さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2014/05/09(金) |
インフルエンザが流行しています!(第18週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第18週(4月28日〜5月4日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症4人、風しん1人(病型:検査診断例)の報告がありました。市内での風しんの報告は今年1例目となります。 ★インフルエンザが流行しています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の3.59人から2.00人(報告数72人)と減少しました。しかし、流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 手足口病、伝染性紅斑(りんご病)、百日咳、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況です。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎(溶連菌)の報告が1人(1-4歳)ありました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科24ヶ所、内科12ヶ所)からの患者報告数は72人、定点当たり報告数は先週の3.59人から2.00人と減少しました。しかし、流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告はありませんでした。 埼玉県内の定点当たり報告数は1.53人です。予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学級閉鎖1学級の報告がありました。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第15週〜第18週)に採取された3検体から、B型山形系統が2件、AH1pdm09が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(5月8日作成版)によれば、第14週〜第17週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、B型142件(71.4%)、AH1pdm09が39件(19.6%)、A香港型が18件(9.0%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/05/01(木) |
ワールドカップ観戦でブラジルに渡航する方には、黄熱の予防接種をお勧めします。(第17週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第17週(4月21日〜4月27日) ☆ワールドカップ観戦でブラジルに渡航する方には、黄熱の予防接種をお勧めします。 詳細は、市感染症情報HP「海外渡航される方へ―感染症予防も忘れずに―」をご覧ください。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:不明、溶血性尿毒症症候群)の報告がありました。 五類感染症の後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、侵襲性肺炎球菌感染症2人の報告がありました。 ★インフルエンザが流行しています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の3.03人から3.59人(報告数140人)と増加しました。流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、下記「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加しました。 無菌性髄膜炎の報告が1人(45-49歳)ありました。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が2人(1-4歳2人)ありました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科25ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は140人、定点当たり報告数は先週の3.03人から3.59人と増加しました。流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が1人ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は2.90人です。 予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学級閉鎖2学級(2校)の報告がありました。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第14週〜第17週)に採取された3検体から、B型山形系統が2件、AH1pdm09が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(4月30日作成版)によれば、第13週〜第16週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、B型171件(64.0%)、AH1pdm09が72件(27.0%)、A香港型が24件(9.0%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/04/24(木) |
国内で麻しん患者の報告が増加しています!(第16週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第16週(4月14日〜4月20日) ☆国内で麻しん(はしか)患者の報告が増加しています! 2014年第14週までの麻しん患者の報告数が、昨年1年間の累計(232例)を上回っている状況で注意が必要です。麻しんの予防には、ワクチン接種が最も有効な手段です。公費での定期予防接種対象の方は、早めにワクチン接種を受けましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。 五類感染症のウイルス性肝炎1人(病型:B型)、梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行しています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の2.93人から3.03人(報告数121人)となりました。流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、下記「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎の報告が増加しました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は121人、定点当たり報告数は先週の2.93人から3.03人となりました。流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が1人ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は3.34人です。 予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学級閉鎖1学級の報告がありました。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第13週〜第16週)に採取された3検体から、AH1pdm09が1件、A香港型が1件、B型山形系統が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(4月22日作成版)によれば、第12週〜第15週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、B型252件(66.7%)、AH1pdm09が90件(23.8%)、A香港型が36件(9.5%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/04/17(木) |
海外渡航の際は感染症にもご注意を!(第15週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第15週(4月7日〜4月13日) ☆海外渡航の際は感染症にもご注意を! アジアやアフリカなど熱帯・亜熱帯地域でマラリア、デング熱などの流行がみられています。 また、ワールドカップ開催地のブラジルには、熱帯アフリカと中南米地域の風土病「黄熱」がみられます。これらは蚊が媒介する感染症です。予防のため、虫除け薬や長袖の着用などで虫刺されを防ぎましょう。 ブラジルに渡航する方には、黄熱の予防接種をお勧めします。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 一〜五類感染症の報告はありませんでした。 ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の4.40人から2.93人(報告数117人)と減少しました。 しかし、流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、下記「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 伝染性紅斑(りんご病)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況です。 無菌性髄膜炎の報告が1人(30-34歳)ありました。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が1人(5-9歳)ありました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は117人、定点当たり報告数は先週の4.40人から2.93人と減少しました。しかし、流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告はありませんでした。 埼玉県内の定点当たり報告数は2.94人です。 予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学級閉鎖等の報告はありませんでした。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第12週〜第15週)に採取された3検体から、AH1pdm09が1件、A香港型が1件、B型山形系統が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(4月15日作成版)によれば、第11週〜第14週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、B型が324件(59.5%)、AH1pdm09が157件(28.8%)、A香港型が64件(11.7%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/04/11(金) |
海外渡航の際は感染症にもご注意を!(第14週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第14週(3月31日〜4月6日) ☆海外渡航の際は感染症にもご注意を! アジアやアフリカなど熱帯・亜熱帯地域でマラリア、デング熱などの流行がみられています。予防のため、虫除け薬や長袖の着用などで虫刺されを防ぎましょう。 ワールドカップ観戦でブラジルに渡航する方には、熱帯アフリカと中南米地域の風土病「黄熱」の予防接種をお勧めします。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症のアメーバ赤痢2人(病型:腸管アメーバ症2人)、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の10.45人から4.40人(報告数176人)と減少しました。しかし、流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、下記「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が2人(1-4歳2人)ありました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は176人、定点当たり報告数は先週の10.45人から4.40人と減少しました。しかし、流行の目安となる「定点当たり1人」を上回っている状況で、流行が継続しているとみられ、注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が1人ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は4.95人です。 新学期に入り、集団生活が始まります。感染予防のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学級閉鎖等の報告はありませんでした。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第11週〜第14週)に採取された5検体から、B型山形系統が3件、AH1pdm09が1件、A香港型が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(4月8日作成版)によれば、第10週〜第13週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、B型が325件(55.9%)、AH1pdm09が183件(31.4%)、A香港型が74件(12.7%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/04/03(木) |
インフルエンザが流行警報レベルとなっています!(第13週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第13週(3月24日〜3月30日) ☆麻しん(はしか)にご注意ください! 国内において麻しん患者の報告が多い状況です。麻しんは感染力が強く、年齢に関わらず重症化することがあります。麻しんの予防には、ワクチン接種が最も有効な手段です。公費での定期予防接種対象の方は、早めにワクチン接種を受けましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の急性脳炎1人(病原体:不明)、後天性免疫不全症候群1人(病型:AIDS)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の16.68人から10.45人(報告数418人)と減少しました。 しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)を超えていて、引き続き注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 咽頭結膜熱(プール熱)、水痘(みずぼうそう)の報告が増加しました。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況です。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が3人(0歳1人、1-4歳2人)ありました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は418人、定点RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)当たり報告数は先週の16.68人から10.45人と減少しました。しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)を超えていて、引き続き注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が2人ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は10.63人です。 予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学級閉鎖等の報告はありませんでした。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第10週〜第13週)に採取された9検体から、B型山形系統が5件、AH1pdm09が2件、A香港型が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(4月1日作成版)によれば、第9週〜第12週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、B型が372件(49.8%)、AH1pdm09が279件(37.3%)、A香港型が96件(12.9%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/03/27(木) |
インフルエンザが流行警報レベルとなっています!(第12週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第12週(3月17日〜3月23日) ☆国立感染症研究所週報第10週によると、国内でA型肝炎の報告が増加しています。 A型肝炎ウイルスは患者の便に排出され、ウイルスに汚染された水や食品をとることにより感染 します。 予防のため、魚介類は生食用か加熱用かを確認し、特に加熱用の貝類を調理する際は、中心部 まで充分加熱しましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の21.90人から16.68人(報告数667人)と減少しました。 しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)を超えていて、引き続き注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況です。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は667人、定点当たり報告数は先週の21.90人から16.68人と減少しました。しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)を超えていて、引き続き注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が1人ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は17.79人です。 予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学年閉鎖1学年(2学級)、学級閉鎖6学級(4校)の報告がありました。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第9週〜第12週)に採取された9検体から、B型山形系統が4件、AH1pdm09が3件、A香港型が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(3月25日作成版)によれば、第8週〜第11週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09が284件(44.9%)、B型が284件(44.9%)、A香港型が65件(10.2%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/03/20(木) |
インフルエンザが流行警報レベルとなっています!(第11週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第11週(3月10日〜3月16日) ☆3月24日は世界結核デーです 市内では、毎年、約200人の結核患者の報告があり、30歳代など若年者の報告も目立ちます。 せき、たん、微熱などの症状が2週間以上続くときは、受診しましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症1人の報告がありました。 ★インフルエンザが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の25.10人から21.90人(報告数876人)と減少しました。 しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)を超えていて、引き続き注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性耳下腺炎の報告が増加しました。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況です。 細菌性髄膜炎の報告が1人(30-34歳)ありました。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が1人(1-4歳)ありました。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は876人、定点当たり報告数は先週の25.10人から21.90人と減少しました。しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)を超えていて、引き続き注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が4人ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は23.26人です。 予防及び感染拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調の悪いときは早めに休むなどの対策の徹底をお願いします。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 学年閉鎖2学年(4学級)、学級閉鎖31学級(23校)の報告がありました。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第8週〜第11週)に採取された13検体から、B型山形系統が5件、AH1pdm09が4件、A香港型が2件、B型ビクトリア系統が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(3月18日作成版)によれば、第7週〜第10週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09が365件(47.4%)、B型が327件(42.5%)、A香港型が78件(10.1%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/03/13(木) |
インフルエンザが流行警報レベルとなっています!(第10週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第10週(3月3日〜3月9日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の急性脳炎1人(病原体:インフルエンザウイルスB型)の報告がありました。 ☆麻しん(はしか)にご注意ください! 国内で麻しん患者の報告が増加しています。麻しんは感染力が強く、年齢に関わらず重症化することがあります。 麻しんは、ワクチンが最も有効な予防手段です。公費での定期予防接種対象の方は、早めにワクチン接種を受けましょう。 ★インフルエンザが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の31.73人から25.10人(報告数1,004人)と減少しました。しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)超えていて、引き続き注意が必要です。ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の報告が多い状況です。 ロタウイルスによる感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が1人(1-4歳)ありました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は1,004人、定点当たり報告数は先週の31.73人から25.10人と減少しました。しかし、流行警報継続基準値(定点当たり10人)を超えていて、引き続き注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が2人ありました。 なお、全数把握対象疾患において、インフルエンザウイルスB型による急性脳炎の報告が1人(1-4歳)ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は25.61人です。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第10週は、学級閉鎖42学級(26校)の報告がありました。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第7週〜第10週)に採取された13検体から、AH1pdm09が5件、A香港型が3件、B型山形系統が3件、B型ビクトリア系統が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(3月11日作成版)によれば、第6週〜第9週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09が441件(51.4%)、B型が307件(35.8%)、A香港型が110件(12.8%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2014/03/06(木) |
インフルエンザが流行警報レベルとなっています!(第9週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成26年第9週(2月24日〜3月2日) ☆3月1日(土)〜3月7日(金)は子ども予防接種週間です。 入園・入学などに備えて、必要な予防接種を済ませましょう。4月から小学校に入学され るお子さんは、麻しん(はしか)・風しんの第2期予防接種を済ませましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のE型肝炎1人(推定感染地域:国内)の報告がありました。 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症1人の報告がありました。 ★インフルエンザが流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の31.30人から31.73人(報告数1,269人)となりました。 引き続き流行警報開始基準値(定点当たり30人)を超えていて、大きな流行が継続しているとみられます。 ウイルスの検出情報など詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、流行性角結膜炎の報告が増加しました。 感染症予防のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケット、充分な休養をお願いします。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26ヶ所、内科14ヶ所)からの患者報告数は1,269人、定点当たり報告数は先週の31.30人から31.73人となりました。流行警報開始基準値(定点当たり30人)を超えていて、市内で大きな流行が継続しているとみられ、注意が必要です。 基幹定点医療機関(1ヶ所)からのインフルエンザによる入院患者の報告が7人ありました。 埼玉県内の定点当たり報告数は30.07人です。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第9週は、学年閉鎖2学年(5学級)、学級閉鎖57学級(30校)の報告がありました。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第6週〜第9週)に採取された13検体から、AH1pdm09が6件、A香港型が5件、B型山形系統が1件、B型ビクトリア系統が1件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(3月4日作成版)によれば、第5週〜第8週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09が605件(55.4%)、B型が321件(29.4%)、A香港型が166件(15.2%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |