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イタリアンランチ(1300円)。他にもパスタランチ(900円)、ハンバーグランチ(900円)、ペッパーステーキランチ(1000円)があります。
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定番のミックスピザ(1人前950円〜)。特製手作りのタバスコをつけるとまたおいしい。隣にあるのはイタリアの炭酸水。
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東川オーナーシェフ。いつもはをコックコートを着て厨房で腕を振るいます。
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「イタリアンレストラン ピノキオ」
(お店の詳細情報・地図はこちらをクリック!) |
さいたま市広ヶ谷戸3−3
048−887−0866 |
地元では有名なイタリアン料理のお店、ピノキオをご紹介します。パスタ、ピザがとてもおいしいお店です。1975年に浦和の裏門通りに開店し、20年前に現在の場所にも開店、その後裏門通りの店を閉めて完全移転しました。裏門通りに開店した当時浦和には洋食屋さんは数店舗しかなく、特にイタリア料理の店はピノキオしかなかったようです。ピノキオは浦和のイタリア料理一号店なのです。
オーナーシェフの東川さんは六本木にあったイタリア料理草分け「フランコ」というお店で修行されました。現在イタリア料理は一般的に浸透していますが、日本に入ってきた当時は全く馴染みがなく、受け入れられなかったようです。そのためイタリア料理は日本人の口に合うようにアレンジされ、日本独自のイタリア料理も創作されました。ナポリタンはまさにその一例で、イタリアのナポリとは関係がない日本独特のスパゲティーです。また、イタリアから食材が入ってこなかったため、バジルの変わりに青じそを使用したそうです。ピノキオのメニューには今でもその名残が残っており、バジルビアンコ、ツナトマトソースには青じそが使われています。
パスタ、ピザ、デザートなどすべて手作りです。ピザは生地を指の上でまわしながら伸ばすフライングピザ製法で作られているのでパリッとした食感が味わえます。その他おすすめはガーリックオイルスパゲティーとイタリアンスタイル・リゾットです。ガーリックオイルスパゲティーは見た目はさっぱりしていますがガーリックが効いています。イタリアンスタイル・リゾットはイタリアの硬質米を使用し、パスタ同様アルデンテに仕上げています。ともに一度食べるとはまります。
ピノキオでは今月のおすすめ料理として毎月特集を組んでいます。今月1月と2月はイタリア北東部に位置する「フリウリ、トレンティーノ州」を特集。フリウリ、トレンティーノ州は場所的にオーストリアの影響を受け、トリフ、生クリーム、生ハムを使った料理とアルプスの清水を使用した白ワインが味わえます。店内に入ったらまず今月のおすすめ料理の黒板をチェックしてみては。
店名のピノキオはみなさんもご存知、イタリアの童話「ピノキオ」からとられていて、子供から大人まで親しみのあるお店になるようにとの思いから付けられました。その名のとおり今では地元のたくさんの方に親しまれているイタリア料理のお店です。みなさんも一度足を運んで見てください。 |
(文:たんぼ) |
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