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■今週のこども感染症情報■
さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。
この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。

当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、
さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。

全711件中  新しい記事から  251〜 260件
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2019/07/18(木)
手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第28週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第28週(7月8日〜7月14日)
★手足口病が流行警報レベルとなっています!
★ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなりました!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は13人となりました。五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:G群)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒U期1人、無症状病原体保有者1人)、百日咳5人(年齢:8歳1人、10歳代2人、30歳代2人)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の9.37人から16.24人(報告数406人)と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えていて注意が必要です。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は、先週の3.19人から6.44人(報告数161人)となり、流行警報開始基準値(定点当たり6人)を超えました。
インフルエンザ、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が多い状況です。
無菌性髄膜炎の報告が1人(0歳)ありました。

(文:さいたま市提供)

2019/07/11(木)
水痘が流行注意報レベルとなりました!(第27週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第27週(7月1日〜7月7日)
★水痘(みずぼうそう)が流行注意報レベルとなりました!
★手足口病が流行警報レベルとなりました!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。
五類感染症の急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く)1人(病原体:不明)、水痘(入院例に限る)1人(病型:検査診断例)、梅毒3人(病型:早期顕症梅毒T期1人、無症状病原体保有者2人)、百日咳1人(年齢:6歳)の報告がありました。
梅毒の今年の累計は38人となり、2006年以降で最も報告の多かった昨年の同時期と比較して多い状況です。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の4.11人から9.37人(報告数253人)となり、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えました。水痘、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況です。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が1人(1-4歳)ありました。
夏型感染症の報告が増加しています。手洗い、ウガイ、咳エチケットの励行をお願いします。また、タオルやコップの共用は避けましょう。

(文:さいたま市提供)

2019/07/04(木)
風しんにご注意を!(第26週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第26週(6月24日〜6月30日)
★職場や医療機関における風しん対策について

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の報告数累計は12人となりました。
五類感染症の後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、百日咳3人(年齢:10歳代2人、40歳代1人)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。
風しんの今年の累計は23人となりました。詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、手足口病、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が多い状況です。
無菌性髄膜炎の報告が1人(35-39歳)ありました。
夏型感染症の報告が増加しています。手洗い、ウガイ、咳エチケットの励行をお願いします。また、タオルやコップの共用は避けましょう。

□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は23人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

★職場や医療機関における風しん対策について
風疹急増に関する緊急情報には、「職業記載欄に会社員と記載されていた人が669人と最も多いが、特に配慮が必要な職種として医療関係者が25人(看護師7人、薬局勤務4人、医師3人、医療事務4人、歯科医師1人、歯科医院勤務1人、検査技師1人、看護助手2人、リハビリ職員1人、医療従事者1人)、教職員12人、保育士12人、警察官・警察署員10人、消防士・消防署勤務7人が報告された。」との記述があることから、感染を拡げないためには職場での対策も重要となります。
国立感染症研究所において「職場における風しん対策ガイドライン」、「医療機関における風しん対策ガイドライン」を作成していますのでご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2019/06/27(木)
風しんにご注意を!(第25週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第25週(6月17日〜6月23日)
★先天性風疹症候群の報告数について

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:無症状病原体保有者、血清型:O91)の報告がありました。
五類感染症の急性脳炎1人(病原体:不明)、水痘(みずぼうそう)(入院例に限る)1人、百日咳2人(年齢:10歳代1人、30歳代1人)、風しん3人(病型:検査診断例2人、臨床診断例1人)の報告がありました。
風しんの今年の累計は22人となりました。詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
感染性胃腸炎、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶接性レンサ球菌咽頭炎の報告が多い状況です。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が1人(10-14歳)ありました。
インフルエンザによる入院患者の報告が1人(70歳以上、A型)ありました。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が3人ありました。2019年の累積報告数は22人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

★先天性風疹症候群の報告数について
風疹急増に関する緊急情報によると、2019年第4週・第17週・第24週に各1人、合計3人が報告された。

(文:さいたま市提供)

2019/06/19(水)
梅毒にご注意を!(第24週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第24週(6月10日〜6月16日)
★風しんの症状について

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の急性脳炎1人(病原体:不明)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒U期2人)、百日咳3人(年齢:6歳2人、10歳代1人)、風しん1人(病型:臨床診断例)の報告がありました。梅毒の今年の累計は35人となりました。梅毒は性的な接触によってうつり、放置すると複数の臓器の障害につながることがあります。心配な方は早期に受診しましょう。
詳細は、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」をご覧ください。
風しんの今年の累計は19人となりました。詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が多い状況です。
細菌性髄膜炎の報告が1人(45-49歳)ありました。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は19人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

★風しんの症状について
風疹急増に関する緊急情報によると、報告された風疹患者の症状(重複あり)は、多い順に発疹(99%)、発熱(89%)、リンパ節腫脹(56%)、結膜充血(48%)、咳(25%)、
関節痛・関節炎(23%)、鼻水(23%)であった。発熱、発疹、リンパ節腫脹の3主徴すべてがそろって報告されたのは(50%)であった。
風しんについての詳細は、さいたま市ホームページ「風しん」をご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2019/06/13(木)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第23週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第23週(6月3日〜6月9日)
★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者2人、血清型:O1211人、O不明1人)の報告がありました。うち1人は溶血性尿毒症症候群を発症しています。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は10人となりました。
五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Klebsiellapneumoniae)、クロイツフェルト・ヤコブ病1人(病型:孤発性プリオン病)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒4人(病型:早期顕症梅毒T期1人、早期顕症梅毒U期2人、無症状病原体保有者1人)、百日咳1人(年齢:7歳)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)の報告が多い状況です。
インフルエンザによる入院患者の報告が1人(15-19歳、B型)ありました。

(文:さいたま市提供)

2019/06/05(水)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第22週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第22週(5月27日〜6月2日)
★40歳以上の男性は注目〜風しんの追加的対策について〜

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者2人、血清型:O1031人、O不明1人)の報告がありました。
五類感染症の侵襲性インフルエンザ菌感染症1人、侵襲性肺炎球菌感染症2人、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期1人、無症状病原体保有者1人)、百日咳2人(年齢:2歳1人、20歳代1人)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。

※腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
気温が上昇するこれからの季節は、O157など腸管出血性大腸菌感染症に注意が必要です。
予防のため、肉を焼く前後でトングや箸の使い分けを行い、中心部まで加熱しましょう。また、調理や食事の前、トイレの後はよく手を洗いましょう。予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「腸管出血性大腸菌感染症(O157など)」をご覧ください。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は18人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

子どものころにワクチンの定期接種の機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日生まれの男性について、2022年3月31日までの間に限り、原則無料で抗体検査と予防接種が受けられるようになりました。
詳細は、さいたま市ホームページ「風しん追加的対策について」をご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2019/05/30(木)
インフルエンザが流行しています(第21週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第21週(5月20日〜5月26日)
★風しんの感染を広げないために

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の細菌性赤痢1人(病型:患者、菌種:S.sonnei、感染地域:国内)の報告がありました。
五類感染症のクロイツフェルト・ヤコブ病1人(病型:孤発性プリオン病)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:G群)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、破傷風1人、百日咳2人(年齢:9歳1人、10歳代1人)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。
さいたま市の百日咳の今年の累計は81人となりました。
風しんの詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の1.61人から0.90人(報告数37人)となりました。流行の目安となる「定点当たり1人」を下回りました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)の報告が多い状況です。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が2人(1-4歳2人)ありました。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は17人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

20〜40歳代男性の風しん患者の報告が多く、妊婦への感染が特に心配されます。感染拡大防止
のため、日頃より健康の維持にご留意いただき、発熱、発疹、リンパ節腫脹(特に耳の後ろ、後頭部、首)、結膜充血など気になる症状がある場合は、早期に受診しましょう。
また、予防接種歴が確認できない場合は、風しんの抗体検査、ワクチン接種をご検討ください詳
細は、さいたま市感染症情報センターホームページ「風しん」をご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2019/05/23(木)
インフルエンザが流行しています(第20週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報/さいたま市インフルエンザ週報
令和元年第20週(5月13日〜5月19日)
★インフルエンザが流行しています!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く)1人(病原体:不明)、急性脳炎1人(病原体:不明)、クロイツフェルト・ヤコブ病1人(病型:孤発性プリオン病)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:G群)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒U期2人)、百日咳3人(年齢:9歳1人、10歳代2人)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。風しんの詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.51人から1.61人(報告数66人)と増加しました。流行の目安となる「定点当たり1人」を超えている状況です。ウイルス検出情報などの詳細は、「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。
流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が1人(5-9歳)ありました。

□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は16人となりました(診断日集計)。なお、第19週に報告された患者(臨床診断例)は、抗体検査の結果を受けて届出が取り下げられています。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

<風疹急増に関する緊急情報(国立感染症研究所2019年5月15日現在)>
2019年第1〜19週の風しん累積患者報告数は1,486人(男性1,186人、女性300人)となった。
地域別には、東京都(491人)、神奈川県(180人)、千葉県(138人)、大阪府(114人)、埼玉県(107人)、福岡県(79人)、兵庫県(39人)、愛知県(37人)、広島県(26人)、北海道(25人)、佐賀県(21人)からの報告が20人以上と多い。

★風しんの追加的対策について
昭和37年(1962年)4月2日〜昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性は、風しん第5期定期予防接種対象者です。対象者の方は、積極的に風しん抗体検査を受け、「陰性」と判定された場合は、予防接種をうけるようにしましょう。詳細は、さいたま市ホームページ「風しんの追加的対策について」をご覧ください。

□さいたま市インフルエンザ週報(速報)□
1.市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科27ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は66人、定点当たり報告数は先週の0.51人から1.61人と増加しました。流行の目安となる「定点当たり1人」を超えており、引き続き注意が必要です。
埼玉県内の定点当たり報告数は0.93人です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。

2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第20週は、学級閉鎖3学級(大宮区1校、浦和区1校)の報告がありました。
(文:さいたま市提供)

2019/05/16(木)
インフルエンザに注意しましょう(第19週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第19週(5月6日〜5月12日)
★インフルエンザに注意しましょう!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の急性脳炎3人(病原体:不明3人)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清
群:A群)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒U期)、百日咳3人(年齢:9歳1人、10歳代2人)、風しん1人(病型:臨床診断例)の報告がありました。
風しんの詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。
梅毒の今年の累計は25人となり、2006年以降の同時期と比較して最も多い状況です。

■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.37人から0.51人(報告数21人)となりました。流行の目安となる「定点当たり1人」を下回っている状況ですが、第20週(5月14日現在)に、学級閉鎖2学年(大宮区1校、浦和区1校)の報告があるため引き続き注意が必要です。
水痘(みずぼうそう)、手足口病の報告が増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は16人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

☆職場における風しん対策について
風疹急増に関する緊急情報によると、2018年1月から全国で届け出のあった患者の職業について、特に配慮が必要な職業として、医療関係者15人、教職員12人、保育士11人、消防士・消防署員6人が報告されています。これらの職種は、他の職種より風しん患者との接触の機会が多く、また周囲への影響も大きいことから、職場ごとの感染症対策ガイドラインが別途定められています。
詳細は、さいたま市感染症情報センターHP「さいたま市の風しん報告状況」をご覧ください。


(文:さいたま市提供)