さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2021/05/27(木) |
☆RSウイルス感染症にご注意ください!(第20週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第20週(5月17日〜5月23日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第20週受理分 三類感染症腸管出血性大腸菌感染症2件(類型:無症状病原体保有者2件血清型:不明2件) 四類感染症E型肝炎1件(感染地域:不明) 五類感染症侵襲性肺炎球菌感染症2件 ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 3.89(105) 横ばい A突発性発しん 0.59(16) 横ばい BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.41(11) 増加 C咽頭結膜熱 0.30(8) 増加 ※RSウイルス感染症にご注意ください! RSウイルス感染症は、乳幼児に多くみられる急性呼吸器感染症で、2歳までにほぼ100%の人が感染するといわれています。さいたま市ではまだ目立った増加は見られませんが、年明け以降、九州地方をはじめとして全国的に報告数が増加しています。感染経路は、患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染や接触感染のため、マスクの着用や手洗いの徹底に努めましょう。 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜5月31日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/05/20(木) |
☆腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!(第19週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第19週(5月10日〜5月16日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第19週受理分 三類感染症腸管出血性大腸菌感染症1件(類型:患者血清型:不明) 五類感染症 急性脳炎1件(病原体:不明) 梅毒4件(病型:早期顕症梅毒T期4件) 百日咳1件(年齢:2歳) ☆腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! 例年、気温の上昇とともに、腸管出血性大腸菌感染症の報告が増加します。 腸管出血性大腸菌は、肉類や野菜などさまざまな食品から見つかっています。肉を焼く時は前後でトングや箸の使い分けを行い、中心部まで加熱しましょう。 また、サラダなどに使う野菜や果物なども流水でよく洗いましょう。 予防方法など詳細は、さいたま市感染症情報センターホームページ「腸管出血性大腸菌感染症(O157など)」 (https://www.city.saitama.jp/002/001/008/003/004/p003103.html)をご覧ください。 ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 5.19(140) 増加 A突発性発しん 0.59(16) 横ばい BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.30(8) 横ばい C咽頭結膜熱 0.15(4) 横ばい |
(文:さいたま市提供) |
2021/05/13(木) |
☆百日咳について(第18週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第18週(5月3日〜5月9日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第18週受理分 五類感染症 侵襲性肺炎球菌感染症1件 梅毒3件(病型:早期顕症梅毒T期1件、早期顕症梅毒U期1件、無症状病原体保有者1件) 百日咳1件(年齢:2歳) ☆百日咳について 百日咳は、特有のけいれん性の咳発作(痙咳発作)を特徴とする急性気道感染症で、特にワクチン未接種の乳幼児が感染すると重症化しやすくなります。ワクチン既接種の小児や成人でも感染源となる可能性があるため注意が必要です。夜間の咳込み、発作性の激しい咳など気になる症状が続く場合は速やかに受診しましょう。 ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 1.78(48) 減少 A突発性発しん 0.30(8) 減少 BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.15(4) 減少 C流行性角結膜炎 0.13(1) 減少 |
(文:さいたま市提供) |
2021/05/07(金) |
☆まん延防止等重点措置が適用されています(4月20日〜5月11日)(第17週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第17週(4月26日〜5月2日) ※今週は長期休暇の影響を受け、定点報告医療機関数の減少(インフルエンザ41→31、小児科27→22、眼科8→6)のため、定点把握対象疾患の動向は参考値となります。 ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第17週受理分 五類感染症 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1件(菌種:Enterobactercloacae) 劇症型溶血性レンサ球菌感染症1件(血清群:G群) 侵襲性肺炎球菌感染症1件 梅毒1件(病型:無症状病原体保有者) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 4.55(100) 増加 A突発性発しん 0.95(21) 増加 BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.45(10) 横ばい C流行性角結膜炎 0.17(1) 横ばい ☆まん延防止等重点措置が適用されています(4月20日〜5月11日) 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、さいたま市は新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づくまん延防止等重点措置の区域となっています。県境をまたぐ移動の自粛、日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛、混雑している場所や時間を避けて行動すること、感染対策が徹底されていない飲食店の利用自粛等にご協力をお願いいたします。 |
(文:さいたま市提供) |
2021/04/28(水) |
☆まん延防止等重点措置が適用されています(4月20日〜5月11日)(第16週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第16週(4月19日〜4月25日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第16週受理分 五類感染症 急性脳炎1件(病原体:不明) 侵襲性肺炎球菌感染症1件 梅毒2件(病型:早期顕症梅毒U期2件) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 2.44(66) 増加 A突発性発しん 0.74(20) 増加 B咽頭結膜熱 0.26(7) 横ばい C流行性角結膜炎 0.25(2) 増加 ☆まん延防止等重点措置が適用されています(4月20日〜5月11日) 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、さいたま市は新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づくまん延防止等重点措置の区域となっています。県境をまたぐ移動の自粛、日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛、混雑している場所や時間を避けて行動すること、感染対策が徹底されていない飲食店の利用自粛等にご協力をお願いいたします。 |
(文:さいたま市提供) |
2021/04/22(木) |
☆梅毒にご注意ください!(第15週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第15週(4月12日〜4月18日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第15週受理分 五類感染症劇症型溶血性レンサ球菌感染症1件(血清群:G群) 梅毒1件(病型:早期顕症梅毒T期) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 1.59(43) 減少 A突発性発しん 0.63(17) 増加 BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.52(14) 増加 C咽頭結膜熱 0.22(6) 横ばい ☆梅毒にご注意ください! 梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。 詳しくは、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」( https://www.city.saitama.jp/002/001/008/003 /006/p081109.html )をご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2021/04/15(木) |
☆梅毒にご注意ください!(第14週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第14週(4月5日〜4月11日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第14週受理分 五類感染症梅毒1件(病型:早期顕症梅毒U期) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 2.07(56) 横ばい A突発性発しん 0.52(14) 増加 B咽頭結膜熱 0.33(9) 増加 CA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.26(7) 横ばい ☆梅毒にご注意ください! 梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。 早期に治療しないと心臓、血管、脳など複数の臓器の障害につながることがあります。 感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。 詳しくは、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」( https://www.city.saitama.jp/002/001/008/003/006/p081109.html )をご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2021/04/08(木) |
さいたま市感染症発生動向調査(第13週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第13週(3月29日〜4月4日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第13週受理分 三類感染症 腸管出血性大腸菌感染症2件 (類型:患者1件、無症状病原体保有者1件血清型:O1571件、O1661件) 五類感染症カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1件(菌種:Klebsiellaaerogenes) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 2.15(58) 横ばい A突発性発しん 0.48(13) 横ばい BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.26(7) 増加 C水痘 0.15(4) 横ばい |
(文:さいたま市提供) |
2021/04/01(木) |
★梅毒にご注意ください!(第12週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第12週(3月22日〜3月28日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第12週受理分 五類感染症 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1件(菌種:Enterobactercloacae) 劇症型溶血性レンサ球菌感染症1件(血清群:A群) 侵襲性肺炎球菌感染症1件 梅毒5件(病型:早期顕症梅毒U期2件、無症状病原体保有者3件) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 1.93(52) 減少 A突発性発しん 0.48(13) 横ばい BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.22(6) 横ばい C水痘 0.11(3) 横ばい ☆梅毒にご注意ください! 梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。 詳しくは、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」 ( https://www.city.saitama.jp/002/001/008/003/006/p081109.html )をご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2021/03/25(木) |
★3月24日は世界結核デーです。(第11週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第11週(3月15日〜3月21日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第11週受理分 四類感染症レジオネラ症1件(病型:肺炎型) 五類感染症侵襲性肺炎球菌感染症1件 ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 2.70(73) 減少 A突発性発しん 0.41(11) 減少 B咽頭結膜熱 0.30(8) 増加 CA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.22(6) 減少 C水痘 0.22(6) 増加 ☆3月24日は世界結核デーです。 市内では、毎年、100件以上の結核の報告があり、また、どの年代においても一定の報告があります。せき、たん、微熱などの症状が2週間以上続くときは、受診しましょう。 |
(文:さいたま市提供) |