埼玉県は全国でも8つしかない海なし県のひとつですが、車を飛ばせば海にも山にも行けるという便利な土地です。この埼玉県に、知る人ぞ知るボードショップ「ギャラク」があります。夏にはサーフボード、冬にはスノーボードを扱います。店名は「Galactic Rider」(銀河の乗り手)を短縮したものです。
地元っ子の平井さんがギャラクをはじめたのは1985年です。まずはサーフボードショップとして開店し、1年後にスノーボードの取り扱いをはじめました。販売だけで終わらずアフターサービスもしっかりしますし、レッスンも行います。この店はそうしてサーフィンやスノーボードのプロを10名ほど輩出し、その中にはプロチャンピオンが2名も出ました。スノーボードではオリンピック出場を蹴る選手まで現れました。小さな店ですがプロショップとして大変有名な店となっていて、ここでは名前を出せないサッカー選手たちも平井さんの指導を受けています。今年6月には200人以上の関係者・お客さんを集めて盛大に20周年記念祭を行いました。
平井さんは「初心者を楽しく・上手くさせること」を願ってボードを販売しています。サーフボードを買いに来るのは主として20代から30代の若者ですが、最近ではサフィンの経験がない40代の人がショップに立ち寄ることが増えてきています。サーフィンが幅広い年代で受け入れられはじめているようです。
冬はスノーボードの季節となります。平井さんはワールド・プロ・ツアーのコーチとしてスイスを中心としたヨーロッパ諸国を転戦してきました。アメリカでも仕事をしています。その平井さんは日本という国を高く評価します。「日本を狭いという人がいるけど、大国ですよ。ヨーロッパで日本より大きな国はいくつありますか? その国土ではスノーボードもサーフィンもできます。朝山形県の月山でスノーボードをして、その日の午後には茨城県でサーフィンができるんです。こういう国をもっとポジティブに考えてもいいんじゃないかな」と言います。
お店ではお客さんとのコミュニケーションをとても大事にしています。量販店では考えられない濃い世界を味わいたい方、楽しく・上手くサーフィンやスノーボードをやりたい方いずれにもお勧めのお店です。