さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2018/01/24(水) |
インフルエンザが流行警報レベルとなりました!(第3週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30 年第3 週(1 月15 日〜1 月21 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。 五類感染症のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1 人(菌種:Enterobacter aerogenes)、急性脳炎1 人(病原体:インフルエンザウイルスA)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行警報レベルとなりました! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の22.10 人から51.78 人(報告数2,123 人)と大きく増加しました。流行警報開始基準値(定点当たり30 人)を超え、市内で大きな流行が発生しているものとみられます。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(りんご病)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。無菌性髄膜炎の報告が1 人(40-44 歳)ありました。 ☆咳エチケットにご協力ください! 咳やくしゃみには大量のウイルスや菌が含まれています。感染拡大防止のため、咳エチケットにご協力ください。風邪様症状があるときは、人混みを避け、外出を控えましょう。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は2,123 人、定点当たり報告数は先週の22.10 人から51.78 人と大きく増加し、流行警報開始基準値(定点当たり30 人)を超えました。市内で大きな流行が発生しているとみられ、注意が必要です。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が21 人(A型13 人、B型8 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は61.63 人です。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第3 週は、学級閉鎖等の報告は学級閉鎖35 学級(27 校)、学年閉鎖4 学年(3 校)の報告があります。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第52 週〜第3週)に採取された12 検体から、B型山形系統が7 件、A 香港型が3 件、AH1pdm09が2 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(1 月19 日作成版)によれば、第51 週〜第2 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が126件(45.6%)、B型が117 件(42.4%)、A香港型が33 件(12.0%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2018/01/18(木) |
インフルエンザが流行注意報レベルとなっています!(第2週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30年第2週(1月8日〜1月14日) ☆手洗いで感染症予防を!! インフルエンザなど感染症の予防には、流水と石けんによる手洗いが効果的です。 帰宅後、トイレの後、調理や食事の前など、こまめに手洗いをしましょう。 さいたま市感染症情報センターHPコンテンツ「手洗いのポイント」もご活用ください。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)、後天性免疫不全症候群1 人(病型:その他)、侵襲性肺炎球菌感染症1 人、梅毒1 人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行注意報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の8.83 人(参考値)から22.10 人(報告数906 人)となりました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、今後も報告数の増加が続くものとみられます。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(5-9 歳)ありました。クラミジア肺炎の報告が1 人(70 歳以上)ありました。 <さいたま市インフルエンザ週報(速報)> 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は906 人、定点当たり報告数は先週の8.83人(参考値)から22.10 人となりました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、今後も報告数の増加が続くものとみられます。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が6 人(A型4 人、B型2 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は29.46 人です。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第2 週は、学級閉鎖等の報告はありませんでした。なお、第3 週は1 月16 日13 時現在、学級閉鎖12 学級(10 校)、学年閉鎖1 学年(1 校)の報告があります。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第51 週〜第2週)に採取された13 検体から、B型山形系統が9 件、AH1pdm09 が4 件検出(PCR)されました。インフルエンザの予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。 |
(文:さいたま市提供) |
2018/01/11(木) |
インフルエンザが流行しています!(第1週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成30 年第1 週(1 月1 日〜1 月7 日) ☆海外旅行から帰ってきたら 〜年末年始を海外で過ごした方へ〜 帰国後6 ヵ月は、健康状態を気にしましょう。体調不良で受診する際は、海外旅行に行ったことを医師に伝えましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の急性脳炎2 人(病原体:インフルエンザウイルスB 1 人、不明 1 人)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1 人(血清群:A群)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人の報告がありました。 ☆感染症法に基づく医師の届出対象疾患が改正されました (平成30 年1 月1 日施行) ○五類感染症の百日咳が全数把握対象疾患となります。診断した医師は、7 日以内に届け出が必要です。 ○五類感染症の風しんを診断した医師は、患者の氏名、住所等を直ちに届け出ることになります。 ★インフルエンザが流行しています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の26.56 人から8.83 人(報告数309 人)となりました。今週は参考値となるため、引き続き注意が必要です。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。急性出血性結膜炎の報告が多い状況です。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(1-4 歳)ありました。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1.市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科21 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は309 人、定点当たり報告数は先週の26.56 人から8.83 人となりましたが、今週は参考値となるため、引き続き注意が必要です。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が5 人(A型2 人、B型3 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は17.52 人です。 2.インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第1 週は、学級閉鎖等の報告はありませんでした。 3.市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第50 週〜第1週)に採取された13 検体から、AH1pdm09型が6 件、B型山形系統が6 件検出(PCR)されました。 |
(文:さいたま市提供) |
2018/01/10(水) |
インフルエンザが流行注意報レベルとなっています!(第52週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第52 週(12 月25 日〜12 月31 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症1 人、梅毒3 人(病型:早期顕症梅毒T期1 人、無症状病原体保有者2 人)の報告がありました。梅毒の今年の累計報告数は67 人となり、2006 年以降最も多かった前年(65 人)を上回る状況となりました。年齢階級別では40 歳代以上で大幅に増加しています。詳細は、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」をご覧ください。 ★インフルエンザが流行注意報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の24.61 人から26.56 人(報告数1,036 人)と増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超えていて、引き続き注意が必要です。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が1 人(0 歳)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(15-19 歳)ありました。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科25 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は1,036 人、定点当たり報告数は先週の24.61 人から26.56 人と増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超えており、引き続き注意が必要です。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が5 人(A型3 人、B型2 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は23.49 人です。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第52 週は、学級閉鎖等の報告はありませんでした。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第49 週〜第52週)に採取された20 検体から、AH1pdm09型が10 件、B型山形系統が9 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月27 日作成版)によれば、第48 週〜第51 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が198件(56.1%)、B型が109 件(30.9%)、A香港型が46 件(13.0%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/12/27(水) |
インフルエンザが流行注意報レベルとなっています!(第51週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第51 週(12 月18 日〜12 月24 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のマラリア1 人(病型:三日熱、推定感染地域:ソロモン諸島)、レジオネラ症2 人(病型:肺炎型2 人)の報告がありました。五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1 人(血清群:A 群)、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行注意報レベルとなっています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の17.46 人から24.61 人(報告数1,009 人)と増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、今後も報告数の増加が続くものとみられます。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。ロタウイルスによる感染性胃腸炎の報告が1 人(1-4 歳)ありました。 ☆感染性胃腸炎の主な原因であるノロウイルスは、患者の嘔吐物に大量に含まれています。二次感染防止のため、嘔吐物の処理は適切に行いましょう。予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「感染性胃腸炎」、「ノロウイルス感染症」 をご覧ください。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は1,009 人、定点当たり報告数は先週の17.46人から24.61 人と増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、今後も報告数の増加が続くものとみられます。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が5 人(A型4 人、B型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は19.57 人です。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第51 週は、学級閉鎖27 学級(14 校)、学年閉鎖3 学年(1 校)の報告がありました。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第48 週〜第51週)に採取された20 検体から、AH1pdm09型が9 件、B型山形系統が8 件、A香港型が2 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月22 日作成版)によれば、第47 週〜第50 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が173件(58.1%)、B型が78 件(26.2%)、A香港型が47 件(15.8%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/12/20(水) |
インフルエンザが流行注意報レベルとなりました!(第50週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第50 週(12 月11 日〜12 月17 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のオウム病1 人の報告がありました。五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)、急性脳炎 1 人(病原体:インフルエンザウイルスA)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人の報告がありました。 ☆感染症法に基づく医師の届出対象疾患が改正されます (平成30 年1 月1 日施行) ○五類感染症の百日咳が全数把握対象疾患となります。診断した医師は、7 日以内に届け出が必要です。 ○五類感染症の風しんを診断した医師は、患者の氏名、住所等を直ちに届け出ることになります。 ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の9.59 人から17.46 人(報告数716 人)と大きく増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、市内での流行が本格化したものとみられます。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。咽頭結膜熱(プール熱)の報告が増加しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。無菌性髄膜炎の報告が1 人(0 歳)ありました。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は716 人、定点当たり報告数は先週の9.59 人から17.46 人と大きく増加しました。流行注意報基準値(定点当たり10 人)を超え、市内での流行が本格化したものとみられます。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が5 人(A型4 人、B型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は11.44 人です。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第50 週は、学級閉鎖46 学級(26 校)の報告がありました。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第47 週〜第50週)に採取された17 検体から、AH1pdm09型が7 件、B型山形系統が6 件、A香港型が3 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月15 日作成版)によれば、第46 週〜第49 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が144件(65.2%)、B型が50 件(22.6%)、A香港型が27 件(12.2%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/12/13(水) |
インフルエンザが流行しています!(第49週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第49週(12月4 日〜12 月10日) ☆みんなで予防インフルエンザ インフルエンザの流行期に入りました。感染症の予防及び拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。 五類感染症のアメーバ赤痢1 人(病型:腸管アメーバ症)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 1人(菌種:Enterobacter aerogenes)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人、梅毒1 人(病型:早期顕症梅毒T期)の報告がありました。 ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の7.32 人から9.59 人(報告数393 人)となり、先週に引き続き増加しました。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(1-4 歳)ありました。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は393 人、定点当たり報告数は先週の7.32 人から9.59 人と増加しました。今後も報告数の増加が続き、第50 週には流行注意報基準値(定点当たり10 人)に達することが予測されます。 第49 週は、基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が4 人(A型3 人、B型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は5.67 人です。インフルエンザの予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第49 週は、学級閉鎖36 学級(18 校)、学年閉鎖2 学年(2 校)の報告がありました。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第46 週〜第49週)に採取された10 検体から、AH1pdm09が5 件、A香港型が3 件、B型山形系統が2 件検出(PCR)されました。 国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月8 日作成版)によれば、第45週〜第48 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が98 件(67.6%)、B型が26 件(17.9%)、A香港型が21 件(14.5%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/12/07(木) |
インフルエンザが流行しています!(第48週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第48 週(11 月27 日〜12 月3 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のレジオネラ症1 人(病型:肺炎型)の報告がありました。五類感染症の侵襲性インフルエンザ菌感染症2 人、侵襲性肺炎球菌感染症1 人、梅毒1 人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 ★インフルエンザが流行しています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の2.39 人から7.32 人(報告数300 人)と増加しました。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、水痘(みずぼうそう)、伝染性紅斑(りんご病)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況です。マイコプラズマ肺炎の報告が1 人(5-9 歳)ありました。 ☆年末年始に海外へ渡航される方へ! 海外渡航の際、感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症です。また、日本で発生していない、動物や蚊・マダニなどが媒介する病気が海外では流行していることがあり、注意が必要です。注意すべき感染症など詳細は、さいたま市感染症情報センターHP「海外渡航される方へ−感染症予防も忘れずに−」をご覧ください。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は300 人、定点当たり報告数は先週の2.39 人から7.32 人と増加しました。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が3 人(B型2 人、A型1 人)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は3.39 人です。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第48 週は、学年閉鎖1 学年(北区1 校)、学級閉鎖33 学級(北区3 校、西区2 校、浦和区2 校、中央区1 校、桜区1 校)の報告がありました。なお、第49 週は12 月5 日現在、学年閉鎖2 学年(浦和区2校)、学級閉鎖33 学級(北区5 校、西区4 校、浦和区3 校、大宮区1 校、桜区1 校、南区1 校)の報告があります。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第45 週〜第48週)に採取された4 検体から、B型山形系統が2 件、A香港型が1 件、AH1pdm09 が1 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(12 月1 日作成版)によれば、第44週〜第47 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が62 件(64.6%)、A香港型が21 件(21.9%)、B型が13 件(13.5%)でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/11/30(木) |
インフルエンザが流行しています!(第47週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第47 週(11 月20 日〜11 月26 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 一類〜五類感染症の届出はありませんでした。 ★インフルエンザが流行しています! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の1.29 人から2.39 人(報告数98 人)と増加しました。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加しました。感染性胃腸炎は、例年晩秋から冬期にかけて、主にノロウイルスを原因とした流行が見られます。予防方法などの詳細は、市感染症情報センターホームページ「感染性胃腸炎」、「ノロウイルス感染症」をご覧ください。咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。 ☆みんなで予防インフルエンザ インフルエンザの流行期に入りました。感染症の予防及び拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、咳エチケットを励行しましょう。また、充分な休養を心がけましょう。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告状況 定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの患者報告数は98 人、定点当たり報告数は先週の1.29 人から2.39 人となり、先週に引き続き増加しました。基幹定点医療機関(1 ヶ所)からインフルエンザによる入院患者の報告が1 人(A型)ありました。埼玉県内の定点当たり報告数は1.36 人です。インフルエンザの予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第47 週は、学級閉鎖5 学級(北区1 校)の報告がありました。なお、第48 週は11 月28 日現在、学年閉鎖1 学年(北区1 校)、学級閉鎖21 学級(北区3 校、西区2 校、中央区1 校、桜区1 校、浦和区1 校)の報告があります。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第44 週〜第47週)に採取された3 検体から、B型山形系統が2 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(11 月24 日作成版)によれば、第43週〜第46 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、AH1pdm09 が36 件(45.0%)、B型が23 件(28.8%)、A香港型が21 件(26.2%)でした。AH1pdm09 が最も多く検出されています。 |
(文:さいたま市提供) |
2017/11/22(水) |
インフルエンザの流行にご注意ください!(第46週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成29 年第46 週(11 月13 日〜11 月19 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の急性脳炎1 人(病原体:不明)、侵襲性肺炎球菌感染症2 人、梅毒6 人(早期顕症梅毒U期2 人、無症状病原体保有者4 人)の報告がありました。 ☆ 梅毒の報告が増加しています! さいたま市の今年の梅毒の累計は61 件(診断日集計)となりました。2006 年以降最も報告の多かった昨年を上回るペースでの報告となっています。梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。早期に治療しないと心臓、血管、脳など複数の臓器の障害につながることがあります。感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。 ★インフルエンザの流行にご注意ください! ■定点把握対象疾患 インフルエンザの定点当たり報告数は、先週の1.00 人から1.29 人(報告数53 人)と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」を超えています。ウイルス検出情報などの詳細は、別紙「さいたま市インフルエンザ週報」をご覧ください。咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(りんご病)の報告が増加しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況です。細菌性髄膜炎の報告が2 人(70 歳以上 2 人)ありました。無菌性髄膜炎の報告が1 人(45-49 歳)ありました。 【さいたま市インフルエンザ週報(速報)】 1 市内のインフルエンザ患者報告 状況定点医療機関(小児科27 ヶ所、内科14 ヶ所)からの 患者報告数は53 人、定点当たり報告数は先週の1.00人から1.29 人と増加しました。流行開始の目安となる「定点当たり1 人」を超えています。埼玉県内の定点当たり報告数は1.10 人です。インフルエンザの流行期に入りました。予防及び感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを励行しましょう。 2 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等 第46 週は、学級閉鎖2 学級(2 校)の報告がありました。なお、第47 週は11 月21 日現在、学級閉鎖5 学級(1 校)の報告があります。 3 市内病原体定点等からのインフルエンザ検体ウイルス検出状況 市内で直近の4 週間(第43 週〜第46週)に採取された3 検体から、A香港型が1件、B型山形系統が1 件検出(PCR)されました。国立感染症研究所ウイルス分離・検出速報(11 月17 日作成版)によれば、第42週〜第45 週に全国で検出されたインフルエンザウイルスは、A 香港型が24 件(42.1%)、AH1pdm09 が18 件(31.6%)、B型が15 件(26.3%)でした。AH1pdm09 の検出割合が増加しています。 |
(文:さいたま市提供) |