PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。 私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。 |
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選手と審判と観客との相互信頼 | ||
こんにちは、PIDEです。
すっかりと秋めいてきましたね。 先週末に行なわれたJリーグ、そして今週水曜に行なわれたナビスコ準決勝とレッズにとっては残念な結果に終わってしまいました。 昨年までのような勢いがもう一つ感じられない内容に、チーム強化の難しさを改めて感じてます。。。とは言えナビスコは終わってしまいましたが、Jはまだ残ってます。最後まで可能性がある限り頑張って欲しいものです。 さて、先週末のJリーグですが、柏vs神戸戦でまたも審判の判定絡みのニュースが報道されました。今回の一事に限らず最近審判の判定を巡っての問題が多く見られます。 過去にこのコラムでも何度か書いた事がもあるかと思いますが、一向に審判について改善が見られないのは残念です。 審判という仕事は大変です。自分がやりたいか?と言われれば中々「やりたい」とは言い辛い。。。しかし、だからミスしてもしょうがない、という話にはならないと思います。 話題となるジャッジがある特定の審判に偏ったり、選手から見て審判が特別視している(警告プレーがあると事前から先入観を持っている)と思われるような事があると選手と審判の信頼関係がどんどんと損なわれます。選手も「あぁ今日の審判はアイツか・・・」と思って試合に臨むようになってしまいます。 「サッカー競技規則」これが日本サッカー協会が発行しているいわゆるルールブックです。全国で審判資格を取得した人は持ってます。また一番下の4級審判員でも年に1回資格の更新の為に講習を受けます。協会として審判育成も組織的に行なわれています。 しかし、そんな草サッカーの現場であっても残念ながら、選手に対し高圧的に接してくる「私がルールだ」と思わずにはいられない方がいらっしゃいます。「厳格」である事と「高圧的」である事は違うはず。勝手に想像すると、「厳格」であろうとするあまり、ルールブックを厳守しすぎる、融通があまり効かないレフェリングになってしまっているのではないか、と思ったりします。 人が人を裁く事自体、サッカーに限らず常に完璧ではない以上限界があります。 「ミスをしてはいけない」ではなく「ミスは起こるもの」であると思います。その上で「起こりうるミスを少しでも減らしていく」事が質的向上に不可欠でそういった努力が個人として、協会としても必要なはず。 そして何より大事な事は「選手との信頼関係を築く事」だと思うのです。選手と審判の関係は対等でなければなりません。「審判の決定は絶対=権力者」ではないと思います。決定が覆ることはあってはいけませんが、問題となった判定一つ一つに納得の行く説明がなされ、次に同じようなミスを起こさないよう努力を続けること、そういった事が行なわれているのか、少なくとも一サポーターの目にはあまりそう映らない事が、ひいてはJリーグへの関心減退にも繋がりかねない、だからこそ改善の努力を継続して欲しいと思います。 **10月7日(金)掲載**
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素晴らしい熱戦 | ||
こんにちは、PIDEです。
すっかり秋らしくなってきました(もう10月ですもんね!)。Jリーグもいよいよ終盤戦になってきて首位争いが混沌としてきました。先週末は特にG大阪と鹿島の首位決戦に浦和と横浜の昨年のチャンピオンシップカードと上位を争い大変興味深く見ていて楽しい2試合が行なわれました。 全く両極端な試合、しかしいずれもドロー。取りつ取られつのシーソーゲームとなったG大阪と鹿島。ギリギリの守り合いとなった浦和と横浜。その他多くのスポーツと比べ引き分けが多いとされるサッカーという競技でもやはり勝ち負けがつかない、というのは勝負事を楽しみに観に来る観客にとってあまり気分のよいゲームではないもの。おそらく結果に関しては多くの方がフラストレーションを溜めた(誰もが喜びにくい結果であった)と思いますが、そこで行なわれた90分間は大いに楽しめた方が多かったのではないでしょうか? G大阪と鹿島の首位決戦。どちらも攻撃力のあるチーム同士の対決という事で「無得点」という可能性は試合開始前からあまり考えられませんでした。そして始まってみれば予想通りというか、見事な打ち合い。ただしDFが悪く質の低い大味な試合ではなく、最後までゴールへの執着心を見せ合った試合。後半終了間際にG大阪が勝ち越しゴールを決めた時には、「これは最後に押し切れる力(=勝てる力)がG大阪に本当についてきたのかな」と思わせましたが、何故最後に同点に追いつかれてしまったか。試合後のインタビューで「この試合以上にもっと厳しい局面の試合をしてきている」と言い切れる鹿島の選手の自信と経験。この壁を乗り越えるための勢いがG大阪にはある、と思った最後の最後で・・・次の試合にこの結果を引きずってしまうようだと優勝の目、大きく後退しかねません。一方でさすがの試合巧者振りを見せ付けた鹿島。優勝経験という目に見えない大きな力がそこに横たわっているように見えました。 それとは間逆の意地と意地のぶつかりあいとなった浦和と横浜。浦和が仕掛けるアタックを最後の最後で食い止める中澤を中心とした横浜守備陣。先の試合がゴールを「決める」事への執着。この試合はゴールを「決めさせない」事への執着。どちらも最後の一歩。疲れた、取られた、追いつかない。そんな気持ちにさせられる局面の時に最後あと一歩踏ん張ることができるか否か。その極限のせめぎあい。表面に現れる現象は「ゴールを奪う」「ゴールを守る」と正反対ですが、そのボールへアプローチするための局面の心境は全く同じであっただろうと思わせる、息をする事を忘れるような試合。 好みはあると思います。どんな内容であれひいきのチームが勝てば嬉しいし、嫌いなチームが勝てば悔しい。それでも久しぶりにこれだけ見ていて盛り上がる試合をJリーグで観る事ができたと満足した週末でした。 さて、今週末各チームは勝点を積み重ねる事ができるのか?長丁場のリーグ戦、そろそろ疲労との戦いにもなってきます。最後の最後まで優勝争いに絡んでいけるよう頑張ってもらいたいものですね。 **9月30日(金)掲載**
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高円宮杯が始まります | ||
こんにちは、PIDEです。
23日から三連休でした。JリーグはG大阪と鹿島の首位直接対決。残り10試合、終盤戦を向かえ最初のヤマがやってきました。負けられません! また、ユース年代のサッカーもこれから佳境に入ってきます。今日からは第16回高円宮杯全日本ユース(U−18)サッカー選手権大会が開催されユース年代の日本一を目指します。最も注目を集める大会は冬の高校サッカー選手権かもしれませんが、この大会は高校チームだけでなくクラブユースなど全てのユース年代のチームが参加できる大会としてサッカー協会も力を入れている大会です。近年J下部組織のユースが確実に力をつけてきている中、高校チームとユースが同じ舞台で戦える場として「真の日本一」を謳われることもあります(まぁこの時期冬の選手権に向けて県予選を戦っている高校チームがコンディションをこの大会に合せてきているとは思いにくいのですが・・・) 今回は24チームが参加。4チームずつリーグ戦を戦い各組2位までと各組3位の中で成績上位4チームが決勝ラウンドに進出し、トーナメントを戦います。そんな高円宮杯に埼玉からはレッズユースと浦和東高校が参加します。 レッズユース 23日:vs浜名高校(大宮) 25日:vs大分トリニータ(駒場) 30日:vsFCみやぎバルセロナ(大宮) 浦和東高校 23日:vs名古屋グランパス(夢の島) 25日:vs青森山田高校(川口) 30日:vsアビスパ福岡(サイスタ第二) 埼玉のチームはほとんど埼玉県内の競技場で試合をします。10月10日の決勝もサイスタで行なわれるなど意外と?埼玉と馴染みの深い大会。明日はJ本番ですが、今日/明後日などはレッズ、浦和東高校の試合を観戦に行かれて見ては?なんて思います。 詳しくは↓ http://www.jfa.or.jp/game/2/05PTU18Schd.html **9月26日(月)掲載**
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新しい海外移籍のカタチ=Jリーグの空洞化?? | ||
こんにちは、PIDEです。
昨日あたり急に気候が秋らしくなってきました。 「スポーツの秋」の到来ですね。 さて、今回は筑波大学からオランダに移籍した平山選手の話。 これまでのJリーグで実績を積んでから海外挑戦、という方法から新しい海外移籍の道として注目を集めています。この他にも現在バレンシアへの入団という話がある徳永選手(早稲田大)など、高校から大学、そして海外へ。そういった流れができつつあります。 ここ数年で日本人が海外のクラブに所属する、という事は珍しくなくなりつつあります。日本人選手が将来の夢として欧州でのプレーを目指すのも大リーグを目指す野球選手同様当たり前の話。しかし、これまではJリーグのクラブに所属する若手選手が海外移籍をする為には高額な移籍金の問題がネックとなるケースが多いという話を聞いたりします。獲得する側から見れば実力を評価し獲得をしたいと思っても移籍金が実力以上に高額過ぎて、同じ金額を払うなら南米やアフリカからもっと優れた選手が獲得できる。 その為に商談がまとまらない、もしくはレンタルという形を使う。 一方で移籍金を低く設定すればJリーグクラブは彼らに投資した金額を回収できないまま他のクラブに移籍させてしまう可能性が高くなります。 そんな中、日本人選手が一番安い方法(移籍金がかからない形)で海外移籍できる方法が今回の平山選手の移籍で明らかになった訳です。ここの所海外からオフォーがあってもクラブの事情で移籍できない(真実の程はわかりませんが・・・)と報道される事がちょこちょこあります。選手の側からしてみればより高く、厳しい環境に少しでも早く(若い頃から)挑戦したい、という気持ちを持つのは自然の事でしょう。しかし、一方でこれはJリーグの各クラブが欧州の各クラブとも比較して選手に見られる。これまでプロ入りを考える選手はどのJクラブに入りたいか、という日本国内のクラブからの選択だった。しかし、これからは海外のクラブも含めて選択肢が広がりうる、それだけ選手獲得競争が厳しくなる可能性が高まるのではないでしょうか? 全国ナンバー1と呼ばれる高校生がJリーグに入らず、そのまま(もしくは大学という経路を経て)海外クラブに入団、という事が十分考えられる訳です(大学なら教育機関でもあるので語学の勉強などメリットもいくつかあるでしょう)。 優秀な選手を確保したいクラブ間の競争がローカルからグローバルになりつつある。そんな感想を持ちました。 **9月16日(金)掲載**
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第176回 ホンジュラス戦 | ||
こんにちは、PIDEです。
台風一過、少しは秋らしい清々しい晴天になるのかと思いましたが、まだまだ日差しが強く、ジメジメとした夏の暑さが続いているようです。外回りをしている営業にとって、そろそろ夏の疲れがドドドドっと・・・。今週末は土日でフルコートを3試合こなさなければなりません。体が持つだろうかとかなり心配してます・・・(^^; 水曜日に宮城で日本vsホンジュラス戦がありました。 結果は5−4。日本代表の試合でこれだけ点が入る試合も珍しい。。。ジーコ監督になってから(アジアの弱い相手を除いて)ほとんど初めてではないか?そのくらい珍しい試合でした。 ここまで来たら一試合、一試合の内容や結果で一喜一憂する事はやめようと思ってます。今回挙げておきたいのは常に2点差でリードされながらも結果、勝ちを収めたという事実。これが3−4。4−4。4−5という結果で終わっていたらまた考え方も変わっていたかもしれません。内容はどんなものであれ、結果勝つ。勝つクセ、勝ち方を知る、これはやはり勝っていく事でしか得られない経験というものでしょう。 勝ち続ける事。これは何よりも難しい事です。高校生で全国で優勝した経験を持つ選手が何人いるか?その中でJリーガーになり、更に日本代表になった選手がどれだけいるか???そんな日本代表選手でも欧州/南米の選手、チームにはなかなか勝つ事ができない訳です。例え世界一のブラジルであってもW杯で優勝できても日常のリーグでは負ける事がある。世界中で一度も負けた事がない人はいないはずです。仮にいたとしたらそれは弱い相手としか戦った事がない人でしょう。 自分より高いレベルを目指せば、当然勝率が低くなる。そうした現状を理解し、少しずつ勝率を上げていく、勝つ回数を増やしていく経験を持続的に実施していく事こそが、地道ながらも確実にレベルを上げていく方法だと思うのです。 02年以降、日本代表はそういった地道なレベルアップの道をひたすら歩んできました。今、少なくともアジアにおいて日本に確実に勝てる国はなくなりました。また、世界を見渡しても単なるお客さんで終わらない地位にチームも選手個人であっても来ていると思います。 いつまでも右肩上がりに成長が続く事はありません。06年以降、しばらくは停滞する時期が来るかもしれません(結構今の代表選手が引退した頃、10年、14年の頃にはW杯本選に出られない時期も出てくるかもしれません)。そういった時期が来た時に慌てない、正しく強い基盤を今のうちから日本サッカーに根付かせておくこと。代表チームが勝った、負けたという時々の結果だけでブレない体質。今それを少しずつつけてきている途中。。。今回の試合ではそんな事を感じました。 **9月9日(金)掲載**
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サッカー天国 | ||
こんにちは、PIDEです。
昨日から9月に入りました。まだまだ暑いですが、朝晩は随分涼しくなってきましたね。7月のHOT6に8月のJ+ナビスコ+代表と選手の疲労はかなり溜まってきているでしょうか???暑く高湿度な状況で90分戦わなければならない状況・・・。 僕らがやる市民リーグでは前後半それぞれ間に1回給水のために試合を止めています。プレーの質が落ちれば激しいブーイングを浴びるのがプロなのかもしれませんが、「暑いものは暑いっ!」と一部同情も・・・。鹿島の勢いが止まり、首位争いが混沌としてきました。初の年間王者に向けてレッズも頑張って欲しいですね! 今日はちょっと個人的な事を・・・。 今の会社に入社して浦和に来てから丸6年が経ちました。元々何の縁もゆかりもなかった土地でしたが、気がつけばサッカーを通じて非常に多くの仲間ができました。住み始めてすぐの頃は知人もおらず、週末は暇して一人でJリーグを観に行ったりしてましたが、6年後の今、週末の予定がドンドンサッカーで埋まっていって暇な時間を見つけるのが難しいくらい・・・変われば変わるもんです。 一体1年でどのくらいサッカーに関わっているのか、ちょっと調べてみたらビックリ!大体100日くらいをサッカーをするなり、観るなり、何らかの形で関わっていたようです。ざっと1年の30%です(^^; 細かく見て行くと・・・ サッカーをする : 30日 フットサルをする: 40日 サッカーを観る : 15日 NPO活動 : 15日 ============= んで合計 :100日 とこんな感じです。以前と比べて「サッカーを観る」よりも「サッカー/フットサルをする」割合が多くなってきました。さすがにこれだけ関わっているとかなりお腹一杯になります。これ以上サッカー一色になるとちょっとヤバイな・・・とも思います(^^; ただこれだけの日数をサッカーに費やせる、それだけの環境が充実しているのは関東>埼玉>浦和にいるからかなと実感します。他の地域でこれだけ身近にサッカーができる/観る環境がある所がどれだけあるか?と考えると結構少ないのではないでしょうか? サッカーはボールさえあればどこでもできる。今はCS放送で日本全国どこででも世界中のトップリーグをTVで毎週楽しむ事ができる。確かにそうでしょう。それだけでもスゴイ進歩です。サッカー専門新聞が出るなんて夢にも思いませんでした。しかし、やっぱり大勢の仲間達とリアルに蹴ったり観たりできる環境はなかなか見つかるものではないでしょう。そんな今の環境がとても気に入っています。。。 **9月2日(金)掲載**
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レッズランドに行ってきました! | ||
こんにちは、PIDEです。
いよいよ8月も今回で最後。気がつけば台風がやってきたりとまだまだ残暑が続く中にもチラホラ秋の景色が・・・。Jリーグも後半戦を迎え、首位の鹿島に何とか肉薄できればと、いよいよ優勝争いに向けてスパートがかかりだします。初の年間王者に向けて頑張って欲しいものですね。 さて、先週の日曜日知人が予約を取ってくれて初めて「レッズランド」に行って来ました!(^^) 今後3年ほどをかけて整備がされる予定の「レッズランド」。今回はミニサッカー場(ハーフコートよりちょっと両サイドが小さいくらいのサイズ)でたっぷり3時間汗をかいてきました。 自分が子どもだった頃、天然芝のピッチでボールを蹴るなど考えもよらない事。いつも擦り傷だらけだった事を思うと改めてすごいなと実感します。多少のデコボコはありますが、天然芝でサッカーをできる事が何よりの幸せです。 「地域総合スポーツクラブ」数年前から全国各地で取組みが聞かれるようになってきている活動ですが、Jリーグのクラブでこれだけのインフラ整備を現実的に計画し、実施しているクラブはまだ他に聞いたことがありません(ひょっとしてあったらすみません)。場所が浦和だからこそ、という事もあるのでしょう。古くからサッカーの街として「観る」よりも「蹴る」事が日常化されていた環境だからプレーヤーが他の地域よりも多いから、より多くの人が蹴る場所を探している=ニーズがある、という話になっていると思います。 フットサルと比べ、サッカーをやるにはいろいろとハードルが高いです。その一つが会場を抑える事。フットサル場はその多くが私営ですが、サッカー場は非常に広いスペースを必要とすることから公営の所がほとんど。数も限られるので多くは中高生や社会人の大会などで年間計画が組まれ、さらに限られる空き時間に多くの人が抽選で申し込む。こうなるとなかなかコートを取ることができません。また、いつ取れるか計画が組めないため、やっとの思いでコートが取れたと思ったら今度はメンバーが集まらない。フットサルなら10人いればひとまずゲームができます。多少足りなかったとしても隣のコートの人に声をかけてやる事もできる。しかし、サッカーだと22人が最低必要です。これはなかなかハードルが厳しい。 それでも個人的には是非サッカーを多くの人に楽しんでもらいたいと思ってます。フットサルと違い、広いコートで目一杯蹴って走る事ができる開放感。コートが広いから走るのが大変と思われるかもしれませんが、草サッカーなら結構「サボる」事もできます。フットサルは一人がサボるとゲームが成り立たなくなります。どちらかと言うとバスケットボールに近い感覚ですね。 レッズランドのような一般市民(会員登録は必要ですが)が気軽に利用できるサッカーコートがある事。しかもこれがサッカーに限らず、様々なスポーツをする事ができる場所。そこに新しい人の輪が産まれ、地域が活性化していけると21世紀の新しいコミュニティ像の一つとして広く社会に認知されていくのではないか、などと感じました。 **8月26日(金)掲載**
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サッカーがうまくなるってどういう事だろう? | ||
こんにちは、PIDEです。
水曜日にイラン戦が行なわれ、なんだかんだで2−1の勝利。う〜ん、見事に結果を出してしまったジーコと日本代表の選手たち。W杯予選で一番の成績での突破というおまけつき。来年の本選に向け誰がメンバーに選ばれるのか、これまで組織で補う=個人技で劣る、という文脈で語られる事の多かった代表が1対1の強さを追求される事が大きくなってきている現在、個々のレベルアップをこれからどのようにしていくのか、海外に活躍の場を求める選手。国内で引き続き戦う選手。この夏のマーケットでも様々な移籍にまつわる話が出てきましたが、より強く魅力的な選手になってくれる事を願ってやみません。 サッカーがうまい、とはどういう事でしょうか? 以前どこかでフェイエノールトのオランダ人選手が代表に呼ばれた後、クラブに戻ってきて「小野の方がうまい」と言っていた、というような記事を見たことがあります。どの程度のリップサービスが含まれているかどうかはわかりませんが、普通に考えると“?”なコメントです。あのオランダ代表に呼ばれる選手たちの中でも認められるうまさがあると??? また、日本の選手は技術的に優れている、という話も聞きます。それが本当だとすると何がイングランド、スペイン、イタリア、フランスといった強豪国との差に現れているのでしょうか?日本の選手が技術的に優れている?しかし、欧州の各リーグを見ていると明らかにレベルが高い、スーパーゴールがJリーグよりも多く目にします。 自分も浦和に来てから、改めてサッカーを始めましたが(途中7年くらいのブランクがあって・・・)、それでも年々サッカーがうまくなったと感じます。しかし、それはテクニックが上がったかと言えばそうでもないのです。むしろ判断力、戦術眼と言えるでしょうか、サッカーのツボ、みたいなものが少しずつ理解してきているように思うのです。 例えば、1人でドリブルで何人も抜けるテクニックの選手がいたとします。端から見るとスゴイ!と思えるかもしれません。しかし、こういった選手はDFする側から見ると意外と守りやすい。まずパスという選択肢がなければ相手のドリブルにのみ集中する事ができる。1対1で無理ならば、ボールを奪えないまでも相手のスピードを殺し、味方のサポートを得て数的優位な状況を作ることもできる。 むしろ、こちらがDFによろうとすると簡単にパスを出し、そのパスを警戒し間合いを少し取ると、ドリブルで一気にスピードに乗って抜いて行く、といったような周りとの関係性の中で都度最適な判断を下せる、選択肢を多く持っている選手ほど相手にとってイヤな存在になると思うのです(中にはエメルソンのようにDFがわかっていても止められないスーパーな存在もいますが・・・)。 日本サッカーが語られる時によく出てくる「経験」という言葉。今日本サッカー史上誰も積んだ事のない経験を欧州で積んでいる選手たちがいます。それはその個人のみに留まる事なく、きっと広く伝播されていくものだと思います。 こうした経験の積み重ね、それは何十年というスパンで考えるべきもので、将来日本のサッカーが豊かになるための大事な芽であろうと思うのです。 **8月19日(金)掲載**
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清水のとある取組み | ||
こんにちは、PIDEです。
世の中そろそろお盆です。毎日の通勤電車が少し空いてきたような感じです。 代表は東アジア選手権が終了。来週はW杯最終予選のイラン戦(忘れてた・・・)。先週末にはナビスコ杯も開催されました(こっちもすっかり忘れてた・・・)。欧州はいよいよ新しいシーズンが開幕しましたね。今シーズンからは新たに平山がオランダへ挑戦(これまた超ビックリ!!)。W杯前の大事なシーズン、日本人選手の活躍を大いに期待したいものです。 今日はちょっとおもしろい記事を見つけたのでそれにコメントを。 サッカー王国復活へ「清水スペシャル・トレーニング」 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/other/column/200508/at00005706.html ここ数年高校サッカーの舞台でもあまり(それほど?)聞かなくなってきている静岡県の清水サッカー。確かに清水商業、清水東といった高校が全国に出てくる事がほとんど聞かなくなりました。99年静岡学園、00年清水商業、01/02年静岡学園、03/04年藤枝東。過去6年で1度しか冬の選手権に出ていないんですね。 そんな清水で現在行なわれている年齢/世代を超えたトレーニングメニュー。王国復活を目指す清水の記事を読んでいて、同じく高校サッカーにおいて「かつてのサッカー王国」的な形容をされる浦和においても参考になる事があるのでは?と思いました。 僕は愛知の出身なので、浦和の小中学校の事は詳しくわかりませんが、僕の小学校では1〜6年生まで近所に住んでいる子どもたちが集まって集団登校で学校に通っていました。上級生は自然と下級生の面倒を見ながら一緒に学校に行き、学校が終わればみんなで公園で集まって遊んだりしたものでした。 そんな集団登校という仕組?が自然と様々な年齢の子どもたちを集め、今回の清水の取組みにあるような働きをしていたのかな?などと思ったわけです。 今の僕の家の近所にも小学校があり、朝通勤途中にすれ違いますが、集団登校ってのはしてないみたいですね。そういった習慣がないのかはよくわかりませんが、もしも同学年の子どもたちとしか遊ぶ機会が多くないとしたらいろいろな学習の機会が減ってしまっているのでしょうか? サッカーを通じてそうしたコミュニケーションスペースが作られているのだとしたらそれはとても素晴らしい事のように感じます。 **8月12日(金)掲載**
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東アジア選手権 | ||
こんにちは、PIDEです。
韓国で開催されている東アジア選手権が波乱含みの展開です。各国2戦づつ終えて、1位北朝鮮/2位中国/3位韓国/4位日本・・・。W杯出場を決めた2カ国が今週末の試合で「最下位」を争います。今日の結果で日本の今大会の優勝はなくなってしまいました。先日のコンフェデ杯で大きく飛躍したかに見えた日本。しかし、アジア相手、海外組不在になると途端にミジメな姿を曝す事に。な〜んて事が結局書かれてしまいますね。マスコミ報道には。。。 言い訳だろうが何だろうが今年の代表選手のスケジュールは過密。単に試合数が多いだけでなく、国中の期待を一身に受けた非常に過緊張な状態が続いたW杯予選に7月のHOT6。いや、キツイでしょ。やっぱり。W杯予選突破して肩の荷が下りて、よっしゃJリーグ頑張ろうか!って頑張ってまた代表戦・・・。既に来年のW杯に向けた戦いが始まっているとかいろいろあるんでしょうが、選手の体調もメンタルも波があるもの。この大会で優勝しても何のメリットがあるか、そう考える選手が(仮に)いたとしてもこれ以上彼らにプラスアルファを求められるだろうか???僕にはできないですね。次の目標は来年6月のW杯本番に良い結果を出すこと。ここまできたらジタバタせずにジーコに全て任せるべし!などと思う訳です。 そんな中、我らが田中(達)が見事な活躍を見せてくれています。前へ前へと積極的に仕掛ける姿勢に高い評価がされているようです。いつもレッズで見せてくれていたプレーが代表で見せられるという事は自分の武器をよくわかっているのかな、と思います。クラブでは素晴らしい活躍をコンスタントに見せながら代表になるとなかなかパフォーマンスを発揮できない選手もままいる中で初召集されてすぐに自分の良さをアピールでき、かつ得点という結果をも出した事。 最後の韓国戦。ここまでの2試合を考えれば再度の先発も期待できます。彼らしいプレーをもっともっと見せてもらいたい、代表戦に久々に楽しみが出てきました。 **8月5日(金)掲載**
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