【マイタウンさいたま】ログイン 【マイタウンさいたま】店舗登録
■今週のこども感染症情報■
さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。
この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。

当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、
さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。

全707件中  新しい記事から  241〜 250件
先頭へ / 前へ / 15... / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28 / 29 / ...35 / 次へ / 最終へ  

2019/08/29(木)
手足口病が流行警報レベルとなっています!
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第34週(8月19日〜8月25日)
★手足口病が流行警報レベルとなっています!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者1人、無症状病原体保有者1人、血清型:O1572人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は18人となりました。
四類感染症のデング熱2人(病型:デング熱2人、推定感染地域:カンボジア1人、フィリピン1人)、マラリア1人(病型:三日熱、推定感染地域:ソロモン諸島)の報告がありました。
五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Enterobactercloacae)、急性脳炎1人(病原体:単純ヘルペスウイルス1型)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(病型:晩期顕症梅毒)、百日咳3人(年齢:0歳1人、10歳代1人、50歳代1人)、風しん2人(病型:検査診断例2人)の報告がありました。風しんの今年の累計は27人となりました。
詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の5.23人から2.68人(報告数67人)と減少しました。しかし、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えている状況で注意が必要です。
ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たり報告数は、先週の2.31人から1.44人(報告数36人)と減少しました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を下回りました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況です。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。
インフルエンザによる入院患者の報告が3人(70歳以上3人、A型3人)ありました。

□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が2人ありました。2019年の累積報告数は27人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

★職場における風しん対策について
国立感染症研究所IASRVol.402019年8月号「風疹・先天性風疹症候群2019年5月現在」によると、2013年の流行時から5年を経た2018年では、患者の年齢中央値も約5歳分上昇したと考えられていて、40〜50歳代の男性を中心とした職場での集団発生も報告されています。
国立感染症研究所において「職場における風しん対策ガイドライン」を作成していますのでご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2019/08/21(水)
手足口病・ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第33週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第33週(8月12日〜8月18日)
★手足口病・ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなっています!

※今週はお盆の影響を受け、定点報告医療機関数が減少(インフルエンザ41→19、小児科27→13、眼科8→5)及び診療日数の減少のため、定点把握対象疾患の動向は参考値となります。

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の侵襲性インフルエンザ菌感染症1人、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。風しんの今年の累計は25人となりました。
詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の9.05人から5.23人(報告数68人)と減少しました。しかし、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えている状況で注意が必要です。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は、先週の4.74人から2.31人(報告数30人)と減少しましたが、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えていて注意が必要です。
インフルエンザ、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。
細菌性髄膜炎の報告が1人(0歳)ありました。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は25人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。


☆風しんはワクチンで予防できる感染症です!
風しん患者は発疹の症状がでる前からウイルスを排出しています。わかりやすい症状がでないこともあり、そういった患者から知らないうちに感染している可能性があるため、感受性者への感染を防止することが難しいといわれています。日頃から風しんの免疫をつけておくことが大事です。
詳細は、さいたま市感染症情報センターHP「風しん」をご覧ください。


(文:さいたま市提供)

2019/08/15(木)
手足口病・ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第32週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第32週(8月5日〜8月11日)
★手足口病・ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなっています!

※今週はお盆の影響を受け、定点報告医療機関数が減少(インフルエンザ41→29、小児科27→19、眼科8→4)したため、定点把握対象疾患の動向は参考値となります。

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者1人、無症状病原体保有者1人、血清型:O1572人)の報告がありました。
腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は16人となりました。
四類感染症のマラリア1人(病型:熱帯熱、推定感染地域:モザンビーク共和国)の報告がありました。
五類感染症の急性脳炎1人(病原体:インフルエンザウイルス)、侵襲性インフルエンザ菌感染症1人、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期1人、無症状病原体保有者1人)、播種性クリプトコックス症1人、百日咳1人(年齢:9歳)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の15.33人から9.05人(報告数172人)と減少しました。しかし、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えている状況で注意が必要です。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は、先週の6.67人から4.74人(報告数90人)と減少しましたが、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えていて注意が必要です。
インフルエンザ、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況です。
無菌性髄膜炎の報告が1人(70歳以上)ありました。

(文:さいたま市提供)

2019/08/08(木)
手足口病・ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第31週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第31週(7月29日〜8月4日)
★手足口病・ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなっています!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の後天性免疫不全症候群2人(病型:AIDS1人、無症状病原体保有者1人)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒2人(病型:無症状病原体保有者2人)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。
風しんの今年の累計は24人となりました。
詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

☆後天性免疫不全症候群の報告が増加しています。
さいたま市の今年の累計は7人となり、昨年1年間の報告数7人と同数になりました。さいたま市では、検査当日に検査結果をお知らせできる「HIV即日検査」を実施しています。詳細は市ホームページ「HIV(エイズ)即日検査・相談を行っています!」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の22.22人から15.33人(報告数414人)と減少しました。しかし、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を大きく超えている状況で注意が必要です。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は、先週の8.11人から6.67人(報告数180人)と減少しましたが、流行警報開始基準値(定点当たり6人)を超えていて注意が必要です。
インフルエンザ、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(15-19歳)ありました。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は24人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

★女性も風しん予防接種歴の確認をお願いします!
さいたま市で2018年〜2019年31週までに診断された女性患者13人(1歳1人、10歳代1人、20歳代6人、30歳代4人、40歳代1人)の予防接種歴は、不明が9人、無しが2人、有り(1回目のみ)が1人、有り(詳細不明)が1人でした。
妊娠中は風疹含有ワクチンの接種は受けられません。妊娠を希望する女性、およびその家族の方は、ご自身の母子健康手帳等で2回の予防接種歴が確認できない場合は、風しん抗体検査、予防接種をご検討ください。

(文:さいたま市提供)

2019/08/01(木)
手足口病・ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第30週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第30週(7月22日〜7月28日)
■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症3人(病型:肺炎型3人)の報告がありました。
五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Enterobactercloacae)、梅毒3人(病型:早期顕症梅毒T期1人、早期顕症梅毒U期1人、無症状病原体保有者1人)、百日咳3人(年齢:10歳代3人)の報告がありました。

★手足口病・ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の20.63人から22.22人(報告数600人)と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり5人)を大きく超えています。2006年以降最も報告の多い状況で注意が必要です。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は、先週の7.19人から8.11人(報告数219人)と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり6人)を超えていて注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、水痘(みずぼうそう)の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。

☆ご存じですか?レジオネラ症!
原因となるレジオネラ属菌は、もともと土壌や水環境に普通に存在する菌です。
高圧洗浄等のエアロゾル(しぶき)、ガーデニングや農作業における粉塵からも感染の機会があり、免疫力の低い高齢者や持病のある方は特に注意が必要です。
詳細は、市感染症センターHP「レジオネラ症」をご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2019/07/25(木)
手足口病・ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第29週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第29週(7月15日〜7月21日)
★手足口病・ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなっています!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:不明、溶血性尿毒症症候群)の報告がありました。
腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は14人となりました。
五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:A群)、侵襲性インフルエンザ菌感染症2人の報告がありました。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の16.24人から20.63人(報告数557人)と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり5人)を大きく超えています。2006年以降最も報告の多い状況で注意が必要です。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は、先週の6.44人から7.19人(報告数194人)と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり6人)を超えていて注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。

(文:さいたま市提供)

2019/07/18(木)
手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第28週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第28週(7月8日〜7月14日)
★手足口病が流行警報レベルとなっています!
★ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなりました!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は13人となりました。五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:G群)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒U期1人、無症状病原体保有者1人)、百日咳5人(年齢:8歳1人、10歳代2人、30歳代2人)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の9.37人から16.24人(報告数406人)と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えていて注意が必要です。
ヘルパンギーナの定点当たり報告数は、先週の3.19人から6.44人(報告数161人)となり、流行警報開始基準値(定点当たり6人)を超えました。
インフルエンザ、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が多い状況です。
無菌性髄膜炎の報告が1人(0歳)ありました。

(文:さいたま市提供)

2019/07/11(木)
水痘が流行注意報レベルとなりました!(第27週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和元年第27週(7月1日〜7月7日)
★水痘(みずぼうそう)が流行注意報レベルとなりました!
★手足口病が流行警報レベルとなりました!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。
五類感染症の急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く)1人(病原体:不明)、水痘(入院例に限る)1人(病型:検査診断例)、梅毒3人(病型:早期顕症梅毒T期1人、無症状病原体保有者2人)、百日咳1人(年齢:6歳)の報告がありました。
梅毒の今年の累計は38人となり、2006年以降で最も報告の多かった昨年の同時期と比較して多い状況です。

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たり報告数は、先週の4.11人から9.37人(報告数253人)となり、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えました。水痘、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況です。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が1人(1-4歳)ありました。
夏型感染症の報告が増加しています。手洗い、ウガイ、咳エチケットの励行をお願いします。また、タオルやコップの共用は避けましょう。

(文:さいたま市提供)

2019/07/04(木)
風しんにご注意を!(第26週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第26週(6月24日〜6月30日)
★職場や医療機関における風しん対策について

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の報告数累計は12人となりました。
五類感染症の後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、百日咳3人(年齢:10歳代2人、40歳代1人)、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。
風しんの今年の累計は23人となりました。詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、手足口病、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が多い状況です。
無菌性髄膜炎の報告が1人(35-39歳)ありました。
夏型感染症の報告が増加しています。手洗い、ウガイ、咳エチケットの励行をお願いします。また、タオルやコップの共用は避けましょう。

□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が1人ありました。2019年の累積報告数は23人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

★職場や医療機関における風しん対策について
風疹急増に関する緊急情報には、「職業記載欄に会社員と記載されていた人が669人と最も多いが、特に配慮が必要な職種として医療関係者が25人(看護師7人、薬局勤務4人、医師3人、医療事務4人、歯科医師1人、歯科医院勤務1人、検査技師1人、看護助手2人、リハビリ職員1人、医療従事者1人)、教職員12人、保育士12人、警察官・警察署員10人、消防士・消防署勤務7人が報告された。」との記述があることから、感染を拡げないためには職場での対策も重要となります。
国立感染症研究所において「職場における風しん対策ガイドライン」、「医療機関における風しん対策ガイドライン」を作成していますのでご覧ください。

(文:さいたま市提供)

2019/06/27(木)
風しんにご注意を!(第25週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)/さいたま市風しん週報
令和元年第25週(6月17日〜6月23日)
★先天性風疹症候群の報告数について

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:無症状病原体保有者、血清型:O91)の報告がありました。
五類感染症の急性脳炎1人(病原体:不明)、水痘(みずぼうそう)(入院例に限る)1人、百日咳2人(年齢:10歳代1人、30歳代1人)、風しん3人(病型:検査診断例2人、臨床診断例1人)の報告がありました。
風しんの今年の累計は22人となりました。詳細は、「さいたま市風しん週報」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
感染性胃腸炎、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶接性レンサ球菌咽頭炎の報告が多い状況です。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が1人(10-14歳)ありました。
インフルエンザによる入院患者の報告が1人(70歳以上、A型)ありました。


□さいたま市風しん週報□
風しんの報告が3人ありました。2019年の累積報告数は22人となりました(診断日集計)。
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠20週頃までにかかると胎児に感染し、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)赤ちゃんが生まれることがあります。

★先天性風疹症候群の報告数について
風疹急増に関する緊急情報によると、2019年第4週・第17週・第24週に各1人、合計3人が報告された。

(文:さいたま市提供)