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■今週のこども感染症情報■
さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。
この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。

当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、
さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。

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2018/10/04(木)
風しんの報告が続いています!/さいたま市風しん週報(第39週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
平成30年第39週(9月24日〜9月30日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症2人(病型:肺炎型2人)の報告がありました。

五類感染症のウイルス性肝炎1人(病型:B型)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Enterobacter cloacae)、梅毒2人(早期顕症梅毒T期1人、先天梅毒1人)、百日咳2人(5歳1人、40歳代1人)、風しん2人(検査診断例2人)の報告がありました。風しんは6週続けて報告があり、今年の累計は15人となりました。詳細は「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

★先天梅毒について
先天梅毒は2006年以降2例目となります。先天梅毒は女性が妊娠している際、梅毒に感染していると起こる可能性があります。妊婦健診をしっかり受診し、妊娠中の感染に注意しましょう。

■定点把握対象疾患
インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。今シーズン初めてインフルエンザの患者報告がありました。

RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況です。

無菌性髄膜炎の報告が1人(40-44歳)ありました。

マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。

インフルエンザによる入院患者の報告が1人(5-9歳)ありました。


☆さいたま市風しん週報
風しんの報告が2人ありました。2018年の累積報告数は15人となりました。15人のうち、予防接種歴が不明である人が9人、2回とも接種していない人が6人でした。

風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠初期にかかると胎児に感染し、先天性風しん症候群を起こす可能性があります。下記のとおり30〜40歳代男性の報告が多く、成人男性から妊婦への感染が心配されます。

☆職場における風しん対策について
風疹急増に関する緊急情報によると、報告された風しん患者770人について、推定感染源として何らかの記載があった90人(12%)中、「職場」と記載があった患者が41人と最多でした。風しん患者の発生・感染拡大を防止するためには職場でも対策に取り組むことが求められます。国立感染症研究所において「職場における風しん対策ガイドライン」を作成していますのでご覧ください。
(文:さいたま市提供)

2018/09/27(木)
風しんの報告が続いています!/さいたま市風しん週報(第38週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
平成30年第38週(9月17日〜9月23日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒2人(早期顕症梅毒U期1人、無症状病原体保有者1人)、百日咳4人(0歳1人、10歳代2人、30歳代1人)、風しん3人(検査診断例3人)の報告がありました。風しんは5週続けて報告があり、今年の累計は13人となりました。詳細は「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

☆百日咳について
百日咳は特にワクチン未接種の乳幼児が感染すると重症化しやすくなります。ワクチン既接種の小児や成人でも感染源となる可能性があるため注意が必要です。夜間の咳込み、発作性の激しい咳など気になる症状が続く場合は速やかに受診しましょう。

■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。

無菌性髄膜炎の報告が1人(70歳以上)ありました。

マイコプラズマ肺炎の報告が2人(5-9歳2人)ありました。


☆さいたま市風しん週報
風しんの報告が3人ありました。2018年の累積報告数は13人となりました。今年初めて女性の報告がありました。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠初期にかかると胎児に感染し、先天性風しん症候群を起こす可能性があります。下記のとおり30〜40歳代男性の報告が多く、成人男性から妊婦への感染が心配されます。

風しんの予防にはワクチンが有効です。公費で受けることができる定期予防接種の対象は、第1期(1歳〜2歳未満)、第2期(幼稚園・保育園の年長児相当)となっています。対象の方は早めに接種を受けてください。詳細は、市保健所ホームページ「麻しん風しん定期予防接種のお知らせ」をご覧ください。
それ以外の方については、自費でのワクチン接種(任意接種)が可能です。医療機関で抗体検査(血液検査)を受けることにより、ワクチン接種の必要性を検討することができます。
(文:さいたま市提供)

2018/09/20(木)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意ください!/さいたま市風しん週報(第37週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
平成30年第37 週(9 月10 日〜9 月16 日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症5人(病型:患者3人、無症状病原体保有者2人、血清型:O1575人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は26人となりました。感染予防のため、生野菜などの食材はよく洗い、肉は中心部まで加熱しましょう。調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は流水と石けんで手を洗いましょう。

五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管外アメーバ症)、後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、百日咳1人(50歳代)、風しん1人(検査診断例)の報告がありました。風しんの詳細は「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)の報告が増加しました。

RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況です。

無菌性髄膜炎の報告が1人(0歳)ありました。


☆さいたま市風しん週報
風しんの報告が1人ありました。2018年の累積報告数は10人となりました。
風しんは、風しんウイルスの感染によって起こる感染症です。免疫を持たない人では、ウイルス感染後2週間から3週間の潜伏期間の後発病し、発疹、発熱、リンパ節の腫れがみられます。また、妊娠初期に感染すると胎児感染をおこし、赤ちゃんが白内障や難聴、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群を発病する可能性があります。下記の報告状況のとおり20〜50歳代男性の報告が多く、成人男性から妊婦への感染が心配されます。

風しんの予防にはワクチンが有効です。公費で受けることができる定期予防接種の対象は、第1期(1歳〜2歳未満)、第2期(幼稚園・保育園の年長児相当)となっています。対象の方は早めに接種を受けてください。詳細は、市保健所ホームページ「麻しん風しん定期予防接種のお知らせ」をご覧ください。
それ以外の方については、自費でのワクチン接種(任意接種)が可能です。医療機関で抗体検査(血液検査)を受けることにより、ワクチン接種の必要性を検討することができます。
(文:さいたま市提供)

2018/09/13(木)
風しんの報告が続いています!/さいたま市風しん週報(第36週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
平成30年第36週(9月3日〜9月9日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:不明、溶血性尿毒症症候群)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は21人となりました。

五類感染症の急性脳炎1人(病原体:不明)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期1人、早期顕症梅毒U期1人)、百日咳4人(6歳2人、9歳1人、40歳代1人)、風しん3人(検査診断例3人)の報告がありました。風しんの詳細は「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。
無菌性髄膜炎の報告が1人(70歳以上)ありました。


☆さいたま市風しん週報
風しんの報告が3人ありました。2018年の累積報告数は9人となりました。
風しんは妊婦がかかると胎児に感染し、難聴、心疾患、白内障、そして発達の遅れがある赤ちゃんが生まれる可能性があります。下記の報告状況のとおり20〜50歳代男性の報告が多く、成人男性から妊婦への感染が心配されます。

風しんはワクチン接種が最も有効な予防手段です。公費で受けることができる定期予防接種の対象は、第1期(1歳〜2歳未満)、第2期(幼稚園・保育園の年長児相当)となっています。対象の方は早めに接種を受けてください。詳細は、市保健所ホームページ「麻しん風しん定期予防接種のお知らせ」をご覧ください。
それ以外の方については、自費でのワクチン接種(任意接種)が可能です。医療機関で抗体検査(血液検査)を受けることにより、ワクチン接種の必要性を検討することができます。
症状などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「風しん」をご覧ください。
(文:さいたま市提供)

2018/09/05(水)
百日咳について/さいたま市風しん週報(第35週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
平成30年第35週(8月27日〜9月2日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の細菌性赤痢1人(病型:患者、菌種:Shigella flexneri、推定感染地域:イタリア)、腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。

四類感染症のチクングニア熱1人(推定感染地域:フィリピン)の報告がありました。

五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症3人(菌種:Enterobacter cloacae、Escherichiacoli、Enterobacter cancerogenus)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:A群)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期1人、早期顕症梅毒U期1人)、百日咳6人(1歳1人、10歳代1人、20歳代1人、30歳代1人、50歳代2人)、風しん2人(検査診断例2人)の報告がありました。風しんの詳細は「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。

伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況です。

無菌性髄膜炎の報告が1人(25-29歳)ありました。

☆百日咳について
百日咳は特にワクチン未接種の乳幼児が感染すると重症化しやすくなります。ワクチン既接種の小児や成人でも感染源となる可能性があるため注意が必要です。夜間の咳込み、発作性の激しい咳など気になる症状が続く場合は速やかに受診しましょう。

☆さいたま市風しん週報
風しんの報告が2人ありました。2018年の累積報告数は6人となりました。
風しんは妊婦がかかると胎児に感染し、先天性風しん症候群を起こす可能性があります。下記の報告状況のとおり20〜50歳代男性の報告が多く、成人男性から妊婦への感染が心配されます。

風しんはワクチン接種が最も有効な予防手段です。公費で受けることができる定期予防接種の対象は、第1期(1歳〜2歳未満)、第2期(幼稚園・保育園の年長児相当)となっています。対象の方は早めに接種を受けてください。詳細は、市保健所ホームページ「麻しん風しん定期予防接種のお知らせ」をご覧ください。
それ以外の方については、自費でのワクチン接種(任意接種)が可能です。医療機関で抗体検査
(血液検査)を受けることにより、ワクチン接種の必要性を検討することができます。
症状などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「風しん」をご覧ください。
(文:さいたま市提供)

2018/08/30(木)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意ください!(第34週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30年第34週(8月20日〜8月26日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は19人となりました。

五類感染症の急性脳炎2人(病原体:不明2人)、侵襲性肺炎球菌感染症2人、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒U期1人、無症状病原体保有者1人)、風しん1人(検査診断例)の報告がありました。侵襲性肺炎球菌感染症の今年の累計は32人となり、全数把握対象疾患となった2013年以降で最も多い報告数となりました。

■定点把握対象疾患
咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌感染症(溶連菌)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。

RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況です。

無菌性髄膜炎の報告が3人(0歳1人、15-19歳1人、70歳以上1人)ありました。

☆腸管出血性大腸菌感染症にご注意ください!
腸管出血性大腸菌感染症は加熱不十分な肉の摂取からのみではなく、保菌者の糞便から手や物を介して感染することもあるため注意が必要です。予防のため、肉は中心部まで加熱し、調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は流水と石けんでよく手を洗いましょう。詳細は、市感染症情報センターHP「O(オー)157など腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう」をご覧ください。
(文:さいたま市提供)

2018/08/23(木)
全国のA型肝炎の発生状況について(第33週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30年第33週(8月13日〜8月19日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のA型肝炎1人(推定感染地域:国内)の報告がありました。A型肝炎の今年の報告数累計は14人(診断日集計)となり、2006年以降で最も多い状況となっています。

五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Klebsiellapneumoniae)、百日咳2人(年齢:20歳代1人、40歳代1人)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。

無菌性髄膜炎の報告が1人(65-69歳)ありました。

マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。


感染症予防のため日頃から、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを励行しましょう。

※今週はお盆の影響を受け、定点報告医療機関数が減少(インフルエンザ41→31、小児科27→19、眼科8→7)したため、定点把握対象疾患の動向は参考となります。

☆全国のA型肝炎の発生状況について(国立感染症研究所感染症疫学センターHPより)
A型肝炎は2012年以降年間100〜300例で推移していましたが、2018年は第2週以降増加傾向にあり、第24週時点で417例が報告されています。2018年の特徴として、推定される感染経路において性的接触、特に男性における割合が比較的高いとされています。
(文:さいたま市提供)

2018/08/15(水)
風しんにご注意を!(第32週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30年第32週(8月6日〜8月12日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症のクロイツフェルト・ヤコブ病1人(病型:孤発性プリオン病)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:A群)、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒U期)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。

★風しんにご注意を!
風しんは妊婦がり患すると胎児に感染し、先天性風しん症候群を起こす可能性があります。過去には、妊婦の周囲にいる方(家族、職場同僚など)からの感染も報告されており注意が必要です。予防方法など詳細はさいたま市感染症ホームページ「風しん」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
伝染性紅斑(りんご病)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。

RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況です。

無菌性髄膜炎の報告が2人(1-4歳1人、40-44歳1人)ありました。

マイコプラズマ肺炎の報告が2人(5-9歳2人)ありました。

※今週はお盆の影響を受け、定点報告医療機関数が減少(インフルエンザ41→26、小児科27→18、眼科8→5)したため、定点把握対象疾患の動向は参考となります。
(文:さいたま市提供)

2018/08/09(木)
百日咳について(第31週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30年第31週(7月30日〜8月5日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の急性脳炎1人(病原体:不明)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒T期)、百日咳6人(年齢:10歳代1人、20歳代1人、30歳代2人、40歳代2人)の報告がありました。さいたま市の百日咳の今年の累計は30人となりました。

☆百日咳について
百日咳は特にワクチン未接種の乳幼児が感染すると重症化しやすくなります。ワクチン既接種の小児や成人でも感染源となる可能性があるため注意が必要です。夜間の咳込み、発作性の激しい咳など気になる症状が続く場合は速やかに受診しましょう。

■定点把握対象疾患
流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。

RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が多い状況です。

無菌性髄膜炎の報告が3人(0歳1人、5-9歳1人、20-24歳1人)ありました。
(文:さいたま市提供)

2018/08/02(木)
夏型感染症の報告が増加しています!(第30週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30年第30週(7月23日〜7月29日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。

五類感染症のアメーバ赤痢2人(病型:腸管アメーバ症2人)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Klebsiellaoxytoca)、梅毒3人(病型:早期顕症梅毒T期1人、無症状病原体保有者2人)、百日咳1人(年齢:40歳代)の報告がありました。


■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、水痘(みずぼうそう)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況です。

細菌性髄膜炎の報告が1人(45-49歳)ありました。

無菌性髄膜炎の報告が1人(5-9歳)ありました。

マイコプラズマ肺炎の報告が1人(1-4歳)ありました。

★夏型感染症の報告が増加しています!
予防及び拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、体調が悪い時は、早めの休養をお願いします。また、タオルやコップの共用は避けましょう。
(文:さいたま市提供)