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 「御菓子 松月堂」

竜眼(るがん)

竜眼(るがん)を製造・販売するのはさいたま市で3ヶ所(他には大宮、浦和前地)しかありません。贈答にも最適ですよ。

水まんじゅうと水ようかん

とてもあっさりした夏季限定の御菓子。左が水まんじゅう、右が水ようかん。夏の間しかいただけないのはもったいない!

松月堂主人

2代目中田一夫さん。製造・販売を一手に担当しています。
詳細情報地図こちらをクリック!)

さいたま市浦和区本太2−8−16
TEL:048−882−5100

浦和駅東口、駅から7分位歩いた浦和越谷線沿いの本太2丁目に和菓子屋さん 松月堂があります。松月堂は昭和43年から本太で営業しています(現在の店舗は3年前に道路の向かい側から移転してきました)。35年間この地でお菓子を作り、販売していますから、古くからのお客様が数多くいらっしゃるのがこの店の特徴です。先代からの味を引き継いだ2代目店主中田一夫さんは、「昔からのお客さんが多いので味を変えずにがんばっています」とおっしゃいます。
 
しかし、中田さんは新しいお菓子作りをずっと続けてきてもいるのです。例えば、昨年売り出した竜神伝説竜眼(るがん)。これは、新市のお祭りとして脚光を浴びている「竜神まつり」の竜をモチーフにした焼菓子で、大好評です。箱を開けてみると、赤い竜の目が二つ。ほどよい甘さです。6個入りですと、880円です。きれいな袋に入ってきます。
 
さて、お店には車で来られる方が多いそうです。この店の味を知っている人はずいぶん遠くから買いに来るのだとか。
 
ちょっと前には、所沢から大量の発注があったと中田さんはおっしゃいます。会社を定年退職をされた人が、職場の方全員に松月堂のお菓子を箱入りでプレゼントしたそうです。郵送でもいい、という発注者に、「生ものだから」ということで中田さんは当日早朝に作ってそのお菓子を届けたそうです。お菓子をもらった人からは「とてもおいしかった!一言お礼を言いたい」という感謝のお手紙が届いたそうです。
 
夏場には水まんじゅう(130円)や水ようかん(120円)も好評です。最近始めた水まんじゅうは長野から取り寄せた寒天・くずなどが使われ、とても上品な味わいがします。中にはシロップ漬けのイチゴが! 見た目も食感も大変すばらしいです! 今年はこの水まんじゅう、水ようかんが特によく売れたそうです。夏季限定商品ですのでお早めに!

(文:伊東)

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《2003年8月25日掲載》