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《 2002年4月22日掲載 》

 手作りの店 あほうどり」

外観写真

外観と、トレードマークのあほうどり。

店長さん写真

素敵な店長さんと、古布の入った水屋。

古着写真

色とりどりの古布と、小物類。
 
「手作りの店 あほうどり」

詳細情報地図こちらをクリック!)

さいたま市中尾1485−5
TEL 048−873−5601

古布好き、手芸好きの方が集まる、手作りの店「あほうどり」は、掘り出し物でいっぱいです。思い出の着物のリメークという、嬉しいサービスもあります。

一歩店内に入ると、まるで大正から昭和初期の時代にいるようなイメージです。骨董市などで取り寄せた、その時代の着物やたくさんの古布が並べられ、インテリアも、水屋(昔の食器棚)が小物入れだったり、櫓炬燵がテーブルだったりと、どこか懐かしい感じがします。

商品も状態の良い物ばかりで、価格も都内の骨董屋などに比べると3分の1程度とお買い得です。例えば、パッチワーク用の古布の端切れが50円から、そのまま着られる絣のアンティーク着物が3000円前後からあります。この絣の着物は、そのまま部屋着としても良いし、各種カバー類など手芸材料としても良い物で、地方の業者が買い占めて行くこともあるそうです。この時代の着物類は、今の技術には無い、刺繍や染め・織りなどが施されていることもあり、掘り出し物もあるそうです。と言うことで、パッチワークや木目込み人形、手織り、洋服のリフォームなど布を使用する手芸をする方は、講師クラスの方まで多数来店しています。また、古布を何かに作らなくても、額に入れて飾ったり、鏡台などに掛けたりと、そのままの良さを楽しむ方もいます。こちらでは、古布で作ったバッグやアクセサリーなどの、一点物の小物類も扱っています。どれも、しっかりした作りで、現代的なセンスが感じられます。古布を、簡単にご自分で楽しみたい方は、シャツのワンポイントに付けるだけでも、個性的なオシャレを楽しむことが出来ます。手織り用の、織機などもあります。

また、こちらのお店では、お手持ちの着物のリメークもしています。価格・デザインともご相談に寄りますが、柄や素材の良さなどを現代的に生かしている、素敵な逸品です。近頃は、結婚式用として注目されていて、若い方が母親の着物をチャイナドレスに、年配の方が留め袖をドレスになどの、リメークのご依頼がありました。日常でも、羽織をコートに、箪笥にしまっていた着物を洋服にと、ご利用されています。店長さんは、いつも古布をアレンジした素敵な洋服を着ていますので、それを参考にするのも良いでしょう。

店長さんは、「大正から昭和初期の絹が持つ、質感や色遣いなど、今の布地には無い感覚が新鮮です。」と言うことで、アンテークの着物の、大きい部分は洋服やカバー類などの手芸用に、小さい部分はパッチワーク用などの端切れとして、それより小さい部分は手織り用として、布の命を最後まで生かそうとしています。「あほうどり」という店名の由来をお聞きしたところ、馬場のぼる氏の「11ぴきのねことあほうどり」に出てくる、みんなの力を借りてやっと飛べるあほうどりに自分が似ているから、とおっしゃいます。が、あほうどりどころか、白鳥のように素敵な店長さんです。

そして、こちらのお店では、いろいろな形で古布を好きな方が集まり、それにまつわるお話を楽しんでいます。古布にご興味のある方は、お気軽に、ご来店下さい。可愛い看板猫の、「ごんちゃん」もいます。

(文:はむたろー)

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