さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2016/11/04(金) |
インフルエンザの流行にご注意ください!(第43週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第43週(10月24日〜10月30日) ☆インフルエンザの流行にご注意ください! インフルエンザの流行期に入りました。感染症の予防および拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症7人(病型:無症状病原体保有者7人、血清型:O26・6人、O157・1人)の報告がありました。 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒3人(病型:早期顕症梅毒T期1人、早期顕症梅毒U期2人)の報告がありました。 梅毒の今年の累計は47人となりました。特に10歳代、20歳代の報告が目立っています。梅毒は性的な接触などによってうつる感染症です。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。 ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.29人から1.00人(報告数41人)と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1人」となり、市内の今シーズンの流行が開始したものとみられます。詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が多い状況です。 マイコプラズマ肺炎の報告が6人(1-4歳2人、5-9歳3人、10-14歳1人)ありました。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は41人、定点当たり報告数は先週の0.29人から1.00人と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1人」となり、市内の今シーズンの流行が開始したものとみられます。 埼玉県内の定点当たり報告数は0.56人です。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第43週は、今季初めて学級閉鎖6学級(3校)の報告がありました。例年より早い時期の報告となっています。なお、第44週は11月1日現在、学級閉鎖3学級(2校)の報告があります。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第40週〜第43週)に採取された2検体から、A香港型が2件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(10月28日作成版)によれば、第40週〜第43週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスはA香港型が12件(85.8%)、AH1pdm09が1件(7.1%)、B型が1件(7.1%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/10/26(水) |
さいたま市感染症発生動向調査[週報](第42週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第42週(10月17日〜10月23日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者2人、血清型:O26・1人、O157・1人)の報告がありました。 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、ウイルス性肝炎1人(病型:C型)、急性脳炎1人(病原体:不明)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期2人)の報告がありました。 梅毒の今年の累計は44人となりました。特に10歳代、20歳代の報告が目立っています。 ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.07人から0.29人(報告数12人)と増加しました。なお、10月24日に市内で今季初めて、インフルエンザ様疾患による学級閉鎖の報告があり、10月25日までに5学級(3校)の学級閉鎖が報告されています。今シーズン(2016年第36週〜第42週)に市内で検出されているインフルエンザウイルスは、A香港型2件です。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の定点当たり報告数は、先週の2.19人から1.26人(報告数34人)となりましたが、市内の過去の同時期と比較して最も報告の多い状況が続いています。 咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)、伝染性紅斑(リンゴ病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が多い状況です。 マイコプラズマ肺炎の報告が2人(1-4歳1人、5-9歳1人)ありました。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が1人(0歳)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/10/19(水) |
さいたま市感染症発生動向調査[週報](第41週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第41週(10月10日〜10月16日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。 五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Klebsiellaoxytoca)、後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、梅毒4人(病型:早期顕症梅毒T期1人、早期顕症梅毒U期3人)の報告がありました。 梅毒の今年の累計は42人となりました。特に10歳代、20歳代の報告が目立っています。 梅毒は性的な接触などによってうつる感染症です。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。 ■定点把握対象疾患 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.81人から2.19人(報告数59人)と増加し、2006年以降最も報告の多い状況です。 RSウイルス感染症は乳児がかかると重症化することがあるため注意が必要です。詳細は、市感染症情報センターホームページ「RSウイルス感染症が流行しています」をご覧ください。 手足口病の報告が増加しました。 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。 無菌性髄膜炎の報告が2人(0歳2人)ありました。 マイコプラズマ肺炎の報告が4人(1-4歳1人、5-9歳1人、15-19歳1人、45-49歳1人)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/10/13(木) |
さいたま市感染症発生動向調査[週報](第40週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第40週(10月3日〜10月9日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の細菌性赤痢1人(病型:患者、菌種:S.sonnei、推定感染地域:モロッコ)の報告がありました。 四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。 五類感染症のアメーバ赤痢2人(病型:腸管アメーバ症2人)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Klebsiella pneumoniae)、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒T期)、風しん1人(病型:臨床診断例)の報告がありました。 ■定点把握対象疾患 インフルエンザ、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)、手足口病、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。 RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎は市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況です。 RSウイルス感染症は乳児がかかると重症化することがあるため注意が必要です。かぜ症状のある方は乳児への感染予防のため、手洗い、咳エチケットの徹底をお願いします。詳細は、市感染症情報センターホームページをご覧ください。 マイコプラズマ肺炎の報告が4人(1-4歳1人、5-9歳2人、45-49歳1人)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/10/05(水) |
さいたま市感染症発生動向調査[週報](第39週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第39週(9月26日〜10月2日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:無症状病原体保有者、血清型:O26)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は33人となりました。 五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Klebsiella pneumoniae)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2人(血清群:A群1人、B群1人)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。 ■定点把握対象疾患 インフルエンザ、手足口病、伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。RSウイルス感染症は乳児がかかると重症化することがあり、注意が必要です。かぜ症状のある方は乳幼児への感染予防のため、手洗い、咳エチケットの徹底をお願いします。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/09/28(水) |
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第38週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第38週(9月19日〜9月25日) ☆腸管出血性大腸菌感染症にご注意を! O157などの腸管出血性大腸菌感染症は、菌に汚染された食品の摂取によるほか、感染者の便から二次的に感染します。予防のため、肉を焼く前後でトングや箸の使い分けを行い、中心部まで加熱しましょう。また、調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は流水と石けんでよく手を洗いましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:無症状病原体保有者3人、血清型:O26・3人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は32人となりました。 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、後天性免疫不全症候群2人(病型:無症状病原体保有者2人)、侵襲性肺炎球菌感染症2人の報告がありました。 ■定点把握対象疾患 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。市内過去5年間の同時期と比較して最も多い状況です。RSウイルス感染症は乳児がかかると重症化することがあり、注意が必要です。かぜ症状のある方は乳幼児への感染予防のため、手洗い、咳エチケットの徹底をお願いします。 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告数が多い状況です。 無菌性髄膜炎の報告が1人(25-29歳)ありました。 マイコプラズマ肺炎の報告が1人(20-24歳)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/09/21(水) |
梅毒の報告が増加しています!(第37週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第37週(9月12日〜9月18日) ☆梅毒の報告が増加しています! 梅毒の今年の累計は36人となり、2006年以降最も多い報告数となっています。詳細は、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」をご覧ください。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者、血清型:O26)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は29人となりました。 四類感染症のE型肝炎1人(推定感染地域:国内)、デング熱1人(病型:デング熱、推定感染地域:タイ、インド)の報告がありました。 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管及び腸管外アメーバ症)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Enterobactercloacae)、後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期2人)の報告がありました。 ■定点把握対象疾患 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.07人から1.52人(報告数38人)と増加しました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。 インフルエンザ、咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況が続いています。 細菌性髄膜炎の報告が1人(70歳以上)ありました。 マイコプラズマ肺炎の報告が1人(10-14歳)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/09/15(木) |
さいたま市感染症発生動向調査[週報](第36週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第36週(9月5日〜9月11日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症2人(菌種:Klebsiellapneumoniae1人、Enterobacteraerogenes1人)、急性脳炎1人(病原体:不明)、侵襲性インフルエンザ菌感染症1人、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(早期顕症梅毒U期)の報告がありました。 梅毒の今年の累計は34人となり、2006年以降最も多い報告数となっています(2014年累計19人、2015年累計30人)。 10歳代及び20歳代での増加が目立っています。 ■定点把握対象疾患 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.15人から1.07人(報告数29人)となりました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(リンゴ病)の報告が増加しました。 流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/09/08(木) |
海外旅行では生ものに注意!(第35週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第35週(8月29日〜9月4日) ☆海外旅行では生ものに注意! 細菌性赤痢の今年の累計は4件となり、いずれも推定感染地域に海外が含まれています。細菌性赤痢は、上下水道が整備されていない等、衛生状態の悪い国で多くみられます。こういった国では、生水、氷、生の魚介類、生野菜、カットフルーツなどの食事は避けましょう。 ★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の細菌性赤痢1人(病型:患者、菌種:S.sonnei、推定感染地域:イラン)の報告がありました。 四類感染症のデング熱1人(病型:デング熱、推定感染地域:フィリピン)、レジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、後天性免疫不全症候群2人(病型:AIDS・2人)の報告がありました。 ■定点把握対象疾患 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.88人から1.15人(報告数31人)と減少しました。しかし、市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、手足口病の報告が増加しました。 無菌性髄膜炎の報告が2人(25-29歳・1人、30-34歳・1人)ありました。 マイコプラズマ肺炎の報告が3人(5-9歳・3人)ありました。6週連続での報告となります。 |
(文:さいたま市提供) |
2016/09/01(木) |
麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか?(第34週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第34週(8月22日〜8月28日) ☆麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか? 国立感染症研究所週報第26週によると、2016年第1〜26週に麻しんと診断された10例のうち、ワクチン接種歴がない、又は接種歴不明の症例が9例ありました。麻しんは、ワクチン接種が最も有効な予防手段です。定期接種対象の方は、早めに接種を受けましょう。また、海外渡航歴のある症例も多いため、流行地へ渡航される方は接種歴を確認の上、ワクチン接種をご検討ください。 ★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:患者2人、無症状病原体保有者1人、血清型:O157・2人、O26・1人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の報告が多い状況が続いていて、今年の累計は27人となりました。予防のため、調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は、流水と石けんで充分手を洗いましょう。 五類感染症の播種性クリプトコックス症2人の報告がありました。 ■定点把握対象疾患 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.19人から1.88人(報告数47人)と増加しました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。 咽頭結膜熱(プール熱)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。 マイコプラズマ肺炎の報告が2人(1-4歳・1人、30-34歳・1人)ありました。5週連続での報告となります。 |
(文:さいたま市提供) |