ペットと共に暮らす毎日は賑やかで楽しいものです。
最近は「ペット」といっても多様化が進み、鳥類・うさぎ・フェレットなども家庭での飼育が珍しくないようですが、不動の1位・2位はやはり犬・猫。
平成28年の「全国犬猫飼育実態調査（一般社団法人ペットフード協会調べ）」によると、全国の推計飼育頭数合計は1,972万5千頭。犬と猫だけで、人間の子ども（15歳未満）の人口・約1,617万人を超える数に達しているのです。

しかし、生命には必ず、永遠の眠りにつく日が訪れます。

平均寿命が延び、犬と猫の全体平均で約14〜15（人間では約72〜76）歳という高齢化社会を迎えているとはいえ、いつか来る「その日」は避けられません。

今回ご紹介する「ペットメモリアル与野」は1998年創業。宗教・宗派を問わず、お引き取りから火葬・納骨までをお手伝いしています。
人間と同様の「立会い火葬（飼い主さんの立会いのもと個別に火葬し、お骨拾いを行う）」の割合は、以前は20％程度でしたが、現在では60％を占めているそうです。

納骨堂には、個別の霊座に、お骨や想い出の写真だけでなく、好きだったおもちゃやおやつ等が並べられており、それぞれの家庭での笑顔あふれる日々がしのばれます。
定期的に「法要祭（要予約・有料）」も行われ、寺院の僧侶により、丁重な読経と供養が行われています。

オーナーの小島さんは「ご家族の数、旅立ちの数だけエピソードがあります」と仰っていました。
与野本町駅から徒歩5分という便利な立地から、毎朝、開館時間にお参りをしてから通勤する方や、毎日お線香をあげに10年以上通われているご夫婦などもいらっしゃいます。
愛猫のお参りに来館していたご夫婦からお話を伺ったところ「とても親切に供養してくださるので、安心してお任せしています」「明るくて家庭的な雰囲気が気に入っています」とのこと。

利用者の居住地はさいたま市内が主ですが、ご紹介の輪が拡がり、蕨・戸田・川口・春日部・幸手など、県内各地から問い合わせがあるそうです。

ペットのことを、「一緒に暮らした動物」ではなく「ずっとこれからも家族の一員」とお考えの飼い主さんにこそ選んでほしい、やすらぎの空間です。