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■今週のこども感染症情報■
さいたま市では、市内の医師会と医療機関の協力を得て、感染症の流行状況を調べています。
この情報をもとに、さいたま市健康科学研究センター(感染症情報センター)で流行状況をまとめています。

当欄では、この情報の要約を毎週木曜日に掲載していきます。 なお、グラフ等・集計データを含んだ各回の詳細情報は、
さいたま市感染症情報センターホームページ を併せてご覧下さい。

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2016/09/28(水)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第38週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第38週(9月19日〜9月25日)

☆腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
O157などの腸管出血性大腸菌感染症は、菌に汚染された食品の摂取によるほか、感染者の便から二次的に感染します。予防のため、肉を焼く前後でトングや箸の使い分けを行い、中心部まで加熱しましょう。また、調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は流水と石けんでよく手を洗いましょう。

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:無症状病原体保有者3人、血清型:O26・3人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は32人となりました。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、後天性免疫不全症候群2人(病型:無症状病原体保有者2人)、侵襲性肺炎球菌感染症2人の報告がありました。

■定点把握対象疾患
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。市内過去5年間の同時期と比較して最も多い状況です。RSウイルス感染症は乳児がかかると重症化することがあり、注意が必要です。かぜ症状のある方は乳幼児への感染予防のため、手洗い、咳エチケットの徹底をお願いします。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の報告数が多い状況です。
無菌性髄膜炎の報告が1人(25-29歳)ありました。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(20-24歳)ありました。
(文:さいたま市提供)

2016/09/21(水)
梅毒の報告が増加しています!(第37週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第37週(9月12日〜9月18日)

☆梅毒の報告が増加しています!
梅毒の今年の累計は36人となり、2006年以降最も多い報告数となっています。詳細は、市感染症情報センターホームページ「さいたま市の梅毒報告状況」をご覧ください。

■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症2人(病型:患者、血清型:O26)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は29人となりました。
四類感染症のE型肝炎1人(推定感染地域:国内)、デング熱1人(病型:デング熱、推定感染地域:タイ、インド)の報告がありました。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管及び腸管外アメーバ症)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1人(菌種:Enterobactercloacae)、後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期2人)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.07人から1.52人(報告数38人)と増加しました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。
インフルエンザ、咽頭結膜熱(プール熱)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、水痘(みずぼうそう)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が多い状況が続いています。
細菌性髄膜炎の報告が1人(70歳以上)ありました。
マイコプラズマ肺炎の報告が1人(10-14歳)ありました。
(文:さいたま市提供)

2016/09/15(木)
さいたま市感染症発生動向調査[週報](第36週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第36週(9月5日〜9月11日)

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症2人(菌種:Klebsiellapneumoniae1人、Enterobacteraerogenes1人)、急性脳炎1人(病原体:不明)、侵襲性インフルエンザ菌感染症1人、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(早期顕症梅毒U期)の報告がありました。
梅毒の今年の累計は34人となり、2006年以降最も多い報告数となっています(2014年累計19人、2015年累計30人)。
10歳代及び20歳代での増加が目立っています。

■定点把握対象疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.15人から1.07人(報告数29人)となりました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)、伝染性紅斑(リンゴ病)の報告が増加しました。
流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
(文:さいたま市提供)

2016/09/08(木)
海外旅行では生ものに注意!(第35週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第35週(8月29日〜9月4日)

☆海外旅行では生ものに注意!
細菌性赤痢の今年の累計は4件となり、いずれも推定感染地域に海外が含まれています。細菌性赤痢は、上下水道が整備されていない等、衛生状態の悪い国で多くみられます。こういった国では、生水、氷、生の魚介類、生野菜、カットフルーツなどの食事は避けましょう。

★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の細菌性赤痢1人(病型:患者、菌種:S.sonnei、推定感染地域:イラン)の報告がありました。
四類感染症のデング熱1人(病型:デング熱、推定感染地域:フィリピン)、レジオネラ症1人(病型:肺炎型)の報告がありました。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、後天性免疫不全症候群2人(病型:AIDS・2人)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.88人から1.15人(報告数31人)と減少しました。しかし、市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、手足口病の報告が増加しました。
無菌性髄膜炎の報告が2人(25-29歳・1人、30-34歳・1人)ありました。
マイコプラズマ肺炎の報告が3人(5-9歳・3人)ありました。6週連続での報告となります。
(文:さいたま市提供)

2016/09/01(木)
麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか?(第34週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第34週(8月22日〜8月28日)

☆麻しん(はしか)の予防接種はお済みですか?
国立感染症研究所週報第26週によると、2016年第1〜26週に麻しんと診断された10例のうち、ワクチン接種歴がない、又は接種歴不明の症例が9例ありました。麻しんは、ワクチン接種が最も有効な予防手段です。定期接種対象の方は、早めに接種を受けましょう。また、海外渡航歴のある症例も多いため、流行地へ渡航される方は接種歴を確認の上、ワクチン接種をご検討ください。

★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:患者2人、無症状病原体保有者1人、血清型:O157・2人、O26・1人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の報告が多い状況が続いていて、今年の累計は27人となりました。予防のため、調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は、流水と石けんで充分手を洗いましょう。
五類感染症の播種性クリプトコックス症2人の報告がありました。

■定点把握対象疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.19人から1.88人(報告数47人)と増加しました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。
咽頭結膜熱(プール熱)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が増加しました。
マイコプラズマ肺炎の報告が2人(1-4歳・1人、30-34歳・1人)ありました。5週連続での報告となります。
(文:さいたま市提供)

2016/08/24(水)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第33週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第33週(8月15日〜8月21日)

※今週は夏季休暇の影響を受け、定点報告医療機関数の減少(インフルエンザ41→33、小児科27→21)のため、定点把握対象疾患の動向は参考値となります。

★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症1人(病型:患者、血清型:O157)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の報告が多い状況が続いていて、今年の累計は24人となりました。予防のため、肉を焼く前後でトングや箸の使い分けを行い、中心部までしっかり加熱しましょう。また、調理や食事の前、トイレやオムツ交換の後は、流水と石けんで充分手を洗いましょう。詳細は、市感染症情報センターホームページ「腸管出血性大腸菌感染症(O157など)」をご覧ください。

■定点把握対象疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の1.63人から1.19人(報告数25人)となりました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。
流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
無菌性髄膜炎の報告が1人(30-34歳)ありました。
マイコプラズマ肺炎の報告が2人(5-9歳・2人)ありました。
感染症の予防および拡大防止のため、流水と石けんによる手洗い、ウガイ、咳エチケットを行い、体調が悪いときは早めに休養しましょう。
(文:さいたま市提供)

2016/08/17(水)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第32週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第32週(8月8日〜8月14日)

★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症3人(病型:無症状病原体保有者3人、血清型:O26・3人)の報告がありました。
四類感染症のE型肝炎1人(推定感染地域:国内)の報告がありました。E型肝炎の2016年の累計は5人となり、2006年以降、最も多い状況となっています。予防のため、豚レバーや野生動物の肉などを調理する際は中心部までよく加熱しましょう。
五類感染症の急性脳炎1人(病原体:不明)、後天性免疫不全症候群1人(病型:AIDS)の報告がありました。

★ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!
■定点把握対象疾患
ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たり報告数は先週の5.30人から4.68(報告数89人)となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えていて、注意が必要です。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の2.48人から1.63人(報告数31人)となりました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎の報告が3人(10-14歳1人、15-19歳1人、25-29歳1人)ありました。
(文:さいたま市提供)

2016/08/10(水)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第31週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第31週(8月1日〜8月7日)

★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症12人(病型:患者6人、無症状病原体保有者6人、血清型:O26:11人、O157:1人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は20人となりました。予防のため、調理や食事の前、トイレ・オムツ交換の後は流水と石けんで手を洗いましょう。
四類感染症のレジオネラ症2人(病型:肺炎型2人)の報告がありました。
五類感染症のアメーバ赤痢1人(病型:腸管アメーバ症)、侵襲性肺炎球菌感染症1人、梅毒1人(病型:無症状病原体保有者)の報告がありました。

★ヘルパンギーナが流行警報レベルとなっています!
■定点把握対象疾患
ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)の定点当たり報告数は先週の6.85人から5.30人(報告数143人)となりました。流行警報終息基準値(定点当たり2人)を超えていて、注意が必要です。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の2.11人から2.48人(報告数67人)と増加しました。市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。
RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)の報告が増加しました。
流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。
百日咳の報告が1人(5歳)ありました。
無菌性髄膜炎の報告が2人(0歳1人、25-29歳1人)ありました。
マイコプラズマ肺炎の報告が4人(5-9歳2人、10-14歳1人、50-54歳1人)ありました。
(文:さいたま市提供)

2016/08/04(木)
腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!(第30週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第30週(7月25日〜7月31日)

★腸管出血性大腸菌感染症にご注意を!
■全数把握対象疾患(結核を除く)
三類感染症の腸管出血性大腸菌感染症4人(病型:患者1人、無症状病原体保有者3人、血清型:O263人、O1211人)の報告がありました。腸管出血性大腸菌感染症の今年の累計は8人となりました。五類感染症の急性脳炎1人(病原体:B群溶血性レンサ球菌)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:B群)、侵襲性髄膜炎菌感染症1人、梅毒1人(病型:早期顕症梅毒U期)の報告がありました。

★ヘルパンギーナが流行警報レベルとなりました!
■定点把握対象疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の2.37人から2.11人(報告数57人)と減少しました。
しかし、市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。RSウイルス感染症(乳幼児に気管支炎や肺炎を起こすことがある冬のかぜ)、手足口病の報告が増加しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。百日咳の報告が2人(10-14歳・2人)ありました。
無菌性髄膜炎の報告が1人(0歳)ありました。マイコプラズマ肺炎の報告が1人(10-14歳)ありました。
(文:さいたま市提供)

2016/07/28(木)
梅毒の報告が増加しています!(第29週)
さいたま市感染症発生動向調査(週報)
平成28年第29週(7月18日〜7月24日)

☆梅毒の報告が増加しています!
さいたま市の2016年第29週までの累計は31件となり、2006年以降最も多かった昨年(累計30件)を上回る報告となりました。昨年に引き続き、女性の報告数が増加しています。
梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。早期に治療しないと心臓、血管、脳など複数の臓器の障害につながることがあります。
感染が疑われる場合は、早めに受診しましょう。

■全数把握対象疾患(結核を除く)
五類感染症のウイルス性肝炎1人(病型:B型)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1人(血清群:G群)、後天性免疫不全症候群1人(病型:無症状病原体保有者)、梅毒2人(病型:早期顕症梅毒T期2人)の報告がありました。

■定点把握対象疾患
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の定点当たり報告数は、先週の2.88人から2.37人(報告数64人)と減少しました。しかし、市内の過去5年間の同時期と比較して最も多い状況が続いているため注意が必要です。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)、ヘルパンギーナ(口内炎を伴う夏かぜ)、流行性角結膜炎(はやり目)の報告が多い状況が続いています。細菌性髄膜炎の報告が1人(55-59歳)ありました。
夏型感染症の報告が増加しています。予防及び拡大防止のため、手洗い、ウガイ、咳エチケット、体調が悪い時は、早めの休養をお願いします。また、タオルやコップの共用は避けましょう。
(文:さいたま市提供)