さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2011/09/01(木) |
手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第34週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第34週(8月22日〜8月28日) ★O157 などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 一〜五類感染症の報告はありませんでした。 国立感染症研究所感染症週報第32週によると、今年の第32週までの腸管出血性大腸菌感染症の累積報告数は、2000年以降の同週までの累積報告数と比べ、2001年に次いで2番目に多い状況です。予防の注意点として「保育施設における集団発生が多くみられており、日ごろからの注意として、オムツ交換時の手洗い、園児に対する排便後・食事前の手洗い指導の徹底が重要である。簡易プールなどの衛生管理にも注意を払う必要がある。」と掲載されています。 ★手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たりの報告数は先週の5.78人から3.88人と減少しました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。 ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は先週の3.78人から3.60人となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。 伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いています。 細菌性髄膜炎の報告が1人(乳児)ありました。 無菌性髄膜炎の報告が2人(幼児 1人、成人1人)ありました。 多くの学校で新学期が始まります。感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/08/25(木) |
O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!(第33週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第33週(8月15日〜8月21日) ※今週はお盆休みの影響を受け、定点報告医療機関数の減少(インフルエンザ39→28、小児科26→18、眼科9→8)により、定点把握対象疾患の動向は参考値となります。 ★O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:無症状病原体保有者、血清型:O157)の報告がありました。7月以降、報告が続いています。予防のため、調理や食事の前、トイレの後はよく手を洗いましょう。また、生肉を扱った調理器具は他の食材に触れないようにし、肉を焼く前後で使用する箸・トングなどを分けましょう。食品の取り扱いには充分注意し、肉などの食材は中心部までしっかり加熱してください。 ★手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たりの報告数は5.78人で、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えているため、注意が必要です。 ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は3.78人で、流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えているため、注意が必要です。 お盆休みの影響を受け、他の疾患の報告が減少するなか、水痘(みずぼうそう)の報告が微増しました。 伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いています。 細菌性髄膜炎の報告が1人(成人)ありました。 無菌性髄膜炎の報告が4人(15〜19歳1人、成人3人)ありました。 感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/08/18(木) |
O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!(第32週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第32週(8月8日〜8月14日) ※今週はお盆休みの影響を受け、定点報告医療機関数の減少(インフルエンザ39→30、小児科26→19、眼科9→5)により、定点把握対象疾患の動向は参考値となります。 ★O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者2人、血清型:O157 2人)の報告がありました。7月以降、報告が続いています。予防のため、調理や食事の前、トイレの後はよく手を洗いましょう。また、生肉を扱った調理器具は他の食材に触れないようにし、肉を焼く前後で使用する箸・トングなどを分けましょう。食品の取り扱いには充分注意し、肉などの食材は中心部までしっかり加熱してください。 ★手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たりの報告数は7.32人で、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えているため、注意が必要です。 ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は6.89人で、流行警報開始基準値(定点当たり6人)を超えているため、注意が必要です。 伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いています。 無菌性髄膜炎の報告が1人(成人)ありました。 夏型感染症の報告が多い状況が続いています。予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/08/11(木) |
手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!(第31週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第31週(8月1日〜8月7日) ★O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:患者2人、無症状病原体保有者1人、血清型:O157 3人)の報告がありました。7月以降、報告が続いています。予防のため、調理や食事の前、トイレの後はよく手を洗いましょう。また、食品の取り扱いには充分注意し、肉などの食材は中心部までしっかり加熱してください。 ★手足口病、ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たりの報告数は先週の10.19人から10.16人となり、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えています。市内で近年、最も報告の多かった2003年のピーク時(第29週、定点当たり10.91人)に匹敵する状況で注意が必要です。 ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たりの報告数は先週の5.58人から7.04人と増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり7人)を超え注意が必要です。 伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。 無菌性髄膜炎の報告が1人(成人)ありました。 夏型感染症の報告が増加しています。予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/08/04(木) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第30週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第30週(7月25日〜7月31日) ★O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症5人(病型:患者4人、無症状病原体保有者1人、血清型:O157 5人)の報告がありました。7月に入ってから、報告数が増加しています。予防のため、調理や食事の前にはよく手を洗いましょう。また、食品の取り扱いには充分注意し、肉などの食材は中心部までしっかり加熱してください。 ★手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たりの報告数は先週の8.35人から10.19人と更に増加し、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えています。市内で近年、最も報告の多かった2003年のピーク時(第29週、定点当たり10.91人)に匹敵する状況で注意が必要です。 国立感染症研究所週報第28週によると、「国内の手足口病は、コクサッキーA6(CA6)が患者から検出されたウイルスの半数以上を占めている。欧州では、CA6によって手足口病を発症し、治ってから数週間後に爪甲脱落症(爪が浮き上がって、はがれる症状)の多発が小児及び成人で報告されており、国内でも疑われる症例が報告されている。」とのことです。 ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。 伝染性紅斑(りんご病)の報告が多い状況が続いています。 百日咳の報告が1人(成人)ありました。 細菌性髄膜炎の報告が1人(成人)ありました。 無菌性髄膜炎の報告が2人(成人)ありました。 夏型感染症の報告が増加しています。予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/07/28(木) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第29週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第29週(7月18日〜7月24日) ★O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 一〜五類感染症の報告はありませんでした。 ★手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たりの報告数は先週の5.56人から8.35人と大きく増加し、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えています。過去5年の同時期で最も報告の多かった2010年のピーク時(定点当たり6.58人)を超え、かなり多い状況で注意が必要です。 国立感染症研究所週報第27週によると、「国内の手足口病は、1982年に調査が開始されて以来最多の報告数となり、コクサッキーA6が患者から検出されたウイルスの半数以上を占めている」とのことです。 伝染性紅斑(りんご病)の定点当たりの報告数は、流行警報終息基準値(定点当たり1人)を下回りました。しかし流行は継続しており、引き続き注意が必要です。 ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。 咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況が続いています。 無菌性髄膜炎の報告が1人(成人)ありました。 夏型感染症の報告が増加しています。予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/07/22(金) |
O157 などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!(第28週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第28週(7月11日〜7月17日) ★O157 などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者2人、血清型:O26 1人、O157 1人)の報告がありました。予防のため、肉を焼く際は、焼く前後の肉を扱う箸・トングは分けるなど、取扱いには充分注意してください。 五類感染症の後天性免疫不全症候群2人(病型:無症状病原体保有者 2人)、梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 ★手足口病、伝染性紅斑が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たりの報告数は5.56人と増加し、流行警報開始基準値(定点当たり5人)を超えました。大流行年となった2010年に次ぐ状況で、注意が必要です。 伝染性紅斑(りんご病)の定点当たりの報告数は、流行警報終息基準値(定点当たり1人)を超えています。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。 RSウイルス感染症は、例年冬季に報告が増加しますが、2011年第26週以降、報告が増加し、注意が必要です。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。 夏型感染症の報告が増加しています。予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/07/14(木) |
O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!(第27週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第27週(7月4日〜7月10日) ★O157などの腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:患者3人、血清型:O157 2人、O121 1人)の報告がありました。牛などの反すう動物は、健康であっても一定の割合で腸管出血性大腸菌を保菌しています。 食品の取り扱いや手洗いには充分注意しましょう。 五類感染症の麻しん(はしか)1人(病型:臨床診断例)の報告がありました。 ★伝染性紅斑が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 伝染性紅斑(りんご病)の定点当たりの報告数は、先週の2.00人から2.27人となり、流行警報開始基準値(定点当たり2人)を超えています。大流行年となった2006年に次ぐ状況で、注意が必要です。 咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況が続いています。 百日咳の報告が1人(乳児)ありました。 夏型感染症の報告が増加しています。感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 【さいたま市麻しん発生状況】 平成23年第27週(7月4日〜7月10日) さいたま市麻しん(はしか)発生状況について、診断日で集計しています。 麻しん患者の報告が1人(病型:臨床診断例)ありました。 2011年第1週から第27週までの麻しん累積報告数は5人(取り下げ例を除く)です。 麻しんはワクチン接種が最も有効な予防手段です。定期予防接種の対象年齢は、第1期(1歳)、第2期(平成24年4月に小学校に入学されるお子さん)、第3期(中学校1年生)、第4期(高校3年生相当)となっています。なお、平成23年度の特例措置として、新たに学校行事として海外へ行く高校2年生相当の年齢の方も第4期対象者となりました。 対象年齢の方には、早期のワクチン接種の勧奨をお願いします。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/07/07(木) |
伝染性紅斑が流行警報レベルとなっています!(第26週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第26週(6月27日〜7月3日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 一〜五類感染症の届出はありませんでした。 ★ 伝染性紅斑が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 伝染性紅斑(りんご病)の定点当たりの報告数は、先週の4.08人から2.00人となり、流行警報開始基準値(定点当たり2人)を超えています。大流行年となった2006年に次ぐ状況で、注意が必要です。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。 国立感染症研究所週報第24週によると、「臨床現場からは本年の手足口病は、従来の典型例と比べて発疹が大きく、四肢末端に限局せずに広範囲に認められる症例が目立つとの情報も寄せられている」とのことです。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。 百日咳の報告が1人(15-19歳)ありました。 無菌性髄膜炎の報告が1人(成人)ありました。 夏型感染症の報告が増加しています。感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |
2011/06/30(木) |
伝染性紅斑が流行警報レベルとなっています!(第25週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成23年第25週(6月20日〜6月26日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管外アメーバ症)、急性脳炎1人(病原体:不明)の報告がありました。 ★伝染性紅斑が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 伝染性紅斑(りんご病)の定点当たりの報告数は、先週の1.38人から4.08人と大きく増加し、流行警報開始基準値(定点当たり2人)を超えています。大流行年となった2006年のピーク時(第25週の定点当たり3.96人)を超え、過去5年の同時期と比べかなり多い状況で注意が必要です。 なお、感染症情報センターホームページにコンテンツ「伝染性紅斑(りんご病)」を掲載しています。随時ご活用ください。 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況が続いています。 百日咳の報告が1人(乳児)ありました。 無菌性髄膜炎の報告が1人(成人)ありました。 感染症の予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットとともに充分な休養の推奨をお願いします。また、タオルの共用は避けましょう。 |
(文:さいたま市 提供) |