さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2021/07/29(木) |
☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(第29週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第29週(7月19日〜7月25日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第29週受理分 四類感染症 レジオネラ症1件(病型:肺炎型) 五類感染症 急性脳炎1件(病原体:不明) 後天性免疫不全症候群2件(病型:無症状病原体保有者2件) 梅毒2件(病型:早期顕症梅毒T期1件、無症状病原体保有者1件) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @RSウイルス感染症 6.48(175) 横ばい A感染性胃腸炎 3.78(102) 横ばい B突発性発しん 0.33(9) 減少 C流行性角結膜炎 0.25(2) 横ばい ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜8月22日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/07/21(水) |
☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(第28週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第28週(7月12日〜7月18日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第28週受理分 三類感染症 腸管出血性大腸菌感染症2件 (類型:患者1件、無症状病原体保有者1件血清型:O1571件、O261件) 四類感染症 レジオネラ症1件(病型:肺炎型) 五類感染症 アメーバ赤痢1件(病型:腸管アメーバ症) 梅毒1件(病型:早期顕症梅毒U期) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @RSウイルス感染症 6.37(172) 増加 A感染性胃腸炎 3.93(106) 減少 B流行性角結膜炎 0.63(5) 増加 C突発性発しん 0.44(14) 減少 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜8月22日) |
(文:さいたま市提供i) |
2021/07/15(木) |
☆RSウイルス感染症が増加しています。(第27週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第27週(7月5日〜7月11日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第27週受理分 三類感染症 腸管出血性大腸菌感染症1件(類型:患者血清型:不明) 五類感染症 急性脳炎1件(病原体:不明) 梅毒3件(病型:早期顕症梅毒T期1件、早期顕症梅毒U期1件、無症状病原体保有者1件) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 5.93(160) 横ばい ARSウイルス感染症 3.78(102) 増加 B突発性発しん 0.59(16) 減少 C咽頭結膜熱 0.41(11) 横ばい ☆RSウイルス感染症が増加しています。 RSウイルスの主な感染経路は、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛沫感染と、ウイルスの付着した手や物を介した接触感染です。感染予防のため、こまめな手洗いや咳エチケットを心がけましょう。 予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「RSウイルス感染症」をご覧ください。 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜8月22日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/07/08(木) |
☆腸管出血性大腸菌感染症にご注意ください!(第26週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第26週(6月28日〜7月4日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第26週受理分 三類感染症腸管出血性大腸菌感染症2件(類型:患者2件血清型:不明2件) 五類感染症 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1件(菌種:Enterobactercloacae) 劇症型溶血性レンサ球菌感染症1件(血清群:A群) 梅毒1件(病型:早期顕症梅毒T期) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 6.89(186) 増加 ARSウイルス感染症 2.11(57) 増加 B突発性発しん 0.67(18) 横ばい C咽頭結膜熱 0.52(14) 横ばい ※腸管出血性大腸菌感染症にご注意ください! 予防方法などは、市感染症情報センターホームページ「腸管出血性大腸菌感染症(O157など)」( https://www.city.saitama.jp/002/001/008/003/004/p003103.html )をご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2021/07/01(木) |
☆RSウイルス感染症が増加しています。(第25週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第25週(6月21日〜6月27日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第25週受理分 三類感染症 腸管出血性大腸菌感染症1件(類型:無症状病原体保有者血清型:O26) 五類感染症 アメーバ赤痢1件(病型:腸管アメーバ症) 梅毒1件(病型:早期顕症梅毒T期) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 5.81(157) 横ばい ARSウイルス感染症 1.26(34) 増加 B突発性発しん 0.67(18) 減少 C流行性角結膜炎 0.50(4) 増加 ☆RSウイルス感染症が増加しています。 RSウイルスの感染力は強く、ほとんどの子どもが2歳までに感染するといわれており、通常は0〜2歳の乳幼児が報告の多くを占めます。今年は報告数の増加に加え、例年と比較して3歳以上の報告も多くみられますので、感染に気をつけましょう。予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「RSウイルス感染症」をご覧ください。 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜7月11日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/06/24(木) |
☆咽頭結膜熱が増加しています。(第24週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第24週(6月14日〜6月20日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第24週受理分 四類感染症レジオネラ症1件(病型:肺炎型) 五類感染症 侵襲性肺炎球菌感染症1件 梅毒3件(病型:早期顕症梅毒U期2件、無症状病原体保有者1件) 百日咳2件(年齢:1歳1件、3歳1件) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 5.30(143) 減少 A突発性発しん 0.96(26) 横ばい BRSウイルス感染症 0.93(25) 増加 C咽頭結膜熱 0.63(17) 増加 ☆咽頭結膜熱が増加しています。 咽頭結膜熱は小児(特に5歳以下)を中心に、夏季に流行がみられます。 予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「咽頭結膜熱(プール熱)」をご覧ください。 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜7月11日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/06/17(木) |
☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(第23週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第23週(6月7日〜6月13日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第23週受理分 四類感染症E型肝炎1件(推定感染地域:国内) 五類感染症 アメーバ赤痢1件(病型:腸管アメーバ症) 急性脳炎1件(病原体:不明) 劇症型溶血性レンサ球菌感染症1件(血清群:A群) 梅毒2件(病型:早期顕症梅毒T期2件) ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 5.78(156) 減少 A突発性発しん 1.19(32) 増加 BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.33(9) 減少 CRSウイルス感染症 0.30(8) 減少 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜6月20日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/06/10(木) |
☆腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第22週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第22週(5月31日〜6月6日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第22週受理分 三類感染症腸管出血性大腸菌感染症2件(類型:患者2件血清型:O262件) 五類感染症 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1件(菌種:Klebsiellaoxytoca) 梅毒4件(病型:早期顕症梅毒T期2件、早期顕症梅毒U期2件) ※腸管出血性大腸菌感染症にご注意を! 予防方法など詳細は、市感染症情報センターホームページ「腸管出血性大腸菌感染症(O157など)」をご覧ください。 ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 6.70(181) 横ばい A突発性発しん 0.89(24) 増加 BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.44(12) 横ばい CRSウイルス感染症 0.33(9) 横ばい ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜6月20日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/06/03(木) |
☆梅毒の報告が増加しています!(第21週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第21週(5月24日〜5月30日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第21週受理分 五類感染症 侵襲性肺炎球菌感染症1件 梅毒2件(病型:早期顕症梅毒T期1件、無症状病原体保有者1件) 播種性クリプトコックス症1件 百日咳1件(年齢:10歳代) ※梅毒の報告が増加しています! さいたま市の今年の梅毒報告累計は30件となり、2016年以降の同時期と比較して最も多い状況です。 梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。感染が疑われる場合は早めに受診しましょう。 ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 6.33(171) 増加 A突発性発しん 0.70(19) 増加 BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.48(13) 増加 CRSウイルス感染症 0.37(10) 増加 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜6月20日) |
(文:さいたま市提供) |
2021/05/27(木) |
☆RSウイルス感染症にご注意ください!(第20週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
2021年第20週(5月17日〜5月23日) ■全数把握対象疾患(結核、新型コロナウイルス感染症を除く。) 第20週受理分 三類感染症腸管出血性大腸菌感染症2件(類型:無症状病原体保有者2件血清型:不明2件) 四類感染症E型肝炎1件(感染地域:不明) 五類感染症侵襲性肺炎球菌感染症2件 ■定点把握対象疾患【報告数が上位の疾患】 ※その他の定点把握対象疾患は、「感染症発生動向調査週情報(患者報告数、定点当たり報告数、年齢階級)」をご覧ください。 【疾患名】 【定点当たり患者報告数(報告数)】 【2週間前からの傾向】 @感染性胃腸炎 3.89(105) 横ばい A突発性発しん 0.59(16) 横ばい BA群溶血性レンサ球菌咽頭炎 0.41(11) 増加 C咽頭結膜熱 0.30(8) 増加 ※RSウイルス感染症にご注意ください! RSウイルス感染症は、乳幼児に多くみられる急性呼吸器感染症で、2歳までにほぼ100%の人が感染するといわれています。さいたま市ではまだ目立った増加は見られませんが、年明け以降、九州地方をはじめとして全国的に報告数が増加しています。感染経路は、患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染や接触感染のため、マスクの着用や手洗いの徹底に努めましょう。 ☆さいたま市はまん延防止等重点措置の対象地域となっています。(4月20日〜5月31日) |
(文:さいたま市提供) |