【マイタウンさいたま】ログイン 【マイタウンさいたま】店舗登録
■片付けべたさんこの指とまれ!■
「整理・収納 plus お掃除で 〜
めざせ!スッキリそう快生活」

さいたま市浦和区在住の整理収納アドバイザー、「快適空間づくり支援会社」株式会社ケイハート代表の北川です。
このページでお会いするあなたへ暮らしに役立つ「ちょっといい話」をお伝えできればと思います。
「手間をかけずにキレイに暮らしたい!」その願いちょっとだけ叶うかも。 一緒に考え一緒に学びましょう!
隔週水曜日更新です。どうぞよろしくお願いします。

全199件中  新しい記事から  51〜 60件
先頭へ / 前へ / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / ...16 / 次へ / 最終へ  

2014/04/10(木)
★第149回 「ついで作業」のオススメ!★
年度始めは、誰しもそれなりにリスタート感覚があります。お子さんのいる家庭では、春休みを利用して新年度を迎える準備をしたのではないでしょうか。先日、ファミレスで昼食をとっていたときの話ですが・・・隣の席のママさんグループの話題は、もっぱら「家庭での新年度体制ついて」でした。卒業、入学、転勤、消費税増税などなど・・・かなり盛り上がっていました^^・・・そうですよね〜、確かに、消費税のことがありましたから、新年度の準備が例年のようにスムーズにいかなかったかもしれません。

そんなこんなで、あっという間に終わってしまいそうな4月ですが、家庭での新年度体制は新年度に入ってからのほうが整えやすいところも多々あります。これから少しずつ変えていきましょう。例えば、自治体からの配布物などは、26年度のものが次々と送られてきますので、新年度のものと入れ替えて25年度のものを処分します。ついでに、ここ数年見ることがなかったものについても見直しをしましょう。ピザ屋さん、お寿司屋さんなどのテイクアウトの案内なども同様に、新しいものが入ったら古いものは都度処分しましょう。ついでに見直し作業をすることで「無駄に溜まる!」を防ぐことができます。
今は、「知りたい事」の大部分をネットで調べることができますので、紙ベースでとって置きたいもの以外は、処分の方向でいいと思います。自治体からの配布物など、情報を分かりやすくまとめてくれているものは紙ベースで常備したいという人も多いと思いますが、最近はネット上の方が調べたやすかったり、分かりやすい解説付きだったりします。DMなども同様ですが、いつでもネットで見ることができます。「いつか見るかも」、「一回見てから処分しましょう」という感じで、とりあえず取っておくと、どんどん溜まっていきますので、できるだけ都度処分をしましょう。

日常のちょっとした行為が原因となって部屋が散らかっていきますので、「ついでに片付ける」ということを習慣づけることが大事!!意識するだけでも部屋が少しずつ変わっていきますよ。例えば、「新しい教科書をもらったら、去年の教科書と入れ替えて、ついでに2年前の教科書を処分する」、「靴を買ったら、ついでに履かない靴を処分する」、「テーブルを拭くついでにテーブルの上を片付ける」などなど・・・。
ほんのちょっとしたことなのですが、「ついで作業」が無意識にできるようになると、年度替わりも、年末年始も慌てなくてすみます。片づけるための時間をきちんと作るのは、億劫ですし難しかったりもしますが、「ついで作業」ならできそうな気がしませんか。できるだけ日々の暮らしの中に、無理なくササッと、ついでにやれる時間をつくりましょう。

新年、節分、新年度・・・節目でリスタートしたいとき、慌てずに短時間で準備が整うよう、ふだんから「ついで作業!」を是非実践しましょう、早速きょうから意識してみてくださいね^^

(文:北川 登美代)

2014/03/26(水)
★第148回 消費税増税前の買い急ぎに注意!★
消費税増税目前ですね。増税前にあれこれ買いだめしておこうと、デパートもスーパーも賑わっています。中には、マイホームやマイカーも購入済み!なんて人もチラホラ。「3月ギリギリまで買わなきゃ!」と、買い急ぐ人も多いと思いますが・・・でも、ちょっと待って!!
すでに買ってしまったものは仕方ないとして・・・今一度、買い急いだほうがよいものと、そうでないものをじっくり考えてみましょう。

例えば、テレビ・洗濯機・冷蔵庫・炊飯器・電子レンジ・エアコンなどの白物家電は、モデルチェンジ直前のタイミングを狙えば増税以上の値引きがあること間違いなしです。なので、買い急ぐ必要はないと思います。ジュエリーやブランド品などの輸入品はどうでしょう?輸入品は為替の影響で価格が上下しますので判断しづらいところですが、アベノミクスの大胆な金融緩和で円安が進むと考えれば、購入予定のあるアクセサリーやバッグについては、今のうちに買っておいた方が良いかも知れませんね。その他、交通機関の定期券や回数券、遊園地やコンサートの前売り券、映画の鑑賞券などは、増税前がお得です。置き場所にも困りませんし、必要なら買っておくと良いと思います。

テレビのCMでも新聞の折込チラシも、駆け込み消費を狙って色々な言葉で誘ってきますが、階段やローカにまで置かなきゃいけないほど買うのはどうかと思います。これ以上、家のストック品を増やして良いものか?「収納スペース」と「賞味期限内に消費しきれるかどうか」をよく考えて購入しましょう。まとめ買いをしたのはいいけれど、沢山あることで消費に拍車をかけることにもなりかねません。あると安心してドンドン使ってしまうことってないですか?買物をするときに、メリットとデメリットを意識するかしないかで、買う量も中身もずいぶん違ってくると思いますので、この辺は頭の中のどこかに入れておきましょう。

家計を預かる主婦(夫)としては、いろいろ考えちゃいますよね〜!1円だって大切ですから・・・。でも、考え過ぎて頭が痛くなっても「ナン」ですから^^とりあえずは、場所をとらないもの、消費期限・使用期限が長いもの、個人的に消費量が多い食料飲料などはOKと考えましょう。

泣いても笑っても、あと数日で消費税はあがりますが、買い過ぎにはくれぐれも注意しましょう!厳選して賢い購入をしましょうね。
(文:北川 登美代)

2014/03/13(木)
★第147回 本と雑誌の整理★
「本が捨てられない」、「増えてしょうがない」、「管理が大変」、こんな話をよく聞きます。本は、読めば読むほど知識・教養が深まり、想像力も豊かになります。読書を含め、知的活動の頻度が高い人ほど、記憶力や認知速度が低下しにくいそうです。そういえば、本が好きな人、新聞を毎日読む人、クロスワードパズルなどのゲームをする人、博物館や美術館めぐりが好きな人って、矍鑠としている気がします。

そんな素晴らしい刺激を与えてくれる本だから、つい買ってしまうのは仕方ないことかもしれませんが、本があふれかえっている本棚は困りものですね。「捨てられない本」、「どうしても手放せない本」が増えれば増えるほど管理も大変になっていきますので、溜め込まないシステムづくりが必要です。

まずは、自分なりの「ルール」をつくりましょう。例えば、「書棚に入らない量は持たない」、「読んで面白くなかった本は容赦なく処分する」、「一冊買ったら、一冊捨てる」、「売る・捨てる・あげる・寄付する、を定期的行う」など・・・一つでも良いので確実に習慣づけることが大切です。どれもできなければ、そのうち床に平積み状態になり、限度なく溜めこんでしまうことにもなりかねません。家の中に図書館ほどのスペースがあれば、少々溜め込んでも問題ないですが^^なかなかそうはいきませんよね。

管理の仕方としては、ジャンル別に分かれている方がやりやすいと思います。次に本の大きさによって規則性を持たせて仕切って収納します。買った本と読み返した本は、仕切りの一番右に差し込んでいきます(左でもOK)。必要・不必要を判断するときは、仕切りの一番左(買った本を左から差し込んでいく場合は右)の本から見直して処分していけば、「後悔のない処分」ができるはずです。何年経っても本の位置も内容も同じ本棚で、買ってきた本は床の上では本にも雑誌にも失礼ですよね。買ってきたら、差し込むついでに、そのジャンルの見直しをして本を移動させましょう。移動させることが知識と情報の循環につながります。

本や雑誌を普段から自然と整理整頓できるようにするには、決断力と強い精神力が必要です。ちょっと気を抜くと増えてしまいますから、書棚にホコリが積もっていたりしたときは、本をちゃんと活用できていない証拠だと思ってください。何年も手にしていない本が1冊もないように心がけましょう!管理の仕方を間違えなければ、捨ててもよい本とそうでない本の区別がつき、自然と整理整頓された書棚になっていくはず。役目が終わったものは、書棚からなくして、今の自分に必要な本でいっぱいにしましょう。自分自身の成長を止めないためには、新しい出会いが必要です。

(文:北川 登美代)

2014/02/27(木)
★第146回 片付けられる子に育てる★
はやいもので、もう年度替わりですね〜。ふだん片付けや掃除をしないお子さんに頭を抱えているお母さん!お子さんと一緒に春休みを利用して1年間お世話になった教科書や溜まったプリント類を「整理収納」しませんか。そして、お部屋もスッキリ、気持ちもスッキリ!気持ちよく新年度を迎えましょう。いらなくなったモノをため込んでおくと、新しいものが入ってこられません。これって、部屋の片付けに限らず、パソコンの中のファイル、頭の中、冷蔵庫の中、仕事だってそうですよね。

子どもは、「片付けなさい」と、ただ押し付けるだけでは上手に片づけることはできません。導いてあげましょう!成功体験を少しずつ積み重ねることで、だんだんできるようになっていきます。「しかられるからやる」というのではなく、掃除すると気持ちいいとか、整理するとスッキリするとか、片付けると必要なモノがすぐに取り出せて便利だとか・・・片付けは、楽しく気持ちの良いものなんだと感じる!この体験が大事なのです。幼いお子さんの場合は、一度に全部ではなく、今日は引き出しの中、明日は本棚という具合に、数回に分けてやると、一ヶ所やるごとに「達成感」が味わえて楽しくやれると思います。心地よい達成感を味わうことが、またやってみようという気持ちに繋がりますので、始めは親子一緒にやりましょう!

片付けられる子に育てるコツとでもいいましょうか、片付けられる子になってもらう為に一番大事なことは、「片付いたいた部屋で過ごすのは心地よい」ということと、「片付けないと何が困るか」、この二つをしっかり伝えることです。そして、できた時には一緒に喜んで、頑張れたことを褒めてあげてください。

片付けの基本は、「使ったら元に戻す」ということ。片付け先が複数に渡っていたり、高い場所にあったり、定位置がはっきりしていなかったりでは子どもは片付けられません。本当に必要なモノを一緒に選んで、収納場所の8割以内に抑えられるように、量を加減するのを手伝ってあげてください。片付けやすように環境を整えるのは大人の仕事です。例えば、オモチャは、ワンアクションで片付けられるよう、クループで分けてBOX収納にするとか、床置きしないように、お稽古バッグ用のフックをつけてあげるなど・・・シンプルな片付け方を工夫してあげるといいですね。

片付け上手な子どもになってもらうためには、ルールづくりも必要です。例えば・・・
@使っているものを片付けてから次のものを出す。 
A時間を決める。(遊ぶ時間、片付ける時間) 
  ※声がけをする。 ※ゆとりを持ってちゃんと片付けられる時間を与える。
B片づけができなかったモノは、一定期間親が預かる。など・・・

子どもは片づけからたくさんのことを学び、いろいろな「力」を身につけます。判断力、工夫する力、やり遂げる力、人への気遣い、責任感、人だけでなくモノに対しての優しさ・・・
「片付け」は、単に部屋がきれいになるというだけではなく、生きていく上での大切な力を育みます。片付けられる子どもになってもらうために努力・工夫しているうちに、親も片付け上手になっっちゃった!なんて話を聞いた事がありますが^^あきらめないで、子どもと一緒に学びましょう!
(文:北川 登美代)

2014/02/14(金)
★第145回 掃除で花粉症対策!★
今年も花粉の季節がやってきました。2月半ばを過ぎた頃から、大きなマスクで顔を覆った人を目にします。花粉症の人にとっては辛い辛い季節ですね。花粉症対策としては、薬、マスク、メガネ、サプリなど色々あると思いますが、今回は「花粉を取り除くために効果的な掃除法」を紹介します。

花粉が飛んでいるのは屋外のはずなのに、症状がひどく出るのは室内だったりしませんか?それって、知らず知らず室内に持ち込んでしまった花粉が狭い空間で舞い上がってしまうからなんです。室内に持ち込んだ花粉を効率的に除去するために・・・まずは、溜まりやすい場所をしっかりチェックしておきましょう。

花粉は、玄関や窓、家のすき間から侵入します。また、外出時の衣類、日干した布団、外干しの洗濯物などに付着して室内に入ってきます。玄関から続く廊下や窓周辺は、特に量が多い場所!その他、静電気が置きやすいテレビやパソコンの周辺、めったに移動しない飾り物、ぬいぐるみ、ソファー、カーテン、絨毯、マット、エアコンのフィルターなどにも花粉が溜まりやすいといわれています。

なりより肝要なのは、「花粉を室内にできるだ持ち込まないこと」そして、「持ち込んでしまった花粉は速やかに除去すること」、この2点です!持ち込まないために心がけたいことは、「外出から帰った時に衣類に付着した花粉をしっかり払う習慣をつける」、「布団の外干しは我慢して布団乾燥機を使う」、「大量に飛散する時間帯は換気をしない」などです。除去するために一番大事なのは、こまめに掃除をすること。花粉が大量に飛散するといわれている12時前後と夕方6時前後を避けて、花粉が溜まりそうな場所を集中的に掃除しましょう。

掃除のポイントは、掃除機をかける前にモップがけや拭き掃除をすること。いきなり掃除機をかけると、排気で花粉が舞い上がってしまいますので、床や棚だけでなく拭けるところはできるだけ拭き取りましょう。絨毯やマット、布製のソファーなどは、コロコロ粘着シートを使いましょう。掃除機をかける時は、フローリングや畳の目に沿ってゆっくりと、カーペットやマットは縦方向と横方向に必ずクロスがけをしましょう。掃除機のフィルターや吸いこみ口の手入れもお忘れなく!

意外と見落としがちなのが玄関ドアや窓のサッシ!風の通り道ですので溝の部分は特に花粉が溜まりやすい場所なんです。固く絞った雑巾やすき間用モップなどで、できれば一日に一回は拭き取るように心がけたいものです。

花粉飛散の約3ヶ月を乗り切るには、部屋の空気清浄や加湿も大事です。「加湿の目安は50〜60%」と覚えておきましょう。空気に適度な湿度を加える事で花粉の浮遊を抑えることができますよ。最近の空気清浄機には加湿効果の付いたものがありますが、空気清浄と同時に加湿も行えて便利かも知れませんね。

家の中ではいつもリラックスして過ごしたいものです。「花粉を意識した掃除法!」まずは、一番長い時間を過ごすリビングや寝室から始めましょう。

(文:北川 登美代)

2014/01/30(木)
★第144回 ノロウイルス対策★
ノロウイルスが流行っていますね。毎年のことですが、ノロウイルスは気温が低下する11月前後から翌年3月頃まで、誰もが何処でも感染する可能性があます。1グラムの嘔吐物の中に2000万個ともいわれ、10〜100個でも感染してしまうほど強力なウィルスです。潜伏期間は数時間〜数日(平均1〜2日)で、症状持続期間は10数時間〜数日(平均1〜2日)です。抵抗力のある大人は、軽い吐き気と不快感のみといった症状で済むこともありますが、多くは嘔吐・下痢・腹痛をともなった突発的な症状に見舞われます。

感染力が強いことから、家庭内で二次感染を引き起こすことが多いので、嘔吐物や下痢などの始末の際は細心の注意を払う必要があります。ノロウイルスの一番厄介なところは、普通の殺菌方法では死滅しないこと。一般的な病原菌は、エタノールや逆性石鹸、もしくは衣類用の酸素系漂白剤で死滅しますが、ノロウイルスはこれらの方法では死滅しません。

ノロウイルスを死滅させるには、85℃以上の熱湯に1分間つけるか、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を使用するしか方法はないそうです。嘔吐物や下痢などの始末の際、慌ててお掃除をしがちですが、始末・処理・お掃除が二次感染を防ぐポイントとなりますので、処理をする場合は部屋を十分に換気し、ビニール手袋、マスクを必ずつけましょう。

汚れた部分は雑巾などできれいに拭き、その後、「塩素系の漂白剤」「塩素系の消毒剤」などでしっかり消毒をしてください。拭き取りが不十分だと、その部分が乾燥して空気中に舞い、経口感染する恐れがあるそうです。処理に使った手袋などは、吐物を入れたビニール袋と同様にビニール袋に入れ、「塩素系の漂白剤」「塩素系の消毒剤」をふりかけて、漏れないようにしっかり密封して処分しましましょう。

布団や枕などに嘔吐物が付着した場合は、その部分にスチームを全開にしてアイロンを少し浮かした状態で約1分以上あててください。85℃以上の温度で死滅すると言われていますので、スチームアイロンは効果的です。クリーニング店に依頼する場合は、持ち込む前に事前に受け付けてくれるかを確認したうえで、目に見える汚れをできるだけキレイに拭き取ってから持ち込みましょう。

雑巾を再利用する場合は、十分に消毒してから再利用するようにしましょう。また、ノロウイルスは下痢の症状が治まっても1〜2週間は便にウイルスがいるといわれていますので、かかっている人はシャワーで済ますとか、バスタオルの共用は避けるなどして、二次感染を防ぎましょう。

多くの場合はそれほど悪化せず概ね2〜3日で快癒しますが、嘔吐や下痢で脱水におちいる危険性がありますので、アクエリアスやポカリスエットなどのORS飲料水でしっかり水分を補給することが大事です。小児や高齢者は特に気をつけましょう。

ノロウイルスが多発するのは冬季ですが、年間を通じて発生するそうです。規則正しい食生活と適度な運動で、普段からノロウイルスに負けない体づくりを心がけることが大切ですね。
(文:北川 登美代)

2014/01/16(木)
★第143回 「もったいない病」の年代★
2014年が始まりました。今年は初仕事から三日目にインフルエンザA型に感染してしまい、ダウン!ちょっとつまずいた感じのスタートとなりました。逆に『こんなことではいかん!』と、気合が入って勢いがついた気もしますので良かったのですが^^予防の大切さも思い知りましたし、今後に生かせる学習も沢山できました。まあ、ものは考えようです^^そんなこんなで出遅れましたが、2014年もよろしくお願いします。

さて、このお正月に実家に帰られた方も多いと思いますが、毎年この時期になると受ける相談があります。(夏休みやゴールデンウィークの後も同様ですが) それは・・・

【どうしましょ?】
その1、母がモノが捨てれなくて困っている。母の「もったいない病」は治りませんか?
その2、実家に帰ってみたら、いつもに増して家の中がスゴいことになってました〜(汗)
その3、母は惚けちゃったんだろうかと心配してしまうほど散らかっていた。歳のせい?
     昔はあんなじゃなかったのに〜(涙)
その4、お姑さんだから、言うと角が立つのでガマンしたいけど、「健康」や「ケガのリスク」
     を考えたら、はっきり言ってあげた方がいいですか?
その5、いったこれは新聞なのか、本なのか? 服なのか、ゴミなのか? 
     実家のあちらこちらが不思議なミルフィーユ状態(涙)

まあ、こんな感じでしょうか。思い当たりますか?60代後半以上の親を持つ世代の人は、友人たちとこういう話をしたことがあるかも知れませんね。考え方は人それぞれですので、かなり個人差があると思います。しかしながら・・・うちの母もそうなのですが、年代的な問題がやはりあるでしょうね。戦前戦後の物のない時代を生きてきた方たちなので、「もったいない精神」が生きています。若い人からみれば「ガラクタ」や「ゴミ」でも、「まだ壊れていないから」、「いつかまた使うかも知れないから」と、捨てることを渋る人は多いです。物が溢れる時代に生きている人たちとは感覚が違ってもおかしくないですよね。

60歳後半といえば、子どもたちは次々と巣立ち、料理にも片付けにも張り合いがなくなる年代でもあります。一方、経済的にはゆとりが出ますので、欲しいものを買ってはみるけれど、「もったいない病」が邪魔して物は溜まるばかり。片付けようと思ってもすぐに疲れるし、来客は親しい人ばかりだからと、つい後回しにしてしまう。元々物がない時代に育っているので分類や収納は苦手・・・・・・悪循環が続きます。

実は、30代、40代で、生活感を表に出さないモデルハウスのような部屋に住んでいる人たちも多いのですが、考え方としてどこがどう違うのでしょうか?・・・
その1、「いりません」とはっきり断ることを知っている。
その2、興味のない物以外は執着がないので、欲しい物しか買わない。
その3、一旦受け入れても、必要なくなるとすぐに人にあげる。 などなど・・・
必要なアイテムと収納スペースのバランスをしっかり考えて物を所有しているように思います。「もったいない」の本当の意味を理解している人たちだといえるでしょう。

ご実家をモデルハウスに変えることは難しいかも知れませんが、何とかしたいと思っているのなら、方法としては、「半分ずつ作戦」が有効だと思います。キーワードは、「危険」、「健康」、「少しだけ」の三つ。例えば、「かなり前に賞味期限が切れているものは健康に良くないので捨てましょう」、「ここに置きっぱなしでは危険ですので、○○年も使っていないのなら処分しましょう」、「使い捨てのアルミ鍋は10枚はいりませんよね!少し処分して、とっておくのは半分の5枚だけにしましょう」といった具合に、納得してもらってから捨てていく。何回かに分けて作業をする必要はありますが、この方法は成功事例が多いですので是非試してみてください。

間違えても居ない間に全部捨ててしまうなんてことはしないでください。お互い傷つけ合うことになりかねません。それに、無理は続きませんしね〜。20年、30年後の自分の家はどうなっているのかしら???(笑)
(文:北川 登美代)

2013/12/19(木)
★第142回 窓サッシのスピーディー掃除術!★
窓サッシはいつもスッキリ綺麗にしておきたいですよね!「いつもピカピカが気持ちいいに決まってるけど、時間がかかるから、つい後回しになってしまいます」という声をよく聞きます。他の場所と違って「さあ、やるぞー!」と覚悟を決めないとやれないという方が多い窓サッシのお掃除ですが、短時間でササッとやっつけちゃう方法がありますのでご紹介します。

【準備するもの】
バケツ、住まいの中性洗剤、雑巾2〜3枚、マイクロファイバークロス(百円ショップ、ホームセンター、スーバーで購入できます)、スクイジー、ハケ(ペイント用のハケ)またはサッシ用ブラシ、竹串、掃除機

【作業手順】
@窓枠上部の乾いた汚れ(土埃など)をハケで払います。
Aレール部分の土埃は、ハケで集めながら掃除機のノズルにかき込むようにして吸い取ります。固まってしまった埃や隅の土埃は、割箸や竹串で掻き出しながらノズルで吸い取りましょう。
Bレールの汚れは、ハケと掃除機だけでもキレイに落とせますが、気になるようなら、さらに水拭きをしてください。窓枠も中性洗剤の薄め液で水拭きをします。
C網戸がある場合は、網戸の枠をタオル雑巾で水拭きし、網の部分はマイクロファイバークロスで水拭きをします。クロスは両手に持って網を挟み、両手を合わせるようにして両面拭きをしましょう。油っぽい汚れの場合は洗剤拭きをしてください。
D窓枠と網戸がキレイになったら、いよいよガラス部分です。ガラスは中性洗剤の薄め液で洗った雑巾で拭きます。1回目は「やわらか絞り」で汚れを溶かすように拭き、2回目は「やや硬め」に絞って汚れを拭き取るように横に横に拭いていきます。
E次にスクイジーで切ります。スクイジーは、上から下ではなく横へ横へ滑らせるように切るのがポイントです!横切りの方が、ハイサッシの場合でも失敗が少なく、作業が捗ります。切る部分は2〜3センチ重ねるつもりで進めてください。洗剤分が少し入ると、スクイジーの滑りが良くなりますので作業はスムーズです。失敗したら、雑巾で再度拭いて水分を足し、一段一段下へ下へと切っていきます。
Fガラスの周辺を、スクイジーのエンド部分から一周させるように乾いたタオル雑巾で水分を拭き取ります。
G最後に、角度を変えてガラス面全体を眺めてください。水分が残っている部分やスクイジーを滑らせた跡が残っているところがあれば、その部分だけ再度拭いて仕上げます。

窓枠とレールは掃除機とハケでササッとキレイに!!ガラスはスクイジーで透明度抜群に仕上がりますよ〜。スクイジーは、窓だけでなく、お風呂の壁面や床の水切り、洗車にも使えますので是非常備してください。くもりやムラが気になる方には特にオススメです。

カビが気になる場合は、塩素系のカビ取り剤を湿布するのが効果的です。その際、肌に触れたり、目に入ったりしないように注意してくださいね。また、開閉がスムーズでない窓サッシの場合は、掃除の後に潤滑油を塗っておくといいですね。

是非お試しください!意外と時間がかからず、キレイな仕上がりに驚くのではないかと思います^^
(文:北川 登美代)

2013/12/06(金)
★第141回 クリスマスクリーニング★
もうすぐクリスマスですね!欧米ではクリスマスを迎える前に「クリスマスクリーニング」をする習慣があるそうですが、「クリスマスを待ちわびながら家族揃って大掃除!」なんて、なんだか楽しそうですね。日本の年末の大掃除は、義務感に急かされるようにやるというイメージがありますが、「クリスマスクリーニング」は、新年を迎えるまでにちょっとゆとりもあったりしますし、慌ただしい感じがしなくていいですね〜。

この時期、特にお子さんがいる家庭ではクリスマスツリーを用意するだけでなく、天井や壁にも飾りつけをして、気分を盛りあげる方も多いですよね。屋内にとどまらずベランダや窓、外壁、庭までイルミネーションがキラキラのお家もあちらこちらで見かけます。毎日少しずつデコレーションが増えているお家を見かけると、『飾りつけ、楽しんでますね〜』とか思いながら・・・なんだかこちらまで幸せ気分になっちゃいます。

もうクリスマスの飾りつけは終わりましたか?飾る期間に決まりがあるわけではないですが、キリスト教では、待降節から降誕節まで飾るのが一般的だそうです。待降節とは、イエス=キリストの降誕を待ち、その準備をする教会暦の期節。11月27日から12月3日の間で11月30日間近の日曜日前晩(土曜日の夜)に始まって、主の公現1月6日まで飾るようです。

降誕節は、主の公現の後の日曜ということで1月7日から13日の間にある日曜日までだそうですが、もっと長い間飾っているお家もあるとか。日本ではクリスマスが終わるとすぐに正月モードになるので、12月25日が終われば片付けるという人が多いと思います。いつまでも飾っていると、「まだ片付けてないの?」とか言われそうですが、そうあわてて片付けることもなかったのですね。気持ちを切り替えるために片付ける!という場合は別ですが、各家庭の好みの期間で飾っていいということです。

最後に
「クリスマスクリーニング」をやらない人にも是非実行してほしい「天井と壁の簡単お掃除法」を紹介します。天井と壁が汚れていてはせっかくのデコレーションも台無しですから、ちゃちゃっとやりましょう。やれば飾りつけが一層映えること間違いなしです!クリスマスの飾りつけが終わった方にもオススメです。

まずはスス払いですが、市販のワイパー(ロング)にホコリ吸着ドライシート(立体タイプ)をセットして天井と壁面に滑らせてください。冬は暖房などでホコリが舞いあがるのでホコリがつきやすく、意外と汚れています。表面を軽くなぜるようにこすればホコリは取り除けますので、家中やっても時間はそれほどかからないと思います。ワイパーで届かないところだけ脚立や踏み台を使いましょう。壁面の黄ばみは、固く絞った雑巾に住まいの洗剤をスプレーして拭きます。水が染みこむクロスもありますので注意が必要ですが、ほとんどのクロスはコーティングしています。心配な場合は、目立たない隅でテスト拭きをしてくださいね。

木製の壁やドアも同じように水拭きをしましょう。色の濃いものは、汚れが目立ちませんが案外汚れていて驚くかもしれません。水拭きをしたあとは、ベールを一枚はがしたようにキレイになってスッキです!デコレーショングッズも喜びます^^

最近は11月下旬からハロウィンをやる家庭も増えていますし、12月に入ったら年賀状書き、クリスマスの飾りつけ、片付け、お正月の準備・・・やることが山積みで気忙しい日が続くと思います。「何事もゆとりを持って!」なんて思いつつも、なかなかそうもいきません^^

「クリスマスクリーニング」で、とりあえず天井と壁面と照明くらいをやっておくと、年末にゆとりが出ると思います。ちょっと頑張っちゃいましょう!


(文:北川 登美代)

2013/11/20(水)
★第140回 「ゆかた」のお手入れ、大丈夫?★
夏に楽しんだ「ゆかた」ですが、お手入れの方はちゃんとできていますか?「ゆかたの仕舞い方って、これでいいの?」って思いながら・・・とりあえずクリーニングに出して帰ってきたままの状態でタンスや収納ケースに仕舞いこんでいる人がほとんどだと思います。ちゃんとクリーニングに出して仕舞っている人は上出来。とりあえず洗濯機でネット洗いして、簡単にたたんで仕舞っている人もまあまあ合格ライン。
「洗わなきゃ」と思いながら、汗まみれの「ゆかた」をそのまま放置している人が意外と多いとか?・・・ということで、今回は今さら〜って感じですが、まだそのまま放置している人のために「ゆかた」のお手入れについてお話ししますね。
「ゆかた」は、洗濯機洗いができるものは洗濯機でもOK。ポイントは糊づけと乾かし方です!ほとんどのゆかたは自宅でも簡単に洗えます。まず、背中が内側になるように縦にふたつに折りにし、両袖を合わせてたたみます。次に、おしゃれ着用中性洗剤を使って押し洗いをします。その際、色落ちを防ぐために洗剤と一緒に酢を10ccほど入れるといいでしょう。洗い終わったら3〜4回水を換えてしっかりすすぎ、糊付けをします。次に、竿いっぱいに両袖を通して干します。袖、襟、身頃、裾をしっかり伸ばしてくださいね。生地をパンパンとたたきながら全体の形を整えて陰干しをし、乾いたらアイロンで形を整えましょう。最後に「袖たたみ」にして保管しましょう。形をしっかり整えるのがポイントです!
一緒に楽しんだ帯ですが、帯の丸洗いはクリーニング店に任せた方無難です。部分汚れが気になる場合は、ベンジンを含ませた布で汚れを落としましょう。下駄も同様に手入れをしてあげてくださいね。そのまま仕舞いがちですが、本当は木の痛みを防ぐためにお手入れが必要です。桐素材など高級素材のものはからぶきでOK。それ以外は、汚れの気になる部分を薄めの中性洗剤液で拭き取ります。鼻緒は古歯ブラシを利用して汚れを落としましょう。木の部分はキッチン用中性洗剤が効果的!キッチン用の洗剤は油汚れに強いですから足の油汚れをスッキリ落としてくれます。あとは水拭きをして風通しの良いところで充分乾かしてください。箱に仕舞う場合は、防虫効果のある乾燥剤を入れるといいと思います。
普段着のゆかたは「袖だたみ」で良いと思いますが、「本だたみ」で仕舞いたいゆかたについては以下を参考にしてくださいね。

1.襟を左に広げ、下前(右側)の脇を縫い目できっちりと折る。
2.下前のおくみの縫い目を目安にして手前に折り返す。
3.下前に上前のおくみを重ね合わせ、襟先もきれいにそろえる。
4.上前(左側)の脇の縫い目を下前の脇の縫い目に重ね合わせ袖をそろえる。
5.左袖を身ごろの上に重ね、右袖は身ごろの下に折り返す。
6.収納場所や収納ケースのサイズに合わせて、二つ折りか三つ折りにする。

これで完璧!来年の夏もゆかたを気持ちよく着られます^^
(文:北川 登美代)