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■今週のこども感染症情報■
さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。
この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。

当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、
さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。

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2013/01/31(木)
インフルエンザが流行警報レベルとなりました!(第4週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成25年第4週(1月21日〜27日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管外アメーバ症)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1人(耐性遺伝子VanC)の報告がありました。

★インフルエンザが流行警報レベルとなりました!
★感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が流行警報レベルとなっています!
■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は先週の25.67人から39.38人と大きく増加し、流行警報開始基準値(定点当たり30人)を超え、流行警報レベルとなりました。詳細は、「さいたま市インフルエンザ情報」をご覧ください。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は先週の11.96人から13.31人と増加しました。流行警報継続基準値(定点当たり12人)を超えている状況で、引き続き注意が必要です。予防のため、石けんと流水による手洗いの励行、嘔吐物やオムツの取り扱いに注意が必要です。予防方法の詳細は、市感染症情報センターホームページ「ノロウイルス感染症について」をご覧ください。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。


<さいたま市インフルエンザ情報(速報)>
2012-2013年シーズン第3週(1月14日〜20日)

1.市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科26ヶ所、内科13ヶ所)からの患者報告数は1,536人で、定点当たり報告数は先週の25.67人から39.38人と大きく増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり30人)を超え、市内で大きな流行が発生しているとみられ、注意が必要です。
基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が7人ありました。
なお、埼玉県の定点当たり報告数は49.53人です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。

2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第4週は、学年閉鎖1学年(1学級)、学級閉鎖50学級(33校)の報告がありました。

3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況について
市内で直近の4週間(第1週〜第4週)に採取された3件中、B型が2件検出(PCR)されました。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(1月29日作成版)によれば、第52週〜第3週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が371件(90.7%)、B型が24件(5.9%)、AH1pdm09が14件(3.4%)でした。A香港型が最も多く検出されています。

★平成25年1月29日午後5時現在の速報です。後日データの修正をすることがあります。
(文:さいたま市提供)

2013/01/24(木)
インフルエンザが流行注意報レベルとなっています!(第3週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成25年第3週(1月14日〜20日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の風しん1人(検査診断例)の報告がありました。

★インフルエンザが流行注意報レベルとなっています!
★感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が流行警報レベル相当となっています!
■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は先週の15.16人から25.67人と大きく増加し、流行注意報開始基準値(定点当たり10人)を超えています。詳細は、「さいたま市インフルエンザ情報」をご覧ください。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は先週の15.08人から11.96人となりましたが、流行警報終息基準値(定点当たり12人)に相当する状況で、引き続き注意が必要です。
手足口病の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
感染症の予防及び拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調が悪いときは早めの休養をお願いします。


<さいたま市インフルエンザ情報(速報)>
2012-2013年シーズン第3週(1月14日〜20日)

1.市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科26ヶ所、内科13ヶ所)からの患者報告数は1,001人で、定点当たり報告数は先週の15.16人から25.67人と大きく増加しました。流行注意報開始基準値(定点当たり10人)を超えていて、市内で大きな流行が発生しているとみられ、注意が必要です。
基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が3人ありました。
なお、埼玉県の定点当たり報告数は32.13人で、県全体では警報開始基準値(定点当たり30人)を超えています。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。

2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第3週は、学年閉鎖1学年(2学級)、学級閉鎖22学級(16校)の報告がありました。

3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況について
市内で直近の4週間(第52週〜第3週)に採取された2検体は、いずれもA香港型が検出(PCR)されています。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(1月22日作成版)によれば、第51週〜第2週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が217件(91.6%)、B型が11件(4.6%)、AH1pdm09が9件(3.8%)でした。A香港型が最も多く検出されています。

★平成25年1月22日午後5時現在の速報です。後日データの修正をすることがあります。
(文:さいたま市提供)

2013/01/17(木)
インフルエンザが流行注意報レベルとなりました!(第2週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成25年第2週(1月7日〜13日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の風しん1人(検査診断例)の報告がありました。

☆インフルエンザが流行注意報レベルとなりました!
☆感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の流行警報レベルが続いています!
■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は先週の4.16人(参考値)から15.16人と増加し、流行注意報開始基準値(定点当たり10人)を超えました。詳細は、「さいたま市インフルエンザ情報」をご覧ください。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は先週の5.50人(参考値)から15.08人と増加し、流行警報終息基準値(定点当たり12人)を超えています。引き続き注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)は、市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況となっています。例年冬季に報告が増加します。乳幼児がかかると重症化することがあり、特に注意が必要です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットの徹底をお願いします。


<さいたま市インフルエンザ情報(速報)>
2012-2013年シーズン第1週(1月7日〜13日)

1.市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科26ヶ所、内科11ヶ所)からの患者報告数は561人で、定点当たり報告数は先週の4.16人(参考値)から15.16人と増加しました。流行注意報開始基準値(定点当たり10人)を超え、市内での流行が本格化したものとみられます。
基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が7人ありました。
なお、埼玉県の定点当たりの報告数は20.44人です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。

2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第2週は、学級閉鎖等の報告はありませんでした。なお、第3週は1月15日現在、学級閉鎖12学級(9校)の報告があります。

3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況について
市内で直近の4週間(第51週〜第2週)に採取された3検体は、いずれもA香港型が検出(PCR)されています。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(1月15日作成版)によれば、第50週〜第1週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が175件(88.4%)、B型が15件(7.6%)、AH1pdm09が8件(4.0%)でした。A香港型が最も多く検出されています。

★平成25年1月15日午後5時現在の速報です。後日データの修正をすることがあります。
(文:さいたま市提供)

2013/01/10(木)
インフルエンザが流行しています!(第52週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成24年第52週(12月24日〜30日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。

☆インフルエンザが流行しています!
☆感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の流行警報レベルが続いています!
■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の6.26人から6.97人(報告数251人)と微増しました。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、先週の34.46人から18.88人と減少しましたが、流行警報終息基準値(定点当たり12人)を超えていて、引き続き注意が必要です。
咽頭結膜熱(プール熱)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)の報告が多い状況が続いています。

予防及び感染拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調が悪いときは早めの休養をお願いします。


<さいたま市インフルエンザ情報(速報)>
2012-2013年シーズン第52週(12月24日〜30日)

1.市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科24ヶ所、内科12ヶ所)からの患者報告数は251人で、定点当たり報告
数は先週の6.26人から6.97人と微増しました。
基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が4人ありました。
なお、埼玉県の定点当たりの報告数は8.08人です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。

2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第52週は、学級閉鎖等の報告はありませんでした。

3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況について
市内で直近の4週間(第49週〜第52週)に採取された5検体は、すべてA香港型が検出(PCR)されています。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(1月7日作成版)によれば、第49週〜第52週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が147件(87.5%)、B型が17件(10.1%)、AH1pdm09が4件(2.4%)でした。A香港型が最も多く検出されています。

★平成25年1月7日午後5時現在の速報です。後日データの修正をすることがあります。
(文:さいたま市提供)

2012/12/27(木)
インフルエンザが流行しています!(第51週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成24年第51週(12月17日〜23日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。
五類感染症のウイルス性肝炎2人(病型:B型1人、C型1人)、クロイツフェルト・ヤコブ病1人(病型:孤発性プリオン病)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:A群)、風しん2人(検査診断例2人)の報告がありました。風しんの今年の累積報告数は27人となり、過去の同時期と比較して最も多い状況です。


☆インフルエンザが流行しています!
☆感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の流行警報レベルが続いています!
■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の1.92人から6.26人(報告数244人)と大きく増加し、流行開始の目安となる定点当たり1人を超えており、市内の流行が本格化したものとみられます。詳細は、「さいたま市インフルエンザ情報」をご覧ください。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、先週の39.00人から34.46人となり、流行警報開始基準値(定点当たり20人)を超えていて、引き続き注意が必要です。
咽頭結膜熱(プール熱)、百日咳の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
感染症の予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。


<さいたま市インフルエンザ情報(速報)>
2012-2013年シーズン第51週(12月17日〜23日)

1.市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科26ヶ所、内科13ヶ所)からの患者報告数は244人で、定点当たり報告数は先週の1.92人から6.26人と大きく増加しました。市内の流行が本格化したものとみられます。
基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が1人ありました。
なお、埼玉県の定点当たりの報告数は5.81人です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。

2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第51週は、学級閉鎖2学級(1校)の報告がありました。

3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況について
市内で直近の4週間(第48週〜第51週)に採取された6検体は、すべてA香港型が検出(PCR)されています。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12月25日作成版)によれば、第47週〜第50週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が64件(74.4%)、B型が21件(24.4%)、AH1pdm09が1件(1.2%)でした。A香港型が最も多く検出されています。

★「さいたま市インフルエンザ情報」は、原則として患者報告が定点当たり1人を超えた際に作成しています。
★平成24年12月25日午後5時現在の速報です。後日データの修正をすることがあります。

(文:さいたま市提供)

2012/12/20(木)
インフルエンザが流行しています!(第50週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成24年第50週(12月10日〜16日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)の報告がありました。


☆インフルエンザの流行が開始したとみられます!
☆感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の流行警報レベルが続いています!
■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の1.15人から1.92人(報告数75人)に増加し、流行開始の目安となる定点当たり1人を超えている状況で、注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ情報」を、「手洗いのポイント」「咳エチケット」などの予防情報は、感染症情報センターホームページをご覧ください。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、先週の37.62人から39.00人に増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり20人)を超えていて、市内の過去5年の同時期と比較して、多い状況です。予防のため、調理や食事の前、トイレの後はよく手を洗いましょう。また、食品の充分な加熱を行い、嘔吐物などの処理にも注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。
流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
感染症の予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。


<さいたま市インフルエンザ情報(速報)>
2012-2013年シーズン第50週(12月10日〜16日)

1.市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科26ヶ所、内科13ヶ所)からの患者報告数は75人で、定点当たり報告数は先週の1.15人から1.92人と増加しました。先週に引き続き、流行開始の目安となる「定点当たり1人」を超えており、今シーズンの流行が始まったものとみられます。
基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が1人ありました。
なお、埼玉県の定点当たりの報告数は2.28人です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。

2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等
第50週は、学級閉鎖1学級(1校)の報告がありました。なお、第51週は12月18日現在、学級閉鎖2学級(1校)の報告があります。

3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況について
市内で直近の4週間(第47週〜第50週)に採取された4検体は、すべてA香港型が検出(PCR)されています。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12月18日作成版)によれば、第46週〜第49週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が47件(73.4%)、B型が15件(23.4%)、AH1pdm09が2件(1.5%)でした。A香港型が最も多く検出されています。

★「さいたま市インフルエンザ情報」は、原則として患者報告が定点当たり1人を超えた際に作成しています。
★平成24年12月18日午後5時現在の速報です。後日データの修正をすることがあります。
(文:さいたま市提供)

2012/12/13(木)
インフルエンザの流行が開始したとみられます!(第49週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成24年第49週(12月3日〜9日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症の後天性免疫不全症候群1人(病型:AIDS)、風しん2人(検査診断例1人、臨床診断例1人)の報告がありました。


☆インフルエンザの流行が開始したとみられます!
☆感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の流行警報レベルが続いています!
■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.23人から1.15人(報告数45人)に増加し、流行開始の目安となる定点当たり1人を超え、今シーズンの流行が開始したものとみられます。ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ情報」を、「手洗いのポイント」「咳エチケット」などの予防情報は、感染症情報センターホームページをご覧ください。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、先週の32.27人から37.62人に増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり20人)を超えていて、市内の過去5年の同時期と比較して、多い状況です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況が続いています。
無菌性髄膜炎の報告が1人(35-39歳1人)ありました。
感染症の予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。


<さいたま市インフルエンザ情報(速報)>
2012-2013年シーズン第49週(12月3日〜12月9日)

1市内のインフルエンザ患者報告状況
定点医療機関(小児科26ヶ所、内科13ヶ所)からの患者報告数は45人、定点当たり報告数
は先週の0.23人から1.15人となり、流行開始の指標となる「定点当たり1人」を超えました。
年齢階級別は、0〜9歳39人、10〜19歳3人、20歳以上3人でした。
基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告はありませんでした。
なお、埼玉県の定点当たりの報告数は1.04人です。
予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。

2インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等第49週は、学級閉鎖等の報告はありませんでした。

3市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況について
市内で直近の4週間(第46週〜第49週)に採取された4検体は、すべてA香港型が検出(PCR)されました。
国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12月10日作成版)によれば、第45週〜第48週に、全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が15件(48.4%)、B型が12件(38.7%)、AH1pdm09が4件(12.9%)でした。
A香港型が最も多く検出されています。

★「さいたま市インフルエンザ情報」は、原則として患者報告が定点当たり1人を超えた際に作成しています。
★平成24年12月11日午後5時現在の速報です。後日データの修正をすることがあります。
(文:さいたま市提供)

2012/12/06(木)
感染性胃腸炎が流行警報レベルとなっています!(第48週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成24年第48週(11月26日〜12月2日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:患者2人、無症状病原体保有者1人、血清型:O1213人)の報告がありました。これらは、すでに報道されているとおり、保育施設の園児やその家族での感染が判明している事例です。
五類感染症のバンコマイシン耐性腸球菌感染症1人(耐性遺伝子VanC)の報告がありました。


■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.13人から0.23人(報告数9人)に増加しました。インフルエンザの予防接種を予定している方は、流行期に入る前に済ませましょう。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の定点当たり報告数は、先週の19.96人から32.27人に大きく増加し、流行警報開始基準値(定点当たり20人)を超えました。
咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況が続いています。
マイコプラズマ肺炎の報告が3人(5-9歳2人、10-14歳1人)ありました。
感染性胃腸炎の予防のため、流水と石けんによる手洗いの励行、嘔吐物やオムツの取り扱いに注意が必要です。詳細は、市感染症情報HP「ノロウイルス感染症について」をご覧ください。
(文:さいたま市提供)

2012/11/22(木)
感染性胃腸炎が流行しています!(第46週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成24年第46週(11月12日〜11月18日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症5人(病型:患者1人、無症状病原体保有者4人、血清型:O1215人)の報告がありました。これらは、すでに報道されているとおり、保育施設の園児やその家族での感染が判明している事例です。
予防のため、調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は、流水と石けんで充分手を洗いましょう。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)の報告がありました。


■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週と変わらず0.05人(報告数2人)でした。インフルエンザの予防接種を予定している方は、流行期に入る前に済ませましょう。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の定点当たり報告数は、先週の12.46人から15.23人と増加しました。
咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況が続いています。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。
感染性胃腸炎の予防のため、上述の腸管出血性大腸菌感染症と同様の手洗い、食品の充分な
加熱、嘔吐物などの処理に注意が必要です。

※詳細は、市感染症情報センターホームページ「感染性胃腸炎」「ノロウイルス感染症について」をご覧ください。
(文:さいたま市提供)

2012/11/15(木)
感染性胃腸炎が流行しています!(第45週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成24年第45週(11月5日〜11月11日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症7人(病型:患者1人、無症状病原体保有者6人、血清型:
O1217人)の報告がありました。
腸管出血性大腸菌感染症の報告が続いています。予防のため、調理や食事の前、トイレやオムツ
交換の後は、流水と石けんで充分手を洗いましょう。
また、肉は中心部までしっかり加熱し、肉を焼く前後でのトングや箸の使い分けを徹底しましょう。


■定点把握対象疾患
インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.08人から0.05人(報告数2人)となりました。インフルエンザの予防接種を予定している方は、流行期に入る前に済ませましょう。
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の定点当たり報告数は、先週の8.12人から12.46人と大きく増加し、今冬の流行期に入ったものとみられます。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況が続いています。
感染性胃腸炎の予防のため、上述の腸管出血性大腸菌感染症と同様の手洗い、食品の充分な加
熱、嘔吐物などの処理に注意が必要です。
(文:さいたま市提供)