日本の伝統工芸品のひとつ『漆器』。
漆器の魅力を展示会にてお伝えします!
昭和59年から、今年で創業30周年を迎えた『漆宝堂』さんをご紹介いたします♪
「しっぽう」というと「七宝」の文字を連想される方が多いと思いますが、こちらは「漆宝」!
七の部分に『漆』の文字を当てています。
木の切り出しや加工、漆採りなど多くの人手や工夫を経て作られる漆器は、英語で「ジャパン」とも呼ばれ日本を代表する工芸品の一つです!
漆は漆の木の表面に傷をつけ、そこから出てくる乳白色の樹液を採取したものから作られます。
漆はとても貴重な原料で、毎年6月〜11月頃に採られるのですが、一本の木から採れる漆の量は約コップ1杯分くらいだそうです。
そんな漆から作る漆器はとても貴重だという意味を込めて『漆は宝』と店名の由来ともなっています。
また食文化が欧米化する中で、お茶椀を持って食事をする「日本ならではの食文化」を後世に伝えていきたいとの思いも込められています!
漆宝堂では、『見た目にも美しく、使いやすい』漆器の展示会を各地で開催!
漆器に盛りつけて料理を味わい、漆器の魅力を実感して頂くことを目的に行っています。
展示会には、多くの作家を招き漆器完成までの経緯や作品に対する想いなどを話していただくほか、漆器の使い方や洗い方、保管方法など総合提案を行っています。箱瀬淳一さんをはじめ、有名な作家さんも来られるので貴重な話が聞けることもポイントです!
漆器に盛りつけられた料理も、プロの料理人をお呼びし作ってもらっています。お客様と展示会でのコミュニケーションを通じて、漆器の良さ・魅力を伝えていく!五感で感じることのできる展示会なんて珍しいですよね?
9月5日・6日には、第118回うるしの会「田中勝重・土田和茂二人展」も開催します!今回は、30周年記念として蔵出し品も提供しております。
漆器で食べるご飯は、より一層ご飯の味を引き立ててくれます!
『漆宝堂』の展示会にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?