さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2017/11/16(木) |
インフルエンザの流行にご注意ください!(第45週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第45 週(11 月6 日〜11 月12 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の急性脳炎1 人(病原体:不明)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1 人(血清群:A 群)の報告がありました。 ★インフルエンザの流行にご注意ください! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.56 人から1.00 人(報告数40 人)と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」となり、市内の今シーズンの流行が開始したものとみられます。詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が2 人(35-39 歳 1 人、50-54 歳 1 人)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が2 人(10-14 歳 2 人)ありました。インフルエンザの流行期に入りました。感染症の予防及び拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科26 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は40 人、定点当たり報告数は先週の0.56 人から1.00 人と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」となり、市内の今シーズンの流行が開始したものとみられます。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が1 人(A型)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は0.78 人です。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第45 週は、学級閉鎖1 学級(1 校)の報告がありました。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4週間(第42 週〜第45週)に採取された3 検体から、A香港型が1 件、B型山形系統が1 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(11月2日作成版)によれば、第41 週〜第44 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が10件(52.6%)、B 型が8 件(42.1%)AH1pdm09 が1件(5.3%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/11/08(水) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第44週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第44 週(10 月30 日〜11 月5 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)の報告がありました。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の2.96 人から2.37 人(報告数64 人)となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため、引き続き注意が必要です。インフルエンザ、RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が1 人(45-49 歳)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(70 歳以上)ありました。 ☆咳エチケットにご協力ください! 咳やくしゃみには大量のウイルスや菌が含まれています。感染拡大防止のため、咳エチケットにご協力ください。詳細はさいたま市感染症情報センターホームページコンテンツ「咳エチケットを守りましょう!」をご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/11/02(木) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第43週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第43 週(10 月23 日〜10 月29 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)、侵襲性肺炎球菌感染症1 人の報告がありました。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の2.33 人から2.96 人(報告数80 人)となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため、引き続き注意が必要です。インフルエンザ、咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。百日咳の報告が2 人(10-14 歳2 人)ありました。 ☆高齢者インフルエンザ定期予防接種の実施について 10 月20 日より高齢者のインフルエンザ定期予防接種が始まっています。高齢者以外の方は 任意接種となります。詳細は、「平成29 年度インフルエンザワクチン定期予防接種のご案内」を ご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/10/26(木) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第42週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第42 週(10 月16 日〜10 月22 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1 人(病型:患者、血清型:不明、溶血性尿毒症症候群)の報告がありました。四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。五類感染症の侵襲性インフルエンザ菌感染症1 人の報告がありました。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の3.52 人から2.33 人(報告数63 人)と減少しました。しかし、流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため、引き続き注意が必要です。A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。無菌性髄膜炎の報告が2 人(20-24 歳1 人、50-54 歳1 人)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(5-9 歳)ありました。 ☆感染症の予防および拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを励行しましょう。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/10/18(水) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第41週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第41 週(10 月9 日〜10 月15 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症のウイルス性肝炎2 人(病型:B 型2 人)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1 人(菌種:Enterococcus faecalis )の報告がありました。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の3.96 人から3.52 人(報告数95 人)と減少しました。しかし、流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため注意が必要です。 咽頭結膜熱(プール熱)、A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。感染症の予防および拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。詳細は、さいたま市感染症情報センターホームページをご覧ください。 ☆高齢者インフルエンザ定期予防接種が実施されます! 高齢者のインフルエンザ定期予防接種が10 月20 日(金)から実施されます。高齢者以外の方は任意接種となります。詳細は、「平成29 年度インフルエンザワクチン定期予防接種のご案内」をご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/10/12(木) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第40週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第40 週(10 月2 日〜10 月8 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の細菌性赤痢1 人(病型:患者、菌種:S.sonnei 、推定感染地域:インド)の報告がありました。五類感染症の播種性クリプトコックス症1 人、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。 ☆海外旅行では生水に注意! 細菌性赤痢は、上下水道が整備されていない等、衛生状態の悪い国で多くみられます。こういった国では、生水、氷、生の魚介類、生野菜、カットフルーツなどの食事は避けましょう。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の5.26 人から3.96 人(報告数107 人)と減少しました。しかし、流行警報終息基準値(定点当たり2 人)を超えているため注意が必要です。A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。RS ウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が2 人(10-14 歳1 人、65-69 歳1 人)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/10/04(水) |
手足口病が流行警報レベルとなっています!(第39週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第39 週(9 月25 日〜10 月1 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の梅毒4 人(病型:早期顕症梅毒T期1 人、早期顕症梅毒U期2 人、晩期顕症梅毒1 人)、麻しん1 人(検査診断例、推定感染地域:国内)の報告がありました。 ☆ 梅毒の感染が疑われる場合は早期に受診しましょう! 梅毒は、感染後そのまま放っておくと心臓、血管、脳など複数の臓器の重篤な障害につながることがあるため注意が必要です。また、何度でも感染するため一度治療したからといって安心はできません。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。詳細は、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」をご覧ください。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の5.88 人から5.26 人(報告数142 人)となりました。流行警報開始基準値(定点当たり5 人)を超えているため注意が必要です。咽頭結膜熱(プール熱)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。RS ウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が1 人(0 歳)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が2 人(5-9 歳1 人、10-14 歳1 人)ありました。インフルエンザによる入院患者の報告が1 人(60-64 歳)ありました。 さいたま市麻しん(はしか)(週報) 平成29 年第39 週(9 月25 日〜10 月1 日) 麻しん患者の報告が1 人(病型:検査診断例、推定感染地域:国内)ありました。2017 年第1 週から第39 週までの麻しん累積報告数は2 人です(取り下げ例を除く)。 麻しんはワクチン接種が最も有効な予防手段です。定期予防接種の対象は、第1 期(1 歳)、第2期(小学校入学前の1 年間)となっています。1 歳のお誕生祝いに、また小学校入学準備として、ワクチンを早めにプレゼントしましょう。それ以外の方については、自費での予防接種が可能ですので、医療機関にご相談ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/09/28(木) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)(第38週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第38 週(9 月18 日〜9 月24 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症1 人、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。梅毒の今年の累計報告数は52 人となりました。2006 年以降の同時期と比較して最も多い状況です。詳細は、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」をご覧ください。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の9.46 人から5.88 人(報告数147 人)と減少しました。しかし、流行警報開始基準値(定点当たり5 人)を超えていて注意が必要です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。RS ウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況です。細菌性髄膜炎の報告が1 人(65-69 歳)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(25-29 歳)ありました。 ☆ 9 月24 日 〜 30 日は 結核予防週間 です! 「痰のからむ咳が2 週間以上続いている」「微熱・身体のだるさが2 週間以上続いている」に該当する場合は、結核の可能性があります。早めに医療機関を受診しましょう。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/09/20(水) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)(第37週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第37 週(9 月11 日〜9 月17 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1 人(病型:無症状病原体保有者、血清型:O157)の報告がありました。四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。五類感染症の急性脳炎1 人(病原体:不明)、後天性免疫不全症候群1 人(病型:無症状病原体保有者)、梅毒3 人(病型:早期顕症梅毒T期2 人、早期顕症梅毒U期1 人)、播種性クリプトコックス症1 人の報告がありました。梅毒の今年の累計報告数は49 人となりました。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の11.33 人から9.46 人(報告数246 人)と減少しました。しかし、流行警報開始基準値(定点当たり5 人)を超えていて注意が必要です。インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.54 人から0.28 人(報告数11 人)となりました。第37 週は、インフルエンザ様疾患による学級閉鎖の報告が2 学級(1 校)ありました。咽頭結膜熱(プール熱)、A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、伝染性紅斑(りんご病)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加しました。RS ウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/09/13(水) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)(第36週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第36 週(9 月4 日〜9 月10 日) ☆腸管出血性大腸菌感染症にご注意を! ■全数把握対象疾患(結核を除く) 三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症4 人(病型:患者4 人、血清型:O157 4 人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は38 人となりました。五類感染症のウイルス性肝炎1 人(病型:B 型)、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒T期)の報告がありました。 ☆手足口病が流行警報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 手足口病の定点当たり報告数は、先週の13.85 人から11.33 人(報告数306 人)と減少しました。しかし、流行警報開始基準値(定点当たり5 人)を超えていて注意が必要です。インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の0.07 人から0.54 人(報告数22 人)と増加しました。なお、9 月11 日に市内で今季初めて、インフルエンザ様疾患による学級閉鎖の報告が1 学級(1 校)ありました。流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況が続いています。無菌性髄膜炎の報告が1 人(30-34 歳)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |