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■分かってるつもり?男と女の胸の内■
この連載は、「浦和カウンセリング研究所」で扱ったカウンセリング、相談を基に構成されたQ&Aで、わかりやすいよう脚色された部分があります。
主に浦和カウンセリング研究所所長 大関洋子が執筆し、大関行政書士事務所が監修しています。

■大関洋子プロフィール■
(浦和カウンセリング研究所所長/NPO法人日本カウンセラー連盟理事長/臨床発達心理士/心理カウンセラー/上級教育カウンセラー)
1941年生まれ。高校で国語、音楽を教える。2002年、浦和カウンセリング研究所を設立。結婚、出産、男女の共生等の話題を社会に提起。新聞、雑誌、TV等、連載、出演多数。 教育問題、夫婦・家族の悩み、職場での悩みなど、年間のべ1,000人以上のカウンセリングをこなす。
著書に「この子たちを受けとめるのはだれ?」(文芸社)、「素敵なお産をありがとう」「セクシュアルトークで一家団ランラン」等。

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2013/09/05(木)
第34回【親子編】「息子はかわいいのに娘はかわいくない」
【Q】
小学5年生の息子と3年生の娘がいます。息子はよく私のそばに寄ってきて、手伝いをしてくれたり、肩を揉んでくれたり・・・。たまには、私に逆らって、怒鳴り合いになることもありますが、しばらくすると息子の方から寄ってきて、私にお世辞を言ったりします。そんな息子を私もかわいいと思って、息子のためには何かやってやろうかなと思うのですが、娘は全然違って、私が何か頼んでも、全然言うことを聞かないし、それを怒ると開き直って、かえって険悪な状態になったりします。そうなると、2、3日口をきかなくなることもしばしばで、私にとって娘は厄介者でしかありません。そんな気持ちを子どもたちにも、夫にも悟られないようにしているつもりですが、先日、夫から、「2人を平等にかわいがってやらないとまずいだろっ?!」と言われてしまいました。

【A】
100年ほど前に精神科医フロイトは「エディプスコンプレックス」という言葉を使って、ご相談のような状況を説明しています。つまり、子どもが初めて異性として関心を持つのは、男の子なら母親、女の子なら父親であるというのです。この学説に基づけば、あなたの気持ちは「当然」ということになります。「エディプス」(オイディプス)は、ギリシャ神話に登場する王の名で、その神話は予言者に「生まれてくる王子は父を殺し母と結婚する」と告げられた父に一度は捨てられたエディプスが、結局父親とは知らずに父を殺し、母親とは知らずに母を妻としてしまい、母は自害、エディプス自らも目を刃物でえぐってしまうという悲劇です。
エディプスコンプレックスについては、フロイト自身も、幼いころ、母に淡い恋心を抱いた記憶を記しています。

皆さんのご家庭でも、少なからずこの傾向はあって、幼い息子に「大きくなったら、僕、お母さんと結婚する」とか、幼い娘に「私、お父さんと結婚する」とか言われ、なんてかわいい息子、なんてかわいい娘なんて思ったことがあることと思います。だから、子どもたちにとっては、異性親が、まあ初恋の人のようなもので、同性親はライバルということになります。もちろん、この内面の心理は、発達とともに薄れて、忘れられていきます。息子たちは父をライバルとし、娘たちは母をライバルとしつつ、それを乗り越え発達していくというわけです。

あなたは、人間としての発達の一つの段階を体験しているわけで、夫の言葉は、無意識のあなたの意識を指摘したことになるわけです。もしかすると、あなたの夫には、娘をかわいいと思うような、あなたとまったく逆の感情が無意識にあるのかもしれませんね。

この状況は、それぞれ同性親を無意識にライバルとして感じることで、子どもたちの発達を促すのですから、いつまでも続くと俗にいう「マザコン」「ファザコン」と言われる過剰な関係の母と息子、密接過ぎる父と娘となって、発達を阻害することになります。夫から指摘を受けたことをきっかけに、「あって当たり前のことではあるけれど、度を超すと子どもたちの発達に支障がある」と考えてみてください。おそらく、あと2〜3年もすると、自然に息子さんはお母さんから離れていき、娘さんが近づいてくるはずです。そのとき、息子さんを自分の方から離してやれる母親になってください。息子さんを「良くいうことをきく夫」「自分の都合のいい改造夫」に育てないことを願います。

最後にもう一つ。これは私の浦和カウンセリング研究所にもよくあるご相談なんですが、母親が兄や弟をかわいがると、女の子たちは、「お母さんは私が女だからかわいくないんだ」「お兄ちゃんや弟は男の子だから大切なんだ」と受け取ってしまい、成長の過程で「女だから」という言葉を自己卑下として伸び悩んでしまうことも多いので、十分注意してください。
(文:大関洋子)

2013/08/22(木)
第33回【夫婦編】「真っ直ぐ向き合おうとしない夫」
【Q】
33歳、結婚して5年になります。子どもはほしいと思うんですがまだいません。夫と知り合ったのは、OL時代によく行ったパブでした。仕事をしてる時って、いろいろなストレスがあるので、仕事帰りに友達と飲みに行くことが多かったんです。夫もよく友達と飲みに来ていて、意気投合したっていうか・・・。夫婦として、仲がいいとも悪いとも・・・。でも、最近どうしても納得がいかないことがあるんです。それは、夫が私と真っ直ぐ向き合おうとしないこと。つい先日も些細なことで喧嘩になったんですけど、私が本気で怒ってると思うとすぐにお酒を出してきて飲み出すんです。そうなると、私の話をまともに聞こうとしない。子どもの話題でもそうです。そろそろ不妊治療も考えた方がいいんじゃないって言っても、そうだなとは言うけれど、そんな時もすぐお酒。ああ、まともに話をする気がないんだって・・・。真っ直ぐ向き合わない夫婦なんて、夫婦でいる意味がないと思います。

【A】
結婚して5年、夫婦として夫が真っ直ぐに向き合ってくれないという相談ですね。「男はなぜ結婚する」のか?と考えてみることにしましょう。なぜヒトの進化の過程で結婚という配偶形態が生まれたのか?という問いは「なぜ一人の女に何十年にもわたって資源を提供し続ける男たちが生まれたのか?」という疑問になります。もしヒトの子どもがオス、いえ男性の助けなしには育たないなら、その助けが必要な期間だけ一緒にいて、さっさと次の相手を探した方が自分の遺伝子をもった多くの子孫を残せるのになぜそうしないのかということです。ヒトの男性の妻子への献身度は、他の大部分の哺乳類のオスが子育てに参加しないのに比べ、例外的に高いと言えます。オスが子育てに参加する種は5%にも満たないのです。
なぜ?という疑問が湧きますが、1つの理由は献身の証しを示さないとセックスすることが難しく、従って自分の遺伝子をもったコピーを残すことができないということでしょう。女性にとってセックスすることは妊娠の可能性、そして9ヶ月のわたる妊娠期間、厳しい出産、さらに授乳を含む数年にわたる子育ての覚悟が必要なのです。今のような避妊手段のなかった昔のこと、これだけの大仕事をしなければならない私たち女性は、当然セックスをする前に男の献身の証しがほしいのです。そして男たちはあの手この手で献身度を示します。危険な狩りの結果手に入れた獲物を相手に差し出したり、安全な隠れ場所を提供したり・・・。女性はセックスだけ求める男ではなく自分や子どもを守ってくれる男かどうか時間をかけてじっくり見定めます。そしてそのテストに合格するため男たちは最大の献身の証しである永続的な配偶関係=結婚を約束することになるのです。

また、そうすることによって人間の女性だけは排卵期がハッキリわからず、妊娠可能な時期だけ発情して交尾する他のメスの種とは違うことも、「結婚」という形態の発生のもとだと言われています。排卵のサインを出さないヒトのメスを長期間独占しておくことにより、オス(男)生まれた子がほぼ自分の子だという証しを手に入れるための形が「結婚」ということでもあります。
科学が進歩してそういった結婚の原点の理由はなくなりました。だからこそ、ヒトの夫婦はしっかり向き合ってこそ夫婦。あなたのおっしゃる通りです。

行きつけのパブで知り合ったとのこと。当時はお二人ともストレスをお酒で解消していたわけですよね。あなたの夫は、それが今も続いているとあなたは感じている。それでは、あなたはどうでしょうか?様々な問題と真っ直ぐ向き合っていますか?もしかすると、夫から投げかけられた問題に真っ直ぐ向き合っていないのかもしれません。妻であるあなたも永遠の献身を相手にだけ求めるのではなく、彼から投げかけられた問題にあなたご自身が真っ直ぐ向き合っているかどうかの検証からはじめてみてください。
(文:大関洋子)

2013/08/08(木)
第32回【恋愛編】「えっ? 二股!?」
【Q】
彼と付き合い始めて1年半です。女友達と飲みに行った居酒屋で隣が隣どうしになって知り合いました。「ナンパ」だったら付き合い始めなかったと思うんです。でもその時は、私が醤油差しを倒して、彼のズボンを汚してしまったので、「クリーニング代も出さなきゃ、菓子折くらいは送らなきゃ」って思って、住所とメールアドレスを私の方から聞いて、だんだん連絡取るようになって・・・。そんなやり取りの中から、いい人だなって思って付き合い始めたんです。私は、結婚も視野に入れています。ところが先週、私くらいの年齢の女性と二人でコース料理を食べているのを目撃しちゃったっです。それって普通じゃないですよね。「えっ? 二股!?」って思いました。彼って全然そんなことしそうなタイプじゃないので、自分の目を疑いましたけど、どう見たって彼だし・・・。その話を真っ直ぐ彼にぶつければいいのかもしれないけれど、「いやいや、何か事情があるんだよ」と思う私もいて、彼には切り出せません。

【A】
「結婚」を視野に入れている、とおっしゃっていますが、そのことは彼とも何度も、いえ何度もでなくても何度かでも話し合われたのでしょうか?
折角、こうしてご相談くださっているのに、最初から厳しいことを申し上げることをお許しください。

実は、こういった思い込み、思い違いによりトラブルのご相談が私のところにはたくさんきます。それでまず、そのところを確認させていただいたわけです。私たちは、物事を自分の都合のいいように考える傾向があり、そのおかげで相当ひどい状況におちいった人生でも、そうは思わず、何とか乗り越えて生きていけるものではあります。が、物事が「恋愛」とか「結婚」とか、かなり「相手」の気持ちや意志が大きくかかわってくることとなると、「相手」がどう思い、どう考えているのかがとても重要なことになります。もちろん、相手がどう思っていても「自分はずっとあの人のことを愛し続ける。ただし相手の重荷にならないように、遠くから・・・」などという純愛もないことはないのですが、あなたの場合はどうも自分の中で結婚計画が勝手に(ごめんなさい)でき上がってしまっていたようにも思えます。

出会いもナンパではないから大丈夫と言っていますが、あなたの方から積極的にかかわってのこと。その積極性には拍手を送り応援したいと思いますが、彼の方としてはズボンの汚れのことで連絡をとってきた女性(あなた)に好意は感じたのかもしれませんが、実は他にも様々な人間関係があり、そこにあなたが割り込んだのかもしれませんよね。

あなたと彼がどの程度の交際をしていたかにもよりますが、良好な性的関係にも発展して、お互いの今までの人生やこれからのことも話し合っていたとするならば、「二股?」あるいは「裏切り?」というあまり穏便ではないことが起こったことになります。ただ、ご相談の中から読み取れる事実としては、「彼は二股をかけたり、裏切ったりするタイプじゃない」とあなたもおっしゃっていますので、もしかする彼とのこの1年半は、あなたが彼への想いを募らせていたけれど、彼の方は「何人かいる女友達の一人」だったのかもしれません。

「何か事情がある?」とすればそういう事でしょうか?
彼にぶつけてこの「友情」あるいは「愛情」が壊れるのが心配ならソッとしておくしかありませんが、この際、ぜひ彼に自分の思いを「ぶつける!」のではなく、丁寧に「話して」みてはいかがでしょうか? 自分の気持ちも大切にしながら、相手の思いも大事にする「私はこう思う」というIメッセージ(アサーションスキル)を使われることをお勧めします。
(文:大関洋子)

2013/07/25(木)
第31回【職場編】「女の気持ちがそんなに簡単にわかるわけないじゃん!」
【Q】
入社して4ヶ月が経ちました。学生時代に考えていたよりは、男女が平等で、仕事の上で差別されてるっていう感じはありません。もちろん、女性がお茶汲みなんていうのはないし、仕事の内容も男女というよりは、それぞれの能力に応じて割り振られている感じです。そんな風なので、会社に不満はないんですけど、5歳上の男性の上司が「僕はフェミニストだから・・・」ってやたらと女性の気持ちが分かるようなこと言うんです。「うちの会社って、仕事に男女差がないだろっ。それって僕が上司に進言してるからなんだ」とか言っちゃって、自慢するっていうか・・・。確かに乱暴ではないんですけど、「フェミニスト」って言われれば言われるほど、「それって差別じゃん」って感じるんです。女同士で話してるとすぐ割り込んできたりして、「うん、うん。わかる、わかる」なんて言うんです。これもセクハラですよね。気持ち悪いです!

【A】
「フェミニスト」とは、「女性の権利拡張や男女平等を主張する人」を指します。歴史的には19世紀にフランスで女性の参政権を求める運動が起こり、ヨーロッパを中心に広がって行きました。日本では、20世紀前半に、平塚らいてうたちが「婦人解放運動」として文芸雑誌を発行しました。まだ、女性には選挙権もない時代でした。女性が文章を書くという行為さえ「跳ねっ返り」「女らしくない」と批判、非難の的になる時代に「青鞜」と名付けたその雑誌の最初のページに彼女はこう書き出したのです。「元始、女性は太陽であった」と。彼女たちの努力もあって、第二次大戦後、日本でも女性にやっと選挙権が与えられ、今日では法的にも男女の不平等は禁じられるようになりました。しかし、実際には、仕事や家事育児の面での日常的な差別は続いているのが現状です。
私の浦和カウンセリング研究所へ相談に来る方の多くが、悩みの根っこはこの男女差別です。

さて、あなたの上司は、こういった長い女性たちの人生をかけた運動やそれを本気で支えた男性たちの血のにじむような努力の歴史を知っているわけではなく、「フェミニスト」を気取っているだけのようですね。

こういう上司、いますよね。こういう男性がいたためにフェミニズムは一時「女性をちやほやする」「女性を甘やかす」という意味に取られ、社会から批判の対象になったこともありました。どうもこの上司は「女性を大切にする」ということを売り物にしているように思えます。ただ、あなた自身も「確かに乱暴ではない」と認めているので、レベルの低い「フェミニスト」かもしれません。なんとか本物のフェミニストになっていただくよう働きかけてみてはいかがですか。

あなたの会社は「お茶汲みなんてない」し、仕事の内容もそれぞれの能力に応じて割り振られているとのこと。大企業は別として、現状では相当「男女平等」が通用するラッキーな会社へ就職できたと思います。

「フェミニスト」と言われるとかえって「差別」を感じるというのもよくわかります。なぜなら、「フェミニズム運動」の考え方の一つに「女性を弱者と規定した上で優遇する措置」というものがあるからです。だから、上司の言葉に「差別」を感じるのでしょう。
女性同士の会話に割り込んで「わかる、わかる」という言動をセクハラと思うこと。

セクハラの定義は、男女とも、性を対象にして不快感を引き起こす言動を総称しています。職場にヌード写真のついたカレンダーを貼ったり、上司が部下に「恋人いる?」と何度も聞いたりするのも、男性女性に関わりなく、セクハラに当たります。ですから、もし本当に「気分が悪い」のであれば、その旨、上司に話して遠慮してもらうのもいいでしょう。できれば、こういう上司を女性の味方につけるよう、私たち女性も権利を主張するだけでなく、きちんと義務を果たし、本物のフェミニストを増やして行けたらいい世の中になると思います。
(文:大関洋子)

2013/07/11(木)
第30回【子親編】「子どもができないことで態度が変わった夫と義母」
【Q】
30代も半ばを過ぎ、焦ってたっていうか・・・。36歳のとき、お見合い結婚をしました。結婚して5年になりますがまだ子どもはいません。夫が長男ということもあり、夫と夫の両親は子どもをほしがっています。今考えると、そのための結婚だったのかもしれません。2年ほど前から不妊治療を始めましたが、まだうまくいきません。そのせいか、姑からの風当たりが強くなってきました。結婚して間もないころは、私にすごく気を遣ってくれて、いい関係のように感じました。でも、違ったんです。私に気を遣ってくれていたんじゃなくて、夫のご機嫌を取るために私に気を遣ってる風を装っていたんです。夫の態度も最近は変で、私と姑が険悪な雰囲気になると必ず姑の側に立って意見します。なんか夫と義母の距離が近いっていうか、義母は夫に義父の代わりをやらせているように思います。

【A】
あなたの問題の根本は、あなたが感じているように「義母が夫に義父の代わりをやらせている」というところにあります。今、子どもができないことで問題の根本がはっきりしてきましたが、たぶん、今までもこれからも、このこと(夫と義母の距離が近いということ)があなたと夫との関係をゆがめていくことと思います。ただでさえ不妊治療は女性の側に肉体的精神的負担がかかる辛いものですが、このような夫と義母の態度では、ますます妊娠の可能性を少なくしてしまいます。

また、もし不妊治療がうまくいって妊娠でき、出産したとしても、めでたしめでたしと終わるわけではなく、折に触れ、事に当たり、夫と義母の距離の近さは問題を引き起こすことでしょう。お子さんの成長にさえ悪影響を与えかねません。もちろん、あなたの人生も不幸になるかもしれませんね。

大げさなことを言うように思うかもしれませんが、こうしてお話しすることで問題の根本がはっきりしたのですから、この際「私と義母が険悪な雰囲気になると必ず義母の側に立って意見する」夫と話し合い、問題解決を目指しましょう。そうしないと、一生あなたはこの問題で苦しむことになります。

いわゆる「マザコン長男と子離れしていない母親」の距離を遠ざけるのは一朝一夕では難しいことですが(30年以上もの間、夫と義母はそれで心地よく生きてきたのでしょうから)、人間は「変わる」という特徴を持った動物です。そして、夫婦の関係は二人で築いていくものでもあります。夫や義母を責めるとか攻撃するとかいう態度ではなく、今、私に相談していることを自分の気持ちを抑えたり、我慢したりせず、まっすぐそのまま夫に訴えてみましょう。

あなたの相談は、「事実」というよりは「自分はこう思う」「自分はこう感じた」ということが主で、多少は思い込みの部分もあるかもしれません。また、「つらい」とか「悲しい」とかいう感情も出していないのですが、「私は〜のように思ってとても辛い」とかいう話し方で、諦めずに夫と何度も何度も話してください。

その話し合いの中で、夫が義母との距離の近さに気づき、あなた自身も30代半ばを過ぎたための焦った結婚だったけれど、夫を愛し、義母と夫の距離よりも、あなたと夫の距離を近くする工夫をすれば、そのことがきっと「小さな命の誕生」に近づくことにもなると確信します。
(文:大関洋子)

2013/07/04(木)
第29回【親子編】「息子に性は教えにくい・・・」
【Q】
小学6年生の娘と4年生の息子がいます。娘は昨年初潮を迎えたので、出産と性について丁寧に話をしました。子どもでもパソコンやスマートフォンなどから、簡単に性についての情報を手に入れられる時代なので、放っておくわけにはいかないと思ったからです。息子の方は、どうも私からは話しづらいので夫に任せておいたところ、赤ちゃんはコウノトリが運んで来るだの、お母さんのお腹が真ん中から割れて生まれてくるだのわけのわからないことを教えているみたいなんです。先日「お母さんのお腹のどこが割れるの?」と本気で聞く息子にびっくりして、「割れるわけないでしょ!」とだけ言ってしまいました。最近、息子も自宅のパソコンをいじりだしましたし、そろそろきっちり話さないとと思うのですが、どうも息子には・・・。こんなこと父親の仕事だと思うのですが。

【A】
「コウノトリ」かあ、懐かしいですね。ロマンチックではありますが、「サンタさん」とは違って実害があるので、これはすぐ訂正してください。
ましてや「お母さんのお腹が真ん中から割れて生まれてくる」などというのはロマンにもならないばかりか、近い将来、本当のことがわかった時、親子の信頼関係を壊すことになりかねません。その上、親が隠したり嘘をついたりするのは「性」や「出産」は恥ずかしいこと、いやらしいことという誤った概念を持ってしまうことにもつながり、一生そこから抜けられなくなって、恋愛や性を大らかに楽しむことができなくなる恐れもあります。

私が高校の教師だった時、三者面談で「私はお母さんのお腹が割れると教わって、中学生まで信じていたけれど違った。それで友達に大笑いされた」という女生徒がいました。その生徒は、「お母さんに嘘をつかれたことで、出産や性をとても恥ずかしいと思い込み、今でも男の子を好きになっちゃいけないと思っていて、友達のように恋愛もできない」と泣きながら語っていました。

親が優しさや恥ずかしさから嘘をついたとしても、彼らはいつか違和感を覚えて、この非科学的な性教育に決別するのです。そして、このことを友達やいかがわしい雑誌などで生半可に知った時、本当にショックを受け、その後の恋愛や性に閉鎖的になったり、コソコソ、ビクビクする青春を送ることになってしまいます。

また、男の子には男親が教えるべきというのも、逆に差別的な考え方だと思います。娘さんに出産と性について丁寧に教えたのなら、その時一緒に息子さんにも聞かせて「お姉ちゃんや女の人の身体と自分の違いを認識し、決して月経や出産を忌まわしいものとして扱うのではなく、いたわることを教えて上げたらよかったと思います。すでに、「コウノトリ」や「桃太郎」のように「お腹が割れる」イメージが息子さんに定着していいるのなら、折角「どこが割れるの?」と聞いてくれたのですから、「ごめんね。お父さんがそんなふうに教えたのね。お母さん、びっくりして“割れるわけないでしょ”!」って言っちゃったけど、お姉ちゃんと君はね、お母さんのおしっことうんちの出る穴の真ん中にある赤ちゃんの通る道を抜けてきてんだよ」とできるだけ普通に、茶化したり深刻になったりせず教えて上げてください。

そして彼が、「へーっ、お母さん痛くなかったの?」とか「僕、苦しくなかったのかなあ?」とか聞いてきたりしたら、これもごく普通に「お母さんも赤ちゃんも大変だったけど、頑張って出てきてくれたんだよ。あなたが生まれてきて、みんなとっても嬉しかったよ」と答えて上げてください。

私の娘はちょうど4年生の時、「赤ちゃんの出てくる穴って今でもある?」と聞くので、「あるよ」と答えると「触りたい」と言うので、お風呂に一緒に入った時に触らせたという話を今すると、娘は「やだーっ、私そんなことしたんだ?!」と大笑いしています。娘は二児の母親です。

子どもたちは科学的にちゃんと性のことを教えて上げれば、小さければ小さいほど真っ直ぐ、素直に納得するものです。今からでもなんとか挽回してみてください。できるだけ早いほうがいいですよ!
(文:大関洋子)

2013/06/21(金)
第28回【夫婦編】「夫が急に優しくなったんです」
【Q】
結婚して7年です。最近夫が急に優しくなったんです。今までは、私から話しかけても「ああ」とか「ふーん」とか、そんな言葉しか返ってこなかったのに、最近、夫の方から寄ってきて、「肩、揉んでやろうか?」とか「洗い物手伝おうか?」とか、今までだったら考えられないようなことを言うんです。こんなに変わるのって、どこか変ですよね。どこかの本でも読みました。夫が急に優しくなったら浮気を疑えって。お友達のご主人も優しくなったと思ったら浮気してたんです。結局、離婚しました。私も思い当たることがあるんです。最近、帰りも遅いし、突然ゴルフなんて始めちゃって、休みの日に出かけることも多くなったし。先週は、私に香水買ってきたんです。でも、なんだか覚えのある匂いなんですよ。確か、以前夫のワイシャツについていた匂いのような・・・。カムフラージュですよね、絶対!

【A】
昔、「三年目の浮気」という歌が流行ってましたけど、「三年目の浮気くらい大目に見てよ」と男性が歌うと「許してあげない」と女性が応えるんでしたっけ?
鳥類の中には雄と雌が協力して子育てをするものもあるようですが、哺乳類の子育ての中で、雄と雌が協力して子育てをするのはほぼ人間だけのようです。要するに、弱く、未熟で生まれてくる種は、雌だけで育てるのは難しく、雄の協力が必要となるわけです。
そして、人間の子どもの場合、他の哺乳類がほぼ親と相似形で生まれ、厚い毛皮やすぐに立ち上がることのできる足を持っているのに比べ、まったくの丸裸で親とは違う3頭身の姿で生まれ、ほぼ12ヶ月経たないと、自分で立って、自分で歩いて、おっぱいを飲みに行くことすらできない。こういう理由から、人間の雄は最低3年間は、子育てのために雌から必要とされていると言われています。子どもも3歳になればほぼ自分で食べ物のところまで歩いて行き、自分で口に運べるようになります。

子どもの発達段階から考えると、「三年目の浮気」(結婚を自由に性行為を行える状態と捉え、すぐに子どもができたと考えれば)は理にかなっていることになります。
さて、あなたの夫は結婚7年経っていて、たとえお子さんが4歳、5歳になっていたとしても、そこは人としての愛とか情とかを考えたら、本能の赴くまま新しい女性と種の保存や我が遺伝子をより多く残すための生存競争に走るのではなく、これから実り多い夫婦の絆を作り上げていく時ではないでしょうか。
あれっ? あなたの夫は浮気?
はい! もう間違いありません!
「肩、揉んでやろうか?」「洗い物手伝おうか?」その上「香水」。しかも夫のワイシャツについていた匂い。
まだ、カムフラージュしようと必死な夫の様子を笑って見ていますか? 
それとも出かけたゴルフ場へ乗り込んで、本当にゴルフに行っているか、そして相手は誰なのか確かめてみますか。
それとも「この香水、私の好きな匂い。それを知っててワイシャツにつけてくれてたのね」とチクリとやってみますか。

今の段階では、あなたの夫は、まだほんの浮気のつもりのようですが、探ったり、皮肉を言ったりすると、もっと巧妙に隠すようになり、深みにはまったりします。
ですが、私はこういう男の行動は許したくないので、はっきり「私以外の女性と性の関係を持つのであれば、きっちり離婚をしてからにしてください。その際、慰謝料と子どもの養育費、財産分与は保証してください」と、タイミングを見て、話し合ってみてはいかがでしょうか。
もちろん、逆手にとって、優しくさせて、放っておいて飽きるのを待つという手もありますが、それはあくまであなたに余裕があればですね。
(文:大関洋子)

2013/06/06(木)
第27回【恋愛編】「性行為って子作りのためだけなの?」
【Q】
彼とは付き合い始めて2年です。彼と付き合う前に付き合ってた男性は皆、言い方悪いですけど「手をつけちゃえば俺の女」みたいな人ばっかりだったのに、彼は正反対で、手を握るまでに3ヶ月、キスをするまでに1年かかりました。しかも、まだ一度も抱き合ったことがないんです。何度か2人で旅行にも行きましたけど、「おやすみ」って寝ちゃうし、そばに寄ってこようともしないんです。私に魅力を感じてないのかなあとも思ったんですけど、つい先日プロポーズもされたんです。なんか、面倒くさいっていうか、そういう行為って子どもを作るためだけにあるって思ってるみたいで、愛情の交換っていう考えがないみたい。結婚してもこんな風かと思うと、私としては心配になっちゃいます。

【A】
動物個体が生きている究極の目的は、生き残り、子を作り、自分の遺伝子を次世代に残すことです。その究極の目的達成のため「人間」を含むすべての生物が努力をするわけです。進化の過程でオスとメスによって有性生殖する生物が生まれ、精子を作るのをオス(男性)、卵子を作るのをメス(女性)と定義しました。その二つが受精によって新しい個体、子どもを生み出すわけです。その時子どもの受精率を上げ、生存率を高くするために精子は、ほとんど遺伝子しか持たず、他の配偶子と出会う確率が大きくなるよう小さくて移動性に優れ元気に動き回ることができ、卵子は受精卵が育つための栄養素をたっぷり含んで大きくて、卵子の動きは鈍いけれどたくさんの栄養を子に与えて生存率を上げることができるようになっています。

このような生物学上の違いから、オス(男性)は、小さくて作るのにあまりエネルギーのいらない精子で、できるだけたくさんのメス(女性)を手に入れて交配し、自分の遺伝子を残そうとします。栄養を豊富に含んだ大きな卵子は、作るのにたくさんのエネルギーが必要なので、いっぺんにはそう多くは作れません。ですから、メスがどんなにたくさんのオスと交配しても、できる子の数は自分の卵の数より多くなることはありません。オスは一度にたくさんのメスの卵を受精させられるだけの精子が作れるので、たくさんのメスと交配すればたくさんの子を作り、自分の遺伝子を残すことができます。
従って男性の遺伝学上の特性として、じっくり交際相手を選ぶよりは、できるだけ多くの異性と交際しようとし、女性はその逆にじっくり時間をかけて男性を観察して慎重に交際相手を選ぶという特性を持っていると考えられています。

ですから、普通は男性がさっさとセックスだけですませようとしても、女性ができるだけセックスを先送りして、あの手この手で男性の献身度をテストし、相手が食べ物や隠れ場所などの調達にどの程度優れていて、自分や子どもを守ってくれるかじっくり見定めることになるわけです。そして人間には、男女の協力による長い子育ての期間が必要なことから、「性」の関係も種の保存の場合だけに限定されず、愛の表現としても存在してきました。

ところがあなたの彼は、こういった生物の進化、遺伝学上の理由や人間に与えられた性の行為が愛情の交換であるという大切な点も活用せず、なおかつオスの持つ特性であるより多くのメスと交配できるチャンスさえ利用していないわけですよね。
自分の遺伝子を残すこと、すなわち性行為にガツガツしない男性を、最近では草食系男子と呼び、私たち女性が割と好意を持って受け入れているのは、生物学上自分たちの遺伝子を残すことに夢中になる男性たちの多くが、男が上位で女が下位と考え、自分本位になりがちなのに比べ、あまり乱暴でなく、男女の優位さをつけない価値観を持っているからでしょうか。多少、進化した人種で、生命力は弱目で「面倒くさい」かもしれませんが、新しい生き方ができる可能性を探ってみるのもおもしろいと思います。

ただし、彼のようなタイプは、セックスには前向きではなくても、何かこだわるものを持っていたりすることもあります。性だけのことを考えるのではなく、どういう家庭を築きたいのか、あなた自身がどういう生き方をしたいのか、そんな部分からじっくり考えてみてはどうでしょうか。
(文:大関洋子)

2013/05/23(木)
第26回【職場編】「飲んでて泣いちゃう男って・・・」
【Q】
最近の男って軟弱ですよね! 入社3年目の同期の連中で飲みに行ったんです。男3女2で。1時間半くらい飲んだかなあ・・・。そしたら急に、男の子のうちの一人が、あえてそう言いますけど、ほんとに「男の子」なんです。だって、「僕にはこの会社は向いてない」なんて言って、急に泣き出しちゃうんですよ。他の二人も同調っていうか、同情っていうか、泣きはしないけれど、なんか愚痴っぽくなって、文句ばっかり言って・・・。男のくせに情けないって感じ。でも、それで終わらなかったんです。翌日、その泣いちゃった男の子が私のところに来て、「おまえの前だと本当の自分が出せるんだよ。付き合ってくれないか」って言うんです。あの涙って私と付き合うための演技だったの? まさかね、5人だったんですよ。まあ、悪い奴だとは思わないけれど、そんな男って情けないですよね。

【A】
「男の子」に泣かれるとこっちはどうしたらいいか、ほんと困っちゃいますよね。私もあるある、そういう体験。
「男のくせに情けない」とあなたが言っているように、昔から男の子は「男の子でしょ、泣くんじゃありません!」ってしつけられる。男の子も大変だと思いませんか。転んで泣いたって、悔しくって泣いたって「男の子でしょ!」って怒られるんですから、子どもにとってはわけがわからない。男の子だって痛いものは痛いし、悔しいものは悔しいですもんね。男が泣いてもいいのは、せいぜい親が死んだ時くらい。それも誰もいないところで、何粒か涙を流すくらいでやめないと「女々しい奴」と言われる。男は泣かないものだから「男泣き」という言葉はあっても、女は泣くものだから「女泣き」という言葉はない。男は人前では泣かない、それが男だと私たちは思い込んで育ったし、育てられた。だからあなたも飲んで愚痴って泣いた男って「情けない」と思うし、しかも一人でこっそり泣くんじゃなくて5人もの人前で泣くなんて!と思ったんですよね。その上、次の日「付き合って」と言われてもって感じですよね。

「演技?」とまで疑ってしまいますが、本当に気の置けない仲間や普段から好意を持っているあなたの前でこらえた涙がどっと出たという状態だったのではないでしょうか。これを幼児退行現象とも言います。「泣く」という行為には、浄化作用の効果があり、ひと泣きしてさっぱりした経験はあなたもあるのでは?

そのこと自体に男女の差はないので、男の子だって泣いていいんですが、酒を飲んで自己抑止力をなくしてからグチグチ文句を言いつつ泣くというのは、男でも女でも質のいい人間とは思えません。「酒と泪と男と女」の歌詞に「飲んで飲んで 飲まれて飲んで 飲んで 泣き疲れて眠るまで飲んで」とかいうのがあります。歌としてはなかなか情緒があるのですが、私には古〜い男の生き方に思えてなりません。

小さいころ、「男でしょ、泣くんじゃありません!」と叱られて、「だったらお姉ちゃんみたいに、こんなおちんちんない方がいい!」と思って育った男の人もいっぱいいます。もっとも女だって「泣いてかわいいのは××歳まで」みたいに言われますよね。私くらいの年齢になって泣いたとしても、まあ周りに対する表現としては、間違いなくマイナス。前述したように「泣く」というのは、癒やし効果があるのに、泣くことで癒やされていいのは「若い女性」(子どもも含め)に限られるという、まさに男女差別の最たるものではあります。

ただ、あなたの場合、だから「悪い奴」とは思わず、「幼児退行現象」を起こして平気な男をちょっぴり「かわいい」と迷い、「付き合ってみようかな?」という思いがあるようですが、こういう男はやめておいた方が無難でしょう。一生、母親みたいに面倒を見る覚悟があれば別ですが・・・。
(文:大関洋子)

2013/05/09(木)
第25回【子親編】「義母の視線が怖い」」
【Q】
夫の両親は、私から見るとかなり仲のいい夫婦に見えます。私の両親は、ほとんど会話もないような関係で、ちょっとした買い物でも、何泊かの旅行でもそれぞれ出かけることが多く、ほとんど一緒にいるのを見たことがありません。それに比べ、義父と義母は、いつも一緒。家にいる時もよく話をするし、よく一緒に温泉に出かけたりもします。でも、私が夫の実家に行くと、義父にお酌をせがまれたり、話し相手をさせられたり・・・。私はそのこと自体苦にはなりませんが、そんな風に義父の相手をしている時の義母の目が怖くて、実家に行きづらくなってしまいました。もちろん、義母も私によくしてくれるんです。でも、あの目は絶対敵意を感じている目だと思います。義父と義母には仲良くしていてほしいし、私も義理の両親どちらとも仲良くしたいし・・・。どのように接したらいいでしょう。

【A】
あなたは「義父にお酌をせがまれたり、話し相手をさせられたり・・・そのこと自体は苦にならない」とおっしゃっていますが、すでにその言葉の中に、無意識に「苦になりつつある」という気持ちが表現されています。義父にお酒をついであげる行動を「お酌をする」という言い方をし、しかもそれを「せがまれる」と表現していいることに、自分では気づいていないけれど、違和感を持っていることが示されています。

「お酌」という行為自体、日本独特のもので下位の者がへりくだって上位の者にお酒を勧めることですし、その上「せがまれる」という言葉は「嫌なんだけけれど、しつこく頼まれるから仕方なく…」というニュアンスが充分に含まれています。「話し相手をさせられる」も同様に、「せがまれて」「仕方なしに」という意味ですよね。

こんな些細な言葉の中に、普段は意識されていない人間の精神活動が出ることがあります。私たちは、日常自分が行動や思考、そして感情の動きなどの精神活動について、自分で確かに分かっていると感じていますが、実は無意識下にある種々の気持ちに突き動かされていると言われています。

100年ほど前に活躍した精神科医フロイトは、1900年に「夢判断」という本の中で、「恐れや不快感、苦痛などを無意識の世界に閉じ込めていると夢や言い間違いを通してそれが出る」というようなことを言っています。
あなたの場合は、言い間違いではないけれど、意識の世界にあった強い感情的なこだわりを無意識の世界に閉じ込めて、義父にお酌をしたり、話し相手になっていたりしたのでしょう。義母の視線が嫉妬の敵意の視線に見えたのも、たぶんそのためではないでしょうか。

あなた自身の中に、義父が自分を「女」として好意を持ち、義母はその私をライバル視している、というシナリオが出来上がってはいませんか。
ご相談の中には、あなたの夫のことが何も出てきませんが、父親と息子は同じタイプの女性に好意を感じる例がよくあり、おそらくあなたはお義父様に気に入られているのでしょう。ただ、今あなたには、お義父様との関係が、無意識に負担になっているようですし、むしろあなたの方がお義母様に敵意を持っていることも考えられますので、お義父様のお酌やお話し相手はほどほどにして、お義母様のお手伝いをしたり、お話し相手になってあげられるような方向に持っていけたらいいですね。
(文:大関洋子)