PIDEです。毎週金曜日に、このページに登場します。よろしくお願いします。 私は旧浦和市の某町に住んでいる熱狂的サッカーファンです。 子供の頃からサッカーに興味を持ち、今に至っています。スポーツはサッカーだけではなく、スキーなど、いろいろやっていますが、中心はやっぱりサッカーになりますね。 実はNPO 日本サポーター協会にも所属しておりまして、サッカーに関連するいろいろなことに首を突っ込んだりしています(^^ゞ。 このページで皆様とサッカーの話で盛り上がれればいいな、と思っています。 |
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Jリーグ再開 | ||||||||||
こんにちは。PIDEです。
いよいよ、先週末からJリーグが再開されましたね。僕も早速仲間と一緒に「浦和vs磐田」戦を観戦に行きました。 先々週の回に「Jリーグを見に行こう!」ってな事を書きましたが、すごかったですね!埼玉スタジアム。当日券販売なしの大入り(^o^)W杯によるリーグの中断期間中レッズに飢えていた人たちがかなりいたのかな?と思えるくらいスタンドは真っ赤にそまり、また磐田のサポも結構多くきていたようで、アウェー側スタンドの半分弱はサックスブルーに染まっていました。 たまに「W杯はレベルが高いからおもしろいけど、Jは低いからおもしろくない」といった話を聞くこともありますが、そんな事はない!スタジアムの雰囲気は決してW杯に劣っていたとは思わないし、むしろ今回の方が良かったようにも思えました。 そんな雰囲気に後押しされたのか、ゲームの方も点の取り合いの「見ていて」おもしろい試合でした(「応援していて」だとちょっと結果が伴なわなかったので(ToT)な人も多かったと思いますが…) 試合中、周りを見渡してみて思ったのは、家族連れが多かった事。テレビでも少し出ていましたが、今までお父さん一人で見に来ていたのがW杯で家族も興味を持ってみんなでやってきたとか…こうした話を聞くと、W杯を見てサッカーに興味を持ってくれた人が少しでもできたのかなと。スタジアムへ始めてやってきた人たちが「おもしろかった」と言ってまた来たいと言ってくれる事。試合後ジュビロの中山選手もインタビューでそうした趣旨の話をしていましたが、選手には是非気持ちの入ったプレーでリピーターを増やしていってくれればと期待します。 おもしろいかおもしろくないかは、「レベルの上下」よりもむしろ、「どれだけ選手の気持ちが感じられるか」にあると思います。そうした意味でも先日のサイスタの試合はおもしろかったです。また見に行こうって気になりますね(^o^) 「ちぃたん」さんレスありがとうございますね。W杯中いろいろと物議をかもした日本人「サポ?」の大騒ぎですが(^^;、先週の試合を見る限り今までのJの雰囲気と変わらなかったし、ホントすごく良い雰囲気だったと思います。W杯を通じて新しくサッカーに興味を持ってくれた人たちが少なからずいた。という事が何より僕にとっては嬉しかったですし、何より「見る側」も慣れている人たちが多いですから、無法地帯のような状況にはなりえないだろうなと思ってます。 **7月19日(金)掲載**
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サポーターたち | ||
こんにちは。PIDEです。
毎朝見るワイドショーでは随分と減りはしたもののまだサッカーの話題が出てきます。ついこの間まで誰も話題にもしなかった内容を見聞きすると、W杯が日本人に与えたモノというのは意外と大きいのかもしれません。 さてさて、今日は一つあるサイトのご紹介から始めます。<a href="http://www.supporters.jp/sp2002/" target="_blank">「サポーターズ・プロジェクト2002(SP2002)」</a> まずは一度皆さんこちらを覗いて見てください。そしてその後で以下の話を読んでいただけたらと思います。 ここにいる人たちは誰でしょうか? ベッカムでも、カーンでも、ロナウドでもありません。これらの人たちは「私たち」です。決して有名ではない。しかし、誰もが知っている。愛すべき「隣人」たちです。彼らは誰一人ピッチの上に立っていません。ボールに一度も触れてすらいません。それでも彼らがいなければ、W杯というゲームは成立しません。 ・・・彼らと触れ合った日々を思い出しました? 決勝戦で会ったドイツ人のオヤジに言われました。「2006年は俺の所へ来い!泊めてやるから!!」おいおい、だったら住所でも連絡先でも教えろよ(^^; ベスト16の新潟で、少しの広場でリフティングをしていた日本人とイングランド人に蹴らないよう警備員さんが注意にきました。彼らは人がボールに集まってくる事を避けたかったようです。ただ、警備員さんが来るたびに「これはフットボールだよ(ただ遊んでいるだけさ・・・そんなニュアンスに聞こえました)」 「僕らはフーリガンじゃないよ(そんなに目くじらを立てないでくれよ ・・・やっぱりこんな風に聞こえちゃいます)」 そんなやり取りに少しやるせなくなりました。 今回のW杯、海外からの評価は上々のようです。特に、 「フーリガンが暴れる隙すらない」 「非常にフレンドリー」 「純粋にサッカーを楽しむ」 欧州や南米では生活の一部となり「闘う」部分があまりに全面に出すぎてしまっている感もあるが、純粋に「楽しむ」という点では、各国のユニフォームを来ていた日本人の「楽しみ方」は新鮮に写ったようです。 大会直前あれほど騒がれた「フーリガン」たちは一体どこに消えてしまったのでしょうか? 根拠のない面白おかしく仕立て上げられた報道にどれほど多くのイングランド人が気を使っていたでしょうか? <a href="http://uk.sports.yahoo.com/020621/59/d1nb2.html" target="_blank">この写真</a>が、僕の身近では話題の一つになっています。こんな彼らをどうして「フーリガン」などと呼べるでしょうか? W杯で世界最高水準のサッカーを楽しむ。それこそがW杯最大の楽しみ方ですが、一方でその楽しみを享受する為に集まる「僕たち」にも大きな楽しみの種がつまっていました。 「大会前に騒がれていたこと」は何だったか? 「大会期間中に自分自身が体験したこと」はどんな事だったのか? 大会が終わり、再度振り返ってみてはいかがでしょうか? **7月12日(金)掲載**
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Jリーグを見に行こう! | ||||||||||
こんにちは。PIDEです。
大波乱のW杯も決勝戦はドイツvsブラジル。ロナウドの2得点でブラジルが5度目の優勝を飾りました。最後はやはり伝統国同士。非常に見ていておもしろい試合でした。 さて、決勝戦からまだ1週間経たない内にサッカー界は次に向けて慌しく動き始めました。 日本代表監督にはここにきてジーコの当確ランプが点きつつあるようです。また、鹿島の秋田は既に試合にも出ていましたね。横浜の中村俊輔はセリエAへの移籍が確定したようです。そして13日からJリーグが再開されます。TOTOも再開されましたね。 今回のW杯。日本代表は自国開催の最低ノルマとも言われていたベスト16を見事達成しました。始め「どれほど盛り上がるのか」と心配されていた大会も日本戦以外の試合の視聴率も軒並み高かった(決勝戦は65%にも達しました)事から考えると、「世界で活躍する日本」だけでなく「サッカー」というスポーツ自体をより多くの人々が見てくれたのではないでしょうか? 今回のW杯が日本にどのような影響を今後与えていくのか? 次回ドイツで行なわれるW杯に日本は出場できるのか? (アジア予選がありますから…) 冒頭に書きました代表監督の人選、主力選手の海外移籍も含め、これからの4年間をどう過ごすのかがまた、大事になってきます。 そこで、是非今回W杯を見てサッカーに興味を持った方々に! 「Jリーグを見に行ってみてください!」 監督がどうなろうと、少数の主力選手が海外に羽ばたこうと、日本サッカーの今後の基盤となるものは「Jリーグ」です。Jリーグで優秀な選手が育たない限り、選手の海外移籍もこれ以上のW杯での活躍もありえません。 実際にJリーグを見に行って世界との実力差を感じてみてください。つまらない、やる気のない試合をした選手にはどーぞ暖かい「ブーイング」を。つまらない試合の楽しみ方はイングランドの人達が教えてくれました。始め、つまらなくても、4年後の日本代表の勇姿を見たければ是非足を運んでみてください。みなさんなりの楽しみ方を探してみてください。 今回のW杯を見た方であれば、わかるかと思いますが、スタジアム観戦のおもしろさは何も選手達のスーパープレーだけではありません。アイルランドやイングランド、メキシコ、カメルーン…そんな国々のサポーターの人達をみなさんはどれだけ見たでしょうか? 彼らの応援が選手にやる気を与え、また試合全体を盛り上げます。満員のスタンドと、閑散としたスタンド。どちらで試合をやるかによっても随分と試合内容自体も変わってくるはずです。 何もW杯でないと体験できない事はありません。何しろ浦和には日本一「熱い」サポーターがいます。彼らの応援のおもしろさは十分通用すると感じます。あのイングランドスタイルの応援を今回のW杯のイングランド戦の時に、日本人がみんなやっていたらひょっとしたらイングランドはもっと上に行っていたかもしれない…そんな事すらスタジアムにいて感じるくらい、日本にも「見るべき」応援をしている人達がいます。 今度の13日は埼玉スタジアムで「浦和vs磐田」戦ですね。W杯の会場で、今度はJを。おそらく日本戦はどうかわかりませんが、それ以外の埼玉で行なわれた3試合よりもスタンドは「熱い」はずです。 みんなでJリーグを見に行こう!! **7月5日(金)掲載**
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韓国について | ||
こんにちは。PIDEです。
水曜日に埼玉スタジアムで準決勝が行われ、ブラジルとドイツが見事、決勝に駒を進めました。過去のW杯でそれぞれ優勝を4回、3回としているにも関わらず、過去一度も対戦した事がないという両国がいよいよ激突する事になりました。フランス、アルゼンチンのグループリーグ敗退や韓国が並み居る強豪を押し退けての大躍進と、ここまで、波乱の多かった大会ですが、最後はやはり落ち着くところに来たかという印象です。それでもこの両国の対戦という意味では「波乱」には違いありません。 今大会、特に注目を集めたのが「韓国」でありました。特に、日本がベスト16で敗退してからというもの各マスコミがこぞって「韓国がんばれ!」報道を始めました。その韓国はグループリーグ最終戦のポルトガル戦勝利の勢いに乗って、イタリア、スペインを撃破して準決勝でドイツ相手に力尽きました。 そんな韓国の躍進を、快く思っていない人がいます。私です(^^; 変な意味じゃないですよ。正直くやしい、めっちゃくやしい。くやしくて、「日本が負けたから同じアジアの韓国を応援しよう」なんて決して言えない。生まれて初めてドイツという国を応援してしまったくらい・・・ 誤解がないように言いますが、僕は韓国という国そのものが嫌いな訳じゃないです。大学4年の時に初めて、訪れて今回の期間中にも全州まで行きましたが、料理はおいしいし、人は親切だし、かなり行きやすい外国の一つです。飛行機乗って2時間ですしね。友人にも韓国の人もいますから・・・ でも、サッカーだとか野球だとか勝負事になるとダメなんです。韓国より上に日本がいないと気が済まない。これは巨人には絶対に負けたくない阪神星野監督のような気持ちでしょう。やっぱり勝ちたい。これが中国だったらそこまでの気持ちにならないかもしれない。 これは、やはり韓国のことをライバル視しているからの事なのでしょう・・・ ここ一番でいつも立ちはだかってきた韓国という存在を意識しているのでしょう・・・ とはいえ、最近韓国の躍進に水を差す報道が一部されています。ご存知の方もいらっしゃるでしょう「審判の誤審?」についてです。確かに微妙な笛が吹かれたのは確かです。スペイン戦の時のものを見てもゴールラインを割っていたとは思えません。一部では「不正」という話も 出ています。 しかし、こういった事で韓国がベスト4に進出したことを貶める行為はどうかと思います。仮に「不正」が行われたのであればそれは決して許せないことですが、現段階ではあくまで「誤審」のレベルでしょう。確たる証拠がある訳でなし。 「誤審」はいつの時代もついてまわります。イングランドとアルゼンチンの「因縁」も微妙なゴールの判定がいつも大会になる毎にクローズアップされます。 今大会のレフェリングが高レベルであったか?と問われると疑問な所は多々あります。日本戦でもありました。フランスにもありました。そうした全体での話であれば今回の反省として議論されるべきものであると思います。 しかし、ある特定の国だけにターゲットを絞り、批判めいた言動をするのはいかがなものかと思います。イタリアやスペイン、当事国の国民であればでしょうけど(日本があんな笛吹かれてたら本当に怒っているだろうから^^;) ともあれ、いろいろと考えさせてくれる大会である事は確かでしょう。これが今後のよりよい方向へ向かってくれればよいのですが・・・ **6月28日(金)掲載**
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W杯クライマックス | ||
こんにちは。PIDEです。
いよいよW杯も残すはベスト8のみ。グループリーグの頃は毎日3試合が組まれていて、明けても暮れてもゲームが行なわれていましたが、さすがにここまでくると試合のない日も出てきて、少し淋しくなってきました。 さて、淋しいと言えば我らが日本代表。決勝トーナメント進出を決め、次の相手がトルコ。前日の試合ではセネガルがベスト8進出を決めて、すわ日本はひょっとしたら埼玉の準決勝も…こんな事を考えた人は案外多かったでしょうか? 私はそうでした(^^; 今振り返ると、こういった思考を持ってしまった事自体が甘かったのかと。日本は選手、監督、サポーター誰もがベスト16に進出した時点でホッとしてしまったのかと。一度張り詰めていた緊張感を一旦解いてしまうと、その後、再度緊張感を高めるのはすごく難しい。 日本が負けたその日の夜、韓国はイタリアに勝ちました。スタンドの雰囲気、選手の気迫。その数時間前に見た日本代表の試合とは全てにおいて画面から伝わってくる空気が違いました。そうした比較対象があったからこそより鮮明に「何で日本代表はもっとファイトできなかったのか」という何ともやりきれない思いになってしまいました。これは、日本全国の空気によったのかなと。満足してしまったのかなと。 トルコ戦終了後、すごい脱力感に襲われました。それは、その試合に「負けた事」よりもこの4年間のトルシエジャパンがここで「終わってしまった事」に対する思いです。近年これだけの長期間に一人の人間が監督の座についていた事が(少なくとも私が代表の試合を見始めてからは)なかった。そしてトルシエのもと、ワールドユース、シドニー五輪、アジアカップ、コンフェデレーションズカップ、そしてW杯と公式戦では一番最初の南米選手権を除き、すばらしい戦績を残した彼が本当に去ってしまうのかと思うと何とも淋しい気分になります。 ただ、そうは言ってもまた2006年がやってきます。その時により高みに行けるように、その為にはJリーグの盛り上がりが必要ですし、今大会各地に作られたスタジアムの有効利用が欠かせません。その時その時の一時の盛り上がりだけでなく、4年後本当により強い日本を作っていくためにはこれからの4年間を選手だけでなく、私たちサッカー好きがどのように取り組んでいけるのかを考えていければと思います。 今日ブラジルvsイングランド。楽しみです。W杯も後8試合。祭りの終わりまであとわずか。最後まで楽しみましょう(^o^) **6月21日(金)掲載**
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韓国旅行記 6月10〜11日 ポルトガルvsポーランド 全州 | ||
こんにちは、PIDEです。いよいよ日本グループリーグ突破に向けての大一番ですね。きっと今夜はどこの家でもお祝いになっていることでしょう。そんな日本戦の前に、ちょっと韓国の様子もお伝えできれば思います。韓国1泊2日の旅行記を・・・もし、この後行かれる予定のある方がいればご参考になればと思います。
07時30分:成田エクスプレスで東京から成田へ 08時30分:成田空港第2ターミナル到着。フライトまで1時間30分。お金をATMで下ろすのと、最初のゲートで思った以上に並ぶ。余裕を持って行ったつもりが結構ギリギリに・・・。飛行機はアシアナ航空。往復34,000円なり。 11時00分:予定より約1時間遅れてフライト。思った以上に混んでいたこと、搭乗ゲートがバスで移動する場所だったこと、滑走路が混んでいたことなどが重なって、遅れることに。 <B>〜飛行中〜</B> 隣に座っていたAくんに声をかけられる。かなりの猛者で既に韓国はこの大会で3回目との事。レッズサポ。チケットを20数枚持っていた。とても頼りになりそうだったので、全州まで同行することに。彼に見せてもらったガイドブックで一番役に立ちそうだったのは、「指差し外国語?」いろいろな例文が書かれていて、その文を現地の人に見せればコミュニケーションできるもの。何カ国語かで出ているらしい。 13時00分:フライト時間はほぼ予定通り。韓国にて日本円をウォンに交換。知人のアドバイスどおり、こちらで交換した方がレートがいい。10,000円で1,000円くらいレートが違う! 空港には携帯電話のレンタルが。docomoなどとローミングできるものもあるようだが、この場合、日本から電話もかかってくる。その時の料金は自分持ちらしい。つまり国際電話代がかかってきても必要となるので、ローミングサービスできるものにするかどうかはご判断。 空港から全州までのアクセスを探る。一番便利そうなのは、空港からの直行バス。片道22,000ウォン。この時には、タイ在住のBくん。僕と同じく1泊2日の強硬日程のCくんと合わせて4人パーティに。バス乗場の前は長蛇の列。30分間隔でしかバスが来ないらしく、ちっとも動かないので、4人でソウルまでタクシーで行くことに・・・。ちなみにチケット代は払い戻してくれました(日本語もOKだった) 15時20分:ソウル高速バスターミナルに到着。空港からは一般タクシーに。メーターは約46,000ウォン。しかし、タクシーの運転手が高速代(空港からソウル付近まで高速道路を使う)合わせて80,000ウォンを請求してきた。料金所で運転手がいくら払ったか確認せず、高速道路の料金のレシートを見せろと言っても、「ない」と言う。ここでタイ在住のBくん。ボッタクリには慣れてるらしく、「それは取りすぎだ」、「そんなに払ってないだろう・・・」と強気に日本語でアピール。向こうは韓国語でのたまうが、こっちも何言ってんだかよくわかんない。挙句の果てには「ディスカウントであと10,000ウォン(先に50,000ウォン払っていた)よこせ」と言ってくるので「ディスカウントって何だよ!」って事になり、結局あと4,000ウォンくらい強引に「これだけ!」って言って、降りる事に。タクシーにはご用心・・・ 15時30分:バスターミナルにはW杯観戦者用の案内所があった(といっても、貼り紙がしてあって鉄の扉なので目立ちにくい)。その中には日本語ができる人がいたので、その人に全州まで行きたい旨を告げる。全州行きのバス乗場は別の建物だったので雨の中走る。チケット売り場は並んでいたが、別の会員向けの売り場に案内してくれて一通り手配までしてくれた。一人約15,000ウォン。ちなみに「全州」と「清州」。日本でカタカナ読みだとどちらも「チョンジュ」微妙に発音が違う。「全州」は始めの音がJに近く、「清州」はCに近い。アクセントは「全州」が後ろ、「清州」が前・・・かな?自信なし。漢字を書くのも手か。 <B>〜バス移動中〜</B> バスは快適。フットレストもついていて寝るには十分。周りに日本人が多かったので、ぐっすり睡眠を取る。ただし、用心をするに越した事はない。 18時30分:途中一度のトイレ休憩を経て、全州のICを降りるとすぐそこがスタジアム。全州のバスターミナルまで行くのかと思いきや、スタジアムで止めてくれる。こうした所に親切心を感じた。 (↓につづく) **6月14日(金)掲載**
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韓国旅行記 6月10〜11日 ポルトガルvsポーランド 全州(つづき) | ||
<B>〜試合前〜</B>
スタジアム付近を散策。ポルトガル人よりもポーランド人の方が多い感じ。ブース的には日本と大差なし。ただし、チケットを持っていない人が立ち寄りがたい雰囲気はなし。当日券をスタジアム側の売り場で販売していた。カテゴリー1が192,000ウォン、カテ2が128,000ウォン、カテ3が76,800ウォン。僕が日本で購入したTSTチケット20,000円より安いか・・・。売り場のすぐ側にはダフ屋がいて、2時間前でカテ1で10,000円。何だかなー(注)ここでの金額は、換算していません。現地で「ウォン」で会話をしていた時には「ウォン」、「円」で話をしていた時には「円」で書いています。 食べ物はスナック菓子とジュース、ビール程度。その後Bくんのどうしても「全州ビビンパが食べたい!」という熱い思いから近くに店がないか探すことに。しかし警官に聞いても「Nothing」の返答。スタジアム側の大きな通りを歩いてみるが、ビールにカップラーメン、スナック菓子を売っている駄菓子屋はあるが、見つからない。 ここまでか・・・なんて思っても、それでもあきらめきれないBくんの聞き込みが 続く。Bくんは韓国語はわかりません。Aくん持参の「指差し外国語本」を片手に何とかコミュニケーションを図っていくと、ボランティアのおじいさんが今まで見ていた方向とは別の方向を指差します。そちらに歩いていき、交差点の交通整理をしていた人に話しかけると先に見える縦看板の店でビビンパが食べれるって!なんだ見える距離にあんじゃん!何事もあきらめない事が大事。Bくんエライ!結局その店でユッケビビンパ8,000ウォンを頂く。美味。ちなみにただのビビンパは6,000ウォン。他に焼肉などいくつかあったようだが、ハングルで書かれていたので判読は困難。ビビンパくらいはハングル覚えておいた方がよいかも。(ちなみにこの店はスタジアムバックスタンド側を背にして、交差点を左斜め前に行った道の左側にあります。全州に行かれる方。スタジアムすぐ側なので、ご興味があれば行ってみてください) 20時30分:ポルトガルvsポーランド戦を観戦。スタンドは結構急勾配で2階席前方ながらピッチは近く感じた。大降りの雨に見舞われたが、若干降りかかるもののそれ程苦にはならず。韓国では韓国人がそれぞれの国を応援するということをしているようで、韓国人によるポルトガル、ポーランドそれぞれの国の応援合戦がされていた。歓声はポーランドの方が大きかった印象。韓国人的にはポルトガルに負けて欲しかったのだろうか・・・ <B>〜試合後〜</B> Bくんが夜行バスでソウルに戻る為、全州のバスターミナルへ。そのバスターミナル行きのバス停付近は大混乱。どこにどう並べばいいのか、訳がわからず、メチャクチャ状態。ヒドイの一言。子どもは泣き出すし・・・。日本語ができる人がそれほどいなかったのか、どこに並べばいいのかは周りの人と話をしながら何とか並ぶしかなかった。駅へ行くバスはそれほどの混雑はなかったらしい。 <B>〜高速バスターミナル〜</B> 結構遅くまでやっているらしい。Bくんは無事チケットを手に入れてここで別れる。彼はその日のうちにソウルへ帰り、仮眠してソウルを少し観光した後、夕方5時の便でタイへ帰るとの事。韓国へ来る前は日本にいて、チケットがないまま横浜にいたらしい。やっぱいるんだ、そういう人も。 その後、バスターミナルのボランティアの人にお願いして、ホテルまでの道をタクシーに伝えてもらう。ホテルは全州駅側のモーテル。住所がわかるものは持っていたが、地図は全州駅側というところまでしかわからなかったので、タクシーが入口前まで道を聞きながら、行ってくれなかったら雨の中、どうなっていたかわからない。コワモテの運ちゃんに感謝。 宿泊はモーテル(^^;ここまで来たら、もう何も言うまい・・・。入口で僕の航空券その他を手配をしてくれた代理店(の代理店)の女性がフロントで店主と口論中。韓国語は語気が強いからどんな会話をしているのかわからんが、ほとんどケンカ口調。とりあえず部屋に案内してくれた女性は多少日本語を話せたので、助かる。部屋は・・・詳細はナシ。とりあえず不自由はナシ。テレビで今日のポルトガル戦を見る。NHKのBSは視聴可。 <B>〜次の日〜</B> 朝目が覚めると、10時ちょっと前。18時50分のフライトに間に合うかどうか、電車の所要時間と、運行間隔がわかんないので、慌ててチェックアウトをして出る。駅まではすぐ側。韓国の特急はセマウル号だが、ソウル到着が15時ごろのものしかないという事で、10時14分発のムグンファ号に乗る。ソウル到着は13時48分。金額は12,100ウォン。韓国は交通費が安いという話を実感。駅では英語で通じる。日本語がわかる女性もボランティアでいてくれた。 ソウル駅からはリムジンバスで空港へ。10,000ウォンなり。所要時間は1時間程度。14時20分発。15時30分には到着。空港の日式料理店でうどんを食べ(やっぱり微妙に味が違う。8,000ウォン。ちょっと高め)、おみやげを買い、フランスvsデンマークを見る。ああ、フランス・・・こんな形で終わるとは・・・ちなみにこの試合は仁川。見てから帰りゃよかったかなー。 韓国へ行って驚いた事は思っていた以上にアルファベット標記が見当たらないこと。ソウル街中は違うかもしれないが、全州ではほとんど(交通標識以外)見られなかった。簡単なハングルは覚えておいた方がベター。全州は遠い。1泊2日は結構きつい。試合を見て、泊まった以外はほとんど移動時間に取られた。 ・・・でも、ルイコスタのプレーが見れただけでいっか〜・・・ **6月14日(金)掲載**
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W杯開幕! | ||
こんばんは。PIDEです。
いよいよですねー。いよいよ始まりましたねーW杯!! 開幕戦でいきなりフランスが負け、6日もウルグアイと引き分け。次の試合次第では、前回王者の予選敗退も・・・ 日本がベルギーと引き分けて、勝ち点1。勝ち点を獲得できた事が何よりでした。 そんなW杯を皆さんはどのように楽しんでいますか? 僕は、1日に新潟の「アイルランドvsカメルーン」を観戦してきました。今日は、その時の街の様子をレポートしますね。 試合は15:30開始でしたが、朝8:00過ぎの新幹線で大宮から新潟へ向かいました。まだ時間が早いからゆっくり座って寝ていけるかな?と思っていたのですが、新幹線がホームに入ってくると、中には緑・ミドリ・緑・・・ アイリッシュの人たちです(^o^)やっぱこんな早い時間からでも行くんだなーと実感。いよいよW杯が日本で始まったんだと実感した瞬間でした。 新潟駅に着いたのが10時ごろ。ホームに降りた途端に前方から大きな歌声が響いてきました。そう、アイリッシュの人たちの歌い声です。代表のユニフォームを着て、国旗をマントのように背にまとい、角つきの帽子にハンマー(ビニールボールみたいに中に空気を入れたものね)を手にした見るからに「サポーター」。一緒に騒ぐ人、写真を撮る人、新潟駅は着いたすぐから大騒ぎです。 とにかくアイリッシュの人たちは陽気です。眼が合えば声をかけ、歌い、一緒に写真を撮る。すでにお酒も入っているんでしょうが、そこには事前に心配されていたような危険な空気は全くありませんでした。 スタジアムまではバス待ちの列が50分と出ていたので、歩くことにしました。距離としては4kmぐらいでしょうか。歩いて1時間弱。天気も良かった(というか異常に暑かった^^;)ので、それほど苦もなく(一緒に歩いた人は後悔していた?)スタジアムまで向かいました。歩いている人はそれほど多くはいませんでしたが、通り過ぎるバスに乗っているアイリッシュの人ともエールの交換です。 入口のチケットチェックは予想とは違い、特に名前の確認などありませんでした。何だったんでしょうね。事前の大騒ぎは・・・ 僕の席はカメルーン側だったんですが、カメルーンのサポーターはあまりいませんでした。反対のアイリッシュはスタンドが緑、白、橙の3色に染まっていました。次の日の新聞には7,000人が来ていたとの事。彼らの放つ声は、日本人とどこが違うんでしょう・・・地の底から湧き上がるような地鳴りのしそうな重低音の応援です。そこにはTVの向こうの世界がありました。 試合後は夜、新潟のとある場所で「サムライナイト」なるイベントが開催されました。ここではアイリッシュの人が主催で、夜通しのクラブイベントをしていました。1,000人はいたらしいのですがアイリッシュばかり。僕が着いた頃にはちょうど「ドイツvsサウジアラビア」の試合を見て大盛り上がり。隣のヤツは「アジアは弱い」とか言っているので「日本は強い!」と言い返したら、「いや、韓国の方が強い!」とか言いやがります(^^;ロクに選手の名前も知らないのに・・・僕も大して英語はできませんが、何か適当に話をして酒を酌み交わして、写真を撮って・・・試合以外のそうしたサポーター同士の交流が何より楽しかった新潟旅行でした。そうそう、駅前でギター弾いてた人とアイリッシュの人たちのセッションもしてましたね。おそらく彼にとっても今までで一番観客のいた(^^;ライブだったんではないでしょうか。最後にはライブを奪われていましたが・・・ とにかくW杯が始まりました。一人で家で楽しむもよし。皆でレストランかパブリックビューイングで楽しむもよし。チケット問題が相変わらず出ていますが、楽しみ方はいろいろあると思います。チケットを持っている人しか楽しめない事はきっとないはず。。。みなさんもみなさん自身が「楽しかった」と思えるような1ヶ月になればと思います。 楽しんでます? **6月7日(金)掲載**
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ワールドカップ | ||
こんばんは、PIDEです。
いよいよです!いよいよですよ!!W杯!!! 日本での開催が決まってからもどこか他所事のように実感がなかった大会がいよいよ今日(02年5月31日)始まります。今回は、今日という日を迎えるにあたりちょっと振り返る事がありまして、いつもとは少し違う書き口で・・・ 内容はすごく私的な事ですが、今回だけはどうかご勘弁をm(_ _)m 思い起こせば99年秋頃だったでしょうか? サッカー協会批判が最盛期だった頃、あるHPを見ていた事が僕のその後を大きく変えました。 そのページは某人気ライターのコラムだったのですが、当時の日本サッカー協会を僕達サッカーサポ達でチェックし、よりよいものにしていこうという提言。英国の「影の内閣」よろしく 「影の協会〜SHADOW ASSOCIATION〜」 それは、サッカー界において、選手として何の実績もないただの一サッカーサポが「日本のサッカーを俺らで変えるんだ!」と思わせるには、あまりに刺激的な提言でした。 ただ、そうは言ってもしょせんは素人の集まり。今振り返ってみるとHP上でそれぞれの考えをやみくもにアップしているだけでした。 そんな時、ある2人の存在が大きく流れを変えました。彼らがあの場にいなければ、僕の「今」は大きく変わっていたでしょう。 『日本に生まれ育ちながら「日本人」でなかった事に悩み、「自分」を探していたP』 『ネット上というバーチャルな場から、実際に「会って」話をしようとリアルな場での交流を提案したT』 Pとは99年のTOYOTAカップで顔を合わせ、Tとは00年3月に会議体を持ちました。何ができるかわからない、会議の進行自体非常におそまつ。みんな「何かやりたい!」のに「何をやりたい」のかがわからない・・・ その会議の後、数ヶ月何とか活動を形にしていこうとしてみたが、結局それもままならず。当初思っていた「熱い」気持ちも冷めかけていました。 「何だよ。結局みんな口だけじゃないか・・・」 「やりたいやりたいって言うだけで、何もできてないじゃん・・・」 どうしようもない無力感、あきらめの気持ち。このまま自然消滅していくのか・・・ しかし、それでも「何か」をやっているとどこからともなく「救いの手」がやってきます。僕らにとってその「救いの手」は、気持ちはあるけれども、それを具体的に「表現」できる手段を見出せていなかった所を、具体的に「何ができるのか」を示してくれたのです。 「救いの手」は3本ありました。 1本は「アイデア」 1本は「システム」 1本は「コーディネーション」 その3本の手はどれが抜けてもバランスが崩れるような、まさしく「三本の矢」の故事のように強固なものに見えました。 そこから先はあっという間でした。NPO団体の設立から、各種イベントの開催、お手伝い。そして観戦者への情報発信サイト<a href="http://www.supporters.jp/" TARGET="_blank">『サポーターWEB』</a>の立上げ・・・ 99年、就職で初めて関東の地に住んだ僕には、週末を遊ぶ友達すらほとんどいない状況でした。特に何をするわけでもなく、家でゴロゴロ、買い物に出るか、一人でサッカー見に行くか。時間が一杯ありました。 それが、今や寝る間も惜しんでやらなきゃ終わらない状態です。週末はどんどん予定が入る始末(^^; 結局は自分が「動く」事で状況はどうにでも変化させられる事と、非常に多くの「人」に僕は助けられているという事を強く実感できた事が、一番良かったことです。 さて、いよいよ、W杯です。 とりあえず、この1ヶ月で一つの節目が終わります。これまでの2年間は全てこの1ヶ月を遊び倒すため。何より自分が、多くの「人類」と触れ合えること。これが楽しみ。会場へ行く時は「必ず」ボールを持っていきます。 「うまい」とか「へた」とかそんな事は関係ない。 この「ボール」に世界中の人が熱中すること。 サッカーにおいて唯一使う道具である「ボール」。 これがみんなと繋ぎます。 スタジアムへ行く方。行けないけれどもどこか人が集まる場所へ行く方。 どんなものでもいい。是非「ボール」を持っていってください。 そこでその「ボール」を蹴って遊び始めてみてください。 きっと10分もすれば素敵な時間を多くの「友達」と共有している事でしょう。 この1ヶ月は「楽しむ」ためにある。 誰が一番「楽しめるか・・・」競争ですo(^o^)o **5月31日(金)掲載**
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いよいよ・・・ | ||||||||||||||||||
こんにちは。PIDEです。
いよいよ、本当にいよいよ迫ってまいりました!W杯(^o^) 思い起こせば2年前の2000年6月30日。W杯まで後2年!と言って横浜でイベントを行って以来(これは見事に大失敗^^;)あっという間の2年間でした。 当時「もう後2年しかない!」と口走っていたのを覚えていますが、改めて振り返ってみると本当にあっという間でしたね。 思い起こせば4年前。僕は大会開幕の日に今の会社から内定をもらいました。 4年後、まさかこんな事をしているとは・・・ 結局「チケットの悲劇」は繰り返されてしまうのか?心配です。4年前の僕も被害者の一人でした。運良く第二戦のクロアチア戦の予定でしたので、行きの成田で確保できたと言われたのですが、これが初戦のアルゼンチン戦だったらと思うと・・・ 当時の反省を活かし、万全を期したハズの今回のチケット。申し込みの時からの「記名方式」が逆に大きなアダとなってしまったのでしょうか? 既に亡くなられている方や、IDを持たない子供たちへのチケット配布が問題にもなっていましたね。 ひょっとすると試合日に会場で手渡しとの情報もあります。そんな事になったら会場は大混乱。チケットがない人がIDを持ってある場所に大挙し、一人一人IDチェックをしてそのチケットを探して、渡す? 試合時間に間に合うように早め早めに動きつつも、次第にシビレを切らした人から怒声が・・・ アルゼンチンの練習を観に来た人がフーリガンに間違えられて・・・ あまりに誇張報道される「フーリガン」たち。 「アルゼンチン人=フーリガン」 「イングランド人=フーリガン」 大会期間中、本当にこういった先入観を持って日本人が彼らを接してしまったら、彼らは日本にどんなイメージを抱くでしょう? 埼玉県では外国人の方の来場予想者数を下方修正したとか。あまり外国の方は日本まで来られないのでしょうか??? 日本はそれほど「遠い」国なのでしょうか? カメルーンの来日が遅れています。キャンプ地の住民に落胆の表情が・・・。来日が遅れている原因は「報酬」という話がマスコミを通じて聞かれます。「いつまでお金の事でゴタゴタしているんだ」という人もいるでしょう。「代表っていうのは名誉だろ? お金じゃない」という人もいるでしょう。しかし、テレビでインタビューを受けた在日カメルーン人の方はこう言います。 「彼らは4年に1度のW杯で多くの金を稼ぎ、多くの家族を養わなければならない」 決して軽い言葉ではないでしょう。 W杯はお祭りです。地元住民と選手との交流も大事でしょう。しかし、テレビからはこれから戦場へと向かう準備をしている選手達に一方的に「交流」を押し付けているように見えます。 「練習非公開?とんでもない。せっかく招いたのだから住民と交流してもらわなければ・・・」 時差ボケ、ピークコントロール。ただでさえ慣れない土地、慣れない気候。僕なら「イライラ」しそうな環境下でにこやかに手を振り、声援に応えてくれる彼らの態度こそプロフェッショナルと呼べるものでしょうか? W杯がやってきました。自国開催など二度とないかもしれない、そんなタイミングに立ち会える喜びと自国開催だからこそ試される「もてなしの心」。 みなさんはW杯を「どう」楽しみますか? **5月24日(金)掲載**
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