ずしも選ばれるとは限らないわけです。

欧州と日本では物理的に距離があり、なかなかスカウトの目が届かない。そうすると代表の試合というものは日本サッカーの「概要」として見られるケースが増えてくる。何でもそうですが「概要」だけ見ていても中身はわかりません。藤田という選手は日本代表という面から見ていたら決して浮かんでこない選手でしょう。でも、私たちは彼がどれほどの選手か知っている(何度も痛い目に遭ってますから^^;)。そんな彼が海外でどれほどの活躍をしてくれるのか、によって海外へのキップも新たな展開を迎えるのではないか、と思うのです。

移籍金の問題もあります。20代前半と後半、30代では移籍金の設定金額が違います。これが日本人選手の一つの壁になっていると聞いたこともありますが、20代後半から30代の選手が「将来性を期待されて」行く訳でなく、「即戦力として、チームに経験を伝える立場として」行く事ができれば、日本の、Jリーグの世界的な地位というものも変わる可能性があります。頑張ってください!


**9月8日(月)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

高原の芝でサッカー三昧
こんにちは。PIDEです。
気がつけば今週で8月も終わり。夏はどこに行った?という天候が続きましたが、みなさんはいかがでしたでしょうか?

僕はこの8月に2度ほど高原でサッカーをしてきました。
8月16〜17日には菅平高原。23〜24日は嬬恋です。
前者はJSA(日本サポーター協会)の合宿。後者は僕の所属しているチームが大会に参加したものです。

どちらも避暑も一つの楽しみだったのですが、16〜17日はあいにくの雨。
天候不順で「最高の芝」がフタを開けてみれば「土(ドロ^^;)のグランド」に。それでも芝で蹴る、もしくはサッカーで合宿をする事、さらにはフットサルではなくサッカーをすること自体が始めての人もいて、それぞれ楽しんでいたようです。
普段フットサルをやっていると、サッカーフィールドはとにかくでかい。
思いっきり蹴っても飛ばない。動き方が全然違う。広すぎてどうしたらいいかわからない。などなど戸惑いながらもきっと良い思い出になったのではないかと思います。夏の菅平はラグビー、サッカー部(高校/大学)の合宿オンパレード。
こっちは彼らからみれば、おじさんの集まりだったでしょうが(風呂に入った時に見た筋肉の違いに唖然^^;)、そうした場にいた事は何か気持ちが若返ったようでした。

一方、嬬恋は真剣勝負の大会です。この大会に優勝すると、秋に野沢温泉でチャンピオンシップがあり、それにも優勝すると「何と!」イングランド遠征があるという草サッカーをやっている人間にはたまらない大会です。
昨年は嬬恋で優勝し、チャンピオンシップまで進んだ僕らのチームとしては今回も優勝が目標。僕などは全然へたっぴですが、一緒にいるメンバーが大学までバリバリ現役でやっていた人たちなので、自分よりレベルの高い中でプレーできることは非常に楽しいものです。

初日を5-0、4-1と快勝し、2日目は準決勝から登場。この試合の相手が今大会で一番の強敵。ってな状況で僕は2日目から参加しましたが(初日はお休み)、ゲームを7割方支配しながら得点を奪う事ができず、0-0からのPK戦。
結果PK戦2-4での敗戦(残念!)結局その対戦相手が優勝と非常に悔しい結果でした。結局3決では快勝し(3-0)、3位という結果で今回は大会を終えました。

菅平・嬬恋というとこれまでスキーというイメージしかなかったのですが、夏の高原も良いものだと改めて感じました。また、長野新幹線ができた事で(といっても随分前の事ですが)上田/軽井沢まで1時間もあれば行けてしまうんですね。そこから高原まではまた車で1時間程度かかりますが、非常に近くなったという印象を持ちました。

メンバーが揃わないと中々合宿・遠征など難しいと思いますが、草サッカーの楽しみも更に広がると思います。


**8月29日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

ジーコジャパンは大丈夫か?
こんにちは。PIDEです。

先週菅平まで合宿に行ってきました。
・・・が、2日目が雨で中止。せっかくの合宿が・・・シクシク
でも、新幹線ができて長野方面が本当に近くなりました。
最寄(と言ってもタクシーで1時間)の上田駅まで大宮から1時間で行けてしまいます。菅平などはスキーのイメージしかないですが、スキーとは夜光バスで行くもの、という学生時代の間隔でずいぶん遠い所だと思っていたのですが・・・びっくりです。

さてさて、20日に日本vsナイジェリア戦が行なわれました。
チケットも手に入り、久しぶりの日本代表観戦をホームゴール裏でしてきました。欧州組も合流し、来年2月から開催されるという話のアジア予選に向けて早くも実戦モードに入るという前評判からコンフェデ杯後のステップアップを期待していたのですが・・・

マスコミ各社の論評はともかく(このコラムはあくまで私個人の考えですので・・・)非常に物足りなく感じました。というか危険。

1)あれほどクラブとの調整を大切にしてきたジーコが今回
  頑なに召集を敢行したのは何故か
2)コンフェデまで築いてきた4バックのメンバーは何だったのか
3)Jリーグ1stステージの上位4チーム(横浜、磐田、市原、東京)
  から誰も(控えは除く)試合に出ていないのは何故か
4)前半で2−0、後半3−0になっても交代が1名しかないのは何故か
  何のために控えメンバーを呼んでいるのか
5)チームで務めているポジションと異なるポジションでサントスを
  使っているのはなぜか

チームとしての決め事が見られない。偶然と個人技でしか点を取れない現在の状況ではコンディションを整え、レギュラーメンバーをそろえたアジアのチームにさえ、どれだけやれるか。アジア予選が非常に心配です。

などなどは試合を見た感想。みなさんはどうお考えなのでしょう???

あと、観ていて思ったのは観戦マナー。
1)全ての国旗/国歌には敬意を払うべし。
  心の中でどう思うかは個人の自由ですが、相手国を卑下するような
  発言が近くで聞こえたのは残念でした。
2)コーナーキック時のカメラのフラッシュ
  コーナーを蹴る選手があのフラッシュでどれほど集中を切らされるか
  考えてみた事があるのでしょうか?少なくとも「勝って欲しい」
  「このコーナーで点を決めて欲しい」と思っているのならば、
  そうした所にまで考えが及ぶのではないでしょうか。

サッカーの見方は様々ですが、阪神ファンの行動で星野監督がお怒りのように
最低限のマナーはあってしかるべき、だと思います。


**8月28日(木)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

サッカーはビジネスだ?
こんにちは。PIDEです。
暑い夏がやってきたと思ったら、またまた天候不順です。今年はこのまま冷夏だそうな・・・。今週末に菅平、来週末には嬬恋とサッカーシーズン真っ盛りの僕としては、動いていて暑くないから楽だな、と思う反面せっかくの夏場なのに・・・。ちょっと寂しい(^^;

欧州クラブのアジアツアーが終わりました。
ベッカムフィーバーもこれで一段落。しかし、改めて考えてみると何故シーズン前の大事なこの時期に、遠いアジアまで世界最強のレアルマドリッドがやってきたのか?

専門誌などを呼んでいると、欧州のサッカーシーンの変化が伝えられます。サッカーがビジネスと非常に深い結びつきを持つようになってきています。ここ数年はCS放送の普及により、テレビの放送権料が非常に高額になりました。その資金を元手に、有名選手が信じられない高額の移籍金で売買されました。しかし、そのバブルに踊り財政難に陥るクラブが増えてきました。テレビの放送権料の価格低下がクラブの収入に直撃すると、高い年俸の選手を抱えきれなくなった中堅クラブは選手を放出します。逆に高い年俸と移籍金がネックで、思うに移籍できない選手も出てきました。

そんな中、新しい「儲け」の手段の一つとしてアジアマーケットでのグッズ関連収入に力を入れ始めます。日本/韓国/中国の選手がここ数年大量に欧州に移籍するようになったのには、実力を認められたという点だけでなく、そうしたビジネス面での貢献も含まれての事でしょう。ただし、昔のようにただ日本人選手を連れてくればビジネス面でうまくいく、という事ではなくなっています。実力があってこそビジネス面がついてくる訳で、必ずしも卑下する事ではないと思います。逆に南米やアフリカ系の選手は、獲得金額が安いという逆の意味での効果を見られているからです。

日経産業新聞をご存知でしょうか?その名前の通り専門紙です。ビジネスマンの方々なら、読まれている方もいらっしゃるかと思います。その専門紙にレアルマドリッドの特集記事が掲載されました。中田選手の東鳩の社外取締役就任の記事が載っていました。クラブが、選手が、ビジネスの世界で認知された事を現した記事だったように思います。

スポーツがビジネスで語られ始めています。
クラブも一企業である限り、その収益性が求められる事は決しておかしな事ではありません。しかし、一方でスポーツから得られる効用は必ずしも収益だけではかれるものではないでしょう。露骨な商業主義が逆にスポーツの魅力を減退させる事も考えられると思うのです。

とはいえ、一企業である限り「儲け」がなければ成り立ちません。Jクラブも経営危機だなんだとマイナスの記事で紙面を賑わすだけでなく、レアルのようにプラスの内容の記事で紙面を賑わして欲しいものです。スポーツクラブの持つ「ビジネス性」と「公益性」という相反する性格をどうバランスとっていくのか。難しい問題です。


**8月18日(月)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

世界のワザ
こんにちは。PIDEです。
J1 1stステージは横浜の優勝で幕を閉じました。勝ちきれるチームとの差が、やはり出てしまった展開でしたね。市原はズルズル連敗。それにしてもレッズがやってくれました。順位も6位フィニッシュとまずまずの位置につけました。2ndステージは更に上を目指して欲しいものです。

さて、J1も一休みですが、その間欧州クラブチームとJクラブの試合が行われました。レアルvsFC東京。レッジーナvs横浜FM。それぞれに違う見応えがあった試合でした。

レアル。スゴイですね。改めて質の違いを実感しました。日本はシーズン中。欧州はシーズン前。加えて中国に滞在していたとはいえ、遠くアジアの地域までの遠征で、コンディション的には決して良くはなかったはず。立ち上がりこそFC東京が押し込む場面もありましたが、ボランチを2枚にした途端にバランスを取り戻し、以降完全に試合の流れをつかみ3−0の完勝。一つ一つのプレーの正確さは見ていて本当にホレボレとしました。同じサッカーとは思えない。ワンプレーワンプレーに楽しかったと同時に、日本と世界トップとの差を改めて感じざるを得ませんでした。

世界との差といえばレッジーナと対戦した横浜にも言えます。仮にもJ1リーグ制覇チームが、昨期残留争いのプレーオフでようやく残留を決め、しかもシーズン前のチームに負けました。負けるなよ!さすがセリエAと思う前に、セリエA下位チーム(しかも調整中)にホームで負けてしまう日本のトップチームの姿を見ると、まだまだまだと思ってしまいます。

近年高度にシステム化され、チーム戦術が勝敗に大きく左右するようになった現在のサッカーでは、クラブチームの方が代表チームより強いとよく言われます。W杯ではベスト16になった日本ですが、クラブチームレベルでは世界ランキングをつけるとはたして何位になるのでしょう・・・。

世界のプレーを間近で見られた事を幸せと思う日本と、それが日常である欧州。改めて環境の違いが浮き彫りとなります。海外で活躍する日本人はもはや珍しくなくなりました。代表チームが世界トップと戦う場面もそれほど珍しくなくなりました。次はクラブチームが世界へと羽ばたかなくてはいけません。欧州の日常を我々が幸せと思っている限り、日本サッカーは強くなれないのでは?と思った一週間でした。


**8月8日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

Jリーグ優勝は?
こんにちは。PIDEです。
Jリーグ1stステージはいよいよ明日が最終節。ここまでリーグを盛り上げてきた市原が前節完敗し、1位横浜、2位磐田、3位市原の優勝争いとなりました。これだけ混戦になったJ優勝争いも久しぶりです。

とはいえ、前節で名古屋、鹿島が優勝争いから脱落。前々節で磐田との天王山を引き分けに持ち込んだ市原もよもやも完敗。気がつけば横浜、磐田が上に立つという展開は優勝経験チームとそうでないチームとのここ一番の強さという点が、浮き彫りにされたように見えます。特に市原、名古屋はここ一番で負けてしまう。主力選手が出場停止などいくつか不安要因はありましたが、それでそのまま負けてしまうと、「やっぱり**がいないから」と言われてしまいます。ここ一番で選手が揃わない。その選手がいる/いないがどれほど勝敗に関係したかは測りようもないですが、結果から「やっぱり」になってしまう。良い意味で裏切れる「やっぱり」と言われない。そんなチーム力に持って行く事がいかに難しい事なのか、という事を強く感じました。

横浜、磐田、鹿島。ここ数年優勝チームの名前は変わっていません。確かにヨーロッパでもオランダやポルトガルなどは優勝するチームがほとんど3〜4チームに絞られている国もあります。一方で日本にサッカー以上にはるか長い歴史を持つプロ野球はドラフトなど戦力を均等化させ、どのチームにも優勝争いができるような形でのプロが作られて、それを私などは見てきました。アメリカのスポーツはそうした傾向が強いですよね。野球しかり。アメフトしかり。

一方、サッカーは各地域のアイデンティティに根ざしている所が強く、例え弱かったとしても誇りを持っている。日本にもそうした文化が根付いていけば、優勝以外の楽しみ方も見出せるでしょう。ただし、優勝できない、つまらない、観客動員が減る。という事になってしまうと、今後のJリーグへの不安が出てきます。

「やっぱり」と言われない新しい活力がJリーグに現れる事を。明日の市原はどんな試合を見せてくれるのでしょうか?


**8月1日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

決定力不足?
こんにちは。PIDEです。
Jリーグもいよいよ大詰め。先週末の首位直接対決は引き分けに終わり、いよいよ市原の初優勝が現実味を帯びてきました。磐田/鹿島/横浜以外のチームが優勝をするのかどうか。引き分け制度を設けた今シーズン、上位陣の大混戦を制するのはどちらか???最後まで目が話せません。

さて、今週は代表も試合がありました。U−22五輪代表の韓国戦ですね。結果はご存知の通り1−1の引き分けでしたが、試合内容としては物足りない印象が残りました。

ここ数年とかく言われがちな決定力不足。要は点が取れない、という話ですね。この試合でも大久保のシュートがバーに当たって外れるなど中々解消されない問題として出ています。ただよくよく考えてみると、「点が取れない」というよりも「勝ち切れない」という勝負弱さという部分が問題の本質ではないかと思うのです。

昨年行なわれたW杯で日本は4試合戦って5得点。世界最高水準の大会、しかも一発勝負のトーナメントでは「負けない」事が第一となる中でこの数字は必ずしも低い数字ではないと思います。逆に優勝候補で決勝トーナメントに進出できなかったフランスは0得点。各国リーグの得点王を揃えたチームですら1点も奪えませんでした。98年ではフランスはFW不足が指摘されていたにも関わらず、優勝という結果を勝ち得ました。

世界に通用するストライカーが育たないと言われ続けていますが、必ずしもストライカーがいれば勝てる訳でもない。それがサッカーの難しさであり、おもしろさであるとも思います。02年W杯では優勝チーム(ブラジル)から得点王(ロナウド)が出ましたが、W杯の長い歴史の中でも優勝チームから得点王が出るというケースは稀です。

野球で言えば「勝利打点」「得点圏打率」の高いバッターという事になるでしょうか。ハットトリックは確かに素晴らしい事ですが、「3−0」からの1点と「0−0」での1点との重みは全然違いますよね。そうした1点を決める為にチームとして何をすべきか。それが大事であり、その内の1つの施策が、優れたFWがいる、チームとして崩せるなどが出てくるわけで、優れたFWがいるから点が取れるとは必ずしも言えませんよね。

散々指摘される「決定力不足」はチームがいかに拮抗したゲームの中で「勝てるか」という点を改善していく事で解消されるのではないでしょうか?まぁ、勝ってる時はなりを潜め、負け始めると「決定力不足」という言葉が大きくクローズアップされるのでしょうけれど・・・(^^;


**7月25日(金)掲載**
(PIDE)

元の文章を引用する

全320件中  新しい記事から  241〜 250件
先頭へ / 前へ / 15... / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / 次へ / 最終へ