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2006/05/24(水) |
言い分は双方から |
こんなことってたまにありませんか。
AさんがBさんを激しく非難しています。Aさんから話を聞いていると確かにひどい。Bさんがいかに悪意に満ちているかひしひしと伝わってきます。Aさんの話を聞いたCさんは「Bさんはひどい人だ」と思いこみます。これが回り回ってBさんの悪評は高まるばかりです。 ところが、Bさんを知っている人が聞くと「それ、本当ですか?」と首を傾げます。Bさんの話を聞くと、Aさんの話には全く根拠がなかったわけでもないのですが、BさんのAさんに対する言動には何かしら理由があり、それももっともな内容だったりします。そこではじめてAさんの非難はちょっと行き過ぎだと気がつくわけです。逆に、Aさんに非があることだって十分あり得ます。 かつての上司に、「こういうときには目の前にいる相手の言うことだけを鵜呑みにしてはいけない。言い分は両方から聞け」と口を酸っぱくして言われたことがあります。 現実的には一方的な批判がまかり通ることがあります。情報が量としては氾濫している現代ですが、常に双方からの言い分を聞ける環境ができているのか気になります。正しい判断をするためには、自分で気をつけていないと簡単に情報操作されてしまいます。注意したいものですね。 |
(文:忍者) |
2006/05/23(火) |
人を動かすもの | ||||||||
起業した人の話を聞いているとさまざまです。業種にもよりますが、丁稚奉公しつつ技術的には充分なレベルに達したとしても、いざ開業するとなると借金を背負い込んだり、人を使うといった経営の問題がのしかかってくるので二の足を踏む人もいます。経験者からは最初の一歩を踏み出すときの怖さを聞くこともあります。
ではどうやってその恐怖を克服したかというと、誰かの何気ない言葉であることが多いようです。これは統計を取ったわけでもないのですが、いろいろな人と話していると、「元手となる資金が潤沢になったから」という人はいなくて、短い言葉に勇気づけられてという人が多いようです。 その言葉というのは全く何気なくて、当事者でなければそのありがたさは理解できない場合もあります。しかし、人を勇気づけ、行動に導くのが言葉であるというのは大変重要なことだと思いませんか? そういえば書店には、名言を集めた本がたくさん並んでいます。悩んだり迷ったりしたときは短い一文が光って見えるのかもしれませんね。
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(文:忍者) |
2006/05/22(月) |
山菜 |
所用があったので週末に田舎の実家に行ってきました。せっかく田舎に来たのだからどこかでウドでも買おうと探したところ、山菜を本格的に売っているお店が何軒かありました。時期が悪くて肝心のウドは入手できなかったのですが、山菜は何種類か買うことができました。しかも、むちゃくちゃ安い! 喜び勇んで持ち帰り、夜にタラの芽などの天ぷらを食したのは言うまでもありません。
都会で本格的な山菜を入手するのは難しくなってきました。例えば天然のウドをどうやって手に入れるか。近くに山がありませんし、自分では取れません。最近では地方の方々がインターネットショップを立ち上げて山菜を通信販売で売っていますが、値段は驚くほど高価です。しっかりと重要と供給によって価格が決まっているわけですが、もともと大量生産できないものだけに、今後もあまり値段が下がりそうにありません。日本全体が均等になってきたと思っていた私ですが、こうした物品についてはまだまだ偏在しているのですね。 |
(文:忍者) |
2006/05/19(金) |
待機するのも仕事 |
駅でぼーっとしているように見える職員さんですが、いざというときには機動的に動いていることがあるブログに書かれています。
http://mikinagato.exblog.jp/3094430/ 世の中の仕事には、誰の目にも入って華やかなものもあれば、一見何もしていないようで重要な役割を果たしているものもあります。待機しているというのは、いつ起きるか分からない有事のための重要な仕事です。社会の仕組みというのは、そういう仕事をしてくれている人たちによって支えられている部分がかなりあると私は思っています。ちょっと見ただけでは分からないのですが、そういう仕事を尊重したいものですね。 |
(文:忍者) |
2006/05/18(木) |
コーヒー |
コーヒーというのは不思議な飲み物です。日本国内だけでも膨大な量が消費されているはずなのに、その味、香りについて高い質が必ずしも求められていません。喫茶店に入る場合、コーヒーそのものではなく、その場所を買っているからでしょう。お店もそう割り切っているのか、ひどいときには黒い色がついただけの温かい液体が出てきます。「これが500円の商品か?」と私はときどき嘆くのですが、もともと良質の豆が入ってきていないという事情もあるようです。
豆も最も良質な部分はヨーロッパに流れると言われています。ヨーロッパのカフェは、単純に雰囲気が良さそうに見えるわけではなく、実質が伴っているのですね。 コーヒーを飲むという習慣だけは日本に定着しています。あとはその文化が成熟してくることを期待したいですね。ヨーロッパ並のカフェが各地にできるのはそう遠い将来ではないと私は見込んでいます。 |
(文:忍者) |
2006/05/17(水) |
サラリーマン川柳 |
毎年恒例のサラリーマン川柳が公開されています。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/senryu/index.html 日本語は便利なもので、短い一句で笑わせてくれます。ただし、サラリーマン川柳の場合、苦笑いになることが多いですね。 上位に入賞した作品が新聞や雑誌に掲載され、有名になるのが常ですが、10位以降の作品を読んでいると「こちらの方が深いのでは?」と思わせられることしきりです。おじさんとしては世のお父さんの悲哀が伝わってくるようで泣けます。書いているのはやはりサラリーマンなんだろうなと痛感しますね。 |
(文:忍者) |
2006/05/16(火) |
日本代表チーム |
今年開催されるワールドカップサッカー大会の日本代表が昨日発表されましたね。
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/feature/soccer_national_team_2006/ 浦和レッズからは3人が代表に選ばれていまねす。3人の名前が並ぶのは立派なものです。 今では日本がワールドカップに出場するのも当然と思われているフシがありますが、かつてはそうではありませんでした。今回は予選を勝ち抜き、実力で出場したわけですが、ここまでに至る経緯を考えるとかなり苦難の道だったように思えます。短期間に努力を重ねて飛躍してきただけに、期待が高まりますが、今回は特に強豪との戦いが待っているだけに代表選手が力を出し切れるように応援してあげたいものですね。 |
(文:忍者) |
2006/05/15(月) |
ラテン化 |
過去の日本人というと先進国の中でも最も労働時間が長く、仕事のことしか頭にないというようなイメージだったと思いますが、随分変わってきたように感じます。統計上の労働時間は減ってきましたし、仕事以外のこと、例えば夕方や週末にスポーツを楽しむ人も増えてきました。随分ゆとりが導入されたのではないかと私は思っています。
これは一般論化のしすぎでしょうが、日本人がラテン化することもあり得ます。もしかしたら、食事もゆっくりという傾向が生まれるかもしれません。私としてはお昼寝の時間ができればいいな、などと思うのですが、そんなことを発言したらどこかから鉄槌が飛んできそうですね。 |
(文:忍者) |
2006/05/12(金) |
ショート・タイム・サービス |
昔行きつけだった喫茶店にしばらくぶりに入ってみたら「ショート・タイム・サービス」というのがありました。30分以内で店を出るお客様にはコーヒー一杯が500円ではなく、300円にするというものでした。
駅の近辺には一杯160−180円程度のコーヒーショップができていて、それが活況を呈しています。さすがに専門店だからといって一杯500円を何の工夫もなしに維持できないのでしょう。 喫茶店のショート・タイム・サービスはまだ一般化していないようですが、競争が厳しいエリアでは広がってくるかもしれませんね。 |
(文:忍者) |
2006/05/11(木) |
すぐ一般論にすり替える |
昨日の当欄最後のところで、一般論にするのは云々と書きましたが、自分や身近な人のところで起きたことをやたらと一般論化する人が増えているのではないかという話を耳にしたことがあります。
例えば、 「・・・やっぱり○×ってのはバカだな」 「人間というのは必ず△▲するものだ」 などなど。 実際は、その人にしか起きない、その人がいるから起きるようなことでも、一般論にしてしまう。それによってすぐに実害が生じるわけでもないのですが、周りの人は腑に落ちない。それで「なぜそんな簡単に一般論になってしまうんだ?」と疑問に感じるらしいのですが、確かにそんな人もいるかもしれません。人間の行動が簡単に一般化できるものなのか興味があるところです。 |
(文:忍者) |