さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。 この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。 当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、 さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。 |
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2020/05/28(木) |
オウム病について(第21週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第21週(5月18日〜5月24日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のオウム病1人(感染源:インコ)の報告がありました。 五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:A群)、後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒U期)、播種性クリプトコックス症1人の報告がありました。 梅毒の今年の累計は19人となりました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症2人(類型:患者)の報告があり、累計で163人(類型:患者151人、無症状病原体保有者12人)となりました。 ☆オウム病について オウム病はオウム病クラミジア(Chlamydiapsittaci、以下C.psittaci)による人獣共通感染症です。セキセイインコなど国内生産されるトリにおける汚染がみられ、主に病鳥の排泄物からのC.psittaciの吸入により感染しますが、口移しの給餌や噛まれて感染することもまれにあります。オウム病の症状は、発熱、全身倦怠感、頭痛、咳などが見られます。飼育するトリとの過度な濃厚接触を避け、世話をした後は、手洗い、うがいをしましょう。 また、飼育するトリの健康管理に注意しましょう。【参考:国立感染症研究所HP】 ■定点把握対象疾患 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の報告が増加傾向でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/05/21(木) |
定期予防接種について(第20週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第20週(5月11日〜5月17日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の水痘(みずぼうそう)(入院例に限る)1人(病型:臨床診断例)の報告がありました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症1人(類型:患者)の報告があり、累計で161人(類型:患者149人、無症状病原体保有者12人)となりました。 ■定点把握対象疾患 咽頭結膜熱(プール熱)、水痘、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告が増加傾向でした。 細菌性髄膜炎の報告が1人(70歳以上)ありました。 ★定期予防接種について★ 予防接種は、感染症にかかる前に接種することが重要です。予防接種の種類によって対象年齢や回数が異なります。予防接種の必要性をよく理解し、お子さんの体調のよい時に受けましょう。さいたま市ホームページ「子どもの予防接種のご案内」もご覧ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/05/14(木) |
さいたま市感染症発生動向調査(第19週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第19週(5月4日〜5月10日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:A群)、梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症18人(類型:患者15人、無症状病原体保有者3人)の報告があり、累計で160人(類型:患者148人、無症状病原体保有者12人)となりました。 ■定点把握対象疾患 マイコプラズマ肺炎の報告が1人(1-4歳)ありました。 ○定点当たり報告数表(第19週5月12日13:00集計) |
(文:さいたま市提供) |
2020/05/08(金) |
さいたま市感染症発生動向調査(第18週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第18週(4月27日〜5月3日) ※今週は連休の影響を受け、定点報告医療機関数の減少(インフルエンザ41→29、小児科27→21、眼科8→7)のため、定点把握対象疾患の動向は参考値となります。 ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症23人(類型:患者22人、無症状病原体保有者1人)の報告があり、累計で142人(類型:患者133人、無症状病原体保有者9人)となりました。 ■定点把握対象疾患 感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加傾向でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/05/01(金) |
さいたま市感染症発生動向調査(第17週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2 年第17 週(4 月20 日〜4 月26 日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のレジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。 五類感染症の劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:G 群)、水痘(みずぼうそう)(入院例に限る)1 人(病型:検査診断例)、梅毒2 人(病型:早期顕症梅毒T期1 人、無症状病原体保有者1 人)、百日咳1 人(年齢:50 歳代)の報告がありました。梅毒の今年の累計は17 人となりました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症26 人(類型:患者22 人、無症状病原体保有者4 人、推定感染地域:国内26 人)の報告があり、累計で119 人となりました。 ■定点把握対象疾患 手足口病の報告が多い状況です。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/04/23(木) |
3つの「密」を避けましょう。(第16週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第16週(4月13日〜4月19日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管及び腸管外アメーバ症)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Klebsiellapneumoniae)の報告がありました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症38人(類型:患者35人、無症状病原体保有者3人、推定感染地域:国内38人)の報告があり、累計で94人となりました。 ☆3つの「密」を避けましょう。 新型コロナウイルスへの対策として、クラスター(集団)の発生を防止することが重要です。 日頃の生活の中で3つの「密」が重ならないよう工夫しましょう。 詳しくは首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html)をご覧ください。 ■定点把握対象疾患 流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加傾向でした。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/04/16(木) |
手洗いで感染症予防を!!(第15週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第15週(4月6日〜4月12日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の急性弛緩性麻痺1人(病型:病原体不明)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症31人(類型:患者30人、無症状病原体保有者1人、推定感染地域:国内31人)の報告がありました。 市ホームページに「新型コロナウイルス関連情報」が掲載されています。 ■定点把握対象疾患 伝染性紅斑(リンゴ病)の報告が増加傾向でした。 手足口病の報告が過去5年間の同時期と比較して多い状況です。 ☆手洗いで感染症予防を!! 感染症の予防には、流水と石けんによる手洗いが効果的です。 帰宅後、トイレの後、調理や食事の前など、こまめに手洗いをしましょう。 さいたま市感染症情報センターHPコンテンツ「手洗いのポイント」もご活用ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/04/09(木) |
海外渡航の際は感染症にもご注意を!(第14週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第14週(3月30日〜4月5日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のジカウイルス感染症1人(病型:ジカウイルス病、感染地域:インドネシア)の報告がありました。 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症1人の報告がありました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症20人(類型:患者20人、推定感染地域:国内20人)の報告がありました。 詳細情報は、市ホームページに掲載している「新型コロナウイルス関連情報」をご覧ください。 ☆海外渡航の際は感染症にもご注意を! アジアやアフリカなどの熱帯亜熱帯地域では、ジカウイルス感染症など蚊が媒介する感染症が流行しています。予防のため、虫除け薬や長袖の着用などで虫刺されを防ぎましょう。 詳細は、厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html)をご覧ください。 ■定点把握対象疾患 RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、手足口病の報告が増加傾向でした。 手足口病の報告が過去5年間の同時期と比較して多い状況です。 無菌性髄膜炎の報告が1人(30-34歳)ありました。 マイコプラズマ肺炎の報告が1人(5-9歳)ありました。 ※定点把握対象疾患の届出基準等が改正されました。 令和2年4月1日から、流行性角結膜炎の届出基準等が改正されました。 改正内容などの詳細は厚生労働省ホームページでご確認ください。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/04/02(木) |
さいたま市感染症発生動向調査(第13週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第13週(3月23日〜3月29日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 四類感染症のレジオネラ症1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。 五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、急性脳炎1人(病原体:不明)、後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期1人、無症状病原体保有者1人)の報告がありました。梅毒の今年の累計は14人となりました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症1人(類型:患者、年齢:40歳代、推定感染地域:国内)の報告がありました。 詳細情報は、市ホームページに掲載している「新型コロナウイルス関連情報」をご覧ください。 ■定点把握対象疾患 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。 咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、急性出血性結膜炎の報告が多い状況です。 細菌性髄膜炎の報告が1人(55-59歳)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |
2020/03/27(金) |
さいたま市感染症発生動向調査(第12週) |
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
令和2年第12週(3月16日〜3月22日) ■全数把握対象疾患(結核を除く) 五類感染症の侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒2人(病型:先天梅毒1人、無症状病原体保有者1人)、百日咳3人(年齢:0歳1人、8歳2人)の報告がありました。 指定感染症の新型コロナウイルス感染症1人(類型:患者、年齢:60歳代、推定感染地域:国内)の報告がありました。詳細情報は、市ホームページに掲載している「新型コロナウイルス関連情報」をご覧ください。 ☆先天梅毒について 先天梅毒は2006年以降4例目となります。妊娠中に梅毒に感染していると、赤ちゃんに先天梅毒が起こる可能性があります。妊婦健診をしっかり受診し、妊娠中の感染に注意しましょう。 ■定点把握対象疾患 手足口病、急性出血性結膜炎の報告が増加しました。 咽頭結膜熱(プール熱)の報告が多い状況です。 マイコプラズマ肺炎の報告が2人(10-14歳1人、40-44歳1人)ありました。 インフルエンザによる入院患者の報告が1人(20-24歳、B型)ありました。 |
(文:さいたま市提供) |