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■今週のこども感染症情報■
さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。
この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。

当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、
さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。

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2011/11/10(木)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎などの感染報告が増加。(第44週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第44週(10月31日〜11月6日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一〜五類感染症の届出はありませんでした。

■定点把握対象疾患
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
感染性胃腸炎は、例年晩秋から冬季にかけて、ノロウイルスを主な原因とした流行がみられます。二枚貝などの食品や、人から人へ感染することもあるため、手洗いや、嘔吐物の処理などにも注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況が続いています。
百日咳の報告が1人(成人1人)ありました。 無菌性髄膜炎の報告が2人(成人2人)ありました。
感染症の予防のため、手洗い、咳エチケット、十分な休養の推奨をお願いします。

●小児におけるマイコプラズマ肺炎の流行が報告されています。国立感染症研究所週報によると、国内の報告数は過去の同時期と比較してかなり多い状況で、その80%前後は14歳以下となっています。 また、マクロライド耐性菌の割合が90%に達するとの報告もあります。
埼玉県内でも第36週以降、報告が多い状況が続いています。市内の基幹定点からの報告は第37週以降ありませんが、小児の長引く咳には注意が必要です。

(文:さいたま市 提供)

2011/11/04(金)
RSウイルス感染症などの報告が増加。(第43週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第43週(10月24日〜10月30日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一〜三類感染症の届出はありませんでした。
四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。
五類感染症の梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症は、例年、冬季に報告が増加しますが、今年は6月下旬から、市内、全国ともに報告が増加し、過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いています。2歳までにほとんどの乳幼児が感染しますが、初めての感染では、重症化することがあり、特に生後数ヶ月以内の場合は、より重症化しやすいため、注意が必要です。大人の症状は鼻かぜ程度と軽いため、気付かないうちに乳幼児が感染してしまうことがあります。かぜの症状のある方は、手洗い、咳エチケットの徹底をお願いします。また、乳幼児の体調が優れない場合は、早めに医療機関を受診してください。

●インフルエンザの定期予防接種が10月20日(木)から開始されています。高齢者以外の方は任意接種となりますが、接種を予定されている方は流行の開始前に済ませるようにしましょう。
詳細は、さいたま市ホームページ「インフルエンザ定期予防接種のご案内」をご覧ください。

(文:さいたま市 提供)

2011/10/27(木)
インフルエンザの定期予防接種が始まりました。(第42週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第42週(10月17日〜10月23日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一〜四類感染症の届出はありませんでした。
五類感染症の梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況となっています。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いていて、冬季に向けて更に報告数が増加するものと予想されるため、注意が必要です。
百日咳の報告が1人(1-4歳)ありました。
無菌性髄膜炎の報告が1人(乳児)ありました。
感染症予防のため、手洗いや咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。

●インフルエンザの定期予防接種が10月20日(木)から開始されています。高齢者以外の方は任意接種となりますが、接種を予定されている方は流行の開始前に済ませるようにしましょう。
詳細は、さいたま市ホームページ「インフルエンザ定期予防接種のご案内」をご覧ください。

(文:さいたま市 提供)

2011/10/20(木)
ポリオ予防接種実施期間です。(第41週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第41週(10月10日〜10月16日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一〜五類感染症の届出はありませんでした。

■定点把握対象疾患
咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)の報告が増加しました。
国立感染症研究所週報第39週によると、国内のRSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告数は2004年以降の同時期と比較して最も多い状態が続いています。さいたま市においても、同様の状況であり、冬季に向けて更に報告数が増加するものと予想されるため、注意が必要です。
百日咳の報告が1人(乳児1人)ありました。
無菌性髄膜炎の報告が3人(乳児2人、成人1人)ありました。
感染症予防のため、手洗いや咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。

●ポリオはワクチンによる予防が有効です。さいたま市での平成23年度秋季のポリオ予防接種実施期間は、10月31日(月)までとなっています。対象年齢(3か月から7歳6か月未満)のお子さんには、早期のワクチン接種の勧奨をお願いします。
詳細は、さいたま市ホームページ「ポリオ定期予防接種のお知らせ」をご覧ください。

(文:さいたま市 提供)

2011/10/13(木)
手洗いや咳エチケットを守りましょう!(第40週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第40週(10月3日〜10月9日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一〜四類感染症の届出はありませんでした。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、ジアルジア症1人(推定感染地域:インドネシア)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が増加しました。
国立感染症研究所週報第38週によると、RSウイルス感染症は2004年以降の同時期と比較して最も多い状態が継続しており、冬季に向けて更に増加するものと予想されるため、注意が必要です。
また、同週報によると、国内のマイコプラズマ肺炎の報告数は過去5年間の同時期と比較してかなり多い状況となっています。都道府県別でも埼玉県の定点当たりの報告数が1.89人(第39週は3.22人、第40週は2.89人)と多い状況で、今後の動向に注意が必要です。
RSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎など感染症予防のため、手洗いや咳エチケットの勧奨をお願いします。

さいたま市感染症情報センターホームページに「手洗いのポイント!」「咳エチケットを守りましょう!」を掲載しています。印刷用ポスターもありますので、ご活用ください。

(文:さいたま市 提供)

2011/10/06(木)
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第39週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第39週(9月26日〜10月2日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一〜五類感染症の報告はありませんでした。

★手足口病が流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たりの報告数は先週の3.29人から2.73人と減少しましたが、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。
国立感染症研究所週報第37週によると、RSウイルス感染症は2004年以降の同時期と比較して最も多い状態が継続しており、冬季に向けて更に増加するものと予想されるため、注意が必要です。
流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況となっています。
感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。

●高齢者の方のインフルエンザ定期予防接種が10月20日(木)から実施されます。詳細は、さいたま市ホームページ「インフルエンザ定期予防接種のご案内」をご覧ください。
また、高齢者以外の方は任意接種となりますが、接種を予定されている方は、なるべくインフルエンザの流行開始前に済ませるようにしましょう。

(文:さいたま市 提供)

2011/09/29(木)
手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第38週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第38週(9月19日〜9月25日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
一〜五類感染症の報告はありませんでした。

★ 手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たりの報告数は先週の3.64人から3.29人と減少しましたが、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は先週の2.40人から2.67人となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)の報告が増加しました。
感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。

●WHO によると「パキスタンから世界的に野生型ポリオが拡大する懸念が高い」とされています。中国では12 年ぶりにポリオの発生があり、新疆ウイグル自治区で9 人の感染が確認されました(9 月21 日現在)。
ポリオはワクチンによる予防が有効です。さいたま市での平成23 年度秋季のポリオ予防接種実施期間は、10 月31 日(月)までとなっています。対象年齢(3 か月から7 歳6 か月未満)のお子さんには、早期のワクチン接種の勧奨をお願いします。
詳細は、さいたま市ホームページ「お子さんの予防接種のご案内」をご覧ください。

(文:さいたま市 提供)

2011/09/26(月)
手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第37週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第37週(9月12日〜9月18日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の細菌性赤痢2人(病型:患者2人、菌種:S. sonnei 2人、推定感染地域:国内1人、韓国1人)の報告がありました。市内では第35週以降、細菌性赤痢の報告が続き、その推定感染地域は国内2人、国外2人です。国立感染症研究所週報第35週によると、第34週から国内感染例が急増し、同系列外食チェーン店利用者の食中毒の他、この店と関連性が無い、又は不明の感染者も多数見られているとのことです。
予防のため、食品は充分に加熱調理し、調理の前後や食事前などは充分に手洗いを行いましょう。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)の報告がありました。

★手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たりの報告数は先週の3.77人から3.64人となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は先週の3.19人から2.40人と減少しましたが、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
百日咳の報告が2人(成人2人)ありました。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
細菌性髄膜炎の報告が2人(成人2人)ありました。無菌性髄膜炎の報告が1人(5-9歳)ありました。
感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。


☆9月24日〜30日は 結核予防週間です。

さいたま市では、現在も毎年約200人の結核患者の報告があり、結核は過去の病気ではありません。結核は、早期に発見すれば外来で治療できる疾患です。予防と早期発見のため、次のことを心がけて下さい。
・ お子さんのBCG ワクチンは、生後6ヶ月までに接種しましょう。
・ セキ、たん、微熱などの症状が2週間以上続く場合、医療機関を受診しましょう。

(文:さいたま市 提供)

2011/09/15(木)
海外渡航の際は細菌性赤痢などの感染症にもご注意を!(第36週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第36週(9月5日〜9月11日)

★海外渡航の際は細菌性赤痢などの感染症にもご注意を!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の細菌性赤痢1人(病型:患者、菌種:S. sonnei、推定感染地域:国内)の報告がありました。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、ウイルス性肝炎1人(病型:B型)の報告がありました。

★手足口病、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)が流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たりの報告数は先週の5.73人から3.77人となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は先週の3.23人から3.19人となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)の報告が増加しました。
無菌性髄膜炎の報告が6人(1-4歳2人、5-9歳2人、成人2人)ありました。病原体は水痘(みずぼうそう)・帯状疱疹ウイルス2人で、他4人は検査中でした。無菌性髄膜炎は第29週以降報告が続いていて、注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(10-14歳)ありました。
感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。
(文:さいたま市 提供)

2011/09/08(木)
海外渡航の際は細菌性赤痢などの感染症にもご注意を!(第35週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第35週(8月29日〜9月4日)

★海外渡航の際は細菌性赤痢などの感染症にもご注意を!

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の細菌性赤痢1人(病型:患者、菌種:S. sonnei、推定感染地域:中国)の報告がありました。
国内では飲食店関連の集団発生事例が報告されていますが、国立感染症研究所週報第33週によると、近年日本で発生している細菌性赤痢の半数以上は国外感染であるとされています。アジアやアフリカなど海外の流行地へ渡航する際は、生水、氷、生の魚介類、生野菜、カットフルーツなどを避けましょう。
四類感染症のE型肝炎1人(病型:患者)、レジオネラ症1人(病型:患者)の報告がありました。

★手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!

■定点把握対象疾患
手足口病の定点当たりの報告数は先週の3.88人から5.73人と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えているため、注意が必要です。
ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は先週の3.60人から3.23人と減少しましたが、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。
伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いています。
無菌性髄膜炎の報告が6人(乳児2人、幼児 2人、成人2人)ありました。病原体はムンプスウイルス2人で、他4人は不検出または検査中でした。無菌性髄膜炎は第29週以降報告が続いていて、注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(10-14歳)ありました。
感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。
(文:さいたま市 提供)