PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。 私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。 |
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第140回 コンディションとモチベーション | ||
こんばんは。PIDEです。
先週末から昨日にかけて大変興味深い試合が多く開催されました。チャンピオンシップの第2戦に始まり、J1/J2入替戦。天皇杯にトヨタカップ、そして日本vsドイツ戦と。非常に中身の濃い一週間でした。 これら一連の試合を見ていて感じたのは選手のコンディションとモチベーションの持ち方という点です。チャンピオンシップや入替戦の見ている人にもヒシヒシと伝わる緊迫感が天皇杯やドイツ戦で感じられることはあまりありませんでした。また入替戦など見ていると、「どうしてこういう試合をシーズン中にしなかったのだろう?」と思ったりもします。ここにコンディションとモチベーション、単なる足元の技術ではないこれらの部分が試合の出来に大きく関わってくるように思います。 昨日のドイツ戦を例に話をまとめると、まずドイツは06年W杯の開催国なので予選を経ない。その為に真剣勝負ができる場面をすごく大事にしてくる(モチベーションが高い)。またブンデスリーガがまだシーズン途中という事もあり、疲労感も少なくコンディションも(時差の問題はあるにせよ)上々なのではないか? 一方日本は既にシーズンが終了。天皇杯も既に負けているチームの選手はオフになっています。また長いシーズンとアジア予選という真剣勝負の連続を続けてきて疲労は随分と溜まっている(コンディション悪い)?またモチベーションもオフとなるとどうしても気が緩みがちになりやすい・・・ プロである以上、そういった言い訳は許されないかもしれません。しかし、そこは人間。誰もが100%の状態を常に保ち続ける訳でもありません。今シーズン不調が続いている中田選手も昨年オフに治療をしたケガの回復が思わしくコンディションが上がらないのでしょうか。一方でレッジーナで活躍を見せている中村選手などは昨年の不出来がウソのような見事なプレーを見せ、サポーターの評価もすこぶる高いようです。レベルが高い舞台で戦えば戦うほどこれらコンディションとモチベーションの差が大きな差となってでてくるのではないか?と思うのです。 **12月17日(金)掲載**
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第139回 4級審判員認定講習会 | ||
こんにちは、PIDEです。
先日、4級審判員の更新の為の講習会に参加してきました。今年の2月に4級審判の資格を取得しました。日本サッカー協会の審判資格としてはまず第一歩目の資格ですが、日頃、サッカーをしたり、観たりしているにしては案外と細かいルールを認識していなかったりするものです。 今までひたすら自己流でやってきたサッカーなのでここらできちんとした知識を習得していきたいと思っています。指導者免許も今後取得していくつもりです。 さて、この講習会は約1時間30分の予定で、FIFAルールの変更点についての説明から審判実技の為の様々なレクチャーが行なわれます。 例えば、今年のルールの変更点でいくと、 1.人工芝のピッチでの公式戦を正式に認めた 2.ゴールデンゴールの廃止 などが大きな点です。後細かい所でいくとユニフォームを脱ぐ行為は警告になる(一時警告はでない方向に変わりましたが、また変更になったようです)など。 また、大学サッカーリーグの試合を教材にしたビデオでのレクチャーは審判が試合を円滑に進める上でのちょっとしたアドバイスがありました。 1.キックオフの時に相手コートに入っていないよう見る 2.ファウルがあり、フリーキックとなった時にキッカーを見ながら壁を下げさせる。審判が目を離すとキッカー側がボールを前に移動する事を防ぐ為 3.常にボールを見やすい位置へ移動する動き方や副審との役割分担 4.試合中ハンカチを携帯しておき、もし選手に出血などがあればすぐに応急処置をできるようにする などなど 普段は黒子である審判もゲームを行なうには必要不可欠なもの。知れば知るほどここにも奥深さがあるようです。。。 **12月16日(木)掲載**
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第138回 サッカー談義 | ||
こんにちは、PIDEです。
いよいよ今週からチャンピオンシップが始まります。初の年間王者に向けて最後の戦いです。また来年から1シーズン制に移行される事も決まっており、最後のチャンピオンシップ、盛り上がりましょう(^^) 今回からタイトルに回数を僕も付けてみました。自分でもこれだけよく続けてきたものだと感心します。もうすぐ丸3年です(^^) 先日、私の知人(元高校サッカー部コーチ)とサッカー談義に花を咲かせていました。その時の話です。勝つサッカーとは何か? それがテーマでした。 例えば・・・ ある所でサッカーの試合が行なわれています。途中経過は1−0でAチームがBチームに対し1点リードをしています。後半も終盤に差し掛かり、Bチームが1点を奪いに必死の攻勢をかけてきています。リードしているAチームは守備一辺倒の状況です。 そんな時、この試合ここ一番のディフェンス面で機能してきたCくんが足をつって動けなくなりました。それでも何とかプレーをしようと頑張っているCくんですが、外から見る限りこれ以上プレーを続ける事はかなり難しいように見えます。ベンチにはまだ交代枠が1つ残っていてCくんのポジションを任せられる選手がアップを続けています。 この時、監督はCくんを替えますか?替えませんか?みなさんならどうされるでしょうか???(^^) その知人の答えは「替えない」でした。理由はこの試合のここ一番を守ってきているCくんを替えればチーム全体のバランスは崩れ、一気に逆転されかねない。足がつっていようが、傍目から見てスタミナが切れているように見えても、その選手がこの試合のキーマンであれば替えない。というのです。意外でありながらもなるほど、とも思いました。 その後ジーコジャパンの話になるのですが、今のジーコジャパンの生命線はどこか?それはサントスと中沢の左SBと左CBだと言います。この2人の絶妙なバランスが今のジーコジャパンの生命線だと。サントスはDFがあまりうまくない、裏を取られる。その事を気にするあまり攻撃面でよい所が出ていない、などなどよく聞かれます。でもそこが生命線だと言うんです。 また、一般的にチームの弱点は相手に見せないよう隠そうとします。これについても「敢えて相手に見せる」とも言いました。そうしてそこを攻めさせる事で、こちらも守りのポイントをつかみやすいと。いろいろな考え方があるなと感心しました。 勝者は勝つ為に何をしなければならないか、をわかっています。わかっているからこそ勝てる。その勝ち方はおそらく人それぞれなのでしょう。 だからといって上に書いたようにすれば必ず勝てるかというとそうでもありません。この知人が勝つだろうと話した高校サッカー部は今年は全国に出場することができませんでした。ただ、だから間違えたじゃないか!と指摘するのではなく、いろいろな発想の元でサッカーをしてみる事はそれはそれで楽しい経験になるのでは?と感じます。 **12月15日(水)掲載**
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初戴冠! | ||
こんにちは、PIDEです。
いや〜何より先週末は熱く熱く燃え上がりました!!! 93年Jリーグ開幕以来初のステージ制覇。その瞬間を駒場で見ることができたっていうのは試合結果はともかく非常に意義深く素敵なシーンとなりました(^^) 今回のレッズの優勝はこれまでの優勝チームと比べ、いくつかの点で意義深いものがあったと思います。 特に「ピッチの外での仕事」に興味をそそられます。クラブ経営がうまくできるとこうなるんだな?という見事な例ではないでしょうか。教科書通りに正論で積み上げられた優勝だという意味です。 強いクラブを作るには心技体ともに優れた選手が必要となります。しかしながらTVゲームのように目に見える数字で評価できる訳でなく、個人技に優れた選手ばかりを集めてもチームとして機能するかどうかは別問題。そうしたケースは多くみられます。 そうした中、生え抜きの選手と移籍で獲得した補強選手がそれぞれ完璧に役割を果たした今回のチームは本当に素晴らしいと思いますし、そうした選手を集めたスカウト、チームとして機能させた監督/スタッフの仕事が素晴らしかったのでしょう。 また、よい選手を集めたくてもお金がなければ集められない。レッズは元々資金に恵まれたチーム、というイメージがありますが、これも日々サポーターがスタジアムに足を運ぶ=チケットを買うという行動を実践した事に全ての起因があると思います。 チケットが売れる=入場料収入が増える+観客動員数が増える=広告効果が高まる(スポンサーが増える)+見てる人たちが増える=放映権料/グッズ販売収入が増える 「チケットが売れる」事で収入面での好循環が生まれる訳です。チケットをどう売るかについて他のクラブと比べ恵まれた環境であった事は事実でしょうが、それを確実にチーム強化につなげた事で、また次年度の収入増が見込める。お金があればよい選手の補強も設備増強もできる。こうした循環をして強化し、優勝したケースは過去の優勝チームとは一線を画すものであると思います。これまではよい若手を獲得し、育てる事ができるチームが強くなっていた。これからはある意味正しいお金の使い方で強化を進める、先行投資をして(リスクをとって)より大きな成果(リターン)を得る。そうした一般の企業と同じ論理で経営できるクラブが優勝を果たした。この事実は今後の他のクラブの、特に経営層に対しての、強烈なメッセージになるのでは?これがJリーグの更なる発展に繋がる可能性を持っています。 また、レッズの外国人選手が「どこのクラブよりも素晴らしい」というコメントをしていると聞くこともあります。今後世界への挑戦を続けることになるのでしょうが、欧州の選手の値段も以前と比べ安くなってますから、また世界のトップ選手が日本にやってくる、なんて事も夢でなくなるかもしれません(^^) **11月26日(金)掲載**
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「我慢」の予選 | ||
こんばんは、PIDEです。
水曜日のシンガポール戦、日本代表は1−0で勝利し、一次予選無敗での突破を決めました。韓国も苦戦を強いられギリギリの突破を決め、一方の中国はクウェートとの総得点差によって敗退してしまうなど、02年W杯出場国が軒並み苦戦した一次予選でした。 強国相手に引いてきた相手に対し、どう崩すか?この問題の解決は非常に難しい事を現しているようにも思えます。先だってのナビスコ決勝もそんな展開でしたし。 日本代表のアジア予選は「勝てばよい」というだけを考える事にしたので(^^;それ以上は何も言う事はありません。来年気がついたらサクっと突破を決めていたら・・・そう祈る事にします。 改めて感じるのはチームとしての力のつけ方です。先日、僕も自分のフットサルチームで試合に参加しましたが、個々人のスキルは高くても、初顔合わせのメンバーが多く、お互いのプレースタイルを理解しながらどう崩していくか、といった組織的なプレーを行なう事がほとんどできませんでした。 一方で強いチームというのは個々人のスキルもさる事ながら、フットサル慣れしている、と感じるコンビネーションのよさを感じます。普段から高いレベルの中で試合を重ねることでできあがってくるものでしょう。 そういった意味から考えると、ジーコが比較的メンバーを入れ替えずに常に臨んでいるという姿勢は一方でわかりやすいものでもあると思います。ただし、これにはリザーブ選手のモチベーションを低下させやすい(要は頑張ってもどうせサブと思ってしまう)リスクもはらんでいます。 物事には様々な見方があり、どれが正解というものでもないでしょう。よかれと思ったことが悪い方に流れたり、悪いと思ったことが結果的に良い方に流れたり・・・ドーハでもジョホールバルとも違う最終予選。「勝つべくして勝つ」事の難しさと地味さと・・・悶々とした空気の続く05年。06年を楽しく迎える為の我慢の年はもうまもなくです。 **11月19日(金)掲載**
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いよいよ・・・ | ||
こんにちは。PIDEです。
先日のナビスコは残念な結果に終わりましたが、その後のリーグで苦しみながらも逆転勝利を収め、これで一気に!という雰囲気になりましたね。この清水戦がリーグ制覇の為に非常に重要な一戦であったと思います。第2ステージ。浦和は内容も結果も圧倒した試合が多かった。それがステージでもナビスコでもFC東京にキッチリ守られた。これは一番くやしい、「負ける相手じゃないのに・・・」という負け方。そして清水戦。やはり内容的には圧倒的に支配しながらも、先制される。 昨年までの浦和はどこかでつまづくとその後連敗を続け、優勝を逃すといった後半失速型のチームでした。チーム毎に不思議と色があるものです。序盤調子良くても中盤で失速し早々に優勝戦線を離脱。でも何か終盤に盛り返し、何ら優勝争いをしていないにも関わらず最終結果で上位にいる、、、などなど。この壁を超える事が何より難しいのですが、それを超えた感があります。勝ち切る強さを身に付けつつあるのでしょうか。 今の浦和とガチンコでぶつかる事のできるチームはちょっと見当たりません。戦い方はあります。FC東京が見せたような戦い方もその一つです。好き嫌いは別にしてその戦いは実に見ている人間を狂わせてくれるものでした。 まだ話をするには時期尚早ですが、まずは第2ステージ制覇。そして横浜とのチャンピオンシップ。その先にはアジアクラブ選手権を経て世界が見えてきます。 日本代表は世界のヒノキ舞台に立てるチームになりました。日本人が欧州リーグに在籍し、シーズンを戦っている光景も珍しくなくなりまし。次は日本のクラブが世界に羽ばたく番です。そしてこれこそが日本のサッカーを一番明確に発信できるコンテンツとなるはずです。なぜならそれは一過性でなく、短いながらも歴史作られてきたサポーターも含めた一つの世界があります。世界を戦ってきた外国人選手たちが浦和のサポーターを見て感動し、ずっと在籍していたいと思うのという事もその魅力を伝える一つのエピソードでしょう。 今のレッズスタイルが日本のスタンダードになったら・・・ 非常にファンタスティックな見ていて楽しいサッカーを楽しめるのでは???いろんなスタイルが多様性も一つの魅力に違いないのですが(^^; **11月12日(金)掲載**
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勝負のアヤ | ||
こんにちは。PIDEです。
3年連続で挑んだナビスコカップの決勝。 文化の日は国立で・・・、レッズサポにとって年間行事になりつつあるこの日のイベントは残念ながらFC東京の初戴冠という形で終わってしました。サッカーに判定があるならば、圧倒的大差でレッズ勝利。そんな試合内容でありながら、PK戦で苦杯を喫した結果は、過去何度となく繰り返されたサッカーの女神のイタズラであったのでしょうか??? この日のような試合はえてして優位に試合を進めていたチームが負けるというパターンが多いように感じます。PKは運以外の何物でもないと思いますが、追いつかれた側と追いついた側ではやはり精神的に後者の方が「負けて元々」と開き直りやすいのでしょう。プレーヤーである方は過去の経験の中でそういった試合を何度か経験してきている方も多いのではないでしょうか?「負ける相手じゃないんだけどな・・・」と後から振り返る試合もままあるものです。 サッカーはとあるライターの方の言葉を借りれば「不確実性のスポーツ」であると評されます。手よりも不器用な足を使い、どのようにもころがる「球」を使い、また得点が入りづらい。つまり守り切ることがしやすいスポーツなのです。ですから今回のように、内容で圧倒していても負ける事も起こりやすい。96年アトランタ五輪の日本vsブラジルなどはその典型でしょう。 しかし、だからこそ戦い方は無限に考えられます。ひたすら守りを固め、ワンチャンスを活かす。そんな戦い方は得点の取り合いであるバレーボールやバスケットボールではあまり使えない戦略です。オマーンと日本がやっても1点差しかつかない。逆に日本とブラジルがやっても1点差しかつかない、そんなケースはザラです。ちょっとした気の緩み、集中力の欠如で2点/3点と点差が開くこともある。本当に見ていて思い通りにならないケースの多いこと、多いこと。これほどストレスを溜め込むスポーツもないんじゃないかと思えるくらい。。。 それでも、また見に行ってしまう所にこのスポーツの深さがあります。これもリーグ戦制覇の為の産みの苦しみだと思えば少しは気も楽になるでしょうし。残すはいよいよリーグ制覇。こちらは十分射程距離。次の土曜日の試合にこのナビスコ決勝の結果を引きずっているようでないならば、その実現は非常に高いものとなるでしょう・・・ **11月5日(金)掲載**
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功労者とは? | ||
こんにちは、PIDEです。
ここの所、急激に冷え込んできました。僕の周りでも風邪を引いて体調を崩している人を多く見かけます。一方で「スポーツの秋!」と言われるように「する」にも「みる」にもよい季節。今年のレッズはすこぶる好調でナビスコ/Jの2冠も夢でない状況になりつつありますね(最後まで気を抜けませんが・・・)。 さて、ここの所消化試合となったW杯予選の最終戦、シンガポール戦の選手選考についてのジーコの発言が大きな物議を呼んでいるようです。皆様も既にご存知でしょうが、この試合にこれまで日本サッカーの発展に貢献した功労者を召集して、その功労を称えようというもののようです(マスコミの論調では・・・) それに対し、川渕キャプテンが賛同。ところがJクラブ/技術委員会/選手などからの反論などが報道されて、当の本人は休暇中で日本にいない・・・という状況となっています。 様々な視点での意見が出ているようですが、「当の選手たちがどう考えているのか?」という点が一番大切のように思います。今回の試合、位置づけとしては既に勝とうが負けようがいい試合をしようがひどい試合をしようが、その後の最終予選になんら影響を及ぼさない試合です(心理的な面はわかりませんが・・・)。今のジーコジャパンでは、仮に若手やベンチを暖めていた選手を起用しても次に何らつながらない!と思われても仕方のない所。 一体、日本代表とは何なのでしょうか? 功労者を讃えるのであれば、それなりの讃え方があるはず。それがこのシンガポール戦であるのか?監督は戦力は落ちない、勝ちに行く!と言っていると報道されていますが、では、オマーン相手だったらそういった事を考えただろうか? アジア杯、既に予選突破が決まっていた試合にもほとんどの選手を変えなかった采配など何ら筋の通っていないように端から見ていて見えて仕方ありません。 新聞紙面に上がっていた選手は本当に立派な人たちであろうと思います。彼らは今回の報道に対して特にコメントはしないでしょうし、仮にしたとしても「選ばれたら勝つために精一杯プレーするだけ」といった内容のコメントを残し、今、持ちうる力の全てをシンガポール戦に向けて注ぐ。そういった精神力を持った選手達であろうとも思います。 ・・・でも、でも、それは彼らの功績を讃える場として最適なのか?現役選手の全ての中で「現時点で」最高の選手のみが得られるステータス。それこそが「日本代表」であり、現役選手であれば、過去の実績に左右される事なく「現時点で」のパフォーマンスでこそ評価されるべき。それこそが公明正大な選手選考ではないでしょうか? **10月29日(金)掲載**
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浦和の強さ? | ||
こんばんは、PIDEです。
今年は例年にも増して台風が相次いでいる年ですね。先日のナビスコ杯準決勝も延期になりましたし・・・。そんな台風のおかげかどうかは定かではありませんが、レッズも3年連続ナビスコ決勝進出という結果を残しました。これはこれで素晴らしい事だなと思います。 さてさて、先日、そんな浦和の今年の快進撃の秘密について何かわかればとさいたま商工会議所青年部主催の「経営リーダー研修委員会」というものに参加してきました。今回のテーマは「レッズの成功に学ぶ」という事で現在J随一の観客動員を誇り、また優勝も視野に入っている名実ともにJを代表できるチームとなった浦和レッズの成功?(まだ途中かもしれませんが)の要因について、Jクラブ、自治体、サポ代表というそれぞれの立場の代表者の方がパネリストとして シンポジウムを開いたものです。 パネリストには浦和レッズの犬飼代表、さいたま市の相川市長、レッズサポーターグループ「URAWA BOYS」の角田リーダー。コーディネーターは大野勢太郎氏と豪華な顔合わせでした。 そこで話された内容も非常におもしろく聞くことができましたが、何よりこうしたイベントが行なわれる事自体がこの浦和の強さなのかなと感じます。 地域密着を謳うJリーグ。黒字クラブも年々増加傾向にあり、リーグ全体の観客動員数も過去最高を伺う勢いと、ここに来てJリーグも一過性の人気に終わらないリーグになってきているように感じます。 しかし、本当に地域密着できているクラブがどれだけあるのか?過去最高の観客動員数といっても、スタジアムの収容人員数のアップによる所でしょう。またごく一部のチームの人気におんぶにだっこでもあると思います。地域密着というけれども、その為に具体的に何をしているの?というと甚だ疑問に感じるクラブが多いように思います。 上記のような人たちが公開の場で、それぞれ直接話をする。それを一般市民が聞くことができる。そうしたナマの声、コミュニケーションがどれだけなされているのか。極秘会談で終わっていないのか?誰もがその情報を取得することができる環境が全ての始まりのように思うのです。 今回のようなイベントが一過性ではなく、いろいろな場で行なわれている事。これこそが浦和が現在強いチームとなってきている一番の要因のように思えます。 そんなイベントでした(^^) **10月22日(金)掲載**
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「勝つサッカー」と「魅せるサッカー」 | ||
こんにちは、PIDEです。
台風で予定が変わったナビスコ杯ですが、見事な完勝で3年連続の決勝進出。また昨年の興奮が蘇ってきました。対戦相手はFC東京。リーグで苦杯を味わった相手。今度こそは!の決戦となりそうです。 さて、ここの所快進撃を続けている浦和レッズ。その破壊的な攻撃力と前線からの激しいプレスで見ていても非常に楽しいゲームを見せてくれています。 一方、水曜日に日本代表のオマーン戦がありました。こちらは1−0。渋い勝ち方でした。アジア杯の再現のよう。この代表からはかつて感じた雰囲気とは違うものを感じます。見ていて楽しいか?と聞かれればNoと答える。でも負けない。このチームは(少なくともアジアレベルでは)簡単には負けない。そんな「負けない強さ」「結果を出す強さ」を最近感じるようになりました。少し前にやっていたU−23/19/17の代表にはまだ見られなかったどんな環境でも決してあきらめない、善戦ではない、結果を出す強さ。それは経験と精神力に裏付けられているのでしょう。試合開始からドンドンと攻めてきたオマーンですが肝心要のシュートが枠に飛びません。どんなに強いシュートでも枠に飛ばなければゴールする可能性はゼロです。不思議なもので田中のシュートブロックも運を味方につけた強さの象徴だったでしょう。。。 これまでJリーグでも日本代表でも「見ていて楽しく、強いサッカー」を求めてきました。でも、リーグでするサッカーと、日本代表でするサッカーは全然別物として考えなければいけないのではないか?そう思うようにもなってきています。 「代表は勝つサッカー」何よりもW杯出場はもはや最低限のノルマ。本大会でどこまで進めるか、欧州/南米/アフリカの強豪国とどのように戦って勝つか、までが求められます。もはや各大陸の中堅国レベルではアジアと同じように勝つ事が求められます。しかも「見ていて楽しく」。お互いが徹底的に研究をして臨む、負けたら4年待たねばならない勝負は毎年実施されるリーグとは根本的に意味合いが違う。これらの戦いにはまず何よりも勝つ。勝点3を取る事が最優先されます。常に勝点3を取れば優勝という結果しかない。極端な話。全て1−0であってもそれで優勝という結果は出るのです。逆に4−0、3−0といった派手な得点ショーを続けていても、肝心要の決勝戦で0−1と負けてしまえば優勝という結果は得られません。 代表の「勝つサッカー」とレッズの「魅せるサッカー」同じサッカーではありますが、その目指すべき目的は随分と違うのでは? **10月15日(金)掲載**
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