独自流儀の手打ちそばをご堪能ください!
今回は「伝承 内藤流手打そば あさきや」さんをご紹介します。
場所はさいたま市役所そばの国道17号沿い。
いかにも「老舗の蕎麦屋さん」な外観ですが、店内もまさにそんな感じです。
「あさきや」では信州佐久郡 内藤流のそば打ち技法を伝承したそばを味わえますが、難しいことを考えなくても、まずは「美味しいそば」という事で十分でしょう!
国産のそばの実を季節によって産地を変えて仕入れ、石臼挽きで自家製粉したそばを手打ちにします。
細くてコシがあり、風味と香りが際立つ挽きたて打ちたてのそばは流石の一言です。
産地の違いは食感や香りでも感じられますので、そばで季節も味わえます。
基本のもりそば、ざるそばをおさえたら、次は『真田六文銭陣中そば』(1,400円)をぜひ! 6段重ねの豪快な、お店の名物です。
そば3種(海苔付・胡麻付、とろろ)に 鰹節をのせた手打ちのもりうどん、薬味、最上段の天ぷら・煮物で6段となり、並べれば確かに六文銭の如きです。
上から食べるも良し、並べて好きな順番でいっても良し、と言ったところでしょうか?
様々な味が楽しめるのはもちろん、他のお客さんの注目も集められ、一石二鳥(?)です。
そのほか「鴨せいろ」や「穴子天せいろ」など、定番の人気メニューに加えてセットメニューなども取り揃えています。
季節のメニューも楽しみなところで、夏季には「ごぼう天そば」や「鳥唐おろしそば」などが登場します。
ちなみに唐揚げの本格的な味にもビックリで、店名からどうしてもそば にばかり注目が行ってしまいますが、実は煮物や付けあわせまで、供される全ての品が美味しいのです。
席は約40席で、個室の座敷もあります。
場所柄もあって、平日はサラリーマンが多く来店し、夜はお酒とおつまみに〆のそばの流れが定番ですが、土日は家族連れやカップルも多く来店します。
そば通でなくても、通い詰めたくなるお店です。