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燃える闘魂! サッカー命!
PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。
私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。

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第210回 Jリーグ中断、いざW杯へ
こんにちは。PIDEです。
GW大いに盛り上がったJリーグ。レッズは中断前最後の鹿島戦を4−0の圧勝で終え、暫定2位で終了。川崎Fの躍進は予想外でしたが、まずは及第点といった所でしょうか。圧倒的な戦力を整えた今年、それでも2位である事を悪く考える方もいらっしゃるかもしれませんが、4月2日の名古屋戦以降、徹底的に研究されてきた結果の事ですから、決して悲観する内容でもないと思います。昨年からのJ1リーグは長丁場。山あり谷ありはまだまだこれからです。そんな中、今年のレッズが他のクラブと比べ圧倒的に優位だと思えるのは選手層の厚さ。今のスタメンに仮にケガ人が出たとしても戦力を落とすことなく戦えると思います。例えばマリノスがマルケス、ドゥトラといった助っ人外国人が欠場し始めてからなかなか勝てなくなっているような、そういった事が考えにくい。長丁場だからこそ生きる選手層の厚さ・・・でしょう。

そして、日本サッカーはいよいよW杯本番に向けて最後の調整に入ります。93年ドーハの悲劇。97年ジョホールバルの奇跡。98年仏大会の3戦全敗。02年日韓大会のベスト16。気がつけば予選リーグ突破できなければNG、くらいに思われている空気を感じますが、W杯通算2勝4敗1分。日本で開催された試合以外では引分も勝ちもない。つまり勝点1も挙げられていません。98年アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカ。今年はオーストラリア、クロアチア、ブラジル。冷静に考えれば98年の時よりも厳しい組み合わせになっているでしょう。

先日のブルガリア戦では開始直後と終了直前に点を奪われ負けてしまいましたが、まぁここまできたら深刻になっても仕方がありません。必要なのはW杯で結果を出す事。W杯で結果が出れば英雄。出なければ戦犯。非常に厳しいハードルだとは思いますが、後は我らが代表を信じて共に戦うのみ。ガンバレ!ニッポン!!


**5月12日(金)掲載**
(PIDE)

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第209回 サッカーウェディング
こんにちは。PIDEです。
ゴールデンウィーク(GW)真っ只中。よい天気が続き、出かけるには絶好ですね。とは言え、僕はこの時期あまり出かけずのんびりと毎年過ごしています。海外に行く人、実家に帰省する人たくさんいるかと思いますが、どこへ行っても混んでるし、高い!こんな時期は家でのんびりしているのが一番。(お子さんがいらっしゃる家庭ではそうも言っていられないでしょうが^^;) GWは大体サッカーをするか、Jリーグを観に行っているか、そんな過ごし方をしています。今週末はホームで鹿島戦。前節の千葉戦ではまさかの完敗。中断前のラストゲーム、きっちりと勝って締めて欲しいですね。

さて、そんなGWの前半、30日に知人の結婚式に出席してきました。サッカー絡みで知り合ってもう6年以上たちますか、今回は新郎新婦ともに仲間内の式だったのですが、ちょっと変わった所で式を挙げました・・・。

サッカー好きな方であれば「スタジアムウェディング」というものがある事をご存知な方も多いと思います。埼玉スタジアムでも式を挙げられますよね?ただ今回はスタジアムではありません。場所は・・・

「日本サッカーミュージアム」

そう、御茶ノ水にあるJFAハウスの1F。ここで今回式を挙げたんです。近隣のホテルのウェディングプランの1つのようで、このプランを見つけた新婦が速攻で申し込んだ絵が容易に想像が尽きます(^^; 更に、今回の2人がこのプランで挙式をする始めてのカップルだった訳です。

式当日、ホテルに集合し、そこからミュージアムまで移動。通常はバーチャルスタジアムですか?それが見られる場所が式場に様変わりしていました。入場ではやっぱりFIFAアンセムが流れ、サッカーバカ丸出しの(^^; スタート。式次第は普通の式と大きく変わりませんでしたが、一つ違ったのはサッカーボールへの2人の署名。ボールに永遠の愛を誓うんですね・・・。

しかも!おそらく今回限り?なんでしょうか、そのボールには川淵三郎キャプテンの祝福メッセージが!!これは貴重な「お宝」になるのかなぁ、なんて思いましたね。ちょっとしたサプライズでした。

式終了後、ミュージアムの入口でライスシャワーで祝福、という場面があったのですが、その時に新郎が教えているサッカー少年団の子ども達が試合終了後にお祝いに駆けつけてくれていました。手作りのお祝いの品も持ってきてくれて何とも雰囲気の良い素晴らしい式でした。

サッカーが好きでもなかなかここまでやれませんけどね(^^; ただ、ウェディングでもサッカー色の濃いイベントプランが用意されるという時代が来たんだなぁとつくづく感じます。日常生活にサッカーが根付きつつある・・・そんな実感を強くした一日でした。

お二人さん、おめでとう。お幸せにv(^^)


**5月8日(月)掲載**
(PIDE)

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第208回 浦和サッカーの奥深さ
こんにちは。PIDEです。今週末からはいよいよゴールデンウィーク。JリーグもW杯中断前の最後の試合になります。

レッズはここを大宮、千葉、鹿島と対戦。前節清水に苦杯を舐め、今シーズン初の敗戦となってしまいましたが、この3連戦をキッチリと勝利を上げ、次に繋げて欲しいものです。

先週末からアメリカに住んでいる知人が日本に一時帰国をしていて一緒にフットサルなどを楽しみました。その知人Aくんはかなりのレッズサポで、アメリカに住んでいながらもほぼリアルタイムで情報を把握。自分のブログに戦評など書いてしまうヤツなのですが、日本に帰ってくるとあまりレッズが調子よくなく?仲間から「お前が来たから負けた〜」と言われるかわいいヤツです。

昨日も一緒にフットサルをしてその後少し話をしていたのですが、改めて浦和に住んで出会った彼のような仲間の存在のありがたさを感じていました。

僕の出身地はサッカーよりも野球が盛んな土地で、もちろんサッカー部もそれなりに人気はあるのですが決して埼玉/浦和のようにサッカーが身近に溢れている土地ではありませんでした。浦和に住んで7年がまもなく過ぎますが、単にJリーグのチームがあるだけでなく、元々非常に盛んな土地であった事もあり、日々サッカーに包まれる生活を送ることができます。

例えば浦和駅前。伊勢丹の前にはレッズの選手の足型や大きなパネルが展示されています。優勝などした時にはカップやトロフィーも飾られ多くの人が記念撮影をしています。居酒屋「力」を始め飲食店はレッズが溢れている店も多く、あの全国チェーンなコーヒーショップでさえレッズをテーマにしたドリンクを提供しています。もちろん試合当日は駅前がレッズの赤いユニ、Tシャツで歩いている人が溢れ、誰が見ても「あ、今日はレッズの試合があるんだね」とわかる状態。

僕の知人だけかもしれませんが、新潟にも知り合いがいる関係で年に1回、新潟で行なわれるレッズ戦の時に10数名で乗り込み、レッズ戦を観戦した後、飲み会で盛り上がり、一泊して次の日は現地の人たちとフットサルを楽しみます。こうした事をするにも当たり前のように最低限の人たちが集まってくれますが、逆に新潟の方が浦和に来られた時に同じ交流ができるかというとこれが難しい。試合を観に来ても日帰りしてしまったりなど、なかなか試合観戦プラスアルファで交流することができません。それだけ浦和の仲間の行動力?がスゴイという事なんですね。

自分もまさか部活をやめた後、社会人になってからこれだけ多くボールを蹴る機会に恵まれるとは思いもよりませんでした。この土地だからこそできた事だと思います。浦和はレッズができてから一気に知名度が全国に広がった、という事も一つ事実でしょう。しかし、レッズがこれだけの成功を納めている背景にあるそれ以前から脈々と続いているサッカーに対する想いの強さが結果として今のような状況になっているのかなと感じます。


**4月28日(金)掲載**
(PIDE)

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第207回 サッカー初心者にレッズ戦を見せてみた
こんにちは。PIDEです。
外を歩いていて気持ちの良い季節になりました。普段の仕事は営業なのでいつも外出しているのですが、今の季節は天気がよければ一駅くらい歩いてみたくなります。

さて、先週末埼スタの京都戦に行ってきました。今回は5人。ウチ2人は初のスタジアム観戦。と、いうよりもサッカー自体今までほとんど観たことがないという方々(^^; はたして楽しんでくれるのか?期待と不安を胸に東川口の駅で待ち合わせです。

不安・・・これはスタジアム観戦始めての方を連れて行く場合に必ずつきまとう感情。

「実は、サッカーの試合ってつまらない事が多い」

ちょっとしたカミングアウトかもしれませんが、特に負けが続くと大変。「喜ぶ/楽しむ」という感情とは無縁。「怒り/嘆き/落胆」などなど、むしろマイナスの感情を発する機会の方が多いのではないか。引き分けでも勝ちでもストレスの溜まる試合もよくある事。

・・・こうして書くと、「じゃあ何でサッカー観てんの?」っていう事になります。

実は、極々タマに、後に「伝説の試合」と語り継がれる試合に出くわしたりするわけです。例えば日本代表が始めてワールドカップを決めたジョホールバル。おそらくJリーグ史上最も美しいであろう鹿島アントラーズvs横浜フリューゲルスでレオナルドが決めたスーパーゴール。もっと時間を遡れば「マラドーナの神の手」・・・などなど。現地でその瞬間、生で見ていたという証言、こうした場面に遭遇する確率を高めるには数多くスタジアムに足を運ぶしかない訳です。

もちろんそれを狙ってスタジアムに行く訳ではありません。そもそも先ほど書いたマイナスの感情も含め、「楽しんでいる」事は多々あります。選手には申し訳ありませんが、「あの選手のあのプレーはダメだよね〜」とその日のプレーに文句を言いながら友人たちと酒を楽しむ、そこまで含めてサッカーを楽しむって事かなぁと思ったりもします。

さて、そんなつまらない事が多い?サッカー。その日の試合内容でつまらないと思われてしまうと次につながらないかも。となると・・・なるべく当たり外れのない試合に行こう。試合内容以上に当たり外れがないもの・・・レッズ戦ゴール裏だ!レッズ戦のスタジアムの雰囲気。これだけの臨場感を作り出せる空間は日本で数えるほど。実体験では仙台、新潟くらい。関東近郊でこの空気を作り出せるのはレッズしかない!と言う所がレッズ戦を選んだポイントの一つ。でもこうして初観戦の人を連れて行きやすい環境=楽しんで帰ってくれる確率が高い、と思えるというのは素晴らしい事でしょう。

お蔭様で、待ち合わせの東川口駅で真っ赤な人たちがあちらこちらに溢れている状況に驚き、すぐさまコンビニでレッズグッズに身を包みました(^^)狙いは大成功!結果も3−0と内容にも恵まれ、非常に喜んで帰って行ってくれました。


**4月21日(金)掲載**
(PIDE)

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第206回 目指せ未来のJリーガー
こんにちは。PIDEです。
先週末、何十年ぶりかで「小学校」と呼ばれる場所に行ってきました。浦和に住んだのは社会人からなのでどこが何小だかわからないのですが(^^; とりあえず今回は仲町小。六間道路沿いにある学校ですね。今年最後の桜を楽しみながら小学生のサッカーの試合を観戦してきました。知り合いの子が何人か大会に出場するという事で。

浦和の知人とフットサルを始めてもう4年近く経ち、始めた頃には低学年だった男の子が今年で早6年生。子どもの成長は早いなぁと感じつつ、自分が浦和に来て早7年が過ぎようとしている事実にかなり驚いています。。。

今回はどんな位置づけの大会だったかよくわかりませんが(^^; 近隣の仲本、駒場、仲町の3チーム総当りだったようですね。一応公式戦。今の子どもたちの環境(特に浦和だからでしょうか)を改めて見てうらやましいと思いました。

そもそも僕の小中学生時代には公式戦なんて年に数回(夏の大会と冬の新人戦)くらいしかなく、後はすべて練習試合。しかも大会はトーナメントの一発勝負ですから、小学6年の県大会予選の時には圧倒的に攻め込みながらもPK戦で負けるという非常にくやしい思いをした事もありました。そんな僕からすると、リーグ戦形式になる事で多くの実戦(公式戦)経験を積めるのは素晴らしいなと思います。

さらにBチーム同士の試合ってのもあるんですね。Aチームしかないとせっかくの試合経験をわずかな子(おそらく15〜20人くらい)しか味わえない。それがBチームがある事でもっと多くの子ども達が「主力」となって試合をする事ができる。ちょっとしたプライド、自信がつきますよね。

スポーツは「競争」ですから「ウマイ子」「ヘタな子」「勝つ子」「負ける子」が出ます。これだけ多くの子がサッカーをしている中で徐々に選抜され、多くの子ども達がJリーガーになる夢をどこかであきらめなければいけません。厳しく上を目指す子、その影にいる多くの競争に敗れた子ども達。だからといってそれは「ただJリーガーになれなかった」だけの事。その過程で得られた経験を活かして新しい道にチャレンジして、いつか自分で決めたポジションで楽しく生きる事ができたら、それは成功の一つのカタチでしょう。そのカタチは人それぞれあっていい。いろんな子がサッカーを楽しいと思える、そんな環境が少しずつでもできてきているのかな。少なくとも自分の子ども時代よりはよくなっているなと実感できた場面でした。

こうした体制が整備されている事は浦和のサッカーの素晴らしい所だと思います。多くの保護者、ボランティアの支えによって作られ、ここまで維持されている環境もこれからも続けていただきたい。そんな思いで見ていました。

それにしても今の子どもは本当に上手ですね。6年生のAチームの主力選手になると大人顔負けのプレーをします。ここ数年の日本サッカー強化/育成の結果がこうした子ども達を通じて現れてくれれば素晴らしいですね。


**4月14日(金)掲載**
(PIDE)

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第205回 勝つために必要な事
こんにちは、PIDEです。
先週末に満開になった桜も早散り始め、あっという間に過ぎ去っていきます。あたりは入学式シーズン。あちこちで初々しい人々を見かけます。あの初々しさを見習いたい・・・。

さて、先週末は埼玉スタジアムで名古屋戦。2週続けての観戦です。相性の悪さも過去の話、J開幕当時互いに低迷し続けていた因縁の相手ですが、Jトップクラスの陣容を整えるようになったレッズとは現時点で雲泥の差。ここは格の違いを見せつけてきっちりホームで勝点3奪取・・・とはいきませんでしたね。やっぱりサッカーは難しい。

サッカーに判定勝ちがあるのであれば、このゲーム間違いなくレッズの勝利。前半、圧倒的に攻め込んだ時間帯で1点でも取れていれば全く違った展開になっていたはず。最初から守備を固めてくる相手に対し、どう崩して点を取るか。永遠のテーマです。

今年のレッズ。基本的に全て「勝つ」事を求められる地位にあります。という事は、対戦チームはその強者に勝つためにいろいろと対策を打ってくる。特にサッカーの場合、勝つ事は難しくても引き分ける事は意外とできたりする。点を取られなければいいわけですから。1点も取れなくても1点も取られなければ0-0で引き分け。勝点1を取れます。

守備は攻撃に比べ、多少スキルが劣っていても対策が講じやすい。
1対1で負けるなら数的優位を作ればいい。ゴール前に人数を多くすればいい。今回、試合後のコメントを読むと、名古屋側は中央突破を防ぐためにボランチを従来の2人から3人に増やして臨んだ事を述べ、明確な狙いがあった事が窺われます。

一方で攻撃は最後の最後はやはり個人の力量です。どんなに素晴らしいお膳立てをして、後はゴールに入れるだけ・・・その入れるだけのボールを外してしまう。この試合もそういった信じられないプレーが見られました。ここは個人の問題でしかなく、きちんとボールを止め、きちんとボールを蹴れない選手では点は取れない訳です。

僕が草サッカーやフットサルを初心者の人たちと一緒に楽しむ場合、一番思案するのはこの点です。守備は我々経験者が声がけをしながら適切なポジショニングと素早い攻守の切り替えを促すことである程度抑えられる。しかし点は取らせてあげられない。やはり決めるべき人が結果として決める事が多い。蹴る技術、止める技術の重要性を再認識する一方、その技術は一朝一夕で身に付くものではなく、何度も何度もボールを蹴り、止める事を繰り返さない限り身に付かないものです。それはひどく単調な練習になりがちで、なかなか習得が難しい。

基礎練習はつまらない。単調なアクションの繰り返し。しかし、そこを疎かにせず取り組むことが素晴らしい選手への近道であったりする訳です。

蹴って、止めて、走る。たったこれだけのアクションをいかに速く正確に行なうことができるか。その追求でしか実のところないのかもしれませんね。


**4月7日(金)掲載**
(PIDE)

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第204回 レッズの春
こんにちは、PIDEです。
桜が満開になりました。ただ夜はまだまだ寒く、できればもう少し後で満開になればなぁと・・・。昼間はポカポカして外で歩いているのも気持ちいいですけどね。

さて、先々週末の横浜戦。水曜のナビスコ杯(FC東京戦)とどちらも勝利。水曜の試合は見られませんでしたが、横浜戦はスタジアムで観戦してきました。

・・・それにしてもスゴイですね、今のレッズは・・・

前半、お互い厳しいプレッシングの応酬でなかなかゴール前までボールを進められない状態が続きました。横浜はマルケスを中心に左サイド(レッズの右)を攻略しようと徹底的に突いてきます。ボールキープ率もマリノスの方が上回っていたでしょうか、それほど見せ場がないままに前半も終了しようかとした時にセットプレーからうまくボールが山田の前にこぼれ、落ち着いて決めて先制。

さらに後半開始すぐに相手のミスからワシントンが抜け出し、松田、中澤を翻弄しながら見事な個人技で2点目。結果としてこの2点が取れた時間帯が素晴らしかった。その後、マリノスは攻めざるを得なくなり、前掛かりになった所を効果的にカウンターでチャンスを作る、そんな理想的な戦い方ができました。終盤パワープレーに来たマリノスに1点を返されますが、すかさずその後、長谷部が見事なシュートを決めてゲームオーバー。完勝とも言える試合でした。

今のレッズを見ていて、逆に(相手側に立って)どう攻めよう、守ろうと考えてみると非常に難しい。ワシントンに注目が集まりがちですが、その他のメンバーも非常にコンスタントに得点を奪っている。ワシントンを止めれば何とかなる、かつてエメルソンがいた時代にはまだそんな雰囲気もありましたが、それが今はない。どこからでも点が取れる雰囲気があり、実際に取れている。

逆に守備面も3バックが非常に安定している。代表では守備を不安視され、裏を敵に狙われる三都主の左サイドも非常に好パフォーマンスを見せていて、仮に裏を取られてもそこには復調著しい坪井が控えている。。。

さらに!?小野、長谷部、坪井、三都主を代表で欠きながらもFC東京に2−0と勝てる層の厚さ。うーん、まさに向かうところ敵なし。この強さで一年間独走できるのか?その可能性は非常に高いと思えてなりません。昨年、前半戦を独走した鹿島、中盤からリーグを牽引したG大阪。いずれも最後まで持ちませんでした(G大阪は何とか振り切りましたが、後半の成績は非常に悪かった)。これはスタメンがケガや出場停止、疲労などによってパフォーマンスを低下した時に合わせてチームのパフォーマンスが低下してしまった事に一因があると思います。それが誰が出ても同様な力を出せる、それだけの選手層を誇っている、この事実が何より大きいと思うのです。

とはいえ、何事も「好事魔多し」、ひとまずはW杯による中断期間までの残り1ヶ月をきっちりと勝ち続け一気に引き離して欲しいですね!


**4月3日(月)掲載**
(PIDE)

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第203回
こんにちは。PIDEです。
今週はJリーグももちろんなんですが、何といってもWBCがありました。予選リーグ苦しんだ日本が奇跡の準決勝進出、そして優勝と素晴らしい結果を残してくれました。団体競技で日本が世界の頂点に立つのは一体いつ以来でしょうか。とかくサッカーと比較され、近年の国内リーグの低迷に暗い話題が続いていた日本プロ野球界ですが、今年はシーズン前に非常に盛り上がる話題を提供してくれました。浦和ではありませんが、埼玉県には所沢にライオンズがあり、エースの松坂が決勝戦で見事な快投。MVPに選ばれました。サッカーで例えればブラジルとは言えないまでもイングランドやイタリアといったあたりでしょうか。そう考えると松坂は差し詰めベッカムやトッティ??

「サッカーと比べて世界中でされていないじゃないか」とか、「組合せがおかしい」などなど批判的な意見も一部聞かれますが、決められたルール/規定の中で文句なく結果を出した日本にそうした批判はあまり意味をなさないでしょう。日本サッカーもいつの世界かこの栄冠を掴みたいものです。フィジカルやパワーで劣る日本でも伍して戦える、日本人だから、といった理由はこれから意味をなさなくなってくるのではないでしょうか。

また、今回王監督は日本野球に明確なコンセプトを与えPRする事に成功しました。こうしたスタイル「俺達の野球はこうなんだ!」という明確な意思。これは今の日本サッカーにはまだない事ですよね。これは王監督でなく別の人が監督をしたとしても世界と戦うためには同じようなスタイルを取るのではないかと感じます。具体的には投手を中心とした守りの野球。攻撃も一発ホームランを狙うのではなく単打とバント、盗塁を絡めたスタイル。イチローという選手はまさに日本人野球プレーヤーの典型だと思います。4番の松中もつなぐ事を意識したバッティングを行ない、5番多村でもバントを指示する。そうしたスタイルを多くの日本人が共有できるはずです。

しかし、サッカーにはまだそれがない。世界の強豪と比較し、足りない所を伸ばす事にまだやっきになっている。それはそれで大切なことかもしれません。ただそれでもそろそろ日本のサッカーはこうだ、という明確なスタイルを作り上げるべき時になってきているのではないでしょうか。

W杯には何だかんだで3大会連続で出場。欧州リーグで活躍する日本人プレーヤーも珍しくなくなってきました。もちろん優勝を目指すことは第一ですが、それでも日本サッカーを認めさせるには勝つよりも記憶に残る、鮮明な印象を各国に与える事も同じくらい大事だと思うのです。

これはクラブレベルでも同じ事が言えますよね。浦和レッズの色は何なのか?熱いサポーター。これも一つの色。ただピッチで展開されるサッカーの色は?となるとまだまだ選手、監督によって変わっています。変わらない色は何か?こうしたものを明確に第三者に伝えられるクラブに是非レッズもなっていって欲しいものですね。

今週末は横浜FMとの首位決戦。序盤戦の大一番。お互いに攻守にバランスの取れた両クラブの対戦は大いに盛り上がること間違いなしです。楽しみですね。


**3月24日(金)掲載**
(PIDE)

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第202回 観客動員数500万人突破!
こんにちは。PIDEです。
桜の便りも届き始めた今週、Jリーグは既に満開?な状態になってきました。今年は開幕だけでなく、もの凄くゴール数が多い。大味なのかもしれませんが、アグレッシブな試合がこの2節多く見られました。

レッズはホーム開幕戦、キッチリと磐田に快勝。まずは初勝利勝点3を奪えた事はよかったですね。試合を支配しながらも勝ち切れない、攻め切れない試合がここ数シーズン見られがちでしたが、ひとまずよいスタートの範囲ではないでしょうか。

そして!何より今回はホーム動員数500万人突破という偉大な記録を達成した事が一番のトピックなのではないでしょうかっ!93年開幕から足掛け14年目の偉業。W杯開催時に建設された大規模スタジアムが多くある中で、そのキャパを埋めきれるクラブはごくわずか。昨年1年だけを見れば新潟に観客動員では抜かれましたが、これまで築きあげてきたこの数字はクラブを長年に渡ってサポートし続けているみなさん全てが勝ち取った栄誉であると言えますよね。

僕は浦和に住み始めて7年になりますが、こちらに来て直接接したサポの方々は他の地域と比べてやはり印象が違う。試合を観に行く、とか応援する、といったスタンスを超えて「一緒に闘う」一試合終わるとグッタリ疲れてしまう、そんな事を語る人がいる。街中に普通にレッズのグッズ/ウェアを身に付けている人を見かける。駅前に様々なモニュメントがある。

昔ながらのサッカーどころは得てしてJクラブは新参者と見られがち。同じサッカーでありながら、地域のサッカー関係者と必ずしもうまくいっていない地域もあったりします。この地に住んで実感するのは政界/財界/Jクラブ/地域/サッカー協会、そして一般市民が皆それぞれの立場でレッズに関わり、まさにレッズが浦和の象徴として敬意と親しみをもって迎えられている。人口規模もあるかもしれない。大都市圏でこれだけの一体感は産み出しにくいし、小規模都市であればその効果はそれほど大きくなりきれない。

かつて、川崎V/横浜Mといった全国規模で人気を誇ったクラブがありました。その後、磐田/鹿島といった地方小都市が覇権を奪った。そして、今、元気があるのは浦和、新潟を中心とした人口50万〜100万規模の地方中核都市。時代の移り変わりが激しい中、戦績は紆余曲折ありながらも一貫して強い地域の一体感、高い観客動員を誇った浦和という土地は素晴らしいと改めて実感する「500万人」という数字でした。


**3月17日(金)掲載**
(PIDE)

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第201回 Jリーグ開幕!
こんにちは。PIDEです。
Jリーグ開幕に合わせるかのように僕の体を花粉の群れが襲ってきました。特にここ数日はかなり激しい攻撃で体力激しく消耗中です。せっかく気候がよくなって、Jリーグが始まって外に出る事が気持ちいい季節なのに・・・毎年の事ながら散々です。

さて、先週末の開幕戦。レッズはアウェーでガンバと対戦。開始早々、山田のクロスにワシントンが頭で合わせてあっという間に先制。これは何点差がつくのかっ!と思いきやその後は沈黙。。。後半加地の得点で同点に追いつかれ、結局引き分けの勝点1という結果で開幕戦を終えました。

1週間前に同じガンバと対戦し、相手が対策を講じてきた事。三都主と加地。山田と家長。序盤、三都主は加地の攻撃に必死に喰らいつき、山田は先制点のアシスト含め、うまく攻撃に絡みましたが、時間が経つにつれ、両サイドの優位が相手方に移ってくるとなかなか攻めの形が作れなくなりました。それでもワシントン、ポンテ、小野、長谷部が攻撃に絡み、鈴木が中盤の底でバランスを取り続ける事でいくつかのチャンスを作り出しますが、個々のコンディション不良や連携不足の面は否めず、最後の最後で詰めを欠きました

とは言え、こちらは試合を重ねるにつれて解消されてくるはず。悪いなりにアウェーで昨年度チャンピオンチームから勝点1を奪えたと。次はきっちりホームで勝点3を得られればOK。個々の選手のスキルはそれでも他チームを圧倒しているのでキッチリ勝っていければ、気がつけば独走。そんな状況も十分ありえるのではないでしょうか?

それにしても、今年の開幕戦は派手なゴールショーが多かったですね。柳沢、我那覇のハットトリック。久保が2点、佐藤寿、巻、小笠原、加地、田中誠などそれぞれ1点。ドイツW杯での代表の座を狙う選手たちの活躍が目立ちました。また、ウェズレイ/マルケスなどJ復帰組の外国人も期待に応える活躍。今年は各チームの前線が非常に魅力的です。

浦和のワシントン、ポンテ、田中達。横浜の久保、マルケス。広島の佐藤寿、ウェズレイ、G大阪のマグノアウベス、フェルナンジーニョ。C大阪の西澤、森島、古橋。鹿島の柳沢、アレックスミネイロ。昔から名前のある選手たちばかりなんですが、組合せがいいのでしょうか、期待を抱かせるコンビ、トリオが多い印象を受けます。

交代選手も5人から7人に増え、より攻撃的なJリーグに生まれ変わる。そんな予感がプンプンと漂ってきた開幕戦でした。まずはW杯までの期間にどれだけの活躍ができるか?代表の座を目指した激しい戦いに大注目です。


**3月10日(金)掲載**
(PIDE)

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全320件中  新しい記事から  111〜 120件
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