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■分かってるつもり?男と女の胸の内■
この連載は、「浦和カウンセリング研究所」で扱ったカウンセリング、相談を基に構成されたQ&Aで、わかりやすいよう脚色された部分があります。
主に浦和カウンセリング研究所所長 大関洋子が執筆し、大関行政書士事務所が監修しています。

■大関洋子プロフィール■
(浦和カウンセリング研究所所長/NPO法人日本カウンセラー連盟理事長/臨床発達心理士/心理カウンセラー/上級教育カウンセラー)
1941年生まれ。高校で国語、音楽を教える。2002年、浦和カウンセリング研究所を設立。結婚、出産、男女の共生等の話題を社会に提起。新聞、雑誌、TV等、連載、出演多数。 教育問題、夫婦・家族の悩み、職場での悩みなど、年間のべ1,000人以上のカウンセリングをこなす。
著書に「この子たちを受けとめるのはだれ?」(文芸社)、「素敵なお産をありがとう」「セクシュアルトークで一家団ランラン」等。

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2018/09/25(火)
第145回【子親編】「すべて義母の意向で動く夫」
【Q】
夫と結婚して3年です。お互いの両親の知人を介して知り合いました。夫は高収入な上に乱暴な人ではないので、友人から「いい人と結婚したよね」と言われます。

義父が昨年急逝し義母が一人暮らしになったのですが、近所ということもあり週4日は義母が夕飯にやってきます。そんなときの夫は「テレビ、何見る?」「明日の夕飯は何にする?」「今度の休みにどこかに旅行でも行く?」という具合に何から何まで義母の意向で確かめます。私と義母の考えが違うときも優先なのは義母です。

義父が亡くなってからどんどんエスカレートしてきたので、我慢できなくなった私が「お義母さんと私とどっちが大事なのよ!?」と怒鳴ると、「そりゃあ君も大事だけれど、母は別でしょ、親子だもん」と言うんです。私は親子だから、こちらがわがままを言っても許されると思っているのに、正反対の考えの夫にびっくりしました。この先、結婚生活を続ける自信がなくなりました。

【A】
あなたの夫は相当なマザコンです。結論から申し上げれば、あなたも「結婚生活を続ける自信がない」とおっしゃっているのですから、なるべく早いうちに別居、離婚をお勧めします。ただし、まれには妻が夫に「このままでは離婚せざるを得ない」ことを話し、それがいやならカウンセリングを受けたり、マザーコンプレックス(これは和製英語です)について学び直してもらって立ち直る場合もありますので、これを読んでもう一度しっかり話をしてみてください。

あなたの夫のような人を、昔話にでも出てくるような親孝行息子と思う人もいるかもしれませんが、これは「自立」できていないというマザコンの特徴でもあるわけです。子どもの時は自分自身の身の安全は親に守ってもらうより術がなく、特に身近にいる母親というのは自分の命を守る上で欠かすことのできない存在でもありす。また、幼い頃から自分の世話を焼いてくれて甘えさせてくれる存在が母親ですから、母親は自分にとって一番都合のいい女性なのです。自分のすることを何でも許してくれて、自分が子どもの状態、成長していない状態で虚勢を張ることもなくいられる母親、むしろ子どものままでいた方が母親自身も喜んでいる。成熟していない人にとっては「子どものままでいられる」状態が居心地がよく嬉しくてたまらないのです。恋人や妻とは成熟した男性として振る舞わなければならず、自立していない依存心の強いマザコン男性には結構きついのです。

ですから、あなたの夫のごとく「母は別」と言い訳をしつつ、何事にも母親を優先し、母親も息子を夫、もしくは恋人代わりにして、べったりしているのです。普通、心理的発達段階の一時期にエディプスコンプレックスと名付けられたマザコン的性格が表れて、無意識のうちに母親を父親から奪って自分の愛情対象にしようとする願望が生じますが、成長と共にその傾向は捨てられていきます。徐々に友人、恋人、社会へ目が向くのですが、あなたの夫のように心理的発達の重要な転換点で母親への愛着、執着が断ち切れていないと自立心や創造性が欠如していて、妻との親密度より、母親との境界線がない振る舞いをしてしまいます。

「エディプスコンプレックス」という言葉は、ギリシャ神話の悲劇、エディプス王が父とは知らず闘って父を殺し、母とは知らずそのお妃であった母と結婚し、それがわかったとき母は自害し、エディプス王子は両目を自ら突いて放浪の旅に出るという物語から取ったものです。

まず、妻としてこのままではやってはいけないあなたの気持ちをしっかり話してみてください。
(文:大関洋子)

2018/09/06(木)
第144回【親子編】「私、野球部に入りたい!」
【Q】
現在中学3年の娘は3歳年上の兄の影響もあり、小学3年生の時から地域の少年団で野球をやっていて、中学でも男子だけだった野球部に入部して、男子と同じように普通の野球部員として野球をやってきました。
学校からソフトボール部に入るよう説得はされたんですが、本人が「野球とソフトボールは違う」と譲らず、学校が折れた形で野球部に入ることができました。人数が多いのでレギュラーにはなれませんでしたが、練習試合には出してもらっていました。

夏休みが明けて高校選択を真剣に考える時期になり、高校でも野球部に入って甲子園に出たいと言い出したんです。女子でも野球部に入れるか確認したんですけど、返ってくる答えは「前例がない」とか「マネージャーとしてなら」とか…。女子野球部があるところもあるにはあるんですが、娘は「テレビでやってる高校野球をやりたいの!」と全く聞く耳を持ちません。
マネージャーとして入部するように説得するのか、女子野球部に入部するよう勧めるか、それとも親として学校と交渉するか、どういう方向で進めればいいのか困っています。

【A】
あなたのお子さんのように女子で「野球」をやりたい方も増えており、女子高校生の野球競技参加の意識も年々高まっていますが、残念ながら日本高等学校野球連盟は「危険防止」の観点から男子野球部員と一緒に大会に参加することは認めていません。

今から20年ほど前、1995年6月に北京市の女子硬式野球チーム、韓国のチームが日本を訪れ「親善高等学校女子硬式野球大会」を開催しました。そのことがきっかけとなり、日本でも高校レベルにおける女子硬式野球の全国大会を開催すべきであるという気運が高まり、その開催母体として1997年、全国高校女子硬式野球連盟が結成されました。

2014年には全日本野球連盟にも加盟して2013年までの「任意団体」から全日本野球協会の傘下で「女子高野連」としてビジョンを持った育成システム作りやPR、規定作りが進められています。第1回全国高校女子硬式野球大会は1997年8月福生市で行われました。現在、関東では埼玉栄高校(全国大会優勝7回)、花咲徳栄高校、叡明高校、作新学院、駒沢学園等、関西でも、鹿児島や宮崎の高校27校に女子野球部があります。

お子さんは「甲子園で」と言っているとのことなので、それが男子に混じってということであれば、先ほど申し上げたように、夢は叶えられないのが現状です。ただ高等学校の部活で野球をやりたいということであれば、それは可能です。試合の場所も「11月なら甲子園が空いている」という意見もあるようですが、11月は高校生としては、期末試験、大学入試、就職試験を控えた大事な時期で、高校生活は野球のためにだけあるのではないという現場の意見で不参加を表明した学校があり実現しませんでした。

100年続いた男子の甲子園での野球は教育としての活動が根本であるため、大人の野球より制約が多く、日本高野連が勉学が高校生の本分であるとして、春と夏の大会以外はむやみに大会を増やさないよう厳しく戒めています。
女子高野連も春、夏の大会に男子の地方大会に相当するものとして3つ目のユース大会が加わったところです。今年、女子野球部創部準備を進めていた学校も加わると、約30校に女子野球部ができることになり、球場も毎年8月に兵庫県丹波市のスポーツピアで行われるようになるだけでなく、今年2018年には加須市の市民球場を女子の高校野球の聖地にしようと市が5億円をかけて改修中とのことです。

あなたのお子さんは、こういった歴史の中で、選手としては不可能な男子野球部のスコアラーやマネージャーとして野球に関わるか、女子硬式野球部員として野球をやり続けるかの選択をしなければなりません。女子野球部の歴史はまだ始まったばかりですが、着実に広がっています。歴史や現状をよく調べて、場合によっては部活動の見学などもして、ゆっくり親子で考えてみてください。

(文:大関洋子)

2018/08/17(金)
第143回【夫婦編】「風俗通いを男の甲斐性と開き直られて…」
【Q】
35歳、専業主婦です。夫は職場の先輩で3歳年上、結婚して10年です。
夫のスーツのポケットに風俗店のメッセージカードが何度か入っていたので、いつかちゃんと話をしようと思っていました。
先日、夫が帰宅したとき、女性ものの香水の匂いがしたので今がチャンスと切り出してみました。
最初はのらりくらりしていたんですが、さすがに匂いはごまかしきれないのと思ったのか、風俗店に行ってきたと白状したんです。

私のシナリオでは、そこで夫が謝ることになっていたんですが、状況は逆になり「風俗なんて男の甲斐性。だいたい今日は営業だ!」と開き直られてしまいました。「男の甲斐性?風俗で営業?ふざけないでよ!」と私が怒鳴ると「おまえだって、なんとかっていうグループのコンサートに出かけるじゃないか!それとどこが違うんだ?!」と怒鳴り返されて、それから口もきいていません。
夫がそんな考えの持ち主だなんて思ってもいなかったし、別れようかとも思うんですが、子どももいるし今後の生活を考えると、主婦をしている私には別れる決心がつきません。

【A】
売買春の人類史的起源は定かではありませんが、売春は世界最古の職業であるなどと言われたりするように、紀元前のオリエントにおける寺院売春が始まり(?)と言われています。ただこれは、産業化され、非合法化された現代の売買春とは同じ行為ではないとみられています。

日本では、10世紀の初め頃「遊女」や「白拍子」と呼ばれる女性の生業とされ、1589年には豊臣秀吉が京都二条柳町に「傾城屋」と呼ばれる晩春宿を集めて、遊郭を興したとされ、1617年には徳川秀忠が徴税の確保と治安維持を目的として江戸吉原を遊郭とした歴史が残っています。こうした公娼制度は貧しい親が娘を借金の形に売るという家父長制度の上に成り立っていたため、諸外国から批判され、明治政府は1872年「娼妓解放令」で人身売買を禁止しましたが、その直後「貸座敷、娼妓取締規則」で自由意志の営業を容認したため、貧困という現実の中で実質的な奴隷労働としての売春は、むしろ拡大していくことになります。
貧困層の女性たちの多くは、梅毒などの性病や過酷な性労働の中で自殺するなど、身を滅ぼすものも少なくありませんでした。
第二次大戦後、米兵相手の売春を整備するために組織された「赤線」の設置など、公娼制度は国策として展開されましたが、1956年の売春防止法は、その流れに一応終止符を打ちました。

1990年代以降、売春も一つの職業であるなどという「セックスワーカー」なる言葉も出たりして、売買春の是非の議論も出てきましたが、「売春防止法」は「売る女性を罰し、買う男性をとがめない」という極めて不平等、不公正なものです。売春を法的に禁ずるなら、売る側だけでなく買う側も処罰の対象とすべきなのは自明の理です。

女性は男性よりも売買春を非難する傾向が強いのですが、あなたのように自分の夫が「普通(素人)の女性」と浮気するのは絶対許せないけれど、「風俗の女性」が相手の性行為、しかも「営業だ」と開き直られると、「子どももいるし、主婦の私には別れる決心がつかない」という感じで迷ってしまいます。

あなたは、女性の性を買春するような夫とは思わず、結婚、出産、子育てをしてきたわけですが、今回のことで、人生の価値観に大きなずれがあることがわかったわけで、しかも売買春とコンサートを同等と考えて怒鳴り返し、開き直られてはたまったものではありません。

「風俗通いは男の甲斐性」という夫の価値観を変えるのはなかなか難しいことで、禁止すれば隠れてやることになるでしょうね。
ご自分の気持ちを夫に言い続けて、あとはお子さんの成長を待って別れるか、諦めて今の状況に目をつぶるか…。この価値観に納得できなければ、自立の道、仕事に復帰してこんな夫とは別の人生を歩く決心をするか、いずれかを選択するしかありません。
別れようというあなたの勇気を応援したいと思います。
(文:大関洋子)

2018/08/06(月)
第142回【恋愛編】「結婚て、友人関係を壊すもの?」
【Q】
私には3人の親しい友人がいます。1人は高校、大学と一緒、あとの2人は大学で知り合いました。大学時代は、勉強、サークル、買い物、旅行と、ほとんどの時間を一緒に過ごしていました。あれから5年。仕事はバラバラになりましたが、メールをしたりLINEをしたり、長期の休暇はなるべく日にちを合わせて旅行をしたり…。

ところが、卒業して4年くらいした頃から状況が一変したんです。私だけがのけ者みたいになって…。まず高校時代からの友人が結婚、それから半年もしないうちにあとの2人も結婚したんです。1人目の時は心からおめでとうっていう気持ちになれたんですけど、2人目、3人目になると妬ましく感じるようになって…。もちろん、人の結婚で一喜一憂することはないんですけど、LINEをしても家族の話題ばっかり、一緒に出かけても3人がくっついてしまって私は蚊帳の外。しかも、3人の結婚はそれぞれ男性を紹介し合った結果なんです。そりゃ、私が一番ブサイクなのは認めます。でも、仲間はずれはないじゃないですか!男女の問題って友達の間を引き裂くようなことなんですか?!

【A】
残念ですが、今は結婚した3人の友人とは、もう彼女らの独身時代のようには親しく仲良くお付き合いできないと諦めてください。ましてや、もし彼女らが妊娠、出産、子育てなどと生活が広がっていくと、益々あなたとの心の距離、いや心の距離だけでなく物理的、時間的距離も遠くなっていくことでしょう。

考えてみてください。3人の友人とは、1人は高校、2人は大学という時代を共に生き、勉強、サークル、買い物、旅行と、ほとんどの時間を一緒に過ごしたとおっしゃっていることを。人が仲良くなるためには、「時間と空間を共にする」ことがとても大切なんです。長距離恋愛や国境を越えた恋が暗礁に乗り上げてしまうことが多く、たまにそれを乗り越えて恋が実ると奇跡のようにもてはやされてドラマ化されたりするのをご存じですよね。それほど、人が仲良くするには共通の体験が必要なんです。そして、その体験を語り合って、「そうそう」「あるある」ともっと仲良くなっていきます。

今、彼女らには、時間と空間を共有するパートナーがいる。しかもそのパートナー、夫となった人は、それぞれ紹介し合った男性。もうこうなったら、あなたが蚊帳の外なのは当たり前です。一緒に出かけても3人がくっついてしまうのも仕方ありません。さみしいし、悔しいでしょう。それでも、この親しい、いや親しかった3人の友人と仲良くしていたいと思うなら、今は寂しくても、悔しくても、じっと耐え、顔で笑って心で泣くようにして、3人の楽しそうな話を聴いてあげてください。

大丈夫!こんな悔しい思いをするのも、ほんのつかの間ですから。なぜって、間もなく3人の共通の結婚やパートナーの違いに気づいて、唯一中立の立場にあるあなたに「聴いて、聴いて!」と救いを求めてきますから。今は、なんとなく大雑把な結婚や夫への共通項で3人は「そうそう」「あるある」と語り合って満足していますが、価値観の違いに気づくのに、そう時間はかかりません。そして、たった1人、黙ってうなずいて聴いてくれるあなたの争奪戦が始まること請け合いです。

3人の友人それぞれから、「時間とってくれない?」「私の話聴いてくれない?」「相談に乗って!」と言ってくるはずです。なぜなら、3人とも自分がしゃべりたい側で、聴き手は0だからです。そしてあなたとは、学生時代、青春時代のキラキラした共通の体験が宝物のように心の中にあるのですから。

彼女らの無礼な振る舞いを、今は大目に見て、聴き手に回ってあげられたなら、3人の友達があなたを容姿で判断して、異性に紹介するのをためらったことを、大いに後悔することになるでしょう。
(文:大関洋子)

2018/07/19(木)
第141回【職場編】「女を利用して何が悪いんですか?!」
【Q】
新卒で採用になり3年目です。後輩もだいぶ出来たことだし、そろそろ婚活を開始しようか、それとも会社でもう少し上を目指そうかと考え出したところです。去年、社内でちょっとだけお付き合いした人がいたんですけど、すぐ女を束縛するタイプだっていうことが分かっちゃって別れました。社内を見渡しても、これっていう人がいなくて、だったらもう少し仕事で上を目指そうかなって…。仕事で頑張っていると、もしかしたら取引先の人とかでいい人が見つけられるかもしれないですよね。

少しでも上を目指そうと思うと、やたらと若いことを強調して、露出の多い服で上司に媚びを売ってる後輩が邪魔なんです。でも、色気なら入社したての連中になんて負けないので、出来るだけ胸を強調したり、上司に気に入られそうな香水をつけたりして猛アピールしてます。お陰で、上司からはよく思われるようにはなったんですけど、女の先輩に「あなた、何やってるの!」って怒られたんです。上司からよく思われてない先輩に、なんだかんだ言われたくないし、上司に気に入られてこそ仕事が出来るんだと思うんです。女なんだから、女であることを利用したっていいですよね。後輩に負けたくないので、自分のやり方を変えるつもりはありません。

【A】
「日本のジェンダーギャップ指数、過去最低を更新、114位に」という見出しが新聞に出ていたのはまだ記憶に新しいところです。ジェンダーギャップ指数というのは、各国の社会進出における男女格差を示す指数で、経済活動や政治への参画度、教育水準、出生率や健康寿命などから算出され、世界経済フォーラム(WEF)が毎年公表しています。

日本は国会議員、官僚、企業管理職などで格差が大きく、2017年は144カ国中114位でした。日本と韓国は経済協力開発機構(OECD)諸国の中でも特に順位が低く、女性が活躍できる社会づくりを世界から求められています。

あなたは、女性であることを利用してでも仕事の上でのし上がりたいといっています。まさに「ハニートラップ」(「甘い罠」の意で、元々は女性スパイが対象男性を誘惑して機密情報などを得ることを言います)も辞さないということですよね。露出の多い服で上司に媚びを売っている後輩が邪魔だからといって、色気なら入社したての連中になんて負けないので、出来るだけ胸を強調したり、上司に気に入られそうな香水をつけたりして猛アピールをしているとのこと。女性の先輩に怒られると「上司からよく思われてない先輩に、なんだかんだ言われたくない」と開き直っています。

ご自分のやり方を変える気はないと言っていますが、直ちにこのやり方は止めてください。あなたのような人がいるから真面目に地味に頑張って仕事をしようとする女性が嫌な目に遭うんです。まあ、こんな中途半端な色仕掛けに引っかかるような上司はろくな男じゃないであろうし、そんな男に取り入ったところで昇進できるわけありません。どうしてもハニートラップでやりたいのなら、女スパイの映画でも何本か観て研究してください。彼女らは命をかけて国のために働いています。そして最後は殺されるか、本当に相手に恋をしてしまい、スパイとしての役目を果たせず終わるかです。

やるなら、命がけでやることです。それが出来ないのなら、すぐ考えを改め、実直に真面目に仕事で勝負してください。あなたのような女性がいる限り日本のジェンダーギャップ指数は最下位にとどまっていることでしょう。地道に一生懸命仕事に打ち込んでいる多くの女性に失礼です。幸いあなたの会社にはそんなあなたを叱責してくれる女性の先輩がいるのですから、もっと先輩と親しくなり、仕事のやり方を教わってはいかがですか。
(文:大関洋子)

2018/07/05(木)
第140回【子親編】「お義父さんの言葉がはんぱない!」
【Q】
結婚して3年です。私は28歳、夫は3つ違いの31歳、義父は今年還暦を迎えました。夫の実家は車で10分ほどなので、月に2、3回はお邪魔して、お義母さんと一緒に食事の支度をしたり、掃除をしたりしています。両親ともいい人で、よくしてもらっているとは思うんですが、お義父さんの私に対する声のかけ方には辟易としています。顔を見るなり「髪の毛切ったんだ?」「化粧がちょっと濃くないかな?」「今日の服装可愛いね」「今日はずいぶんスカートが短いんだね」…。お父さんとの会話は必ずそんな言葉から始まるセクハラのオンパレード。もし会社だったら、訴えようかと思うレベルです。「まだ子どもはできないのか?」、とまあそこまでは許せるとしても、「息子とあまり相性がよくないのか?」とまで言われると…。いい人だとは思うんですけど、さすがにどう対応したらいいのか困っています。

【A】
職場であれば、かなりひどいセクハラですね。夫婦間、家族間でもセクシャルハラスメントはあってはならないことです。「Me Too」の運動の波が有名女優の中から起こって大きなうねりになっている昨今です。つい先だってもテレビ朝日の女性記者が声を上げたのに、一人で取材に行くのが悪いとか、女であることを武器にしていてずるいとかという批判があったりもしました。日本の男女差別、ジェンダーギャップは世界でもひどい方です。

これ程世界的なうねりを起こしているのに、まだ、「結婚したら3人以上、子を産むように」とか「子を産まない人は、他人の生んだ子どもの払う税金で老後を暮らすことになるんだ」とか、結婚しない人や出産しない人、できない人をひどく傷つけて、傷つく人がいることさえ考えもしない政治家の発言が次々と続いていて悲しくなります。

ニュージーランドのアーダーン首相は6月21日に女児を出産し6週間の産休を取り、パートナーと3人一緒の写真をインスタグラムにアップしています。休暇後の育児はTV司会者の夫が中心に行うとのことですが、現職の首相の出産をニュージーランドの国民の皆さんは暖かく受け止めているようです。37歳のアーダーン首相の出産した病院も、一般人が利用する普通の病院で、夫のクラークの運転する自家用車で到着し特別な扱いもなく普通の人と同じように出産したそうです。アーダーン首相は「私たちは新しく親になった人たちが経験するすべての感情を経験することになるでしょう。これほどやさしさに満ちたお祝いの言葉をいただいてとても感謝しています」と言っているそうです。

30年前にパキスタンの初の女性首相だった故ブット首相が、1990年に現職で女児を出産した時は、対抗勢力がそれを理由に首相の解任を要求していたためブット首相は産休は取らず、出産後すぐに仕事に復帰しました。国柄もありますが、時代がくだり、やっとアーダーン首相のような女性を生み出せるようになったのです。

あなたの義父のあなたへの興味関心は、まさに女性の「性」の部分に密着しており、あなたの人間として、あるいは息子のパートナーとしての心身の健康と幸せを考えての発語とはとうてい思えません。当然、そばであなたの夫や義母も聞いているわけですから、そのような言葉が出たら、義父にやめてもらうよう夫と義母からも厳しく言ってもらい、ご自身もしっかりした口調でハッキリと拒否をしてください。それがむずかしければ、すぐその場を立ち去りましょう。そして、義父にそのような発言を許すような雰囲気がご家族にあるなら、まず夫と話し合うようにしましょう。
(文:大関洋子)

2018/06/21(木)
第139回【親子編】「下着が見えることにも無頓着な娘」
【Q】
小学4年生の娘のことなんですが、先日懇談会のあと担任の先生に呼び止められ、「お子さんのことなんですが、下着が見えたりすることを全然気にしないんですよ。学校としても2年生くらいまでは、あまり意識をさせないようにはしているんですが、もう4年生なのでちょっとは気にしてほしいかな、と。社会の風潮はどちらかというと意識しすぎる傾向に進んでいてそれもどうかなとは思うんですが、まったく気にしないというのも…。いろいろ事件もありますし、子どもたちの中でも少し浮いてしまうというか…。」と言われてしまいました。

どうやらスパッツも履いてないのに平気で足を開いて体育座りをしたり、スカートをうちわ代わりにしたり、体操着に着替える時も、いきなりシャツを脱いでしまったり…。私が子どものころはそんな感じでおおらかだったように思うんですが、世の中が世の中ですし、娘と何度か話はしましたが全く聞く耳を持ちません。

【A】
「タブー・ゾーン」というのは、他人が触れてはいけない身体の部位のことです。私たちは一人ひとり身体のプライバシーについて考えがありますが、その考え方や感じ方は、人それぞれで、育った国の文化や習俗、そして人間関係などによって違います。

特に触れられる身体の部位によって様々で、もし友達が「手」という“人前に出せる部位”に触れるなら何の問題もないのですが、性器のような“プライベートな部位”に触れたりすると、不快感から怒りまで感じることになります。愛し合う2人か、赤ん坊を世話する親だけが、自由に相手の全身に触れることができますが、その他の人には身体の接触に関してタブーの階段があるのです。

タブー・ゾーンについては、体表面を12の部位に分け、@母親、A父親、B同性の友人、C異性の友人によってどの程度触れられてもいいかを尋ねたアメリカの研究もあります。その質問では、予想されたように、性的特徴に一番近い部位がもっとも強いタブーを示し、そこから離れるほどタブーは弱くなるという結果になっています。(ディズモンドモリス著 藤田統訳 マンウォッチングより)

日本の古代の性に関わる文化は、比較的おおらかで開放的。神話の中にも、弟の乱暴な行動に怒った姉の天照大神が岩戸に隠れ、世の中が真っ暗になって困り、岩戸の前で神が裸で踊り彼女を連れ出したという場面もあるほどですが、武士の台頭と共に男女差が厳しくなり、同時に性に対するタブー・ゾーンも強く意識されるようになっていきました。

特に最近、幼稚園児の年齢の子どもの中でも極度に性的特徴の身体部位を隠すことに固執する子がいるのは、、発達段階的に気がかりです。性的特徴が顕著になり始める第二次性徴期に自然に、女の子なら胸の膨らみを気にしだしたり、男の子ならペニスの形や大きさを気にしだしたりし始めるものです。女の子は初潮の始まる前、年齢的には5〜6年生、体格のいいお子さんですと、あなたのお子さんと同じ4年生くらいからタブー・ゾーンを隠す自然な行動をします。

担任の先生が「浮いている」というほど程度がひどいのであれば、昨今子どもを狙った犯罪が多発し、心配でしょうから、性のこと、タブー・ゾーンのことなど、子ども向けの本も出ていますので、一緒に楽しみながら読んでみてはいかがでしょうか。あまり神経質にならず、あと半年ほど様子を見てもいいと思います。担任の先生のタブー・ゾーンに対する感覚の強弱もありますし、あなたのご家庭が割と開放的な人間関係でいるのかもしれませんので。
(文:大関洋子)

2018/06/07(木)
第138回【夫婦編】「夫が痴漢?!」
【Q】
夫が痴漢をして逮捕されたと弁護士さんから電話がありました。振り込め詐欺も疑いましたが、本当だということが分かり、目の前が真っ白になりました。夫は認めてないらしいんですが、逮捕が長引くと会社にも知られ解雇される可能性が高いので、なるべく早く示談にするから、とりあえず体調を崩して2〜3日入院することになったと会社に連絡してほしいというのです。

夫の言葉通り、会社に連絡しました。翌日示談が成立したとのことで、夫は釈放されました。夫が逮捕されたのを知っているのは弁護士さんと私だけで、子どもたちにも会社にも知られることなく解決しました。夫の対応は正しかったと思うのですが、私の心にわだかまりが出来てしまったんです。本当は痴漢をしたんじゃないか、なぜ無罪を主張して闘わないんだろう、そんな思いが心に湧いては消え、湧いては消えするんです。結婚して25年、夫のことは信じているつもりなのに、信じ切れない自分がいる。そんな自分がいることがとても苦しいんです。それでも夫は痴漢をしたんじゃないかという気持ちが消えることはありません。

【A】
先日(6月5日)、愛知県警が痴漢撲滅を訴える目的でポスターを作製し、500枚を貼りだしたところ、インターネット上で「逮捕=有罪の確定」と誤解させる表現があるなどとして弁護士らによる批判が相次ぎ、炎上騒ぎになりました。県警は「ポスターの本来の趣旨が異なる伝わり方をした」として撤去しました。
ポスターは、痴漢撲滅キャンペーンの一環で6月1日から県内の主要駅などに掲示されたもので「あの人、逮捕されたらしいよ」というタイトルのポスターは、痴漢で逮捕された男性がアニメ調で描かれており、この男性に対し女性2人がSNS上で「性犯罪じゃん」「仕事もクビになるよね」などと男性を犯罪者と断定して噂話をしているというものです。この表現を巡っては、ネット上で亀石倫子弁護士らが「痴漢はもっとも冤罪が多い類型の一つで、逮捕=犯罪者扱いするのは一線を越えすぎ」などと批判しており、県警にも5日昼過ぎまでに55件の苦情や問い合わせの電話が寄せられたとのことです。刑事裁判では、たとえ逮捕されたとしても有罪が確定するまでは「推定無罪」が大原則です。県警は、ポスターの制作理由を「今風で若者受けすると判断した」「痴漢は犯罪だという認識を広め、犯行をとどまらせたい、という気持ちで作った」と説明し、「本来の趣旨と異なる伝わり方になった」ので、撤去に踏み切ったと言っています。

あなたの夫は、諸般の事情を考えて示談にしたとのことですが、本当はやってないとあなたには言っているんですよね。実際、過去には冤罪を主張して、夫婦で友人の協力も得、無罪を勝ち取った事件がありましたし、TVドラマや映画「それでもボクはやってない」(2007年)など、無実を勝ち取るまで必死で闘う姿を描いた作品もありました。もしあなたの夫が冤罪だとしたら、困難があっても闘うのか、夫の判断のように示談にするのか…。「結婚して25年、夫のことは信じているつもりなのに、信じ切れない自分がいる」とおっしゃっているあなた。夫の取った行動が示談という道であろうと無罪を勝ち取るまで闘うという道であろうと、事実を知るのは夫のみです。あなたの心の中の結論がどちらになるにしても、夫ととことん話し合うしかあなたの心が晴れる道はありません。2人でしっかり向き合い、納得のいくまで話し合ってください。どこまで話し合っても納得がいかないのであれば、夫との関係を見直すことになるかもしれませんが…。
(文:大関洋子)

2018/04/05(木)
第137回【恋愛編】「女は顔じゃなくて気立て?」
【Q】
先日、7対7の合コンをやりました。3対3とか5対5は何度か経験してるんですけど、人数が少ないとこれっていう人に出会えないし、これっていう人はみんな被っちゃって、女の子同士いがみ合いになっちゃたりするので、選択肢を増やすために7対7にしたんです。みんなで被っちゃうと悲惨なことになっちゃうけど、たくさんいれば妥協も出来るかなあって思ったんです。人数が多いから大盛り上がりで、いろんな話も出来たんですけど、男の子のほとんどが「女は顔じゃない、気立てだよ」なんて言うんです。

3時間くらいしてそろそろお開きかなっていう感じになり、さてこれから本番。「誰が誰をお持ち帰り?」ってなったとたん、スッて男の子達は引いちゃって、2人の女の子を囲むようにして男の子全員がいなくなっちゃったんです。誰が見ても美人な2人を連れてですよ。「顔じゃない、気立て」って言ってたのはどこのどいつだよ!真に受けた私が悪いんだけど、それまでの3時間はなんだったんだろうって虚しくなりました。

【A】
昔は地域や親戚、あるいは会社に世話好きのおばさん、おじさん、上司などがいて「そろそろ結婚したらどう?男も女も結婚して子どもを持って一人前の大人だよ」などと写真を持って男性、女性の家を行き来してくれたものでした。最近は「そろそろ結婚」と言っただけで、パワハラ、セクハラと受け取られて大変な騒動になることもあり、周りが世話をするという風習や文化が廃れてしまいました。地域や親戚、友人などにしても、「うまくいって当たり前。まずくなるとあの人が紹介したのが悪い!と一生恨まれる」こともあって、相方をよく知っていて「似合いの相手」を選択して会わせてくれる人もとんといなくなりました。

そして、その風習に取って代わったのが結婚相談所や合コン、インターネットの出会い系サイトなどです。「合コン」の意味は、「合同コンパ」の略で、「コンパ」の語源は、「カンパニー」ですから、元々は「仲間うちで行う親睦の会」程度のことでした。それが時代の変遷と共に男女の出会いを求める場へと変わってきました。歴史的には、1970年代くらいから、若者の間で「合ハイ」(合同ハイキング)、「合ドラ」(合同ドライブ)などという言葉が使われています。今ではそれらの言葉が廃れ、「合コン」だけが残ったようです。

以前女性は男性の従属物のように考えられていて、古くは男女交際や結婚は親が決めるものとの傾向が強かったのですが、女性も男性と同等に自由に相手を選択しようという意識が高まり「合コン」が盛んになっていきます。

ですが、あなたがごく自然に「お持ち帰り」という言葉を使っているように、選択権は男性にあり「お持ち帰り」されるのは女性というのが、未だに主流です。このような場では、いくら理屈や言葉で「顔より気立て」と言っていても、3時間という短い時間の中での選択の基準は、「見かけ」ということになります。人類は昔から「種の保存」を目的にパートナーを選んできました。産む、産まないにかかわらずこの本能は生きていて、女性は男性の見た目のよさより、結婚、出産の後、自分たち親子にどれだけのエサ(食料)を運んでくれるかを選択基準(今でいうところの経済力)にするのですが、男性は自分の遺伝子をより多く残してくれる女性、すなわちそれは短時間で選択しなければならない場合、「見た目」ということになるのです。

ですが、ご安心ください。最終的に男性が結婚相手に望むのは、こうした「合コン」という方法で選んで「お持ち帰り」する「見た目」がすべての女性ではなく、「誠実で気立てのいい」女性です。なぜなら、そういう女性こそ、誰の子か分からない子どもではなく、間違いなく自分の子どもを産んでくれ、そしてしっかり育ててくれると考えられるからです。

出会いの場を「お持ち帰り」されない場に求めてみてはいかがですか?
(文:大関洋子)

2018/03/22(木)
第136回【職場編】「彼に対する課長の態度が…」
【Q】
今の会社に入社して3年になります。私のいる課の課長は30代後半の女性で、社内ではやり手の管理職と評価されていて、近々部長になるのではないかと言われています。なので、私の周りは「あの人には逆らえないよね」とか「嫌われたら大変」なんて言っていて、ゴマばっかりすっている感じです。でも、私は大嫌いなんです。実は、同じ課の2歳年上の先輩と付き合ってるんですけど、課長が彼をすごく可愛がっていて、つまらないことでもすぐ彼を使うし、それだけじゃなくて、なんかベタベタしてるように見えるんです。彼にそう言ったら、「おまえ、何言ってんだよ。俺だって仕事だよ。上司に可愛がられるのは悪いことじゃないだろっ!」って言われちゃったんです。このままだと彼もだんだん信用できなくなっちゃいそうだし、かといって、課長に彼にちょっかいを出さないでくださいなんて言えないし…。彼に対しても、課長に対してもどうしたらいいか困っています。

【A】
1985年に職場での男女差別を禁ずる「男女雇用機会均等法」が制定されてから30年、2015年やっとそこから一歩進んで「女性活躍推進法」が成立しました。一度廃案になった末の成立でした。この法律は職場での女性の活躍を目指し、企業に女性登用などの数値目標や行動計画作成を義務づけて「女性が輝く社会」を唱っています。当時、「女性の活用」という言葉が、女性を「使う」対象として考えているという批判もありましたが、この法律は、男女間の分断をつなぐ意味もありました。それは、女性が活躍しやすい職場環境=男性にも働きやすい職場環境だからです。女性について考えることは、男性について考えることでもあるのです。
さて、あなたの悩みの元凶となっている女性上司は、このような時代の流れとたくさんの女性たちの努力と奮闘の結果、その席に着いた方の一人です。にもかかわらず、あなたの彼氏である青年を「すごく可愛がっていて、つまらないことでもすぐ彼を使うし、それだけじゃなくて、なんかベタベタしてるように見える」とあなたに思わせてしまっている。恋人であるあなたから見た嫉妬とひがみが入っているのはもちろんであるにしても、これはまずい!「ゴマすり」の対象になっていることも、あなたの嫉妬とひがみを差し引いてもいいことではありません。
ただし、近々部長になるのではないかと言われ、社内では「やり手の管理職」と評価されているとのこと。女性管理職としてかなり意欲的に頑張っているのは間違いありません。もしかすると、よくないのは彼氏の方ではありませんか?この女性管理職を恨む前に、ご自分の恋人の価値観をしっかり見聞きして、彼氏としてふさわしいかどうか、この際考え直してみてはいかがでしょう。
女性上司からのベタベタや押しつけをパワハラ、セクハラとして断ることも出来るにもかかわらず、あなたの言葉に対し「おまえ、何言ってんだよ。俺だって仕事だよ。上司に可愛がられるのは悪いことじゃないだろっ!」と発していますね。彼のその考え自体、「女性活躍」の主旨に反していますし、ある意味あなたに対する暴力とも受け取れます。彼自身、女性上司に「可愛がられる」という働き方を喜んでいるわけです。
ご自分でも「彼もだんだん信用できなくなっちゃいそう」とおっしゃっていますので、女性上司に「彼にちょっかいを出さないでください」なんて言うというような子どもっぽいことを考えるのはやめて、彼の仕事ぶり、価値観を疑ってみてはいかがですか?
(文:大関洋子)