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■今週のこども感染症情報■
さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。
この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。

当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、
さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。

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2017/12/27(水)
インフルエンザが流行注意報レベルとなっています!(第51週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第51 週(12 月18 日〜12 月24 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のマラリア1 人(病型:三日熱、推定感染地域:ソロモン諸島)、レジオネラ症2 人(病型:肺炎型2 人)の報告がありました。五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1 人(血清群:A 群)、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。

★インフルエンザが流行注意報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の17.46 人から24.61 人(報告数1,009 人)と増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、今後も報告数の増加が続くものとみられます。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が1 人(1-4 歳)ありました。

☆感染性胃腸炎の主な原因であるノロウイルスは、患者の嘔吐物に大量に含まれています。二次感染防止のため、嘔吐物の処理は適切に行いましょう。予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「感染性胃腸炎」、「ノロウイルス感染症」 をご覧ください。

【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】
1 市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は1,009 人、定点当たり報告数は先週の17.46人から24.61 人と増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、今後も報告数の増加が続くものとみられます。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が5 人(A型4 人、B型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は19.57 人です。

2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第51 週は、学級閉鎖27 学級(14 校)、学年閉鎖3 学年(1 校)の報告がありました。

3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況
市内で直近の4 週間(第48 週〜第51週)に採取された20 検体から、AH1pdm09型が9 件、B型山形系統が8 件、A香港型が2 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月22 日作成版)によれば、第47 週〜第50 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が173件(58.1%)、B型が78 件(26.2%)、A香港型が47 件(15.8%)でした。

(文:さいたま市提供)

2017/12/20(水)
インフルエンザが流行注意報レベルとなりました!(第50週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第50 週(12 月11 日〜12 月17 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のオウム病1 人の報告がありました。五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)、急性脳炎 1 人(病原体:インフルエンザウイルスA)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人の報告がありました。

☆感染症法に基づく医師の届出対象疾患が改正されます (平成30 年1 月1 日施行)
○五類感染症の百日咳が全数把握対象疾患となります。診断した医師は、7 日以内に届け出が必要です。
○五類感染症の風しんを診断した医師は、患者の氏名、住所等を直ちに届け出ることになります。

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の9.59 人から17.46 人(報告数716 人)と大きく増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、市内での流行が本格化したものとみられます。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。咽頭結膜熱(プール熱)の報告が増加しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が1 人(0 歳)ありました。

【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】
1 市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は716 人、定点当たり報告数は先週の9.59 人から17.46 人と大きく増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、市内での流行が本格化したものとみられます。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が5 人(A型4 人、B型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は11.44 人です。

2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第50 週は、学級閉鎖46 学級(26 校)の報告がありました。

3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況
市内で直近の4 週間(第47 週〜第50週)に採取された17 検体から、AH1pdm09型が7 件、B型山形系統が6 件、A香港型が3 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月15 日作成版)によれば、第46 週〜第49 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が144件(65.2%)、B型が50 件(22.6%)、A香港型が27 件(12.2%)でした。
(文:さいたま市提供)

2017/12/13(水)
インフルエンザが流行しています!(第49週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第49週(12月4 日〜12 月10日)

☆みんなで予防インフルエンザ
インフルエンザの流行期に入りました。感染症の予防及び拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。
五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 1人(菌種:Enterobacter aerogenes)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒T期)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の7.32 人から9.59 人(報告数393 人)となり、先週に引き続き増加しました。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(1-4 歳)ありました。

【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】
1 市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は393 人、定点当たり報告数は先週の7.32 人から9.59 人と増加しました。今後も報告数の増加が続き、第50 週には流行注意報基準値(定点当たり10 人)に達することが予測されます。
第49 週は、基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が4 人(A型3 人、B型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は5.67 人です。インフルエンザの予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。

2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第49 週は、学級閉鎖36 学級(18 校)、学年閉鎖2 学年(2 校)の報告がありました。

3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況
市内で直近の4 週間(第46 週〜第49週)に採取された10 検体から、AH1pdm09が5 件、A香港型が3 件、B型山形系統が2 件検出(PCR)されました。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月8 日作成版)によれば、第45週〜第48 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が98 件(67.6%)、B型が26 件(17.9%)、A香港型が21 件(14.5%)でした。

(文:さいたま市提供)

2017/12/07(木)
インフルエンザが流行しています!(第48週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第48 週(11 月27 日〜12 月3 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。五類感染症の侵襲性インフルエンザ菌感染症2 人、侵襲性肺炎球菌感染症1 人、梅毒1 人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。

★インフルエンザが流行しています!

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の2.39 人から7.32 人(報告数300 人)と増加しました。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況です。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(5-9 歳)ありました。

☆年末年始に海外へ渡航される方へ!
海外渡航の際、感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症です。また、日本で発生していない、動物や蚊・マダニなどが媒介する病気が海外では流行していることがあり、注意が必要です。注意すべき感染症など詳細は、さいたま市感染症情報センターHP「海外渡航される方へ−感染症予防も忘れずに−」をご覧ください。

【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】
1 市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は300 人、定点当たり報告数は先週の2.39 人から7.32 人と増加しました。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が3 人(B型2 人、A型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は3.39 人です。

2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第48 週は、学年閉鎖1 学年(北区1 校)、学級閉鎖33 学級(北区3 校、西区2 校、浦和区2 校、中央区1 校、桜区1 校)の報告がありました。なお、第49 週は12 月5 日現在、学年閉鎖2 学年(浦和区2校)、学級閉鎖33 学級(北区5 校、西区4 校、浦和区3 校、大宮区1 校、桜区1 校、南区1 校)の報告があります。

3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況
市内で直近の4 週間(第45 週〜第48週)に採取された4 検体から、B型山形系統が2 件、A香港型が1 件、AH1pdm09 が1 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月1 日作成版)によれば、第44週〜第47 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が62 件(64.6%)、A香港型が21 件(21.9%)、B型が13 件(13.5%)でした。
(文:さいたま市提供)

2017/11/30(木)
インフルエンザが流行しています!(第47週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第47 週(11 月20 日〜11 月26 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一類〜五類感染症の届出はありませんでした。

★インフルエンザが流行しています!

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の1.29 人から2.39 人(報告数98 人)と増加しました。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加しました。感染性胃腸炎は、例年晩秋から冬期にかけて、主にノロウイルスを原因とした流行が見られます。予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「感染性胃腸炎」、「ノロウイルス感染症」をご覧ください。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。

☆みんなで予防インフルエンザ
インフルエンザの流行期に入りました。感染症の予防及び拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。

【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】
1 市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は98 人、定点当たり報告数は先週の1.29 人から2.39 人となり、先週に引き続き増加しました。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が1 人(A型)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は1.36 人です。インフルエンザの予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。

2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第47 週は、学級閉鎖5 学級(北区1 校)の報告がありました。なお、第48 週は11 月28 日現在、学年閉鎖1 学年(北区1 校)、学級閉鎖21 学級(北区3 校、西区2 校、中央区1 校、桜区1 校、浦和区1 校)の報告があります。

3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況
市内で直近の4 週間(第44 週〜第47週)に採取された3 検体から、B型山形系統が2 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(11 月24 日作成版)によれば、第43週〜第46 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が36 件(45.0%)、B型が23 件(28.8%)、A香港型が21 件(26.2%)でした。AH1pdm09 が最も多く検出されています。

(文:さいたま市提供)

2017/11/22(水)
インフルエンザの流行にご注意ください!(第46週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第46 週(11 月13 日〜11 月19 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の急性脳炎1 人(病原体:不明)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人、梅毒6 人(早期顕症梅毒U期2 人、無症状病原体保有者4 人)の報告がありました。

☆ 梅毒の報告が増加しています!
さいたま市の今年の梅毒の累計は61 件(診断日集計)となりました。2006 年以降最も報告の多かった昨年を上回るペースでの報告となっています。梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。早期に治療しないと心臓、血管、脳など複数の臓器の障害につながることがあります。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。

★インフルエンザの流行にご注意ください!

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の1.00 人から1.29 人(報告数53 人)と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」を超えています。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。細菌性髄膜炎の報告が2 人(70 歳以上 2 人)ありました。無菌性髄膜炎の報告が1 人(45-49 歳)ありました。

【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】
1 市内のインフルエンザ患者報告
状況定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの
患者報告数は53 人、定点当たり報告数は先週の1.00人から1.29 人と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」を超えています。埼玉県内の定点当たり報告数は1.10 人です。インフルエンザの流行期に入りました。予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。

2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第46 週は、学級閉鎖2 学級(2 校)の報告がありました。なお、第47 週は11 月21 日現在、学級閉鎖5 学級(1 校)の報告があります。

3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況
市内で直近の4 週間(第43 週〜第46週)に採取された3 検体から、A香港型が1件、B型山形系統が1 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(11 月17 日作成版)によれば、第42週〜第45 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A 香港型が24 件(42.1%)、AH1pdm09 が18 件(31.6%)、B型が15 件(26.3%)でした。AH1pdm09 の検出割合が増加しています。

(文:さいたま市提供)

2017/11/16(木)
インフルエンザの流行にご注意ください!(第45週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第45 週(11 月6 日〜11 月12 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の急性脳炎1 人(病原体:不明)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1 人(血清群:A 群)の報告がありました。

★インフルエンザの流行にご注意ください!

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.56 人から1.00 人(報告数40 人)と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」となり、市内の今シーズンの流行が開始したものとみられます。詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が2 人(35-39 歳 1 人、50-54 歳 1 人)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が2 人(10-14 歳 2 人)ありました。インフルエンザの流行期に入りました。感染症の予防及び拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。

【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】
1 市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科26 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は40 人、定点当たり報告数は先週の0.56 人から1.00 人と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」となり、市内の今シーズンの流行が開始したものとみられます。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が1 人(A型)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は0.78 人です。

2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第45 週は、学級閉鎖1 学級(1 校)の報告がありました。

3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況
市内で直近の4週間(第42 週〜第45週)に採取された3 検体から、A香港型が1 件、B型山形系統が1 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(11月2日作成版)によれば、第41 週〜第44 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が10件(52.6%)、B 型が8 件(42.1%)AH1pdm09 が1件(5.3%)でした。

(文:さいたま市提供)

2017/11/08(水)
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第44週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第44 週(10 月30 日〜11 月5 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)の報告がありました。

☆手足口病が流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の2.96 人から2.37 人(報告数64 人)となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため、引き続き注意が必要です。インフルエンザ、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が1 人(45-49 歳)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(70 歳以上)ありました。

☆咳エチケットにご協力ください!
咳やくしゃみには大量のウイルスや菌が含まれています。感染拡大防止のため、咳エチケットにご協力ください。詳細はさいたま市感染症情報センターホームページコンテンツ「咳エチケットを守りましょう!」をご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2017/11/02(木)
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第43週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第43 週(10 月23 日〜10 月29 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)、侵襲性肺炎球菌感染症1 人の報告がありました。

☆手足口病が流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の2.33 人から2.96 人(報告数80 人)となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため、引き続き注意が必要です。インフルエンザ、咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。百日咳の報告が2 人(10-14 歳2 人)ありました。

☆高齢者インフルエンザ定期予防接種の実施について
10 月20 日より高齢者のインフルエンザ定期予防接種が始まっています。高齢者以外の方は
任意接種となります。詳細は、「平成29 年度インフルエンザワクチン定期予防接種のご案内」を
ご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2017/10/26(木)
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第42週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第42 週(10 月16 日〜10 月22 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1 人(病型:患者、血清型:不明、溶血性尿毒症症候群)の報告がありました。四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。五類感染症の侵襲性インフルエンザ菌感染症1 人の報告がありました。

☆手足口病が流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の3.52 人から2.33 人(報告数63 人)と減少しました。しかし、流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため、引き続き注意が必要です。A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。無菌性髄膜炎の報告が2 人(20-24 歳1 人、50-54 歳1 人)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(5-9 歳)ありました。

☆感染症の予防および拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを励行しましょう。

(文:さいたま市提供)