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浦和駅西口、中山道沿いに店を構えて22年、てんぷらの専門店「てんぷら天米(てんよね)」があります。天米は店主の前田修さんの祖父初代米吉さんが明治半ばに東京神田に開店して以来の老舗で、昭和55年浦和に移転しました。店名の「天米」はてんぷらの「天」と初代米吉さんの「米」をとって名づけられています。
当店はてんぷら専門店と謳うとおり、てんぷら料理のみで他の料理は一切出しません。油はごま油を使い、ねたは築地から仕入れています。てんぷらのころもは作り置きはせず、どんなにお客さんが多くてもその場でころもをときます。そして熱いうちにお客さんの口に入るようにと数回に分けて揚げていきますから、いつでも揚げたてで、サクっとおいしいてんぷらが食べられるのです。
いちばん出るのは竹定食(1,500円)。てんぷらは海老、茄子、きす、イカ、そして玉ねぎの芯(この玉ねぎの芯が甘くてとてもおいしいですよ)、さらに海老とイカのかき揚げ、しし唐。それにご飯、味噌汁、おしんこがついています。かき揚げとしし唐はたれをかけて天丼にしてくれますから、お腹に余裕がある方はぜひ天丼もお試しください。取材時私もすでにご飯を一杯食べていたのですが、2杯目の天丼もきれいにたいらげてしまいました。ちなみにおしんこも前田さん自らが漬ける自家製のぬか漬けでさっぱりとしていて、漬物を苦手とする私でも食べることができました。
「ころもをつけて揚げるだけという簡単な料理なので、極めることが難しく、常にどうやっておいしいてんぷらをあげるか考え続けています。」と前田さんはおっしゃいます。そんな前田さんの揚げるおいしいてんぷらをみなさんもぜひご賞味ください。
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