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■片付けべたさんこの指とまれ!■
「整理・収納 plus お掃除で 〜
めざせ!スッキリそう快生活」

さいたま市浦和区在住の整理収納アドバイザー、「快適空間づくり支援会社」株式会社ケイハート代表の北川です。
このページでお会いするあなたへ暮らしに役立つ「ちょっといい話」をお伝えできればと思います。
「手間をかけずにキレイに暮らしたい!」その願いちょっとだけ叶うかも。 一緒に考え一緒に学びましょう!
隔週水曜日更新です。どうぞよろしくお願いします。

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2013/01/25(金)
★第119回 お掃除年間計画★
お正月気分もすっかり抜け、いつもの毎日が戻ってきましたね。昨年末にがんばって大掃除をした人にとっては暫く忘れていたいかも知れませんが、そろそろ「お掃除年間計画」なんていうのを立ててみてはどうでしょう。「大掃除」と無縁になるための年間計画とでもいいますか、「ゆとりのお掃除計画」です。大まかに計画を立ててみるだけでもいつもと違う12月になることは確かなので、ざっくりでいいので是非やってみてください。昨年実践した人曰く、なんとなく頭に入っているだけでもそれなりの結果が得られるとか・・・^^
まずは、毎日やること、週イチ、月イチ、3ヶ月に1回、半年に1回、年に1回やっておきたいことを書き出してみましょう。例えば・・・
≪毎日欠かさずしておきたいこと≫・・・掃除機かけ、お掃除ワイパーかけ、お風呂の掃除(浴槽と排水口)、食器洗いとシンク内の掃除
≪週1回しておきたいこと≫・・・キッチン周りの油汚れ落とし、お風呂の全体掃除(水垢とりや小物など)、家具や家電の拭き掃除 
≪月に1回はしておきたいこと≫・・・換気扇のフィルター掃除、洗濯機周りや家具のすき間などのほこり払い、五徳とグリルみがき、電子オーブンレンジと冷蔵庫内の掃除
≪3ヶ月に1回はしておきたいこと≫・・・窓サッシの掃除、トイレの尿石除去、玄関周りの掃除、風呂釜洗浄、洗濯層内部洗浄、エアコンフィルターの掃除
≪半年か1年に1回はしておきたいこと≫・・・エアコン内外部の拭き掃除、照明の拭き掃除 
家族構成や使用頻度によって場所も回数も多少違うと思いますが、定期的に掃除をすると汚れが溜まらず落としやすいですし、時間もかからず強い洗剤を使わずにすむので、素材にやさしい掃除ができます。サイクルの目安が決まると・・・「そろそろエアコンかな」「今日は冷蔵庫をキレイにしましょう」という感じに、だんだん習慣化してきます。溜めた汚れを落とすときと比べると、ササッとラクにキレイになるので「汚れを溜めたくない!」と思うようになってきます。結果・・・大掃除が要らなくなる^^ どうです?うまくいきそうな気がしませんか?
場所と回数が決まったら、「年間のキレイ」を維持するために計画表を作りましょう。上記の「○○に1回しておきたいこと」も一緒に組み入れて年間スケジュール表にするといいですね。季節毎・月毎にお掃除場所を決めて実践する「ポイントお掃除計画」ですので、やる気が出るかも知れませんよ。あまり範囲を広くしすぎたり、ポイントが多すぎたりすると計画倒れになる可能性もありますので、無理のない計画にしましょう。例えば・・・

≪1月≫・・・食器棚    ≪2月≫・・・洋間A  ≪3月≫・・・洋間B
≪4月≫・・・寝室     ≪5月≫・・・エアコン ≪6月≫食器棚・シンク下収納
≪7月≫・・・カーテン洗い ≪8月≫・・・換気扇  ≪9月≫・・・押入れ(クローゼット)
≪10月≫・・・玄関    ≪11月≫・・・冷蔵庫 ≪12月≫・・・照明

といった具合です。計画通りに進めば家中ピッカピカになりそうですね!是非チャレンジしてみてください。
(文:北川 登美代)

2013/01/09(水)
★ 第118回 私の年末年始 ★
明けましておめでとうございます。年末年始はいかがお過ごしでしたか?帰郷、旅行、自宅でのんびり・・・などなど、充実した休日を過ごされたと思います。年末年始も休みなくお仕事をされていた方には本当に申し訳ない話ですが、29日〜31日まで2泊3日で伊豆長岡に行ってきました。例年より1日早い28日の正午に仕事納め、午後はスタッフと打ち上げをしました。2012年を一緒に頑張ってくれたスタッフには本当に感謝感謝です!
翌朝、新幹線で三島へ向かい、三島から在来線で伊豆長岡へ。今回も旅館と新幹線チケット以外は決めていないという「女三人湯ったり旅」です。日ごろは忙しく仕事をしている三人、この日を楽しみに師走を乗り切りました(^-^)「やっとだよ〜!」とばかり東京駅からすでに盛り上がっていました。伊豆長岡について「天気もいいし風もないからロープウェイもいいんじゃないの」ということになり「伊豆の国パノラマパーク」へ。標高452メートルのかつらぎ山の山頂と山麓の全長1800メートルをロープウェイで登りました。片道所要時間は約7分。山頂公園からは富士山、駿河湾、箱根、天城の山々など、360度の大パノラマの風景が広がります。富士山展望デッキから絶景を眺めていると、気持ちが大きくなるというか、がんばれば何だってうまくいく、そんな気持ちになります。「2013年は今年よりも良い年にしよう!」と思いました。たぶんきっと連れの二人もそう思ったでしょう。それほど壮大な富士山でした。
内湯に浸かりながら2012年を振り返り、露天風呂に癒されながら2013年の抱負を固めました。夜は奥駿河湾直送の新鮮な海の幸を堪能し・・・いやいや満足満足^^翌日はイチゴ狩りを体験しました。甘くて大粒のイチゴにはビックリ!旅館「山田屋」さんから紹介していただいたのですが「江間イチゴ狩りセンター」はオススメです。イチゴでお腹いっぱいになったところで、もうひとっ風呂。午後はエステで体をほぐしました〜。一泊旅行だとのんびりできたかできなかったんだかわからない感じで終わってしまいますが、二泊するとちょっとゆったりできますね。最終日は伊豆・三津シーパラダイスでイルカ君を見て帰りました。東京駅に着いて、イタリア料理とワインで下山祝い。人の多さを再認識し、またまた現実に戻されてしまった三人でした(^-^)
31日〜3日まで家族全員で賑やかに過ごし、さあ4日から仕事がんばるぞ〜!と思っていた矢先、朝がた四国高知から訃報が届きました。叔父が亡くなりました。お世話になった叔父ですのでちゃんと見送りたいと思いそのまま四国高知へ家族で大移動。悲しい幕開けとなりました。「健康が第一!」とよく言っていた叔父でしたが病院は嫌いだったようです。ガマン強い人って体の不調や痛さにもガマン強いということなのでしょうか・・・とすると、あまりガマン強いのも考えものですが、叔父らしい潔い最期だったそうです。健康管理って大事ですね!「一人の体じゃないから、元気でおらないかん」といっていた叔父でしたので「今後は検診も早め早めに受けてしっかり健康管理をしなきゃ」と思った私です。
昨年末は温泉で心の洗濯をし、年明けは人への感謝と健康のありがたさを知る。そんな年末年始となりました。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。
(文:北川 登美代)

2012/12/26(水)
★第117回 自分流大掃除★
クリスマスも終わり今年も残りわずかとなりました。師走はテレビも雑誌も大掃除を特集したものが多いですね。それって、「仕事に追われ、まとまった家事ができるのは休日だけ!」という人にとって、かなりプレッシャーかも知れません。「今年こそは余裕を持って前倒しで少しずつ計画的にやろう」と思っていても、なかなか実践できないという人も多いでしょう。
気持ちが焦って、「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」とイライラしていませんか?大晦日まで一週間を切ってしまいましたが、よく考えるとまだ六日もあります。今年中にどうしてもやらなきゃいけない場所、どうしてもやっておきたいことだけをやるようにすれば、年末のお休みに入ってからでも十分間に合います。「普段ちょこちょこやっているところは省いて照明と窓サッシの掃除だけをする」とか、「食品庫と冷蔵庫内だけ」、あるいは「クロゼットの中のみに限定する」など・・・こんな感じでやってみてはどうでしょう。
年末だからこそスッキリしたい!という人は、視点を変えて掃除より片付け中心でやるというのもいいですよ。年末の大掃除はスッキリした気持ちで新年を迎えるための行事ですから、欲張らずに、持ち時間に合わせて作業内容を決めましょう。因みに私の場合は、照明のチェックとシーツ&タオル類のチェックを毎年しています。高い位置にある照明は日常の掃除ではなかなかできませんから、けっこうホコリがたまっています。拭き掃除をするとスッキリして明るさも増しますよ。
電球や蛍光灯の交換の時期についてですが、電球は切れたとき、蛍光灯はチカチカしだしたら寿命です。LEDの場合は、切れることもチカチカすることもなく徐々に暗く(光度が減少)なるそうですので、どのくらい暗くなったら寿命なのかは人によって感じ方が違うと思います。目安は、初期の光度の70%くらいになったら交換の時期。メーカーによって多少の差はあると思いますが、LEDは寿命が約40000時間といわれています。その光度が初期の70%になるのが約40000時間だそうです。
シーツ&タオル交換については、色あせしたものやふわふわ感がなくなったもの、薄くなったりほつれたりしたら交換の時期です。ちょこちょこ捨てたり足したりしているとは思いますが、新しいものと比較しながら全部をじっくり見てみると、驚くほど新品との差があったりします。シーツ&タオルがキレイになるだけでも十分気持ちのよいお正月が迎えられると思います。「まだ何もやれてないわ〜」なんて自分を責めないで、1日でササッとできる「自分流大掃除」で気持ちよく本年を締めくくりましょう!
ちょっと気持ちがラクになりましたか?あとは来年来年^^ では皆様よいお年を!
(文:北川 登美代)

2012/12/12(水)
★第116回 冷蔵庫の大掃除★
家族の食材を保存してくれている冷蔵庫!感謝の気持ちを込めて年に1〜2回は徹底的にお掃除したいものです。家電の中で最もお掃除に時間がかかるといわれている冷蔵庫ですが、一度にやらずに数回に分けてやればそれほど手ごわくないです。例えば、1日目は冷蔵室、2日目は野菜室、3日目は冷凍室というふうに順々に・・・。特に、いっぺんに時間が取れないという人にはオススメの方法です。時季としてはもちろん寒い冬が最適!この年末のお掃除のついでに冷蔵庫もやっつけちゃいましょう。
あらかじめ掃除をする日を決めたら、その日に合わせて、まず一週間食材をできるだけ買わずに中身を食べつくしましょう。冷蔵庫の中身は少なければ少ないほどお掃除がラクです。準備するものは、キレイな雑巾か布巾、キッチン用の洗剤か重曹、竹串、綿棒、メラミンスポンジ、マイクロファイバークロス。マイクロファイバークロスは汚れの吸着率もバツグン!洗って繰り返し使える優れものです。食べ物を入れる冷蔵庫ですので、洗剤いらずというのは嬉しいですよね。
手順は、(1)コンセントを抜く。(2)中身を出す。(3)棚板・ドアポケット・引き出しなどを取りはずして洗い、乾燥させる。(4)庫内を拭く。(5)はずしたパーツを元通りに設置。(6)中身を戻す。中身を出すときは、忘れずに賞味期限切れの食品をチェックをしてくださいね。一緒に食品の整理もやっちゃいましょう!
冷蔵庫の表面はちょこちょこ拭き掃除をしていると思いますが、扉の取っ手部分やドアパッキンまでは普段なかなかできない場所ですので、大掃除の時に丁寧に拭きましょう。クロスだけでは取り除けない汚れは、ペースト状にした重曹をクロスにつけてこすると落ちます。こびりついて硬くなった汚れは、お湯で洗ったクロスで汚れを溶かすようにして拭き取りましょう。黒ずんだ汚れは、メラミンスポンジで軽くこするとすっきり落とせます。クロスが入りにくい部分の汚れを落とすには、竹串や綿棒が重宝します。特にパッキン部分には細かいゴミなどが入りこんでいますのでしっかり拭きましょう。最後に硬く絞った雑巾で水拭きをしてください。
取りはずした棚板などはシンク内でお湯洗いをするとほとんどの汚れが落ちると思います。しつこいこびりつき汚れは、お湯にちょっと浸けてからスポンジで洗ってください。お肉や鮮魚を入れるチルド室などは、重曹やキッチン用洗剤を使って念入り洗いましょう。重曹は消臭効果もありますので冷蔵庫内の嫌な臭いが一掃できますよ。冷蔵庫の上の油汚れは、水拭きでは落ちませんので、油汚れ用洗剤を使ってください。汚れを落として乾拭きした後に、ラップを1枚貼り付けておくといいですね。ラップを張り替えるだけでキレイになりますので、次回からの掃除がラクラクです。
いつ開けてもすっきりキレイな冷蔵庫は気持ちいいものです。冷蔵庫の大掃除、早速やってみましょう!
(文:北川 登美代)

2012/11/28(水)
★第115回 ハケを使ってラクラクお掃除★
年末近くになると毎年特集されるお掃除ですが、掃除方法を紹介する中で「え〜っ」と思うような内容のものもあり、ビックリすることがあります。確かにやり方はいろいろですので、まずは試してみて自分にあった方法を選ぶといいですね。つい先日も朝の番組で窓掃除の方法を紹介していましたが、これじゃぁ時間がかかるでしょう!?と思うような方法でした。

ということで、今回はプロなみにキレイに仕上がる窓サッシのお掃除方法をご紹介します。窓サッシ掃除には是非「ハケ」を準備してください。ウエスと掃除棒で何度も拭き取る方法だとイライラしてしまうほど時間がかかりますが、ハケを使うと簡単に短時間でホコリやゴミを取り除けます。掃除は、ただ時間をかければピカピカになるってものでもなく、サクっとラク〜にキレイに仕上げる方法があるんですよ〜。掃除にはブラシが重宝するということは皆さんもご存知ですが、窓サッシにはハケです!ハケが欠かせません。

ハケはお掃除グッズのコーナーではなく日曜大工(DIY)コーナーやペンキ塗りグッズコーナーで売っています。小ぶりのものなら100円ショップにもあります。その他に準備するものとしては、「掃除機」、「タオルぞうきん」2〜3枚、あれば「スクイジー」、「住まいの中性洗剤」、「バケツ」、コーナーのホコリや硬くなった泥汚れを落とすための「プラスチックヘラ」、なければ竹グシ。それと、網戸掃除用に「「マイクロファイバークロス」、100円ショップやホームセンターやスーパーのお掃除グッズコーナーで売っています。なければ使い古しのタオルでもOK。新しいタオルだと網戸に繊維がついてしまいますので、できるだけ使いきったもの。

まずはハケでガラス窓枠と、サッシの横・上部のホコリを払います。次にサッシ下部の溝ですが、掃除機を使います。掃除機のノズルにハケで土ボコリをかき込むようにして吸い取りましょう。乾いた汚れは、水を使う前の乾いたうちに掃除機で吸い取ってしまうのがポイントです。ホコリや土が残った状態で水拭きをするとドロ化してしまいます。ドロ化してしまうと拭き取るのが厄介ですからね。ハケだけでも水拭きしたかのようにキレイになりますが、水拭きで仕上げるとなおスッキリ。サッシ周りがキレイになったら、次はガラス面です。窓ガラスは、中性洗剤を適量入れた水に浸してしぼったタオルぞうきんで拭きます。洗剤を使うと油分が取れますし、スクイジーのすべりも良くなります。水分が残っているうちにスクイジーを上から下ではなく横に引いていきます。引き残しのないように、引いた面を少し重ねながら上から下に移動します。縦より横に引いていったほうが、引き線が残りにくいんです。1回引く毎に、左手に持ったタオルぞうきんでスクイジーの水分を“ちょん”と拭き取ると水分がタレません。(サウスポーの人は逆で)最後に引き終わり部分をタオルぞうきんで乾拭きします。スクイジーがない場合は濡れたタオルぞうきんで2〜3回拭いたあと、直ぐに全体を丁寧に乾拭きしてください。

網戸は時間にゆとりがあれば外して水洗いをするのが一番いいと思いますが、外さなくてもキレイに仕上がります。枠をハケと濡れぞうきんで拭きあげたあと、水に浸けてしぼったマイクロファイバークロスで両面を拭きます。拭き方ですが、まずマイクロファイバークロスを両手に持ちます。上から下へ手のひらをこすりあわせるようにしながら両面を同時に拭いていきます。マイクロファイバークロスがない場合は、使い古しのタオルぞうきんを使ってください。

さあ、これでキレイになりました。ハケを使うと時間もかからずササッとできてしまいますので是非試してみてください。ハケはどんな隙間にも溝にも角にも対応できますので、窓サッシのお掃除だけでなく凹凸のあるものの掃除に重宝します。1本備えておくといいですよ。
そのうちきっと「我が家の必需品」になると思います^^
(文:北川 登美代)

2012/11/15(木)
★第114回 視覚効果と模様替え★
私事で恐縮ですが、毎年、誕生日を迎える前に模様替えをしています。今月は私の誕生月ということで、またまたプチ模様替えをやっちゃいました。今回は仕事部屋のチェストと机の配置を変えてみましたが、たったそれだけでも気分一新!リフレッシュ効果はかなりのものです。家具の配置を変えると、日常の掃除では取りきれないホコリがすっきりとれたり、チェスと壁面の間から500円玉がでてきたり^^今年もなんだか得した気分になりました。

視覚に映るものがちょっと変化するだけでも、気分ってガラッと変わるものですね。そういう意味では、気分転換の方法として模様替えは本当にいいですよ〜。自分の部屋は毎日の生活の場ですから、いつも居心地よくしていたいものです。ご存知ですか?癒され上手な人は、この視覚効果をうまく利用しているそうですよ。確かに・・・目に入るモノが、見ていて心地良いものや好きなものばかりだと気分がいいでしょうね。ストレスも解消できそうです。

「模様替え」というと、大変な作業のように思われがちですが、要は「お気に入りの空間づくり」を楽しめばいいんだと思います。シミュレーションをするだけでも楽しいでしょうし、インテリアにこだわるのもステキです。作業を進めるうちに、いつの間にか気持ちまで整理されていたりして・・・やり終えた頃にはお部屋も気持ちもすっきり!なんて、いいでしょう^^

今回は、そろそろやらなきゃと思っていたクローゼットの中のレイアウトも変えてみました。棚板を1枚増やしてすっきり収まりました。かかった費用は合計1300円です。DIYで解決!お安く納まりました。ホームセンターには、棚板も棚受け金具もいろいろ揃っていますね。サイズ通りにカットしてもらって、カット代は40円でした。仕事でもホームセンターの「木材カット&加工サービス」をよく利用するのですが、本当に便利です!「丁度のサイズがなかなか見つからない」なんて時には是非利用してみてください。隙間家具くらいなら簡単にできちゃいます。

お金も時間もかけずに今回の模様替えも無事終了!スタッフさん、友人、家族に祝ってもらって今年もステキな誕生日になりました。
来年も模様替えでがっちり!ではなく・・・スッキリ!^^
(文:北川 登美代)

2012/10/31(水)
★第113回 まずは「3S」を徹底しましょう!★
「3S」とか「5S」という言葉をよく聞きますよね。ビジネス用語辞典には次のように書いてあります。・・・5Sとは「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」「清掃(Seisou)」「清潔(Seiketsu)」「躾(Shitsuke)」の5つの頭文字を取った言葉。5Sの実行を促進することを5S活動、5S運動などと呼ぶ。これにより、単に職場環境を美しく保つだけでなく、仕事に対する意識やモチベーションを高めたり、仕事の効率をアップしたり、コストを削減したりなど、さまざまな効果が期待でき、ビジネスにも多くのメリットをもたらすと考えられる。以前から取り入れられていた製造業に限らず、あらゆる業種の企業において、5Sをもう一度見直そうという動きが高まっている。

3Sとは、もともと製造業の職場環境の維持・改善において行なわれていた3つの活動のことで、「整理」「整頓」「清掃」の頭文字。ここに「清潔」が加わると4S活動になり、さらに「躾」を加えたものが5S活動ということになります。

先日、大阪の町工場経営者の講演を聴く機会がありました。崖っぷち状態の会社を、3S活動と経営指針実践に取り組むことで再生したというカリスマ社長の話です。「守ることを決め、決めたことを守る」ということを徹底することで皆の気持ちが一つになり、生き生きと働ける会社に生まれ変わったそうです。

5Sの定義は書籍やネット上でもたくさん紹介されていますが、要約すると・・・
(1)整理とは
必要なモノと不要なモノを分け、不要なものを捨てること。 
職場でも家庭でも一番難しいのが整理です。必要か不必要かを分類し、必要なモノについては保管期間がどのくらい必要かを判断しなければなりません。時間もがかかりますし、大変な作業です。
(2)整頓とは
使いやすく(出し入れしやすく)並べて、さらに分かりやすく表示すること。
どこに何があるのが分かるように定位置を決め、明示することによって、仕事の質と効率アップが顕著に現れます。
(3)清掃する。
掃除をして、いつもきれいな状態にすると同時に細部までしっかり点検すること。
掃除と点検を合わせて行うことがとても重要なのです。
(4)清潔とは
汚れのないきれいな状態を維持すること。
(5)躾
決めたことを決めた通りに実行できるよう、習慣として身につけること。

それなりにやるというのであれば、どこの会社もどの家庭も“それなり”にできていると思います。しかし、成果をあげるためには、時間と労力を使って徹底的に取り組む必要があります。企業では成果につなげるためのノウハウも必要でしょうし、継続するための仕組みを常に研究しなければいけません。5Sの本当の意味はここにあるのだと思います。

安全・快適・効率的な職場づくりに3S・5Sは欠かせないということですよね。企業だけでなく、家庭でこの5Sを実践・徹底したらどうでしょう?良い結果が得られることは間違いなさそうです。・・・そのまま活用すればきっと家族全員が快適に暮らせる家になるでしょう。日々欠かさずに実践・継続というのは容易なことではないですが、まずは3Sから取り組んでみませんか!時間は勿論、気持ちにもゆとりが生まれるでしょうし、もっともっと笑顔になれそうな気がします^^
(文:北川 登美代)

2012/10/17(水)
★ 第112回 リバウンドさせない秘訣 ★
家の中のモノを見直してスッキリ片付けても、常にモノは出たり入ったりしていますので、定期的な見直しが必要です。見直しは年に2回〜3回が目安。衣替えの季節や年度がわり、仕事が一段落する時期などに合わせてやるといいと思います。「買ったら捨てる」を意識しながら生活をしていても定期的な見直しってやっぱり必要なんです。

前回、定位置の見直しについてお話しましたが、定位置に問題がなくても、出し入れが面倒なしまい方をしているとリバウンドしてしまいます。例えば、手が届きにくかったり、重ね置きをしていたり、ゆとりのないしまい方をしていると少しずつ乱れていきます。そういう場合は、まず数を減らすことを考えましょう。収納スペースはフルに使いたいところですが、ゆとりのスペースも必要です。空けておくのはもったいないなんて思わないで、1割以上空けて置くように心がけましょう。特に、使う頻度の高いモノはしまい込まないことか肝心!少ない動作で取り出せるように工夫してください。

出し入れを単純な作業にすることがポイントです!ゴチャゴチャしたおもちゃやリモコンなどは「カゴ収納」にするとか、出かける度に使うバッグは「かける収納」にするなど、短時間で無理なく片付けられるような収納方法にしましょう。郵便物や情報誌などは、一時的に置ける箱を準備しておくと便利です。その場合、あくまでも仮置き場ですので溜めないように量を決めてくださいね。

リバウンドは突然起こるものではありません。少しずつ少しずつ兆候が現れて・・・「まずいな〜」と感じながらもついつい先延ばしにしているうちに一挙に加速します。「クローゼットの中のモノがちょっと取り出しにくくなってきた」、「食品庫がなんだか乱雑になってきた」、「出しっぱなしのモノが増えてきた」と感じたらそろそろ見直しの時期です。量的な問題や位置的な問題をきっと抱えているはず!問題が大きくならないうちにサッサとやっつけちゃいましょう!

使い勝手を考えて収納しているつもりでも、子どもの成長や生活の変化によって、必要でなくなったりいつの間にか使い勝手が悪くなっていたりすることもあります。リバウンドしないコツは、「分かりやすい」、「取り出しやすい」、「しまいやすい」、この三つが満たされていること、加えて「定期的な見直し」です。そろそろ来たかな〜?と感じたら、一部屋ずつ見直しをしていきましょう。
(文:北川 登美代)

2012/10/04(木)
★第111回 モノの定位置を見直そう!★
「部屋が片付かない」と嘆く家庭の80%は、各自が使ったモノを元に戻していないことが原因です。使ったモノを元に戻す習慣をつけるためには、まず、モノの居場所を決めること!取り出しやすく仕舞いやすい場所が定位置としてしっかり確保できていないと、一生「片付かない家」で暮らすことになるのです。「使ったら戻す」という作業がスムーズに行えるよう、まずは家族全員が各自使うモノ(必要なモノ)を明らかにすること、さらに、不必要なモノは処分する。必要なモノと不必要なモノを混在させないことが大事です。家族皆で使うモノについては、全員が取り出しやすく仕舞いやすい場所を定位置に決めましょう。

例えば・・・可燃ゴミは赤いBOX、ビンは青、カンは黄、ペットボトルは緑、不燃ゴミは黒といった具合に、分類しやすくBOXの色を決めておけば誰もが分類できます。そして、分類したゴミを収集日に捨てるという作業を繰り返します。それをしないと家中がゴミだらけになってしまうわけですが、定位置を決めて定期的に捨てることによってゴミ屋敷にはなりませんよね。洋服やその他のモノも同じです。定位置と定期的な処分(見直し)をキッチリやるという習慣を身につけないと必要なモノと不必要なモノが混在した片付けにくい家になってしまいます。

「ウチは家族全員が片付けられないから・・・」なんて諦めないでください。モノを減らせば管理はラクになります。「どうして片付かないのかしら〜」と“悩む時間”を“今後は使っていないものを処分する時間”にかえてみてください。加えて、「買ったら捨てる」「捨ててから買う」を実行してください。モノが増えることを防ぐには、買わないことが一番なのですが、 「収納場所が無い!」と悩んでいる人のほとんどは、買い過ぎなのです。収納スペースは十分なのに買い過ぎが原因で足りないと思い込んでいるケースが多いようです。収納スペースに合ったモノを持って(所有して)暮らすという整理収納の「基本(原点)」に戻ってみましょう。

面倒臭がりのお父さんも、使っては出しっぱなしのおチビちゃんも、元に戻しやすい場所が定位置ならきっと片付けられるようになります。人任せにするのは簡単ですが、任せられる方はたまりませんよね。仕事がら、片付かないと嘆いている家庭のほとんどが定位置に問題があるように思います。使ったモノは各自で元に戻せるよう、モノの定位置を今一度ご家族で見直してみましょう!きっと皆が片付け上手になりますよ。
(文:北川 登美代)

2012/09/20(木)
★ 第110回 服が処分できない〜 ★
昨年2月「COBS ONLINE によるアンケート調査で「捨てられないものランキング」というのがありました。その結果がとても興味深いのでご紹介します。ウェブログイン式で期間は3日間、「あなたが捨てられずにいつまでも持っているものはなんですか?」の問いに男女が寄せた有効回答数は709件。男女別にランキングしているところが実に面白いです!!「なるほどね〜」、「うんうん、わかるわ〜」、「へー、そうなんだ〜」なんて声が聞こえてきそうな結果です。あなたと同じ意見の人はいますか?

【女性】
1位:服 62.3%
2位:手紙 53.6%
3位:アクセサリー、時計等の装飾品 42.8%
4位:本、雑誌 37.3%
5位:おもちゃ、ゲーム等 12.7%
6位:家具 7.8%
その他 4.2%

【男性】
1位:本、雑誌 43.9%
2位:服 33.9%
3位:手紙、ハガキ 28.7%
4位:おもちゃ、ゲーム等 21.9%
5位:アクセサリー、時計等の装飾品 15.6%
6位:家具 8.9%
その他 6.3%

仕事がら、私としては頷ける結果です。年齢によっても違うと思いますが、女性にとって一番捨てられないものはやはり洋服、高額なものだと手放すのに勇気がいるという人は多いです。「娘がもうすぐ着られるようになるから」とか、「また流行るかも知れない」という思いから、処分できない人もいます。男性の1位は「本、雑誌」ですね。理由としては、「何回読んでも面白いから」、「コレクションだから処分できない」という人が多いようです。「読んだ証」とでもいいますか・・・書棚にこれまで読んだ本を並べることは、イコール知識をため込んでいるということなのでしょう。洋服は男性の2位に入っています。女性の洋服ほど流行りすたりが気にならないということもあるのでしょうが、やはり上ランクですね。

たくさんのお宅に伺がって感じることは、洋服が捨てられない(処分できない)人のクローゼットほど乱雑な傾向にあります。数多く所有していても、しっかり管理できる人はいますが、多ければ多いほど管理が難しいのは確かです。

人は不安になると「もの」にすがりつきたくなる習性があります。一概には言えませんが・・・自信がない人ほど洋服を大量に買い込んだりブランド物に凝ったりする傾向があるように思います。自分自身に迷いがあると、必要なものと不必要なものの区別がつかなくなってしまいがち。そんなふうに感じたことってないですか?

服は自分を表現するためのアイテムですよね。いつも選びやすく、取り出しやすく、スッキリ管理したいものです。「捨てる」決断が難しい洋服ですが、自分なりの判断基準を設けて、定期的に見直しをしましょう。ときめかない洋服はどんどん処分していくということも大事な作業!日ごろから今日着ていく服が朝すぐに選べるようにしておきましょうね。
(文:北川 登美代)